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34話 秋の章2① 〜尾長くん・牛くんと3P添い寝回〜

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秋風の涼しい、眠りやすいある晩の事だった。

「すやすや」

春風がとても気持ちよく眠りこけているとまたも、神々しい金の光が寝室を包む。

『やっほー⭐︎』

「っ!?」

慌てて飛び起きればいつぞやの牧神さま。

春風が叩き起こされ引き潰れた芋虫のような動きをしているのを一切気にした風もなく、ヘラヘラ笑って何も無いところに座り、ふわふわ浮いている。

『キミがこの辺で頑張ってくれてるから俺への信仰心も増えてくれてさぁ、
 今日は新しいごほーびをあげに来ました』

「ご、ご褒美!?」

『うん、そ。
 ってもこっちから一方的にあげまくってもなんか芸が無いからさ、
 キミのお願いなんでも一個聞いたげる』

「なんでも」

目の前の牧神さまは自分が全能だと言わんばかりに手の中で火を灯し、自身の姿形を山羊や魚、
美しい女性の姿へと瞬きするたび変貌させ、最後にツノのある青年の姿に戻るとにこりと微笑んだ。

『俺、今なら大概なんでも出来ちゃうと思うよ?
 例えば……』



………………

……

…。




「……ナー、オーナー!!」

「アッアッアッ」

次に意識が覚醒した時、自分の視界いっぱいに牛くんんが映っていた。
どうも悪い夢を見ていたようで春風は久々に痙攣と奇声を寝ながらに発していて、
牛くんはそれを聞いて青ざめ、慌てて春風を起こしにきてくれたようだ。

「えっ?あ、牛くん?」

「牛くん?じゃあないですよ、大丈夫ですか?」

「大丈夫、だけど……
 (なんだか変な夢、見た気がする……)」

夢から覚めてもまだ、ぼんやりとした春風を見て牛くんはため息を吐くとそっと頭を撫でる。

「怖い夢でも見たんですか?……なんて」

頭から手が離れると牛くんはもう一度だけ春風になんとも無いかを確認してからベッドに寝かせ、上からそっと布団をかけた。

「牛くん」

「眠るまでそばにいてあげますから。さっさと寝てください」

「う、うん」

別に体調が悪いわけでは無いし、悪夢を見て不安になったとかそう言うのでもない。
けれどぽふぽふと布団を叩いて寝かしつけられるのはほとんど初めてに近くて、
牛くんが思っている数十倍春風は感動しながらそのまま眠りについた。

====

「昨日みんなで話したんですけれどオーナーといえば体力資本。
 あんな変な眠り方で消耗されても困りますから、今日から俺たちが夜伽してあげますね」

「えっ、発想がすごい」

そして翌晩、透けパジャマの尾長くんと、胸元がキツイのかちょっとボタンが窮屈そうなパジャマの牛くんが春風の寝室へ襲来した。

「さぁ、さっさと寝ましょうオーナー」

「夜更かしは美容の大敵だよ」

「待って待ってまって」


そして尾長くんは勝手に布団に寝転んで掛け布団を持ち上げおいでおいでをしてくるし、
牛くんは軽々と春風を横抱きにしてベッドへ運ぶ。

ナニが目的なのかは牛くんのちょっと赤くなった顔が物語っていた。

「あー、犬くんですか?安心してください、彼は明日来ます。
 大人数で寝ると尻尾が怖いみたいで」

「いやそうじゃなくて、」

「俺は適当に尻尾はしまっておくんで大丈夫です」

何を言ってももうこのイベントが中断されることはない。
ベッドへ降ろされた途端尾長くんが抱きついてきて首元に顔をぐりぐり埋めているし、
牛くんも春風をベッドに寝かせるとすぐにもう反対側に抱きついてふぅ、ため息を吐いている。

自分のベッドが理解できないほど甘いいい香りに包まれて、
春風は脳がバグりつつある中でなんとか、
毎晩うっかり涎を染み込ませ明日くらいにはちゃんと洗お⭐︎と思っていた枕を隠そうと、理性を働かせたが、
それはあっさり牛くんに奪われ枕に顔を埋めて深呼吸までされている。

