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動画で「売れる仕組み」をつくる
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今回紹介するのは、「前田考歩」さんの、「動画で『売れる仕組み』をつくる」だ。
著書を紹介する前に、どうして私がこの本を読んだかについて、説明をする。
それは「副業」だ。
You Tubeで収益を立ててる「ユーチューバー」がいるように、今では「個人による動画」でお金を稼ぐことが出来る時代になった。
私自身が「動画による収益」を副業として推しているわけではない。
だが、シナジー効果を狙うための、「1つの要素」として、利用するのは手だと思っているのだ。
シナジー効果を出すためには、何かを発信するための「母数」のコンテンツが大いに越したことはない。
では、著書の紹介へと移ろう。
著書を一言で言うならば、「会社に提出する動画という名の提案書」だ。
何らかのプロジェクトを立ち上げ、上司に承認を貰うとき、
「こんな質問をされたら、こう答えよう」
「上司さんが、その質問をするように、ここの部分は伏せて置こう」
「プロジェクトのこれからの路線が上司のイメージと合っているのか、今のうち確認しよう」
などなど、色々考えないだろうか?
著書で説明される「動画」も同じだ。
「どんな目的」で、
「具体的なアクセス数の数字や、動画を通した商品の購入といった成果」をもって、
「どこまで数字を積めば、成功なのか」のラインや定義を決め、
「動画を作る・届ける・回す(運営)」するという3つの段階においての労力・注ぐ時間のバランスはどうするのかをプランニングし、
その計画の「影響予想図」を作る。
この全てを「動画を作る前」に考える。
綿密・入念・緻密だと思っただろう、私もだ。
まるで、会社の上司に提出する「会議の資料」を思わせる。1つの大仕事だ。
だが、著書では「売れる動画」にするためには、どのような目的・どのようなターゲット・動画作成段階でどこにパワーを注ぐか、そのバランスも計画的に考えるべきだと述べられている。
動画をアップした後も重要だ。
予想していたアクセス数を踏んでいない、その理由も調べないといけないし、コメントも拾わないといけない。
例えば、とある料理動画を上げていたとしよう。
視聴者から、中々の好評を得ている。
すると、コメントの中に、
「すいません、この料理に小麦粉が使われているのですが、娘が小麦アレルギーです。
何か代替できる食材があれば教えて欲しいです」
とあったとする。
そこで、代替できる食材・調理方法を提供できたか。
また、
「ごめんなさい、代替できる食材はないのですが、この料理がお好みなら、こちらはどうでしょうか」
と小麦粉が使われていない別の料理を紹介する。
当然、その視聴者は配信者の丁寧な対応に喜び、「ありがとうございます! 娘とおいしいく頂きました」といった感想と、
「次の料理動画も楽しみにしてます!」
といった、配信者への応援メッセージを送ってくれた。
この瞬間、「一人の視聴者」が「リピーター」へと変わったのだ。
動画を流して「お終い」ではいけない。動画を通して「お客様」のハートを掴んで、次の動画、そして「先の収益」へと繋げる工夫が必要だ。
著書は「個人による『売れる動画』を作る」、というよりも
「グループ・会社のプロジェクトとして『売れる動画』を作る」といった、方向性・色味が強めの本だった。
だが、「動画を運営」する上で必要な戦術が、この本には書かれていた。
「動画をつくる」のも凄いことだ。だが、せっかく作った「動画」なら、使い熟さないと勿体ない。
今回紹介したのは著書の一部だが、他にも、「視聴者を獲得する・伝えるためのメソッド」や、動画作成の「テンプレート」の重要性などが解説されている。
動画収益という副業・また「動画」という1つの情報媒体が生み出す効果に興味のある人は、ぜひ著書から「テクニック」を掴んで欲しい。
以上で、「前田考歩」さんの「動画で『売れる仕組み』をつくる」の紹介を終わります。
ありがとうございました。
著書を紹介する前に、どうして私がこの本を読んだかについて、説明をする。
それは「副業」だ。
You Tubeで収益を立ててる「ユーチューバー」がいるように、今では「個人による動画」でお金を稼ぐことが出来る時代になった。
私自身が「動画による収益」を副業として推しているわけではない。
だが、シナジー効果を狙うための、「1つの要素」として、利用するのは手だと思っているのだ。
シナジー効果を出すためには、何かを発信するための「母数」のコンテンツが大いに越したことはない。
では、著書の紹介へと移ろう。
著書を一言で言うならば、「会社に提出する動画という名の提案書」だ。
何らかのプロジェクトを立ち上げ、上司に承認を貰うとき、
「こんな質問をされたら、こう答えよう」
「上司さんが、その質問をするように、ここの部分は伏せて置こう」
「プロジェクトのこれからの路線が上司のイメージと合っているのか、今のうち確認しよう」
などなど、色々考えないだろうか?
著書で説明される「動画」も同じだ。
「どんな目的」で、
「具体的なアクセス数の数字や、動画を通した商品の購入といった成果」をもって、
「どこまで数字を積めば、成功なのか」のラインや定義を決め、
「動画を作る・届ける・回す(運営)」するという3つの段階においての労力・注ぐ時間のバランスはどうするのかをプランニングし、
その計画の「影響予想図」を作る。
この全てを「動画を作る前」に考える。
綿密・入念・緻密だと思っただろう、私もだ。
まるで、会社の上司に提出する「会議の資料」を思わせる。1つの大仕事だ。
だが、著書では「売れる動画」にするためには、どのような目的・どのようなターゲット・動画作成段階でどこにパワーを注ぐか、そのバランスも計画的に考えるべきだと述べられている。
動画をアップした後も重要だ。
予想していたアクセス数を踏んでいない、その理由も調べないといけないし、コメントも拾わないといけない。
例えば、とある料理動画を上げていたとしよう。
視聴者から、中々の好評を得ている。
すると、コメントの中に、
「すいません、この料理に小麦粉が使われているのですが、娘が小麦アレルギーです。
何か代替できる食材があれば教えて欲しいです」
とあったとする。
そこで、代替できる食材・調理方法を提供できたか。
また、
「ごめんなさい、代替できる食材はないのですが、この料理がお好みなら、こちらはどうでしょうか」
と小麦粉が使われていない別の料理を紹介する。
当然、その視聴者は配信者の丁寧な対応に喜び、「ありがとうございます! 娘とおいしいく頂きました」といった感想と、
「次の料理動画も楽しみにしてます!」
といった、配信者への応援メッセージを送ってくれた。
この瞬間、「一人の視聴者」が「リピーター」へと変わったのだ。
動画を流して「お終い」ではいけない。動画を通して「お客様」のハートを掴んで、次の動画、そして「先の収益」へと繋げる工夫が必要だ。
著書は「個人による『売れる動画』を作る」、というよりも
「グループ・会社のプロジェクトとして『売れる動画』を作る」といった、方向性・色味が強めの本だった。
だが、「動画を運営」する上で必要な戦術が、この本には書かれていた。
「動画をつくる」のも凄いことだ。だが、せっかく作った「動画」なら、使い熟さないと勿体ない。
今回紹介したのは著書の一部だが、他にも、「視聴者を獲得する・伝えるためのメソッド」や、動画作成の「テンプレート」の重要性などが解説されている。
動画収益という副業・また「動画」という1つの情報媒体が生み出す効果に興味のある人は、ぜひ著書から「テクニック」を掴んで欲しい。
以上で、「前田考歩」さんの「動画で『売れる仕組み』をつくる」の紹介を終わります。
ありがとうございました。
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