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39話 冬の章2① 〜みんなの記憶が飛んで好感度がリセットされました(大嘘) 尾長くん編〜
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「尾長くん?」
春風は家の中、例えば浴室や衣裳部屋、リビングなんかを一通り見て最後に尾長くんの部屋にたどり着く。
扉を開けると、部屋の隅で尾長くんが壁に向き合って棒立ちしていた。
「尾長くん」
「……っ!?」
名前を呼んでも返事がないので肩を叩いて振り向かせると尾長くんはひどく驚いた顔をしていた。
「こほん、すまないね。
僕はお客様との会話は禁じられているんだ。
奥のインコ君辺りとなら楽しくお話が出来るよ、どうだろう」
すこし優雅に春風の手を避け、それから「インコ君」のいる部屋でも探したのだろうか、
最後に少し困った顔で首を傾げる尾長くんは、落ち着いている、というより元気がない。
これがこの牧場に来る前の尾長くんなのだろうか。
「……あー、今日は未来の大スター⭐︎
尾長くんに大切な話がありまして」
そろそろみんなに記憶を思い出してもらえないと少し寂しい。
春風はせめて話を聞いてもらいたくて適当ぶっ込み、尾長くんは未来の大スターとかそういうのに憧れていたので目を丸くし、
この紳士の話は聞く価値があると確信した。
「そ、そう……♡僕が、君の牧場で働く産卵鶏に」
「うん、尾長くんは毎日元気に卵を産んで、あ、この間もコンテストで優勝してまして
(どうしてこうなる……?)」
春風としては尾長くんに一緒にきのこ狩りに行った思い出や、
歌を聞かせてもらった思い出なんかを語って記憶を取り戻すきっかけにしたかったのに、
なぜか尾長くんは自分が産卵鶏として働いていたことに異様な関心を示してそこばかり深く掘り下げてくる。
「ふー…っ♡卵、って……どんな、形をしているのかな……?」
というか、春風が気づかないふりをしていただけで、ずっと前からとっくに尾長くんは「そういう」気分になっていた。
春風を椅子がわりにしてもたれかかり、腰に巻きつく他人の腕になんだかドキドキして鼓動を早め喉を鳴らす。
いつも通り尾長くんの長い赤髪からはふわ、と華やかないい匂いが漂って、
尾長くんの繊細な長い指が、長さを確かめるよう春風の指を絡め取ってにぎ♡にぎ♡と確かめるよう力を加えていた。
「お、尾長くん?」
「ふふ、ごめんね?
誰かと喋るのは久しぶりでね……♡楽しくって」
「お、オウフ……。」
尾長くんが「こう」なってしまった要因は3つある。
1つは尾長くんの言葉通り、
(尾長くんの認識の中では)展示品の尾長くんが何の規制もなく誰かと関わるのが久しぶりで、
人恋しかった反動にベタベタしてしまっている。
もう1つは「産卵鶏」の概念を今知ってしまったこと。
漠然と鶏獣人が卵を産めることは知っていた尾長くんだが、
自分が産めることも、その時こうやって体が温まる事も本当の意味では今知った。
当時の尾長くんがゆっくり学習し焦がれた、産卵アクメという知識を一気に吸収して、
もしかして今から卵が産める……?と生々しく気づいてしまった尾長くんは一瞬にして発情し、交尾待ちのマゾメスとして身体を整えたのだ。
(ところで尾長くんは初めてこの牧場にやってきた夜、
産卵できる事にテンションが上がりすぎて犬くんに同じ感じで甘えようとした結果、怒られ一晩柱に括り付けられている)
最後に、時刻はもう夕方だが尾長くんはまだ本日、春風の介助が無かった上記憶も失っていたせいで産卵できていない。
記憶を失っていようが延々腹の奥で卵がくぷ♡と動いていて、
尾長くんは無自覚に発情してアナルをヒクつかせ陰茎からぴゅ♡と精子をこぼす程度に下半身を熟れさせていたのだ。
「あの、尾長くん。
尾長くんは歌も好きで」
「それよりオーナーくん♡聞かせて欲しいな。
僕は、どうやって卵を産むのかな♡」
「そ、それより……」
春風の手を、自分が卵を作っているのであろう下腹にこつ♡と添えて指に力を込める。
尾長くんは興奮を隠そうともせず甘ったるい声を出して足を大きく開き、
その中央ではズボンがにちゃ♡と淫液で濡れたシミを広げていた。
尾長くんの身体は興奮でぽかぽかと暖かく、冬場だというのにほんのり汗をかいているほどで、
本人なりに経験したことのない感覚に戸惑っているのか、恥ずかしそうに両足を閉じては、また徐々に開いて腰をへこっ♡へこっ♡と振ってしまっている。
「ええと……丸くて?」
「ん……♡こんな形?」
尾長くんが春風の腕を握り、自分の薄い腹の上で円を描いてサイズを確認してきたので、
春風が躊躇いがちに卵の大きさを思い出して腹の上を丸くなぞると、
尾長くんは自分が仕掛けたにも関わらず体を大きく跳ねさせ、その少しあと可愛らしい鼻から抜けた声を出し力を抜いた。
「ちょっと大きめで、いつも産む時尾長くんは叫んでるかな」
「っ♡そっかぁ……♡どんな風に?」
「えーっとなんだっけ?あー……イク~♡とか?」
「うっ♡♡そ、そう……♡
卵を産んで……イ、イく……♡」
もう尾長くんは限界だった。
そもそもが終日卵を咥え込んだまま棒立ちしていたせいで体の奥からうねうねと肉が痙攣し、
たまに無自覚なままガニ股ノーハンドアクメして訳もわからずアナルをひくつかせていたのにこんな、
いやらしい空間で自分の痴態を教えられ、下着の中が発情汁でぬるぬるの下半身を、谷間に沿って尻から臍側まで指でつー……♡とくすぐったく撫でられているのだ。
春風の指が体を這うと経験したことのない、なんだかじわ♡と痺れるような刺激でいっぱいの下半身でまた知らないうちに足に力が入り、腰を浮かせてしまう。
「尾長くん、上向いて」
「へ?あっ、あぁ♡……あっ♡
~~~っ♡♡」
上を向くと春風に唇を重ねられてしまった。
そのまま、ゆっくり尻を撫でるよう動いていた指が陰茎のあたりを重点的にくちくちと往復する速度を早め、特に尾長くんの気持ちいい亀頭のあたりを責めるようになる。
尾長くんは未知の感覚にあっという間に腰を持ち上げ、陰茎の先端から熱をじょぼじょぼと爆ぜさせアクメした。
「ふっ♡っ♡!?っ♡ぅぉっ♡♡」
尾長くんが初のちんイキに呻き、腰をへこっ♡へこっ♡と振ってバチバチ火花の散る強烈な快感から逃れようと痙攣している身体を、