「や、やめてよぉ……」

「……はぁ゛ー……、これは沁みますね……」

「えっ、牛くん僕も」

「後8時間くらい堪能したら渡します」

枕を渡してもらえないと悟った尾長くんは意味もなく春風の身体をすべすべと撫でてまた微笑み始めてしまった。

当然、手はパジャマの中にインして素肌を撫でていた。

「……」

なんだか流石に酷くて、春風はエロい気持ちを乗り越えてしまったので遠い目で天井を見つめる。

なぜならうっかり右を向けば、

「あっ♡オーナーくん♡」

キスが好きよりの好きな尾長くんにちゅ♡とキスされ照れられてしまうし、
左を向けば、

「オーナー♡」

絡めて繋いだ腕を自分の胸元へ当てがい、むち♡と揉ませて挑発的に笑う牛くんと目が合うのだ。

春風は確信する、誰もここに自分を寝かせる気のものはおらず、3Pするために遊びに来たのだと。


「……」

こんな状況だとむしろ自分からは行けない、そんなめんどくさいメンタル童貞を早々に見抜き仕掛けたのは、
結局のところ春風は自分で童貞を捨てているし。という強いアドバンテージを持っている牛くんだった。

「はぁ、仕方ないですねオーナーは。」

ため息を吐くと身体を起こし、同じよう尾長くんにも髪を撫で、頭を上げるよう声をかける。

「?、牛くん?」

「オーナー、見ててください。
 オーナーが触ってくれないからあなたのマゾメス2匹が勝手に遊ぶことにしたんですよ」

「わ、……っ!?んむ♡」

きょとんとしていた尾長くんの顎を掬い、牛くんはそのまま尾長くんへ口付ける。

尾長くんは意図を理解しておらず驚いた顔をしていたがすぐに受け入れ、
ほとんど経験のない春風以外とのキスの感触を楽しみ甘い声を漏らし始める。

外野を意識した、赤い舌同士を伸ばしてちろちろと絡め合うキスと喘ぎ混じりの声が酷くいやらしく、
ちゅ♡と見目の良い2人が唇を啄み合うのを見ているとすぐに春風の陰茎に血が集まり始めた。

「ん……♡」

先に牛くんがそれに気づき、さわ♡とパジャマの上から竿の輪郭を探って布越しにそれをゆっくりと撫で始める。

「はぁ、う、ぁ♡」

同じよう尾長くんは春風の内腿を撫でながらゆっくりズボンを下ろし、際どいところばかりを撫でてじわじわと春風が身体を跳ねさせるポイントを探していた。

「ん゛っ♡ぶゔ♡」

興奮しているのは牛くんや尾長くんも同じのようで、
牛くんはむちむちと自分の胸を揉み、乳首を指の股で引いて遊んでいたが徐々に先端から白濁液が滲み溢れていたし、

「んっ♡は、う♡ふぅ♡」

尾長くんも膝立ちで足を開き、へこっ♡へこ♡と腰を揺らしながら透けた寝巻きの下、
自分の亀頭をくりくりと撫でて汁を指で集め、滑り良くそこを虐めようと手を動かしている。

「ん゛ー……っ♡♡」

牛くんは最後にちゅう……っ♡と尾長くんの舌を吸ってから解放すると、代わりに天井を向いた春風の陰茎へ唾液を垂らし、
それをくちゅ♡と優しく扱いて顔にかかった髪を避ける。

「オーナーはえっちですね♡俺たちがキスするの見て、こんなにちんこ大きくしちゃったんですか?」

竿のすぐ近くへ顔を置き、べろぉ♡と唾液たっぷりの舌で舐めあげるそぶりをしながら牛くんはくちゅくちゅと太い竿を扱いたが、
時折鼻を鳴らして雄臭を嗅ぐと一瞬だけちんぽで頭がいっぱいになったマゾメス顔をしてぴく、と腰を上げる。

それでも尾長くんの手前、いつも通りちんぽへ完全屈服するにはまだ理性を捨てきれなかったようで、
牛くんは唇を内に巻くとなんとかまた余裕ぶってゆっくり全体を撫で、ちゅ♡ちゅ♡と横から太い幹へしゃぶりついて春風を挑発した。

「あ゛ー……♡オーナーのちんぽ、かっこいい♡♡
 んぶ♡ちんこ舐めながら乳首オナニーするとすっごい腰揺れる♡
 ん?なんふぇすか♡んぶ♡オーナー、そんなに俺をみ、おほっ♡♡♡俺をみへ♡
 んぶっ♡じゅるる♡お゛っ♡ちんぽうま♡♡ふぐっ♡しょ、んな目ひても♡ぶぅっ♡おへ♡おーなーが触ってくれるまで♡んぐぅっ!?♡♡イかへてあげま、……っ♡あげません、オ゛っ♡からっ♡♡♡」

試しに自分の乳首を引っ張りながらちょっと亀頭に舌を置いてみただけのつもりだったが、
それで牛くんが雄臭を嗅いでちん媚びを我慢できるわけがない。

腰を持ち上げ、じょろっ♡じょろ♡とミルクを漏らしながら陰茎へお辞儀するよう頭を下げて喉奥までぐぽ♡と陰茎を咥え込み、
むわ♡と独特の香りが喉奥に広がると牛くんはそのまま舌をべろべろ動かして竿に奉仕しながら1アクメを終える。

