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第4章 アルヘナ動乱
第144話 チセの悩み
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チセは最近よく働く。
前から働き者ではあるのだが、魔獣討伐が終わった後も家での食事や掃除など、まるでメイドさんのようだ。
小さな体で、ちょこまかと動くさまは可愛くて微笑ましいのだが、その理由が良くない。
狩りや討伐の仕事で自分が役に立っていないという思いから、その他の細かな仕事を担おうとしている。
「チセ、お前は充分役に立っているんだぞ。魔獣を見つけるのは一番早いし魔弾銃で敵を倒すこともできている」
「そうよ、あなたのお陰で狩りがすごくしやすくなったのよ。成果だって上がっているわ」
「師匠。でもあたしはいつも安全な後ろの方にいて、前の危険な所は師匠に任せっきりです」
「バカね、チセ。そういうもんなのよ。前はユヅキで私達は後ろで上手く回ってるのよ」
「でも、あたしはアイシャやカリンみたいに強くないし……」
そうなのだ。チセの武器は魔弾銃だけで、その魔法の力は自分の力ではないと思っているようだ。魔弾を何発も撃てばそれだけ費用がかさむ。費用対効果は充分高く、気にすることはないと言ったのだが……。
自分は力が強いのに、俺のような近接戦ができないと言っている。それが一番の悩みのようだな。
チセは以前、剣とナイフの扱いを覚えようとしたがダメだった。元々小さな体でリーチがなく、力はあるのだが剣などの扱いが上手くできなくて諦めた経緯がある。
「チセ。前にこん棒を使った事もあったよな。あれはどうなった?」
「あれも剣と同じで連続で振れなくて……それに木だとすぐ壊れてしまうんですよ」
剣の振りを見た時もそうだったが、力任せの一撃はすごいのだが、その後の切り返しができない。実戦で複数の敵に囲まれたり、一撃が躱されると対応できなくなる。
そんなチセのために何かしてやりたいと、食後みんなと一緒に考える。
「チセの力を活かせる方法よね。ドワーフなんだからやっぱり大きな鉄のハンマーを持たせるとか」
「小さくて足も速いんだから、攻撃を躱しながら接近して投げナイフはどうかしら」
「いや、まずは服装からだろう。チセにはメイド服だよな、よく似合うぞ」
「ユヅキさん! まじめに考えてあげて」
アイシャに怒られてしまった。戦うメイドさんって、すごく絵になると思うんだがな。結局俺達で考えてもいい案は思いつかなかった。やはり武器の事なら武器屋だろうと、次の日チセと一緒に武器屋に行く事になった。
朝から武器屋に行き、チセが扱えそうな武器がないか探す。今回は剣とかでなく特殊な武器を見て回ろう。
「これは何だ?」
「はい、鎖の先の鉄球を振り回して敵に当てる武器です。反対側には鎌が付いていて接近戦もできる優れものです」
忍者が使うような武器だな。手に取って見てもらったが、チセは首を横に振る。
「この細長いのは?」
「最長の槍でございます。リーチがあるので馬に乗った騎兵などに有効でございます」
「こっちのごつい槍は」
「ハルバードと言いまして、少し重いですが突くだけでなく切ったり、こちら側で叩けば兜を割ることもできます」
チセに聞くと、これもダメなようだ。剣と同じく技術を伴う武器は苦手なようだな。
「この丸いのは?」
「魔法が得意でない、あなた様のような方が使う武器で、油がしみ込んだ玉に火をつけて投げたり、棒の先に付けて威嚇する物でございます」
チセは魔法が得意ではないが、投げる消耗品なら魔弾の方がましだ。やはりチセは首を横に振る。
「ただいま」
「おかえり、チセ。武器屋さんはどうだった?」
「全然だめです。あたしが使えるような武器はありませんでした」
「そう、残念だったわね。でも今のままで充分なんだから無理することないわよ」
アイシャが慰めてくれるが、チセは落ち込んだままだ。チセが欲しいのは、自分の力が活かせる接近戦の武器のようだな。
近接戦闘用の武器か~。前の世界の漫画やアニメの中では、すっごい武器がいっぱいあるんだけどな~
魔法ででっかくなるハンマーやら、ロケットエンジンで飛んでいく鉄球、ロケットパンチもあったな。
俺がニマニマしながら漫画に出てくる武器を描いていると、チセが覗き込んできた。
「師匠、それ何ですか?」
「お、おわっ。チセか。ちょっと漫画を描いてだな……」
「チセ、放っておきなさい。ユヅキは時々そういう、訳の分からない事をやってるのよ」
