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第3章 ドワーフ編
第98話 ドワーフの町の観光
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「チセちゃん、おはよう。今日この町を案内してくれるんですってね」
「ええ、皆さんこっちですよ」
笑顔で案内してくれるドワーフの少女チセは、反抗組織との連絡役として俺達に付いてくれることになった。
こんな小さな子がメンバーだとは思われていないようで、ノーマークだそうだ。これで直接メンバーと会わずに連絡を取り合うことができる。
「この町は小さな町なので、どこで誰が見ているか分かりません。ユヅキさんが言っていた武器の運搬もあたし達で行ないます」
笑顔で案内するふりをしながら、言っていることは過激なものだ。
「それなら、ゴーエンさんに言って、メイケル商会に商売品として渡すようにしよう」
メイケル商会とは反抗組織の表向きの顔だ。組織に俺達が持ってきた予備の魔道弓を渡して戦力増強を図る。戦い慣れしていない者も参加できるように訓練してもらう。
町を歩きながら打ち合わせをして昼を過ぎた頃、広場のベンチに座って飲み物を飲みながら休憩する。
「チセちゃん。昨日、なぜ展望台で倒れていたんだ?」
「あれは領主の動向を監視していたんです。あんな所に人が来るなんて思っていませんでした。それとユヅキさんに『ちゃん』付けされるのは、なんだか嫌です」
「そうでしょうね。こんなおじさんに『ちゃん』付けで呼ばれると、犯罪の臭いがするわよね」
「カリンちゃん、こんないい男を前にそんなこと言うなんて、恥ずかしがりやさんかな。カ・リ・ン・ちゃん」
「あんたのそういうとこが嫌なのよ。黒焦げにしてあげましょうか」
すぐに挑発に乗る単純な奴め。だが俺も負けてられんぞ! やるってんならやってやろうじゃね~か。拳を握り、カリンと睨み合う。
「あっ、いえ、そういうことではなくてですね。あたしの名付け親が人族ですし、チセと呼んでもらえればいいです」
もじもじしながら、上目遣いで言ってくる。人族に親しみがあり、家族のように接してほしいようだな。その程度の頼み、応じてあげないと。
「じゃあ、チセ。俺がこの町に来たのは、特殊なガラス細工を作ってもらうためなんだ。珍しいガラスを作ってるとこ知らないか?」
「あたしのお義父さん、ガラス職人ですよ。聞いたら分かるかもしれません」
「これくらいの大きさの、透明で丸くて薄いものなんだが」
「それなら、これですか? お義父さんにもらった誕生日プレゼントなんですけど」
胸元から透明なガラス細工のペンダントを出して見せてくれた。これはあのイヤリングと同じガラス細工だ!
「うぉー、これだ!! これをチセのお義父さんが作ったのか。どうやって作った。材料はなんだ。もっとでかいのはあるのか~」
「ユ、ユヅキさん。落ち着いて」
「ユヅキ、そんないっぺんに聞いても分かる訳ないじゃん」
探していたレンズが目の前に出てきて、少し興奮してしまったみたいだ。
「す、すまない。チセ、これはお義父さんが作ったものなのか?」
「多分そうだと思います。……ユヅキさん、急に大きな声出してびっくりしました」
「そうなのよ、ユヅキは時々こうなっちゃうの。面白いでしょ」
人を壊れたロボットみたいに言いやがって、まあいい。待望のレンズが見つかったんだからな。
「チセ、お義父さんにどうやって作ってるのか、他にも無いか聞いてくれるか」
「はい、分かりました」
「それと、これで太陽を見ちゃいけないことは知っているか?」
「ええ、お義父さんに聞いていますよ」
なるほど、レンズの特性も知っているのか。それなら期待が持てそうだな。
その後、チセとは別れてゴーエンさんの家に行って、メイケル商会に荷物を渡してもらうように依頼する。
「俺達は宿屋に泊まっているから、何かあったら連絡してくれ」
「あんた達には世話になったのに、こんなことになってすまんな」
「気にするな。この町で目的の物も見つかったし、来て良かったと思ってるよ。後は俺達で何とかするから」
すまなそうにしているゴーエンさんに手を振って、俺達は宿屋に戻る。
部屋に入ると置いていた鞄の位置が少しずれている。俺達が外に出ている間に、荷物を確認したな。
これは想定済みで見られて困るものは置いていない。入り口から一番遠い部屋で3人一緒に食事をする。
「盗聴器って知っているか?」
「トウチョウ……、なんていったの? ユヅキは時々分からないこと言うわね」