その後はいよいよ本気メス媚びを抑えることができず自分で胸をこりこりと摘んで遊びながら喉奥で竿に接待し、ごちゅ♡ごちゅ♡と喉まんを突かれてはずかしげもなく上からも下からもじょろじょろと熱いミルクを垂らして緩アクメしながら竿をしゃぶり続けた。

「あっ、う、牛くんっ!♡ずるいよ、ちゃんと半分こする、って約束だったじゃないかっ♡」

牛くんが頬を窄め、ちんぽに土下座するよう本気でフェラを初めてしまったことにようやく気づいた尾長くんは慌てて牛くんの肩を掴んで阻止しようとし、
そのまま一瞬覗いた竿の根本にちゅ♡ちゅ♡とキスして唇を動かす。
メス2匹が自分の竿にしゃぶりつき関節キスをしながら下半身を濡らしている光景は当然春風激しく興奮させ、
まずは手頃なところでぷりん♡と突き出されている尾長くんの尻へ手を伸ばした。

「ん゛っ♡ぶぅっ!♡♡」

すべすべの小さい尻を撫でると尾長くんは露骨に嬉しそうな声を出し、玉と根元の境目をべろべろと舐め尻穴をくぱ♡と収縮させる。

まずは尻を外側から指でつぅ……♡とゆっくり撫で、尻の谷間を撫でて嬉しそうに肉穴が開き、腸液を垂らした途端そのまま下に伝ってたぷたぷ睾丸を持ち上げ、指で会陰を押しつぶした。

「お゛……おぉ……っ!?♡♡♡」

尾長くんは肉穴をお預けされたにも関わらず肩を震わせじょぼぼ……♡と潮を吹くと全身に力を込めて硬直してしまい、
そうして緩み油断した肉穴にちゅぽっ♡ちゅぽっ♡と指を出し入れすると、肉の縁を伸ばしながら内腿に何度も力を込めて肉襞を痙攣させている。
それを見てまた陰茎をぐ♡と硬くすると、牛くんは切なそうに目を細めて口から竿を解放し、今度はちゅう♡と鼠蹊部に口付けて春風に媚びを売った。

「オーナぁっ♡ずるいですっ、俺もおまんこしてください♡♡♡お願いしますから♡」

亀頭口付け先走りを吸いつつ、牛くんのむっちりと肉付きのいい尻が尾長くんと同じよう向けられふりふり尻尾ごと揺れている。

「ん゛っ♡ゔぅっ♡ん゛っ♡♡♡」

牛くんのメス穴は最初からある程度準備してきていたのだろう、即ハメ歓迎と言わんばかりに程よくほぐれていて、
にちゅ♡にちゅ♡と指折り曲げ前立腺を押し上げると面白いほどに締まって陰茎からじょぼじょぼミルクを噴射させた。

「お゛~~~っ!!?♡♡♡お゛っ♡ほ♡イぐいくっ♡お゛っ♡♡♡しぬ゛ぅ!!♡♡♡」

指に力を込めメスイキスイッチをタップする事に牛くんは陰茎からミルクを噴き出し、
背を逸らせちゅむちゅむと指をしゃぶりながらアクメする。

「お゛っ♡お゛っ、な゛っぐん゛っ♡♡♡イ゛、……っお゛お゛おォお゛っ!!!?♡♡♡」

「あ゛~~~っっっ♡♡♡♡」

2人とも面白いほどに叫び、互いの舌がぶつかるのも気にせず亀頭をしゃぶりながらアクメするので試しに同時にイかせることができないかぷるぷるの前立腺を指で挟んで押しつぶしながら調整してみたが、
同時に自分の指で体格の違う美青年が壊れたおもちゃのように潮やらミルクをじょぼじょぼ噴き上げるのは見ていて壮観だった。

「うわ……ほんとエロい」

「っ!?お゛……っ!?♡♡♡あ゛っ♡っ!?♡♡♡」


まだイキ疲れた、落ち着いていない穴のうち抱き寄せやすそうな細身の尾長くんの腰を掴むとそのままあっさり入り口へ亀頭を当て、
にゅぽん♡と竿を飲み込ませてしまう。

「えっ?あっ、っ?♡♡♡」

そうは言っても亀頭を全て咥えた際もぷしっ♡と肉襞をこじ開けられて潮を噴いたのに、
根本まで捩じ込もうとぐいぐい腰を引き寄せられ、徐々に太いものが肉穴にめり込んでいく感覚は何度もシてもけして慣れる事のない感覚で、
むしろどんどん開発され雑魚アナルになっている尾長くんのメス穴はちゅむ♡と入り口で竿を咥え縮こまり、
尾長くんは身体の中に熱い肉棒を捩じ込まれる感覚を理解するにつれ、息が出来ないような苦しさや、
アナル中が気持ちよく竿で押し拡げられる快感にぐる、と白目を剥いて唇を尖らせ、
ハメられた瞬間メスイキしてぴゅ♡ぴゅっ♡と情けなく精子を飛ばして悶絶した。