また春風の指はちゅこちゅこ♡イキたての陰茎周りを撫でて遊び、
陰茎からじょろ……♡と漏れ出した潮でズボンのシミが一層広くなる。
「ちゃんと『イく』って言わないと」
「……っ♡そ、うだね……♡気持ちいい♡……い、イって、ふー……っ♡♡しまった、よ♡」
1度アクメしたことで今日1日付き纏っていた、無意識に乳首を掻きながら腰を振ってしまいそうな身体の熱も治るかと思ったが、体内の卵が肉襞の痙攣でずる♡と動いて下に降りてしまい、
むしろ尾長くんの身体は先ほどまでよりも敏感に、肉襞を潰される刺激に弱くなっているので、
またすぐに下腹部が熱くなり、先ほどのよう、腰を浮かせながら力を込めて思い切りイく気持ちいい潮吹きをしたくなってしまった。
「……オーナーくん♡っ♡
も、もう一回さっきの、シてみたいなぁ……?♡♡」
「んー?」
可愛らしい上目遣いと、媚びた声。
春風は興奮し、尾長くんをもう一度抱き寄せると、後ろから腕を回してぷちぷちとシャツのボタンを解き始めた。
「っ♡ん、……っ♡ひ、とに、脱がせてもらうなんて、
は、初めてなんだけれど……っ♡
ぉっ♡気持ちのいい、っ♡ものなんだ、ね、……っ、あっ♡~~~っ♡♡♡」
シャツが擦れるだけで尾長くんをじんわり気持ちよくしていた雑魚乳首を時折、すり♡と春風の指は掠めながら服を脱がせる。
尾長くんは乳首に触れられるたび面白いほど身体をビクつかせ、アナルがくぱっ♡くぱっ♡と開閉しケツハメを求めていた。
試しにびんっ♡♡と赤く尖った乳首を摘み、ぎゅ♡と逃げられないようひっぱってから、尾長くんが特に弱い先端をくりくり♡と強く撫でると、
尾長くんは春風の肩に頭を乗せたままのけぞって、四肢をびーんっ♡と突っ張ってアクメする。
「ん゛ゔぅうっ!?♡♡♡お゛っ♡♡これ、ちが……っ♡♡お゛っ♡♡ちくびっ♡ちくびすきっ♡♡♡お♡っ♡お゛っ♡お゛っ♡♡」
シャツを脱ぐ最後まで、赤い乳首をぴしっ♡ぴし♡といじめると、
乳首はその度身体を硬直させて陰茎からじょぼっ♡と潮を噴いてしまうアクメスイッチに成り果てていて、
最後には春風の指が離れた後も、ジンジンと疼き腫れている赤い乳首を尾長くんはつまみ、かりっ♡かり♡と弾いて遊びながら、
緩くイって春風を愛おしげに見つめていた。
「んん゛っ♡っ、お、オーナー……くん……っ♡♡
「うわ……ねとねと、いっぱいイったんだな」
「……ん♡ふふ、す、少し、恥ずかしい、ね♡」
ついに春風の手がベルトを掴み、尾長くんがこんなに気持ちよくて熱い下半身にも直に触れてもらえるのかと興奮で腰を従順に浮かせている間にも、ズボンは下ろされてしまう。
繰り返し尾長くんの潮や精子を吸って、完全に濡れてしまっている下着も脱がせるとにちゃ……♡と粘性の高い液体が伸びる音がして、
尾長くんの短小陰茎がぷるん♡と露出した途端、密集していた強烈なメス臭が漂い春風を興奮させる。
「……あ゛っ、お、オーナーくんっ♡やっぱり、だめっ♡みないでくれ、んぉ゛!?♡♡♡」
尾長くんの短小にはぐっしょり汁がまぶされていて、
ただでさえ薄い尾長くんの陰毛も濡れて悲しげに皮膚へ張り付いていた。
自分があまりに発情している事を聴覚でも視覚でも理解させられた尾長くんは流石に恥ずかしくなり、
合わせて足を閉じて身体を隠そうとしたが、先に春風に陰茎を握ってちゅぽちゅぽ扱かれ仰け反って反応する。
春風の手の中でまた陰茎がちょろ♡と汁を垂らしていた。
「っ!?♡♡♡お゛っ!?♡まっへっ♡おぉ゛ぉ~~~っ♡♡♡」
尾長くんがおとなしくなった事を確認すると、春風の指は竿に絡まって、尾長くんの陰茎全体をくるんで優しくちゅこ♡と上下に動き始める。
「お゛ー……っ!?♡♡♡」
尾長くんは初めての直接的な陰茎への刺激にとろん……♡と遠い目をし、
無抵抗にちゅぽちゅぽ竿を弄ばれるのを受け入れると静かになったが、
代わりに弄られている陰茎だけはこぷこぷと開閉する尿道口から粘ついた我慢汁をローション代わりに溢れさせ騒がしくイっている。
「尾長くん」
「ん゛~~っ♡♡♡
ゔぁっ♡お゛っ♡♡♡ちんちん気持ちいいっ♡イ、いくっ♡イっちゃ、っ♡♡」
全体をいじめて尾長くんが本気でアクメしそうになると寸止めで手を離し、
今度は何度も糸を引かせるよう、先端だけをとんっ♡とんっ♡とノックする。
また尾長くんがイきそうになると今度は手を離して内腿をなぞるだけにして落ち着かせ、
尾長くんの呼吸が整ってくるとまた、ちゅぽちゅぽちゅぽちゅぽ♡と口を開けている尿道口に指をかけるよう、先端だけをぐりぐりいじめて尾長くんを限界まで追い詰めた。
「っ♡♡♡あ゛~~っ♡♡♡やだっ!も、やだぁっ♡♡♡イくっ♡イキたいっ!♡♡お゛っ♡んぉおっ♡♡
イけるっ♡イク♡イクね♡っ♡♡♡
……っ!?な、でぇっ♡なんで手ぇ止めるの!!♡♡やだぁ!!イカせて♡お願いっ♡イカせてよぉ゛!♡♡♡」
記憶にないまま身体がどこもかしこも発情し、ようやくチンイキを教えてもらったのにまた快感をお預けさせる寸止め手コキはよほど堪えたのだろう。
尾長くんはさっきまであれだけリラックスしていた春風の腕の中から逃げようと慌てて体を動かしたが、
残念ながら春風にもう片方の腕でがっちりホールドされそれは叶わない。
「ひっ……♡いぃ゛……っ♡♡ぐすっ♡ゔー……♡♡
……もっ、ちんちん、やだぁ……♡♡♡」
また陰茎へ指が絡み、尾長くんは腰を小刻みに振ってそれ自体でも下半身を徐々に気持ちよくして、
こっそりアクメしてしまおうとアナルをくぱくぱ♡腰を振っていたが、残念なことに足も閉じないよう動けないよう、
後ろから春風の両足を絡めて無理やり開脚させられたため、それも出来なくなってしまった。
「えぐっ、ぁっ♡♡ゔう……っ♡ひっく、あ゛♡あぁ゛……っ!♡」
なすすべもなく、亀頭をぐりぐり親指で捏ねて弄られ裏筋を撫でられ、
けれどどれだけアナルをくぱくぱさせようがアクメを取り上げられて、惨めなメスを自覚させられながら啜り泣くしか出来ない尾長くんの肉穴までついにいじられる。
中指をメス穴へ挿入されただけにも関わらず、尾長くんが全身が粟立つような強い、ばちばちとした快感を覚え、
アナルをきゅうう……っ♡と締め付け貪欲に指にしゃぶりついた。
