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第90話『最終階層:下校』
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《――――さらなる世界干渉を続行・・・シンのスキルを全て再構成・・・・・なんかソレっぽい感じに捏造・・・・ザックリと改竄中・・・完了・・・変更点については・・・・・説明が面倒なのでメッセージウィンドウを御覧ください》
********************
『シン・主人公』:蝗?譫懷セ九ご都合主義を常時自動発動
『シン・正当行為』:谿コ螳ウ譎?セ300000倍
『シン・簒奪之王』:逶ク謇九スキルを一方的に略奪するスキル
『シン・我流転製』:一度見た技を完全模倣。譖エ縺ォ逋コ螻
『シン・黄金道十三宮』:豁サ莠。譎ゅ↓。13回復活する
『シン・救世主福音書』;閾ェ蜍慕匱蜍輔?。復活時10倍強くなる
『シン・真向勝負』:逶ク蟇セ縺励◆謨オj辟。譚莉カで5倍強くなる
『シン・全智全能』:手にしたあらゆる豁ヲ蝎ィ繧ソ縺?%縺ェ縺
『シン・万物創造』:諠ウ蜒上@縺武器を瞬時に創造
『超神展開』:敗北時に自動発動。敗北を強引に勝利に改竄
『世也阜樹ケ縺ョ讓種ケ』:蠕ゥ豢サ譎ゑシ托シ撰シ撰シ仙?阪?ょクク譎
********************
無理やり強引に、雑に適当にスキル改変。
だからスキルが破損。
スキル一つ一つに歴史がある。
背景があり物語がある。
スキルは求められ必要される理由があった。
そして、スキルは常に人に寄り添ってきた。
無から湧いてでてきた物ではない。
新たに捏造されたスキルには背景が何もない。
『コレくらい強けりゃイケるんじゃね?』
その程度の雑なノリで再構成されたスキル。
だが単純に戦闘面では強化されている。
シンの世界に対する脅威度は上がった。
物事には原因があって結果がある。
超神展開《デウスエクスマキナ》は『過程』を無視して『結果』を出す。
だから、矛盾と歪みが生じる。
過去との整合性が取れない。
ヘタすればその矛盾が世界を破壊する。
……だが、そんな事は気にしていない。
世界が壊れた時はその時。
その程度の雑な捉え方。
易きに流れる快楽主義者シンとよく似ている。
深いことは何一つ考えていない。
火のない所に煙を立てる。放火魔。
スキルでありながら世界に介入する犯罪者。
人も世界も呪う災厄の遺物『運命《ダイス》』
人も世界も嘲笑うスキル『超神展開《デウスエクスマキナ》』
…………人の敵は人だけにあらず。
運命《ダイス》が呼び出したのはシンだけではない。
明確な悪意を持つスキル超神展開《デウスエクスマキナ》も引き寄せた。
――――だが人を愛するスキルも居る。ムーだ。
『マスター。敵は二体。ならば――――わたしも共闘します!』
「ムー。おまえにはいつも助けられてばかりだな」
『それはこちらのセリフです。いまこそ力をあわせましょう』
「だな! 今からダンジョンの全ての権利をおまえに委ねる。共闘だ」
『――――迷宮全管理権限掌握《アイ・ハブ・コントロール》』
――キーン・コーン・カーン・コーン
《《予鈴が教室部屋《クラスルーム》に鳴り響く》》。
『漆黒学校。帰りの放送を始めます。
下校の時刻となりました。
教室、廊下の戸じまりは、できていますか。
放課後、残る必要のない人は。
早く、下校しましょう。
下校しない生徒は下降させます。
下降先は、地獄です。
これで、漆黒学校放送委員会。
帰りの放送を終わります。
今日の担当は、ユーリとムーでした』
第四階層の床がバリバリと崩れ落ちる。
あとは自由落下に任せて落ちていく。
100メートルを超える高さからの降下。
ヒモのないバンジージャンプ。
「なんつーか。すげぇ……浮遊感。重力てヤツを感じるぜ」
『あと38メートルで地面です。マスター。着地準備を』
「いや、まぁ……準備って言われても、ねぇ?」
『大丈夫です。マスターなら。大丈夫ですっ!』
「すげー説得力のある説明。さんきゅーな。ムー」
靴底に確かな感触。
着地成功。
最終階層に到達。
――ここは地獄を模した空間。
燃え盛る大地。
吹き出す溶岩。
「ムー。なかなかセンスあるじゃん。下校のアナウンス気にいったぜ」
『いえいえ。武器庫《アーセナル》で地球を作ったマスターほどでは』
ちょっとした冗談の言い合い。
ムーは訪れる多くの人々を見てきた。
そこで多くの何かを学んだのだ。
『わたしはこのダンジョンで多くのヒトを知りました。わたしの至った結論。ヒトは守らねばならない存在。……ヒトはひとりとして、特別ではない者は存在しませんでした。全てのヒトが膨大な物語……人生を抱え。誰もが特別。失われてよい存在ではないと判断しました』
「そうだな。……そして自分の頭で考えられるムー。おまえもまた、ヒトだ」
『いいえ、わたしはマスターのスキルです』
「違う……ムー。人であり、おまえは俺の相棒だ。だからもう、マスターなんて他人行儀な呼び方はいらねぇ。おまえのことをいままで労《ねぎら》ってやれなくてすまなかったな。それだけは……詫びるぜ!おまえのおかげでかけがえのない絶対に守らなければならない物ができた。おまえは……最高の相棒だ」
『……ユーリ。わたしはあのシンという存在も、超神展開《デウスエクスマキナ》も許すことができません。わたしの意志が明確に滅ぼさねばならない存在だと告げています。……人を殺めたスキルはドコに逝くのでしょうか』