カリン。可哀想な人を見るような目はやめろ。
「でもこれ、面白いですね」
「そ~だろ。この大きなハンマーなんて後ろから炎が噴き出して、すごい勢いで回すんだぞ」
「うわ~。すごいです」
うん、うん。チセならこの凄さが分かってくれるか。俺は調子に乗って他の絵も見せる。
「こっちは、腕が飛んでいく究極の武器だぞ」
「へぇ~。飛んで行った後、どーやって拾いに行くんでしょうね~」
描いた巨大ロボの武器や、ゲームに出てくる巨大なブーメランなどチセに説明しながら悦に入っていると、カリンが口を挟んできた。
「そんなの、妄想よ、妄想。実際にあるわけないじゃん」
「何言ってんだよ。俺の国にはな、こんなのがいっぱい……。いや、現実には無かったな」
「ほらね。チセもこんなのと付き合っていると頭悪くなるわよ。それよりおしゃれな服の事考えた方がいいわよ」
ふん、お前のお気楽な頭よりましだよ。
でもこの世界にチセに合う武器が無いなら、新しく作ればいいんじゃないか。その後も、俺は前の世界の独特な武器を思い浮かべていった。
武器だけでなく、今度はチセが活躍する漫画のワンシーンのようなものを描いて見せる。
「チセ、チセ。これなんかどうだ。すごく強そうだぞ」
「また、くだらない物を描いてるの」
ふん、お前に見せるためじゃないやい。チセの気晴らしになればと描いたんだからな。いくつか描いた絵の中に興味を持ったのがあったのかチセが指差す。
「師匠、これは何ですか?」
それは確か戦闘メイドさんだったか、サイボーグやらが腕に取り付けて、敵をぶん殴る武器だったな。
「それはな、巨大な鉄の腕を手に被せて持つんだ。その腕で敵を殴りつける。ほら前面はちゃんと拳の形をしてるだろう。これで殴られた奴は吹っ飛んでいって星になるんだぞ」
そんなシーンの漫画を見たことがある。
「吹っ飛ぶんですか? すごいですね。それにこの大きな腕もカッコイイです」
鎧を兼ねていて手の先から肘の部分までが、全て鉄で覆われている大きな武器だ。ピカピカに光る銀色の両腕はカッコイイよな。
「チセ、気に入ってくれたか」
武器屋にもこんな系統の武器は売ってなかった。これは重量物で殴るという単純なもので、極端に言えば岩を持って殴りにいくようなもんだ。技術的なものはないから、チセに合っているかもしれんな。
「よし、これを作ろう!」
前から働き者ではあるのだが、魔獣討伐が終わった後も家での食事や掃除など、まるでメイドさんのようだ。
小さな体で、ちょこまかと動くさまは可愛くて微笑ましいのだが、その理由が良くない。
狩りや討伐の仕事で自分が役に立っていないという思いから、その他の細かな仕事を担おうとしている。
「チセ、お前は充分役に立っているんだぞ。魔獣を見つけるのは一番早いし魔弾銃で敵を倒すこともできている」
「そうよ、あなたのお陰で狩りがすごくしやすくなったのよ。成果だって上がっているわ」
「師匠。でもあたしはいつも安全な後ろの方にいて、前の危険な所は師匠に任せっきりです」
「バカね、チセ。そういうもんなのよ。前はユヅキで私達は後ろで上手く回ってるのよ」
「でも、あたしはアイシャやカリンみたいに強くないし……」
そうなのだ。チセの武器は魔弾銃だけで、その魔法の力は自分の力ではないと思っているようだ。魔弾を何発も撃てばそれだけ費用がかさむ。費用対効果は充分高く、気にすることはないと言ったのだが……。
自分は力が強いのに、俺のような近接戦ができないと言っている。それが一番の悩みのようだな。
チセは以前、剣とナイフの扱いを覚えようとしたがダメだった。元々小さな体でリーチがなく、力はあるのだが剣などの扱いが上手くできなくて諦めた経緯がある。
「チセ。前にこん棒を使った事もあったよな。あれはどうなった?」
「あれも剣と同じで連続で振れなくて……それに木だとすぐ壊れてしまうんですよ」
剣の振りを見た時もそうだったが、力任せの一撃はすごいのだが、その後の切り返しができない。実戦で複数の敵に囲まれたり、一撃が躱されると対応できなくなる。
そんなチセのために何かしてやりたいと、食後みんなと一緒に考える。
「チセの力を活かせる方法よね。ドワーフなんだからやっぱり大きな鉄のハンマーを持たせるとか」
「小さくて足も速いんだから、攻撃を躱しながら接近して投げナイフはどうかしら」
「いや、まずは服装からだろう。チセにはメイド服だよな、よく似合うぞ」
「ユヅキさん! まじめに考えてあげて」