そのまま陰茎もアナルも指でくちくちいじくられ、ようやく尾長くんは気持ちいいところをサンドされイけると思って下半身に力を込めたが、
思い描いていた力強くじょぼぼっ♡と潮吹きアクメして視界を真っ白にするような快感はやってこず、
ちゅぽん♡と指が離れると尾長くんはベッドへ寝転がされてしまった。
「……ゔぅ……♡」
尿道がじんじんと熱く、アナルが延々ヒクつくせいで尾長くんはおかしくなってしまいそうだ。
「あー……尾長くんかわいい」
「んぇ゛!?♡あっ♡オーナーくんっ♡まって、っ♡♡」
その上から春風が覆い被さって片方の乳首をつねり、もう片方の乳首を唇でちゅぽっ♡と吸う。
さらにはせっかく指が抜け、一番キツい発情を乗り越えたアナルに指を挿れ、3点を同時に刺激され、
下腹部にはぐ♡と春風の硬いものを押し付けられているせいでこれからナニをされるのか、
この手の知識に疎めだった尾長くんでも流石に理解し、
寸止めを繰り返され痙攣の治らないアナルできゅん♡きゅんっ♡と指を締め付け交尾の準備を始めてしまう。
(……っ♡♡やっとイける!?っ♡♡♡ちんちんで僕のおしりずぽずぽされて……っ♡考えただけで身体ビクっ♡てしちゃう♡♡
は、はやく挿れてくれないかなぁ♡ちんちん挿れられて、いっぱいイキたい♡♡)
首筋や脇、へそに果ては陰茎までしゃぶられ、じんじん痺れ気持ちよくなっていく間、延々とアナルは春風の指を咥え込まされちゅむ♡ちゅむ♡と指に吸い付いて興奮を伝える。
ただでさえ尾長くんのメス穴は卵を気持ちよく産むため快感に弱くなっているのに、
全部の刺激と、アナルの甘イキを連動させられ、奥で指がくっ♡と前立腺を押し込むとじょぼっ♡と尾長くんは訳もわからないまま潮を吹き、
それでもメスイキが物足りなくてまた肉襞を蠢かせて指にしゃぶりついた。
「あ゛~~~っ♡♡♡ゆるひ、てっ♡♡イっちゃう♡っ♡おりてる♡ヘンなの、っ♡♡♡降り、へきて、っ……!♡♡♡」
尾長くんは今はうつ伏せで、腰元に枕を置いて浮かせたケツパコ歓迎スタイルで上にのしかかった春風に首筋を舐め、口内に指を突っ込まれ、舌までぬちぬち弄られていた。
アナルにはぬぽ……♡と先端だけ陰茎をしゃぶらされ、肉穴がきゅんきゅん脈打って腸液がとろ♡と口を開いたところへ垂れてしまっている。
陰茎がちゅぽ♡と引き抜かれるたび、陰茎を追いかけようと腹の奥からずる♡と肉襞が痙攣し、卵がその動きでゆっくり降りてくるせいで先ほどからメスイキと、産卵できる鶏の本能で頭の中が幸せでいっぱいで苦しかった。
「尾長くん、もう卵でそう?」
「はぁ゛ーっ♡♡はぁ゛っ♡♡わがんな゛っ♡、っ♡」
卵を産む、と言うのはこんなに気持ちのいいことなのだろうか。
腹の奥で内側から前立腺をごり♡と潰して無理やり精子を押し出し降りてくる卵で肉襞を震わせながら、尾長くんはあまりに強烈な快楽にぽろぽろ涙をこぼす。
肉穴が無意識のうちにきゅんっ♡きゅん♡と入り口を塞ぐ陰茎に吸い付いて媚を売っているのも尾長くんを追い詰めていた。
「お゛……っ!?♡」
やがて春風の腰がゆっくりと尾長くんの体の上へぬぷ……♡と落ちていく。
尾長くんは肉襞を異物がぞり♡ぞり♡とプレスしながら腹の奥へ沈んでいく感覚に白目をむいて、
口を大きく開いたまま四肢を伸ばして硬直し、竿をぎちぎち締め付けてその存在感を味わったが、
陰茎はその後軽くちゅぽ♡ちゅぽ♡と奥を小突いて耕してからまたゆっくり引き抜かれ、
異物を求めてくぱくぱ開閉している入り口に、肉棒の代わりにくぽ♡と内側から硬いものが引っかかった。
「おー。尾長くん、もうちょっとで産めるよ」
尾長くんの肉穴を塞ぎ、皺を限界まで伸ばして産まれようと粘液に塗れた卵がひく♡と顔を覗かせている。
春風が縁をかり♡と掻いて産卵を促すが、尾長くんは泣きながらじょぼじょぼ潮をベッドへ吸わせて喚いていた。
「~~~っ!?♡♡♡
はぁ゛ーっ♡っ♡む゛り゛っ♡♡♡こんなおっきいの、お゛っ♡は、っ♡たすげ、でっ!!♡あ゛ーっ♡♡♡おしり゛♡こわれゆ♡」
そう言いながらも尾長くんが産卵でいつも通り肉穴をぬちぬち押し拡げられるのにとんでもない快感を得ているようで、
卵の先端を覗かせ、尻肉をぷっくり腫らしながら腰を振っている陰茎からはとろ♡と精液を漏らしつつ、ぴこぴこ惨めに竿を揺らしているし、
触れていない乳首も赤くつん♡と勃起して今摘んでしこしこされれば確実に乳首アクメを遂げられるほど敏感になっている。
尾長くんは相当気持ちいいのか、ガニ股になってぶしゅっ♡ぶしゅっ♡と枕目掛けて潮吹きを繰り返していて、
春風が手伝ってやろうと上から覆い被さって脇腹を撫でていると、
尾長くんを長い時間アクメで苦しめつつも少しずつ卵はにち♡にち♡と押し出され、ついに卵は円周の一番長いところまで顔を覗かせた。
「………お゛っ♡ー……っ、んぉ゛ぉ……っ♡♡♡」
痩せ型の美青年が尻から卵を覗かせ、つま先を丸めて悶えている姿は滑稽で、
春風はいつも見ているだけでぐん♡と竿に天井を向かせ、尾長くんにさっさとハメたくて無意識に早く卵を産まないか、と待ち侘びてしまう。
今日も尾長くんがようやく長いアクメから解放され、ぶぽんっ♡と卵が一気に産まれた頃には尾長くんは息も絶え絶えで、
開きっぱなしのアナルがジンジン熱く、壊れたおもちゃのようにしょろしょろ陰茎から潮を垂れ流しカクカクと全身を痙攣させていたが、
尾長くんを労って頭を撫でつつ、体系の割に比較的肉付きのいい尻ににゅる♡と陰茎を擦り付けてしまった。
「尾長くん、頑張ったな」
「……っ♡ん、へへ……♡そうかなぁ……♡」
初産卵を終え、尾長くんは誇らしい気分で春風に頭をよしよし撫でられる。
産卵自体も脳がふわふわとおかしくなってしまいそうなほど気持ちのいい、
場合によっては生命の危機にすら思えた気持ちのいい行為だったが、
それ以上に産卵後疲れた体を後ろから抱かれ、春風の体温に包まれると嬉しくて、マゾメスの本能で春風を夫ちんぽと認めてしまい嬉しくなった。
なのできゅん♡と収縮したアナルに何気なく竿を咥えさせられイっても、特に行為に尾長くんは疑問を抱かなかった。
「あっ♡オーナーくん、ぉほっ♡」
先ほどまで卵を咥えて拡張されていた肉穴は陰茎を難なく咥えたが、
それでも太く、どくどくと脈打つ陰茎の感触に興奮して肉襞をにゅる……♡と締めて歓迎する。