「お゛っ♡♡おぉ♡ぅ、ぉっ♡……おっ♡っ♡ふぎっ♡うぎゅっ♡♡♡」

じゅぽんっ♡じゅぽんっ♡と焼けた杭のような肉棒で串刺しにされ、
結腸口をこじ開けるため腰骨を掴んで下からぐりぐり押し上げられる。

尾長くんは無理矢理押し出し射精までさせられる屈辱的なセックスに本能的に自分の膝を押さえて立ち上がり逃げようと力を込めたが、
肉穴から竿を放り出そうと力むと怒張した陰茎をもう一度奥までぶぽっ♡と一気にねじ込んで諌められ、
それを数回繰り返した末完全にちんぽに屈服してしまい、
あとはへこへこ腰を振って自分のメス穴の気持ちの良いところに竿を当てようと情けなく揺れていた。

「……っ♡」

尾長くんが無様に陰茎を萎えさせ、ちゅぽちゅぽ♡と結腸を犯され口をだらしなく開きアクメしている光景は牛くんの下半身を熱くさせる。

「っ!?♡ひ、ぃい゛っ♡♡♡」

「お願いです、俺も、一緒にイかせてください……♡」

牛くんは尾長くんに抱きつくと内腿ごとその身体を抱えて少し持ち上げ、
物のようにゆさ♡と尾長くんの身体を揺らし尾長くんを春風のオナホ扱いした挙句、
ずりゅ♡ずりゅ♡と柔らかいメスちんぽで自分の竿を刺激させる。
ローション代わりの甘い、とろみのあるミルクでぬとぬととメスちんぽを甚振られ、
足を抱えたままこちゅこちゅと結腸ハメまで施され泣きながら喘ごうにも唇は塞がれじゅるじゅる牛くんに舌を吸われている。

尾長くんは一切自分の体の自由が効かず、メスイキかちんイキをさせられる屈辱感にぶるぶる震えてつま先を丸めてアクメし続け、
どぷどぷと中出しされ、反応が悪くなったころようやく物のようにその辺に投げ捨てられて解放された。



「あ゛っ♡おーな゛ぁっ♡♡♡ぉ゛っ♡ちんこかたっ♡あ゛やめて腋なめ、お゛ぉお゛お゛おっ!!!?
 ゆる゛っ♡おほぉ゛っ♡ゆるじでくだ……お゛っ♡くだざいっ♡♡♡おまんここわれ゛るっ♡♡お゛~~~っ♡♡♡
 も゛っ♡ちんこ、こわ゛れでるんですっ♡♡ずっときも゛ぢ、あ゛っ♡イくっ♡いきましゅっ♡♡♡
 ……ぉっ!?♡♡ゆるじでぇっ♡♡っちんこ♡ずっときもぢいの、とれ゛ない゛っ♡ミルク噴き棒にな゛っ♡あ゛っ♡またイ゛ぐっ♡♡噴き棒になっでましゅっ♡♡やめ゛っ♡おほぉ゛~~っ♡イくイク♡♡♡」




疲れ果てベッドに寝そべり、虚な目で見つめる視線の先では牛くんが最初は正常位で胸を揉まれて楽しそうに喘いでいたものの、
精液が逆流するまで犯され、最後は逃げようとした腰を掴んで寝バッグでぱんぱんと小刻みに腰を打ち付けられて泣き喚いて泡だった精液がごぽ♡とたまに逆流する結合部を締めたり緩めて抵抗している。

(……♡)

尾長くんがその散々良い気味だ、とそれに対し思うことは当然なく、
むしろ羨ましくて仕方がない。

その後尾長くんもエロ蹲踞で腰を揺らしながらの産卵ショーで屈辱的なハメ乞いを春風に披露することになったり、
牛くんと2人で春風の全身を舐めてご奉仕で大変有意義な一晩を過ごした。

当然全員徹夜で翌朝にはフラフラだったので、朝、みんなに感想を聞こうと思っていた犬くんは漠然と羨ましいなぁという気持ちを抱え、
それをその晩春風にぶつけたのだった。

春風は久々の2徹が辛くて吐いた。
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