遠くから人の話を聞くものだと説明したが、カリンは知らないようだ。そんな魔道具が存在するかは知らんが、杞憂であればいいのだが。
「知らないならいいんだ。小さな声なら外に聞こえることもあるまい」
俺達は小声で話をする。
「明日もチセちゃんに、町の案内してもらうんだよね」
「そうだな、でも小さな町だから、観光のふりは明日までだな」
「後は道具や武器の整備をするってことで、工房を回ればいいんじゃないかしら」
「まあ、自然な形で街中にいれるようにしていこう」
翌日、チセと合流して町を観光する振りをする。
「ユヅキさんが昨日言っていたガラス細工、お義父さんからもらってきました」
大きなレンズと小さなレンズが1枚ずつ布に丁寧に包まれている。
「うぉー、これだよ、これ!!」
「ユヅキさん、また声大きくなってるわよ」
「いや~。すまん、すまん」
「そのガラスは、昔お義父さんが人族の方から依頼されて作った物だそうです。作り方も人族から教わったって言っていました。今は腕が鈍らないように、練習で小さい方を時々作っているそうです」
人族の技術か……どんな人物か知らんが、俺と同じような事を考えていたのかも知れんな。この世界には無い技術で、それを作ってもらうためにこのドワーフの町を訪れたのだろうか。
「大きな方はこれ1枚だけなのか?」
「ええ、昔作った試作品を残していたようです。今から作るとかなり時間がかかるそうですよ」
そうだろうな、レンズ磨きは相当な技術が必要だし時間もかかる。
「これを何に使うのか、聞いていないか?」
「それは分からないそうです。人族の魔道具の一部じゃないかって言ってました」
ちゃんとした望遠鏡を作るには、ピント調節や正確に光軸を合わせる鏡筒が要るからな。
「そのガラスはユヅキさんに報酬の一部として渡してくれって、お義父さんが言ってましたよ」
「えっ、もらっていいの?」
「ええ。前に聞いた戦い方の話で、希望が見えたって喜んでましたから」
「それなら遠慮なくもらっておくよ。ありがとう」
レンズを布に包んで、傷つかないようにポケットに入れる。
「チセ。明日昼頃、高台の坑道で武器の説明などしたいんだ。集まれる者だけ集まってくれないかな」
「はい。みんなに連絡しておきますね」
「ええ、皆さんこっちですよ」
笑顔で案内してくれるドワーフの少女チセは、反抗組織との連絡役として俺達に付いてくれることになった。
こんな小さな子がメンバーだとは思われていないようで、ノーマークだそうだ。これで直接メンバーと会わずに連絡を取り合うことができる。
「この町は小さな町なので、どこで誰が見ているか分かりません。ユヅキさんが言っていた武器の運搬もあたし達で行ないます」
笑顔で案内するふりをしながら、言っていることは過激なものだ。
「それなら、ゴーエンさんに言って、メイケル商会に商売品として渡すようにしよう」
メイケル商会とは反抗組織の表向きの顔だ。組織に俺達が持ってきた予備の魔道弓を渡して戦力増強を図る。戦い慣れしていない者も参加できるように訓練してもらう。
町を歩きながら打ち合わせをして昼を過ぎた頃、広場のベンチに座って飲み物を飲みながら休憩する。
「チセちゃん。昨日、なぜ展望台で倒れていたんだ?」
「あれは領主の動向を監視していたんです。あんな所に人が来るなんて思っていませんでした。それとユヅキさんに『ちゃん』付けされるのは、なんだか嫌です」
「そうでしょうね。こんなおじさんに『ちゃん』付けで呼ばれると、犯罪の臭いがするわよね」
「カリンちゃん、こんないい男を前にそんなこと言うなんて、恥ずかしがりやさんかな。カ・リ・ン・ちゃん」
「あんたのそういうとこが嫌なのよ。黒焦げにしてあげましょうか」
すぐに挑発に乗る単純な奴め。だが俺も負けてられんぞ! やるってんならやってやろうじゃね~か。拳を握り、カリンと睨み合う。
「あっ、いえ、そういうことではなくてですね。あたしの名付け親が人族ですし、チセと呼んでもらえればいいです」
もじもじしながら、上目遣いで言ってくる。人族に親しみがあり、家族のように接してほしいようだな。その程度の頼み、応じてあげないと。
「じゃあ、チセ。俺がこの町に来たのは、特殊なガラス細工を作ってもらうためなんだ。珍しいガラスを作ってるとこ知らないか?」
「あたしのお義父さん、ガラス職人ですよ。聞いたら分かるかもしれません」
「これくらいの大きさの、透明で丸くて薄いものなんだが」
「それなら、これですか? お義父さんにもらった誕生日プレゼントなんですけど」
胸元から透明なガラス細工のペンダントを出して見せてくれた。これはあのイヤリングと同じガラス細工だ!