ふわとろおまんこをどちゅどちゅ抉られ、尾長くんがまた白目を剥いてぴゅっ♡ぴゅっ♡と枕目掛けて勢いよく潮を噴射するのにもそう時間はかからなかった。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あっ♡あ゛っ♡♡」
「卵産み、どうだった?」
後ろからじゅぽっ♡じゅぽっ♡と腰を打ち付けられ、
拳を作った尾長くんの手を春風は握って、拳を解き指を繋ぎながら優しく聞く。
「おっ♡しゅごっ♡よかっ♡お゛っ♡♡きもちいいっ♡ちんちんきもちいい♡♡♡」
卵でも繰り返しアクメしていたが、
意思を持って尾長くんの弱いところを的確にじゅぽじゅぽ潰してくれる、
肌と肌が触れ合って脈打つ肉棒を感じて肉襞を蠢かせる快感はその数十倍だと尾長くんは知ってしまい、
1日のうちに気持ちいい事をたくさん教えられた喜びで降りてこれないほど深くメスイキしてベッドに顔を埋める。
「ちんちんの話してないよ」
「お゛~~~っ♡♡♡ごめんっ♡♡ちんちんきも゛ぢいい゛っ♡♡♡
これ゛っ♡♡いちばん゛すぎっ♡」
何も考えずそのまま、頭に浮かんだ感想を喚いていたら春風の、呆れていたのかもしれないが後ろから小さく笑い声が聞こえ、
尾長くんはそれもなんだか嬉しくなってきゅ♡と肉襞を痙攣させた。
ずぽずぽとしばらく腰を打ち付けられ、やがて尾長くんのアナルを掘削する動きが激しくなる。
射精直前の陰茎が種付けしようと乱暴に肉襞を穿ち始めたのだと理解すると、
尾長くんは雑魚メスとしてしっかり射精を受け入れたくてもう一度く、と小さく腰をあげて姿勢を整える、
そのままどちゅどちゅ陰茎に奥まで小突かれるのに気絶してしまいそうになるのになんとか耐え、
潮をじょばじょばベッドへ撒き散らしながら口を大きく開いて喘ぎアクメと一緒に竿を締め付け続けた。
「お゛っ♡♡♡おぉ……っ!?♡」
やがて勢いよく、ごぷっ♡ごぷ♡とメス穴で春風の射精受け、尾長くんはうつ伏せになってその熱さに目を見開いて交尾の証を受け止める。
吐き出された精液のかわりに尾長くんは枕目掛けてじょぼっ♡じょぼぼ♡と潮吹きマーキングしながら肉襞を蠢かせてメスイキした。
肉穴が熱く、まるで元の形を忘れ春風の形に馴染んでしまったようくぱ♡と口を開いている。
陰茎が引き抜かれただけで追いアクメで体が跳ね、口角が勝手に緩んでいた。
「オーナーくん……♡」
「んー?」
尾長くんがようやく余韻もおさまり、春風に絡みついてちゅ♡ちゅ♡と唇を擦って甘え、
ここが自分と春風の愛の巣なのだと確信してまた発情し卵を腹の中で作っていた頃、内心春風は頭を抱えていた。
(誰の記憶も戻ってない……!)
せめて1人ぐらい記憶を取り戻して協力してほしかった。
というかこういうのは全員ヤることをヤったrs終わりという事で全部思い出してくれてもいいんじゃ無いだろうか。
いっそ自分も記憶を失えれば楽なのに。
そう春風が無責任に考えた時の事だった。
『バターン!!』
尾長くんの部屋の扉が勢いよく開け放たれ、牛くんがそこに飛び込んでくる。
「はぁ……。
見つけましたよ、ひどいじゃ無いですかオーナー。
俺のこと放って遊びにいくなんて……」
「いたいです痛いです」
尾長くんを丸無視して牛くんは春風を抱きしめる、
背中が折れるかと思うくらい痛かった。
「オーナーくんっ、頑張って」
牛くんが春風を抱きしめ回収しようとすると、
尾長くんは番を奪われまいと慌てて春風の腕に巻きつき抵抗して、
牛くんはそんな尾長くんを冷たい目で睨みつけていた。
「おーなぁ……」
そこに聞こえてきたのは犬くんの情けない声だ。
「俺、アンタが居ないと困る」
「言うタイミングがおかしい」
犬くんはどこから湧いてきたのかさっさと春風の正面に座り込むと、
春風が2人にギチギチされているのも無視して勝手に割り込んでちゅ♡と唇を吸い、春風に抱きついていた。
「オーナー、ここは少し騒がしい。
もっと2人で落ち着ける場所に行こう」
「ほんっというタイミング、あっ、いた、いたたたた」
牛くんに掴まれている両足も、
尾長くんの掴む腕も犬くんの抱きついた足も全部が痛い、
春風がこれを修羅場だと気づいた時には時すでに遅く、
記憶喪失の結果均衡の崩れた3人のメスお兄さんはそれぞれ大好きなオーナーを独占しようと睨み合っていた。
「……はぁ……仕方ないですね、オーナー。
誰が本命なんですか?」
「えっ」
笑っているが全然目が笑っていない牛くんの言葉。
「オーナーくん♡君は僕と輝かしい未来を生きるんだ、
その夢をくれたのは君じゃないか」
「めんどくさい、オーナー、全員追い出していいか?」
それぞれに脅され、春風は涙した。
恋愛童貞にこんな修羅場をどうにかできるわけがない。
この牧場は今や春風へのガチ恋ハーレムとして出来上がっていたが、
全員が「春風は共有物(でも実は自分のことが特に好き)」
という共通認識を持って、微妙なバランスを持って成り立っていたのだ。
3人の記憶が無い中、その均衡が崩れた以上フツメンの三股クズを取り合って喧嘩する顔のいい男3人という珍妙な修羅場が生まれてしまうのは無理もない。
「オーナー♡」
「オーナーくん」
「オーナー……」
全員の目が濁っていて怖くて、春風は走馬灯を見た。
ー『今の俺なら大体なんでもできると思うよ?』
そして思い出すあの言葉。
「っぼ、ぼくしん様……!」
====
「っ……ふぁ、よく寝た」
「なんか変な夢見た気がする」
「おや、犬くんもかい?奇遇だね」
数時間後。
なぜか尾長くんの部屋で雑魚寝していた3人はそれぞれ顔を見合わせ、
なんでこんなところで寝ていたのか首を傾げながら伸びをしたり、髪を梳いたり自由にしている。
「み、みんな、オハヨー」
「あ、オーナーおはようございます♡」
そこに様子を伺いにきた春風を見つけ、牛くんは腕を広げて春風を招き入れた。
その膝に犬くんが頭を乗せ、尾長くんは隣に座って手を繋いで春風にもたれかかる、
いつもの狂った4人の定位置だ。
「……っぐす」
「お、オーナー?」
「よかったよぉ……」
そんな「いつもの」日常風景が嬉しくて春風はぐすぐす泣いてしまう。
ついでにさっきの修羅場の記憶は消してもらったのだ。
その斜め後ろで、誰にも姿が見えないよう姿を消しつつ、顛末を眺めていた牧神さまは引きに引いていた。
「こんな、バカみたいな願い事あるんだ……」