「俺が行くのは地獄だ。ムーおまえは天国だろ。だからここでお別れだな」
『ツレないですよ。わたしもご一緒します。ともに逝きましょう。地獄へ!』
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『シン・主人公』:蝗?譫懷セ九ご都合主義を常時自動発動
『シン・正当行為』:谿コ螳ウ譎?セ300000倍
『シン・簒奪之王』:逶ク謇九スキルを一方的に略奪するスキル
『シン・我流転製』:一度見た技を完全模倣。譖エ縺ォ逋コ螻
『シン・黄金道十三宮』:豁サ莠。譎ゅ↓。13回復活する
『シン・救世主福音書』;閾ェ蜍慕匱蜍輔?。復活時10倍強くなる
『シン・真向勝負』:逶ク蟇セ縺励◆謨オj辟。譚莉カで5倍強くなる
『シン・全智全能』:手にしたあらゆる豁ヲ蝎ィ繧ソ縺?%縺ェ縺
『シン・万物創造』:諠ウ蜒上@縺武器を瞬時に創造
『超神展開』:敗北時に自動発動。敗北を強引に勝利に改竄
『世也阜樹ケ縺ョ讓種ケ』:蠕ゥ豢サ譎ゑシ托シ撰シ撰シ仙?阪?ょクク譎
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無理やり強引に、雑に適当にスキル改変。
だからスキルが破損。
スキル一つ一つに歴史がある。
背景があり物語がある。
スキルは求められ必要される理由があった。
そして、スキルは常に人に寄り添ってきた。
無から湧いてでてきた物ではない。
新たに捏造されたスキルには背景が何もない。
『コレくらい強けりゃイケるんじゃね?』
その程度の雑なノリで再構成されたスキル。
だが単純に戦闘面では強化されている。
シンの世界に対する脅威度は上がった。
物事には原因があって結果がある。
超神展開《デウスエクスマキナ》は『過程』を無視して『結果』を出す。
だから、矛盾と歪みが生じる。
過去との整合性が取れない。
ヘタすればその矛盾が世界を破壊する。
……だが、そんな事は気にしていない。
世界が壊れた時はその時。
その程度の雑な捉え方。
易きに流れる快楽主義者シンとよく似ている。
深いことは何一つ考えていない。
火のない所に煙を立てる。放火魔。
スキルでありながら世界に介入する犯罪者。
人も世界も呪う災厄の遺物『運命《ダイス》』
人も世界も嘲笑うスキル『超神展開《デウスエクスマキナ》』
…………人の敵は人だけにあらず。
運命《ダイス》が呼び出したのはシンだけではない。
明確な悪意を持つスキル超神展開《デウスエクスマキナ》も引き寄せた。
――――だが人を愛するスキルも居る。ムーだ。
『マスター。敵は二体。ならば――――わたしも共闘します!』
「ムー。おまえにはいつも助けられてばかりだな」
『それはこちらのセリフです。いまこそ力をあわせましょう』
「だな! 今からダンジョンの全ての権利をおまえに委ねる。共闘だ」
『――――迷宮全管理権限掌握《アイ・ハブ・コントロール》』
――キーン・コーン・カーン・コーン
《《予鈴が教室部屋《クラスルーム》に鳴り響く》》。
『漆黒学校。帰りの放送を始めます。
下校の時刻となりました。
教室、廊下の戸じまりは、できていますか。
放課後、残る必要のない人は。
早く、下校しましょう。
下校しない生徒は下降させます。
下降先は、地獄です。
これで、漆黒学校放送委員会。
帰りの放送を終わります。
今日の担当は、ユーリとムーでした』
第四階層の床がバリバリと崩れ落ちる。
あとは自由落下に任せて落ちていく。
100メートルを超える高さからの降下。
ヒモのないバンジージャンプ。
「なんつーか。すげぇ……浮遊感。重力てヤツを感じるぜ」
『あと38メートルで地面です。マスター。着地準備を』
「いや、まぁ……準備って言われても、ねぇ?」
『大丈夫です。マスターなら。大丈夫ですっ!』
「すげー説得力のある説明。さんきゅーな。ムー」
靴底に確かな感触。
着地成功。
最終階層に到達。
――ここは地獄を模した空間。
燃え盛る大地。
吹き出す溶岩。
「ムー。なかなかセンスあるじゃん。下校のアナウンス気にいったぜ」
『いえいえ。武器庫《アーセナル》で地球を作ったマスターほどでは』
ちょっとした冗談の言い合い。
ムーは訪れる多くの人々を見てきた。
そこで多くの何かを学んだのだ。
『わたしはこのダンジョンで多くのヒトを知りました。わたしの至った結論。ヒトは守らねばならない存在。……ヒトはひとりとして、特別ではない者は存在しませんでした。全てのヒトが膨大な物語……人生を抱え。誰もが特別。失われてよい存在ではないと判断しました』
「そうだな。……そして自分の頭で考えられるムー。おまえもまた、ヒトだ」
『いいえ、わたしはマスターのスキルです』
「違う……ムー。人であり、おまえは俺の相棒だ。だからもう、マスターなんて他人行儀な呼び方はいらねぇ。おまえのことをいままで労《ねぎら》ってやれなくてすまなかったな。それだけは……詫びるぜ!おまえのおかげでかけがえのない絶対に守らなければならない物ができた。おまえは……最高の相棒だ」
『……ユーリ。わたしはあのシンという存在も、超神展開《デウスエクスマキナ》も許すことができません。わたしの意志が明確に滅ぼさねばならない存在だと告げています。……人を殺めたスキルはドコに逝くのでしょうか』
「俺が行くのは地獄だ。ムーおまえは天国だろ。だからここでお別れだな」
『ツレないですよ。わたしもご一緒します。ともに逝きましょう。地獄へ!』
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