アイシャに怒られてしまった。戦うメイドさんって、すごく絵になると思うんだがな。結局俺達で考えてもいい案は思いつかなかった。やはり武器の事なら武器屋だろうと、次の日チセと一緒に武器屋に行く事になった。
朝から武器屋に行き、チセが扱えそうな武器がないか探す。今回は剣とかでなく特殊な武器を見て回ろう。
「これは何だ?」
「はい、鎖の先の鉄球を振り回して敵に当てる武器です。反対側には鎌が付いていて接近戦もできる優れものです」
忍者が使うような武器だな。手に取って見てもらったが、チセは首を横に振る。
「この細長いのは?」
「最長の槍でございます。リーチがあるので馬に乗った騎兵などに有効でございます」
「こっちのごつい槍は」
「ハルバードと言いまして、少し重いですが突くだけでなく切ったり、こちら側で叩けば兜を割ることもできます」
チセに聞くと、これもダメなようだ。剣と同じく技術を伴う武器は苦手なようだな。
「この丸いのは?」
「魔法が得意でない、あなた様のような方が使う武器で、油がしみ込んだ玉に火をつけて投げたり、棒の先に付けて威嚇する物でございます」
チセは魔法が得意ではないが、投げる消耗品なら魔弾の方がましだ。やはりチセは首を横に振る。
「ただいま」
「おかえり、チセ。武器屋さんはどうだった?」
「全然だめです。あたしが使えるような武器はありませんでした」
「そう、残念だったわね。でも今のままで充分なんだから無理することないわよ」
アイシャが慰めてくれるが、チセは落ち込んだままだ。チセが欲しいのは、自分の力が活かせる接近戦の武器のようだな。
近接戦闘用の武器か~。前の世界の漫画やアニメの中では、すっごい武器がいっぱいあるんだけどな~
魔法ででっかくなるハンマーやら、ロケットエンジンで飛んでいく鉄球、ロケットパンチもあったな。
俺がニマニマしながら漫画に出てくる武器を描いていると、チセが覗き込んできた。
「師匠、それ何ですか?」
「お、おわっ。チセか。ちょっと漫画を描いてだな……」
「チセ、放っておきなさい。ユヅキは時々そういう、訳の分からない事をやってるのよ」
カリン。可哀想な人を見るような目はやめろ。
「でもこれ、面白いですね」
「そ~だろ。この大きなハンマーなんて後ろから炎が噴き出して、すごい勢いで回すんだぞ」
「うわ~。すごいです」
うん、うん。チセならこの凄さが分かってくれるか。俺は調子に乗って他の絵も見せる。
「こっちは、腕が飛んでいく究極の武器だぞ」
「へぇ~。飛んで行った後、どーやって拾いに行くんでしょうね~」
描いた巨大ロボの武器や、ゲームに出てくる巨大なブーメランなどチセに説明しながら悦に入っていると、カリンが口を挟んできた。
「そんなの、妄想よ、妄想。実際にあるわけないじゃん」
「何言ってんだよ。俺の国にはな、こんなのがいっぱい……。いや、現実には無かったな」
「ほらね。チセもこんなのと付き合っていると頭悪くなるわよ。それよりおしゃれな服の事考えた方がいいわよ」
ふん、お前のお気楽な頭よりましだよ。
でもこの世界にチセに合う武器が無いなら、新しく作ればいいんじゃないか。その後も、俺は前の世界の独特な武器を思い浮かべていった。
武器だけでなく、今度はチセが活躍する漫画のワンシーンのようなものを描いて見せる。
「チセ、チセ。これなんかどうだ。すごく強そうだぞ」
「また、くだらない物を描いてるの」
ふん、お前に見せるためじゃないやい。チセの気晴らしになればと描いたんだからな。いくつか描いた絵の中に興味を持ったのがあったのかチセが指差す。
「師匠、これは何ですか?」
それは確か戦闘メイドさんだったか、サイボーグやらが腕に取り付けて、敵をぶん殴る武器だったな。
「それはな、巨大な鉄の腕を手に被せて持つんだ。その腕で敵を殴りつける。ほら前面はちゃんと拳の形をしてるだろう。これで殴られた奴は吹っ飛んでいって星になるんだぞ」
そんなシーンの漫画を見たことがある。
「吹っ飛ぶんですか? すごいですね。それにこの大きな腕もカッコイイです」
鎧を兼ねていて手の先から肘の部分までが、全て鉄で覆われている大きな武器だ。ピカピカに光る銀色の両腕はカッコイイよな。
「チセ、気に入ってくれたか」
武器屋にもこんな系統の武器は売ってなかった。これは重量物で殴るという単純なもので、極端に言えば岩を持って殴りにいくようなもんだ。技術的なものはないから、チセに合っているかもしれんな。
「よし、これを作ろう!」
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