牧神がなんでも願いを叶えてくれるボーナスタイムを、こんなどうでもいいことで使ってしまうなんて。
牧神さまは呆れつつ、むしろこれは「おもしれーやつ」なのでは?と首を傾げていた。
春風は家の中、例えば浴室や衣裳部屋、リビングなんかを一通り見て最後に尾長くんの部屋にたどり着く。
扉を開けると、部屋の隅で尾長くんが壁に向き合って棒立ちしていた。
「尾長くん」
「……っ!?」
名前を呼んでも返事がないので肩を叩いて振り向かせると尾長くんはひどく驚いた顔をしていた。
「こほん、すまないね。
僕はお客様との会話は禁じられているんだ。
奥のインコ君辺りとなら楽しくお話が出来るよ、どうだろう」
すこし優雅に春風の手を避け、それから「インコ君」のいる部屋でも探したのだろうか、
最後に少し困った顔で首を傾げる尾長くんは、落ち着いている、というより元気がない。
これがこの牧場に来る前の尾長くんなのだろうか。
「……あー、今日は未来の大スター⭐︎
尾長くんに大切な話がありまして」
そろそろみんなに記憶を思い出してもらえないと少し寂しい。
春風はせめて話を聞いてもらいたくて適当ぶっ込み、尾長くんは未来の大スターとかそういうのに憧れていたので目を丸くし、
この紳士の話は聞く価値があると確信した。
「そ、そう……♡僕が、君の牧場で働く産卵鶏に」
「うん、尾長くんは毎日元気に卵を産んで、あ、この間もコンテストで優勝してまして
(どうしてこうなる……?)」
春風としては尾長くんに一緒にきのこ狩りに行った思い出や、
歌を聞かせてもらった思い出なんかを語って記憶を取り戻すきっかけにしたかったのに、
なぜか尾長くんは自分が産卵鶏として働いていたことに異様な関心を示してそこばかり深く掘り下げてくる。
「ふー…っ♡卵、って……どんな、形をしているのかな……?」
というか、春風が気づかないふりをしていただけで、ずっと前からとっくに尾長くんは「そういう」気分になっていた。
春風を椅子がわりにしてもたれかかり、腰に巻きつく他人の腕になんだかドキドキして鼓動を早め喉を鳴らす。
いつも通り尾長くんの長い赤髪からはふわ、と華やかないい匂いが漂って、
尾長くんの繊細な長い指が、長さを確かめるよう春風の指を絡め取ってにぎ♡にぎ♡と確かめるよう力を加えていた。
「お、尾長くん?」
「ふふ、ごめんね?
誰かと喋るのは久しぶりでね……♡楽しくって」
「お、オウフ……。」
尾長くんが「こう」なってしまった要因は3つある。
1つは尾長くんの言葉通り、
(尾長くんの認識の中では)展示品の尾長くんが何の規制もなく誰かと関わるのが久しぶりで、
人恋しかった反動にベタベタしてしまっている。
もう1つは「産卵鶏」の概念を今知ってしまったこと。
漠然と鶏獣人が卵を産めることは知っていた尾長くんだが、
自分が産めることも、その時こうやって体が温まる事も本当の意味では今知った。
当時の尾長くんがゆっくり学習し焦がれた、産卵アクメという知識を一気に吸収して、
もしかして今から卵が産める……?と生々しく気づいてしまった尾長くんは一瞬にして発情し、交尾待ちのマゾメスとして身体を整えたのだ。
(ところで尾長くんは初めてこの牧場にやってきた夜、
産卵できる事にテンションが上がりすぎて犬くんに同じ感じで甘えようとした結果、怒られ一晩柱に括り付けられている)
最後に、時刻はもう夕方だが尾長くんはまだ本日、春風の介助が無かった上記憶も失っていたせいで産卵できていない。
記憶を失っていようが延々腹の奥で卵がくぷ♡と動いていて、
尾長くんは無自覚に発情してアナルをヒクつかせ陰茎からぴゅ♡と精子をこぼす程度に下半身を熟れさせていたのだ。
「あの、尾長くん。
尾長くんは歌も好きで」
「それよりオーナーくん♡聞かせて欲しいな。
僕は、どうやって卵を産むのかな♡」
「そ、それより……」
春風の手を、自分が卵を作っているのであろう下腹にこつ♡と添えて指に力を込める。
尾長くんは興奮を隠そうともせず甘ったるい声を出して足を大きく開き、
その中央ではズボンがにちゃ♡と淫液で濡れたシミを広げていた。
尾長くんの身体は興奮でぽかぽかと暖かく、冬場だというのにほんのり汗をかいているほどで、
本人なりに経験したことのない感覚に戸惑っているのか、恥ずかしそうに両足を閉じては、また徐々に開いて腰をへこっ♡へこっ♡と振ってしまっている。
「ええと……丸くて?」
「ん……♡こんな形?」
尾長くんが春風の腕を握り、自分の薄い腹の上で円を描いてサイズを確認してきたので、
春風が躊躇いがちに卵の大きさを思い出して腹の上を丸くなぞると、
尾長くんは自分が仕掛けたにも関わらず体を大きく跳ねさせ、その少しあと可愛らしい鼻から抜けた声を出し力を抜いた。
「ちょっと大きめで、いつも産む時尾長くんは叫んでるかな」
「っ♡そっかぁ……♡どんな風に?」
「えーっとなんだっけ?あー……イク~♡とか?」
「うっ♡♡そ、そう……♡
卵を産んで……イ、イく……♡」
もう尾長くんは限界だった。
そもそもが終日卵を咥え込んだまま棒立ちしていたせいで体の奥からうねうねと肉が痙攣し、
たまに無自覚なままガニ股ノーハンドアクメして訳もわからずアナルをひくつかせていたのにこんな、
いやらしい空間で自分の痴態を教えられ、下着の中が発情汁でぬるぬるの下半身を、谷間に沿って尻から臍側まで指でつー……♡とくすぐったく撫でられているのだ。
春風の指が体を這うと経験したことのない、なんだかじわ♡と痺れるような刺激でいっぱいの下半身でまた知らないうちに足に力が入り、腰を浮かせてしまう。
「尾長くん、上向いて」
「へ?あっ、あぁ♡……あっ♡
~~~っ♡♡」
上を向くと春風に唇を重ねられてしまった。
そのまま、ゆっくり尻を撫でるよう動いていた指が陰茎のあたりを重点的にくちくちと往復する速度を早め、特に尾長くんの気持ちいい亀頭のあたりを責めるようになる。
尾長くんは未知の感覚にあっという間に腰を持ち上げ、陰茎の先端から熱をじょぼじょぼと爆ぜさせアクメした。
「ふっ♡っ♡!?っ♡ぅぉっ♡♡」
尾長くんが初のちんイキに呻き、腰をへこっ♡へこっ♡と振ってバチバチ火花の散る強烈な快感から逃れようと痙攣している身体を、
また春風の指はちゅこちゅこ♡イキたての陰茎周りを撫でて遊び、
陰茎からじょろ……♡と漏れ出した潮でズボンのシミが一層広くなる。