「うぉー、これだ!! これをチセのお義父さんが作ったのか。どうやって作った。材料はなんだ。もっとでかいのはあるのか~」
「ユ、ユヅキさん。落ち着いて」
「ユヅキ、そんないっぺんに聞いても分かる訳ないじゃん」
探していたレンズが目の前に出てきて、少し興奮してしまったみたいだ。
「す、すまない。チセ、これはお義父さんが作ったものなのか?」
「多分そうだと思います。……ユヅキさん、急に大きな声出してびっくりしました」
「そうなのよ、ユヅキは時々こうなっちゃうの。面白いでしょ」
人を壊れたロボットみたいに言いやがって、まあいい。待望のレンズが見つかったんだからな。
「チセ、お義父さんにどうやって作ってるのか、他にも無いか聞いてくれるか」
「はい、分かりました」
「それと、これで太陽を見ちゃいけないことは知っているか?」
「ええ、お義父さんに聞いていますよ」
なるほど、レンズの特性も知っているのか。それなら期待が持てそうだな。
その後、チセとは別れてゴーエンさんの家に行って、メイケル商会に荷物を渡してもらうように依頼する。
「俺達は宿屋に泊まっているから、何かあったら連絡してくれ」
「あんた達には世話になったのに、こんなことになってすまんな」
「気にするな。この町で目的の物も見つかったし、来て良かったと思ってるよ。後は俺達で何とかするから」
すまなそうにしているゴーエンさんに手を振って、俺達は宿屋に戻る。
部屋に入ると置いていた鞄の位置が少しずれている。俺達が外に出ている間に、荷物を確認したな。
これは想定済みで見られて困るものは置いていない。入り口から一番遠い部屋で3人一緒に食事をする。
「盗聴器って知っているか?」
「トウチョウ……、なんていったの? ユヅキは時々分からないこと言うわね」
遠くから人の話を聞くものだと説明したが、カリンは知らないようだ。そんな魔道具が存在するかは知らんが、杞憂であればいいのだが。
「知らないならいいんだ。小さな声なら外に聞こえることもあるまい」
俺達は小声で話をする。
「明日もチセちゃんに、町の案内してもらうんだよね」
「そうだな、でも小さな町だから、観光のふりは明日までだな」
「後は道具や武器の整備をするってことで、工房を回ればいいんじゃないかしら」
「まあ、自然な形で街中にいれるようにしていこう」
翌日、チセと合流して町を観光する振りをする。
「ユヅキさんが昨日言っていたガラス細工、お義父さんからもらってきました」
大きなレンズと小さなレンズが1枚ずつ布に丁寧に包まれている。
「うぉー、これだよ、これ!!」
「ユヅキさん、また声大きくなってるわよ」
「いや~。すまん、すまん」
「そのガラスは、昔お義父さんが人族の方から依頼されて作った物だそうです。作り方も人族から教わったって言っていました。今は腕が鈍らないように、練習で小さい方を時々作っているそうです」
人族の技術か……どんな人物か知らんが、俺と同じような事を考えていたのかも知れんな。この世界には無い技術で、それを作ってもらうためにこのドワーフの町を訪れたのだろうか。
「大きな方はこれ1枚だけなのか?」
「ええ、昔作った試作品を残していたようです。今から作るとかなり時間がかかるそうですよ」
そうだろうな、レンズ磨きは相当な技術が必要だし時間もかかる。
「これを何に使うのか、聞いていないか?」
「それは分からないそうです。人族の魔道具の一部じゃないかって言ってました」
ちゃんとした望遠鏡を作るには、ピント調節や正確に光軸を合わせる鏡筒が要るからな。
「そのガラスはユヅキさんに報酬の一部として渡してくれって、お義父さんが言ってましたよ」
「えっ、もらっていいの?」
「ええ。前に聞いた戦い方の話で、希望が見えたって喜んでましたから」
「それなら遠慮なくもらっておくよ。ありがとう」
レンズを布に包んで、傷つかないようにポケットに入れる。
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