「ちゃんと『イく』って言わないと」
「……っ♡そ、うだね……♡気持ちいい♡……い、イって、ふー……っ♡♡しまった、よ♡」
1度アクメしたことで今日1日付き纏っていた、無意識に乳首を掻きながら腰を振ってしまいそうな身体の熱も治るかと思ったが、体内の卵が肉襞の痙攣でずる♡と動いて下に降りてしまい、
むしろ尾長くんの身体は先ほどまでよりも敏感に、肉襞を潰される刺激に弱くなっているので、
またすぐに下腹部が熱くなり、先ほどのよう、腰を浮かせながら力を込めて思い切りイく気持ちいい潮吹きをしたくなってしまった。
「……オーナーくん♡っ♡
も、もう一回さっきの、シてみたいなぁ……?♡♡」
「んー?」
可愛らしい上目遣いと、媚びた声。
春風は興奮し、尾長くんをもう一度抱き寄せると、後ろから腕を回してぷちぷちとシャツのボタンを解き始めた。
「っ♡ん、……っ♡ひ、とに、脱がせてもらうなんて、
は、初めてなんだけれど……っ♡
ぉっ♡気持ちのいい、っ♡ものなんだ、ね、……っ、あっ♡~~~っ♡♡♡」
シャツが擦れるだけで尾長くんをじんわり気持ちよくしていた雑魚乳首を時折、すり♡と春風の指は掠めながら服を脱がせる。
尾長くんは乳首に触れられるたび面白いほど身体をビクつかせ、アナルがくぱっ♡くぱっ♡と開閉しケツハメを求めていた。
試しにびんっ♡♡と赤く尖った乳首を摘み、ぎゅ♡と逃げられないようひっぱってから、尾長くんが特に弱い先端をくりくり♡と強く撫でると、
尾長くんは春風の肩に頭を乗せたままのけぞって、四肢をびーんっ♡と突っ張ってアクメする。
「ん゛ゔぅうっ!?♡♡♡お゛っ♡♡これ、ちが……っ♡♡お゛っ♡♡ちくびっ♡ちくびすきっ♡♡♡お♡っ♡お゛っ♡お゛っ♡♡」
シャツを脱ぐ最後まで、赤い乳首をぴしっ♡ぴし♡といじめると、
乳首はその度身体を硬直させて陰茎からじょぼっ♡と潮を噴いてしまうアクメスイッチに成り果てていて、
最後には春風の指が離れた後も、ジンジンと疼き腫れている赤い乳首を尾長くんはつまみ、かりっ♡かり♡と弾いて遊びながら、
緩くイって春風を愛おしげに見つめていた。
「んん゛っ♡っ、お、オーナー……くん……っ♡♡
「うわ……ねとねと、いっぱいイったんだな」
「……ん♡ふふ、す、少し、恥ずかしい、ね♡」
ついに春風の手がベルトを掴み、尾長くんがこんなに気持ちよくて熱い下半身にも直に触れてもらえるのかと興奮で腰を従順に浮かせている間にも、ズボンは下ろされてしまう。
繰り返し尾長くんの潮や精子を吸って、完全に濡れてしまっている下着も脱がせるとにちゃ……♡と粘性の高い液体が伸びる音がして、
尾長くんの短小陰茎がぷるん♡と露出した途端、密集していた強烈なメス臭が漂い春風を興奮させる。
「……あ゛っ、お、オーナーくんっ♡やっぱり、だめっ♡みないでくれ、んぉ゛!?♡♡♡」
尾長くんの短小にはぐっしょり汁がまぶされていて、
ただでさえ薄い尾長くんの陰毛も濡れて悲しげに皮膚へ張り付いていた。
自分があまりに発情している事を聴覚でも視覚でも理解させられた尾長くんは流石に恥ずかしくなり、
合わせて足を閉じて身体を隠そうとしたが、先に春風に陰茎を握ってちゅぽちゅぽ扱かれ仰け反って反応する。
春風の手の中でまた陰茎がちょろ♡と汁を垂らしていた。
「っ!?♡♡♡お゛っ!?♡まっへっ♡おぉ゛ぉ~~~っ♡♡♡」
尾長くんがおとなしくなった事を確認すると、春風の指は竿に絡まって、尾長くんの陰茎全体をくるんで優しくちゅこ♡と上下に動き始める。
「お゛ー……っ!?♡♡♡」
尾長くんは初めての直接的な陰茎への刺激にとろん……♡と遠い目をし、
無抵抗にちゅぽちゅぽ竿を弄ばれるのを受け入れると静かになったが、
代わりに弄られている陰茎だけはこぷこぷと開閉する尿道口から粘ついた我慢汁をローション代わりに溢れさせ騒がしくイっている。
「尾長くん」
「ん゛~~っ♡♡♡
ゔぁっ♡お゛っ♡♡♡ちんちん気持ちいいっ♡イ、いくっ♡イっちゃ、っ♡♡」
全体をいじめて尾長くんが本気でアクメしそうになると寸止めで手を離し、
今度は何度も糸を引かせるよう、先端だけをとんっ♡とんっ♡とノックする。
また尾長くんがイきそうになると今度は手を離して内腿をなぞるだけにして落ち着かせ、
尾長くんの呼吸が整ってくるとまた、ちゅぽちゅぽちゅぽちゅぽ♡と口を開けている尿道口に指をかけるよう、先端だけをぐりぐりいじめて尾長くんを限界まで追い詰めた。
「っ♡♡♡あ゛~~っ♡♡♡やだっ!も、やだぁっ♡♡♡イくっ♡イキたいっ!♡♡お゛っ♡んぉおっ♡♡
イけるっ♡イク♡イクね♡っ♡♡♡
……っ!?な、でぇっ♡なんで手ぇ止めるの!!♡♡やだぁ!!イカせて♡お願いっ♡イカせてよぉ゛!♡♡♡」
記憶にないまま身体がどこもかしこも発情し、ようやくチンイキを教えてもらったのにまた快感をお預けさせる寸止め手コキはよほど堪えたのだろう。
尾長くんはさっきまであれだけリラックスしていた春風の腕の中から逃げようと慌てて体を動かしたが、
残念ながら春風にもう片方の腕でがっちりホールドされそれは叶わない。
「ひっ……♡いぃ゛……っ♡♡ぐすっ♡ゔー……♡♡
……もっ、ちんちん、やだぁ……♡♡♡」
また陰茎へ指が絡み、尾長くんは腰を小刻みに振ってそれ自体でも下半身を徐々に気持ちよくして、
こっそりアクメしてしまおうとアナルをくぱくぱ♡腰を振っていたが、残念なことに足も閉じないよう動けないよう、
後ろから春風の両足を絡めて無理やり開脚させられたため、それも出来なくなってしまった。
「えぐっ、ぁっ♡♡ゔう……っ♡ひっく、あ゛♡あぁ゛……っ!♡」
なすすべもなく、亀頭をぐりぐり親指で捏ねて弄られ裏筋を撫でられ、
けれどどれだけアナルをくぱくぱさせようがアクメを取り上げられて、惨めなメスを自覚させられながら啜り泣くしか出来ない尾長くんの肉穴までついにいじられる。
中指をメス穴へ挿入されただけにも関わらず、尾長くんが全身が粟立つような強い、ばちばちとした快感を覚え、
アナルをきゅうう……っ♡と締め付け貪欲に指にしゃぶりついた。
そのまま陰茎もアナルも指でくちくちいじくられ、ようやく尾長くんは気持ちいいところをサンドされイけると思って下半身に力を込めたが、
思い描いていた力強くじょぼぼっ♡と潮吹きアクメして視界を真っ白にするような快感はやってこず、
ちゅぽん♡と指が離れると尾長くんはベッドへ寝転がされてしまった。
「……ゔぅ……♡」
尿道がじんじんと熱く、アナルが延々ヒクつくせいで尾長くんはおかしくなってしまいそうだ。
「あー……尾長くんかわいい」
「んぇ゛!?♡あっ♡オーナーくんっ♡まって、っ♡♡」
その上から春風が覆い被さって片方の乳首をつねり、もう片方の乳首を唇でちゅぽっ♡と吸う。
さらにはせっかく指が抜け、一番キツい発情を乗り越えたアナルに指を挿れ、3点を同時に刺激され、
下腹部にはぐ♡と春風の硬いものを押し付けられているせいでこれからナニをされるのか、
この手の知識に疎めだった尾長くんでも流石に理解し、
寸止めを繰り返され痙攣の治らないアナルできゅん♡きゅんっ♡と指を締め付け交尾の準備を始めてしまう。
(……っ♡♡やっとイける!?っ♡♡♡ちんちんで僕のおしりずぽずぽされて……っ♡考えただけで身体ビクっ♡てしちゃう♡♡
は、はやく挿れてくれないかなぁ♡ちんちん挿れられて、いっぱいイキたい♡♡)
首筋や脇、へそに果ては陰茎までしゃぶられ、じんじん痺れ気持ちよくなっていく間、延々とアナルは春風の指を咥え込まされちゅむ♡ちゅむ♡と指に吸い付いて興奮を伝える。
ただでさえ尾長くんのメス穴は卵を気持ちよく産むため快感に弱くなっているのに、
全部の刺激と、アナルの甘イキを連動させられ、奥で指がくっ♡と前立腺を押し込むとじょぼっ♡と尾長くんは訳もわからないまま潮を吹き、
それでもメスイキが物足りなくてまた肉襞を蠢かせて指にしゃぶりついた。
「あ゛~~~っ♡♡♡ゆるひ、てっ♡♡イっちゃう♡っ♡おりてる♡ヘンなの、っ♡♡♡降り、へきて、っ……!♡♡♡」
尾長くんは今はうつ伏せで、腰元に枕を置いて浮かせたケツパコ歓迎スタイルで上にのしかかった春風に首筋を舐め、口内に指を突っ込まれ、舌までぬちぬち弄られていた。
アナルにはぬぽ……♡と先端だけ陰茎をしゃぶらされ、肉穴がきゅんきゅん脈打って腸液がとろ♡と口を開いたところへ垂れてしまっている。
陰茎がちゅぽ♡と引き抜かれるたび、陰茎を追いかけようと腹の奥からずる♡と肉襞が痙攣し、卵がその動きでゆっくり降りてくるせいで先ほどからメスイキと、産卵できる鶏の本能で頭の中が幸せでいっぱいで苦しかった。
「尾長くん、もう卵でそう?」
「はぁ゛ーっ♡♡はぁ゛っ♡♡わがんな゛っ♡、っ♡」
卵を産む、と言うのはこんなに気持ちのいいことなのだろうか。
腹の奥で内側から前立腺をごり♡と潰して無理やり精子を押し出し降りてくる卵で肉襞を震わせながら、尾長くんはあまりに強烈な快楽にぽろぽろ涙をこぼす。
肉穴が無意識のうちにきゅんっ♡きゅん♡と入り口を塞ぐ陰茎に吸い付いて媚を売っているのも尾長くんを追い詰めていた。
「お゛……っ!?♡」
やがて春風の腰がゆっくりと尾長くんの体の上へぬぷ……♡と落ちていく。
尾長くんは肉襞を異物がぞり♡ぞり♡とプレスしながら腹の奥へ沈んでいく感覚に白目をむいて、
口を大きく開いたまま四肢を伸ばして硬直し、竿をぎちぎち締め付けてその存在感を味わったが、
陰茎はその後軽くちゅぽ♡ちゅぽ♡と奥を小突いて耕してからまたゆっくり引き抜かれ、
異物を求めてくぱくぱ開閉している入り口に、肉棒の代わりにくぽ♡と内側から硬いものが引っかかった。
「おー。尾長くん、もうちょっとで産めるよ」
尾長くんの肉穴を塞ぎ、皺を限界まで伸ばして産まれようと粘液に塗れた卵がひく♡と顔を覗かせている。
春風が縁をかり♡と掻いて産卵を促すが、尾長くんは泣きながらじょぼじょぼ潮をベッドへ吸わせて喚いていた。
「~~~っ!?♡♡♡
はぁ゛ーっ♡っ♡む゛り゛っ♡♡♡こんなおっきいの、お゛っ♡は、っ♡たすげ、でっ!!♡あ゛ーっ♡♡♡おしり゛♡こわれゆ♡」
そう言いながらも尾長くんが産卵でいつも通り肉穴をぬちぬち押し拡げられるのにとんでもない快感を得ているようで、
卵の先端を覗かせ、尻肉をぷっくり腫らしながら腰を振っている陰茎からはとろ♡と精液を漏らしつつ、ぴこぴこ惨めに竿を揺らしているし、
触れていない乳首も赤くつん♡と勃起して今摘んでしこしこされれば確実に乳首アクメを遂げられるほど敏感になっている。
尾長くんは相当気持ちいいのか、ガニ股になってぶしゅっ♡ぶしゅっ♡と枕目掛けて潮吹きを繰り返していて、
春風が手伝ってやろうと上から覆い被さって脇腹を撫でていると、
尾長くんを長い時間アクメで苦しめつつも少しずつ卵はにち♡にち♡と押し出され、ついに卵は円周の一番長いところまで顔を覗かせた。
「………お゛っ♡ー……っ、んぉ゛ぉ……っ♡♡♡」
痩せ型の美青年が尻から卵を覗かせ、つま先を丸めて悶えている姿は滑稽で、
春風はいつも見ているだけでぐん♡と竿に天井を向かせ、尾長くんにさっさとハメたくて無意識に早く卵を産まないか、と待ち侘びてしまう。
今日も尾長くんがようやく長いアクメから解放され、ぶぽんっ♡と卵が一気に産まれた頃には尾長くんは息も絶え絶えで、
開きっぱなしのアナルがジンジン熱く、壊れたおもちゃのようにしょろしょろ陰茎から潮を垂れ流しカクカクと全身を痙攣させていたが、
尾長くんを労って頭を撫でつつ、体系の割に比較的肉付きのいい尻ににゅる♡と陰茎を擦り付けてしまった。
「尾長くん、頑張ったな」
「……っ♡ん、へへ……♡そうかなぁ……♡」
初産卵を終え、尾長くんは誇らしい気分で春風に頭をよしよし撫でられる。
産卵自体も脳がふわふわとおかしくなってしまいそうなほど気持ちのいい、
場合によっては生命の危機にすら思えた気持ちのいい行為だったが、
それ以上に産卵後疲れた体を後ろから抱かれ、春風の体温に包まれると嬉しくて、マゾメスの本能で春風を夫ちんぽと認めてしまい嬉しくなった。
なのできゅん♡と収縮したアナルに何気なく竿を咥えさせられイっても、特に行為に尾長くんは疑問を抱かなかった。
「あっ♡オーナーくん、ぉほっ♡」
先ほどまで卵を咥えて拡張されていた肉穴は陰茎を難なく咥えたが、
それでも太く、どくどくと脈打つ陰茎の感触に興奮して肉襞をにゅる……♡と締めて歓迎する。
ふわとろおまんこをどちゅどちゅ抉られ、尾長くんがまた白目を剥いてぴゅっ♡ぴゅっ♡と枕目掛けて勢いよく潮を噴射するのにもそう時間はかからなかった。
「あ゛っ♡あ゛っ♡あっ♡あ゛っ♡♡」
「卵産み、どうだった?」
後ろからじゅぽっ♡じゅぽっ♡と腰を打ち付けられ、
拳を作った尾長くんの手を春風は握って、拳を解き指を繋ぎながら優しく聞く。
「おっ♡しゅごっ♡よかっ♡お゛っ♡♡きもちいいっ♡ちんちんきもちいい♡♡♡」
卵でも繰り返しアクメしていたが、
意思を持って尾長くんの弱いところを的確にじゅぽじゅぽ潰してくれる、
肌と肌が触れ合って脈打つ肉棒を感じて肉襞を蠢かせる快感はその数十倍だと尾長くんは知ってしまい、
1日のうちに気持ちいい事をたくさん教えられた喜びで降りてこれないほど深くメスイキしてベッドに顔を埋める。
「ちんちんの話してないよ」
「お゛~~~っ♡♡♡ごめんっ♡♡ちんちんきも゛ぢいい゛っ♡♡♡
これ゛っ♡♡いちばん゛すぎっ♡」
何も考えずそのまま、頭に浮かんだ感想を喚いていたら春風の、呆れていたのかもしれないが後ろから小さく笑い声が聞こえ、
尾長くんはそれもなんだか嬉しくなってきゅ♡と肉襞を痙攣させた。
ずぽずぽとしばらく腰を打ち付けられ、やがて尾長くんのアナルを掘削する動きが激しくなる。
射精直前の陰茎が種付けしようと乱暴に肉襞を穿ち始めたのだと理解すると、
尾長くんは雑魚メスとしてしっかり射精を受け入れたくてもう一度く、と小さく腰をあげて姿勢を整える、
そのままどちゅどちゅ陰茎に奥まで小突かれるのに気絶してしまいそうになるのになんとか耐え、
潮をじょばじょばベッドへ撒き散らしながら口を大きく開いて喘ぎアクメと一緒に竿を締め付け続けた。
「お゛っ♡♡♡おぉ……っ!?♡」
やがて勢いよく、ごぷっ♡ごぷ♡とメス穴で春風の射精受け、尾長くんはうつ伏せになってその熱さに目を見開いて交尾の証を受け止める。
吐き出された精液のかわりに尾長くんは枕目掛けてじょぼっ♡じょぼぼ♡と潮吹きマーキングしながら肉襞を蠢かせてメスイキした。
肉穴が熱く、まるで元の形を忘れ春風の形に馴染んでしまったようくぱ♡と口を開いている。
陰茎が引き抜かれただけで追いアクメで体が跳ね、口角が勝手に緩んでいた。
「オーナーくん……♡」
「んー?」
尾長くんがようやく余韻もおさまり、春風に絡みついてちゅ♡ちゅ♡と唇を擦って甘え、
ここが自分と春風の愛の巣なのだと確信してまた発情し卵を腹の中で作っていた頃、内心春風は頭を抱えていた。
(誰の記憶も戻ってない……!)
せめて1人ぐらい記憶を取り戻して協力してほしかった。
というかこういうのは全員ヤることをヤったrs終わりという事で全部思い出してくれてもいいんじゃ無いだろうか。
いっそ自分も記憶を失えれば楽なのに。
そう春風が無責任に考えた時の事だった。
『バターン!!』
尾長くんの部屋の扉が勢いよく開け放たれ、牛くんがそこに飛び込んでくる。
「はぁ……。
見つけましたよ、ひどいじゃ無いですかオーナー。
俺のこと放って遊びにいくなんて……」
「いたいです痛いです」
尾長くんを丸無視して牛くんは春風を抱きしめる、
背中が折れるかと思うくらい痛かった。
「オーナーくんっ、頑張って」
牛くんが春風を抱きしめ回収しようとすると、
尾長くんは番を奪われまいと慌てて春風の腕に巻きつき抵抗して、
牛くんはそんな尾長くんを冷たい目で睨みつけていた。
「おーなぁ……」
そこに聞こえてきたのは犬くんの情けない声だ。
「俺、アンタが居ないと困る」
「言うタイミングがおかしい」
犬くんはどこから湧いてきたのかさっさと春風の正面に座り込むと、
春風が2人にギチギチされているのも無視して勝手に割り込んでちゅ♡と唇を吸い、春風に抱きついていた。
「オーナー、ここは少し騒がしい。
もっと2人で落ち着ける場所に行こう」
「ほんっというタイミング、あっ、いた、いたたたた」
牛くんに掴まれている両足も、
尾長くんの掴む腕も犬くんの抱きついた足も全部が痛い、
春風がこれを修羅場だと気づいた時には時すでに遅く、
記憶喪失の結果均衡の崩れた3人のメスお兄さんはそれぞれ大好きなオーナーを独占しようと睨み合っていた。
「……はぁ……仕方ないですね、オーナー。
誰が本命なんですか?」
「えっ」
笑っているが全然目が笑っていない牛くんの言葉。
「オーナーくん♡君は僕と輝かしい未来を生きるんだ、
その夢をくれたのは君じゃないか」
「めんどくさい、オーナー、全員追い出していいか?」
それぞれに脅され、春風は涙した。
恋愛童貞にこんな修羅場をどうにかできるわけがない。
この牧場は今や春風へのガチ恋ハーレムとして出来上がっていたが、
全員が「春風は共有物(でも実は自分のことが特に好き)」
という共通認識を持って、微妙なバランスを持って成り立っていたのだ。
3人の記憶が無い中、その均衡が崩れた以上フツメンの三股クズを取り合って喧嘩する顔のいい男3人という珍妙な修羅場が生まれてしまうのは無理もない。
「オーナー♡」
「オーナーくん」
「オーナー……」
全員の目が濁っていて怖くて、春風は走馬灯を見た。
ー『今の俺なら大体なんでもできると思うよ?』
そして思い出すあの言葉。
「っぼ、ぼくしん様……!」
====
「っ……ふぁ、よく寝た」
「なんか変な夢見た気がする」
「おや、犬くんもかい?奇遇だね」
数時間後。
なぜか尾長くんの部屋で雑魚寝していた3人はそれぞれ顔を見合わせ、
なんでこんなところで寝ていたのか首を傾げながら伸びをしたり、髪を梳いたり自由にしている。
「み、みんな、オハヨー」
「あ、オーナーおはようございます♡」
そこに様子を伺いにきた春風を見つけ、牛くんは腕を広げて春風を招き入れた。
その膝に犬くんが頭を乗せ、尾長くんは隣に座って手を繋いで春風にもたれかかる、
いつもの狂った4人の定位置だ。
「……っぐす」
「お、オーナー?」
「よかったよぉ……」
そんな「いつもの」日常風景が嬉しくて春風はぐすぐす泣いてしまう。
ついでにさっきの修羅場の記憶は消してもらったのだ。
その斜め後ろで、誰にも姿が見えないよう姿を消しつつ、顛末を眺めていた牧神さまは引きに引いていた。
「こんな、バカみたいな願い事あるんだ……」
牧神がなんでも願いを叶えてくれるボーナスタイムを、こんなどうでもいいことで使ってしまうなんて。
牧神さまは呆れつつ、むしろこれは「おもしれーやつ」なのでは?と首を傾げていた。
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