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27話 春の章2④ 〜牛くんは情緒不安定〜
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イチャイチャパートは半分くらいからです
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「それじゃあ牛くん、明日は遅めに来るからちょっと搾って、
後は会場で頑張ろっか」
「……」
明日の牛祭りに向けて春風が事前に相談し決めていたスケジュールを牛くんに伝えるが、
牛くんはどこか不安げに視線を彷徨わせるばかりで返事をしない。
「牛くん?」
「……あー……いや、明日ですね。
よろしくお願いします」
「うん、牛くんなんか顔色悪いな。
もしかして体調悪い?」
ある意味いつも通りに額へ触れ、熱を測ろうとすると咄嗟に牛くんはその手を払い顔を背けてしまった。
春風以上に、牛くん自身がその態度に驚いているようで目を丸くしている。
「別に眠いだけです、明日のお祭りには差し支えません。
おやすみなさい」
「お、おう」
逃げるよう足早に去っていく牛くんを見つめ犬くんも不思議そうな顔をしていたので、
どうも牛くんのよそよそしい態度は気のせいではないらしい。
(俺、なんかしたんだろうなぁ)
謝ろうと思ったが何をしたのか分からずに謝っていいものなのだろうか。
分からずに悶々としているうちに、さっさと次の朝を迎えてしまった。
「……くっ、う♡ふぅ……っ♡」
祭りでは牛がどれだけ乳を出すか見る種目があるようで、
春風たちもセオリー通り朝最低限だけ搾り、残りは会場で披露するために牛くんへ数時間我慢してもらう予定だ。
普段、朝方牛くんはミルクを溜め込むのと同時に極限まで発情し、春風を見るだけで興奮してちょろちょろと乳首から乳を滲ませてしまうため、
春風は牛くんにきちんと我慢してもらえるか、
限界を超えて我慢させてしまい牛くんに負担が出ないかを心配していたのだが、
今朝の牛くんは何故かほとんど乳を出さなかった。
「っ……!」
いつも通り、後ろから大柄な体を抱きしめぎゅむっ♡ぎゅむ♡と胸を鷲掴んで揉み、乳首をきゅ♡と指の間で引っ張っても、
普段のようミルクが溢れ出ることはなく、牛くんも気分が上がりきらないのか少し甘い声をあげるものの身を固くしてしまっている。
少量指の隙間をちょろ……♡とミルクが滴っていったがその程度で、
そのうち緩く勃っていた牛くんの陰茎も落ち着き、ミルクが止まると牛くんは困ったように春風の方を振り返った。
「牛くん、」
例えるなら、出会ってすぐの乳を出せない牛と牛くんが呼ばれていた頃のようなミルクの量だろうか。
流石に昨日からの様子のおかしさを考えれば牛くんがなんらかの不調なのは嫌でもわかる。
もう牛くんが乳を出せそうにないことを悟ると春風は捲り上げていた服を元に戻し、牛くんの顔を覗き込むが、
「なんですか」
鬱陶しそうに目を逸らされた。
「大丈夫?その……今日のお祭り、具合悪いなら休もうか」
牛くんが今日を緊張しつつ、もし優勝したら、なんて繰り返して楽しみにしていたことを知っているので心苦しかったが、
別に今年で祭りが終わるわけではないのだから来年また頑張ればいいだろう。
自分が誰よりも一番「休め」と言われたかったからこそ牛くんを春風なりに気遣って出た言葉だったが、
それを聞いた牛くんの眉間にぐ、と皺が寄った。
「それで、仕事が出来なくなったらこのまま返品ですか」
「えっ」
思いもよらない言葉、
牛くんは吐き捨てるようそう言うとそのまま腰を上げ、扉に手をかけた。
「すいません。……少し外の風当たってきます」
「あ、えっ、牛くん?」
牛くんを追ってリビングに出ると、何も知らない尾長くんと犬くんが観戦の準備を楽しそうにしていたのが目に入ってなんとなく心が痛かった。
====
「あー……やっちゃったなぁ……」
それから少しして。
逃げるよう牧場から飛び出した牛くんは、牧場の裏手にある小さな山、その麓の適当な切り株に腰掛け頭を抱える。
「せめてもうちょっと円満に……けどなぁー……」
優れた牛を決めるお祭り、これに犬くんがそうだったよう、牛くんも並々ならぬ思い入れを持っていた。
自分が優れた牛である事がわかればきっと春風に褒められる、もっと長くここに居られる。
そう妄信的に思う反面、逆に上手くいかなければこれまでそうだったよう、
満足な仕事ができなかった役立たずの牛として牧場を追い出されるのでは無いか、そう考えてしまい、どうしても不安が頭から離れず、祭りがプレッシャーになっていた。
そんな中春風がルカの牧場を尋ねていた事を知り、牛くんの思考はみるみるネガティヴを加速させる。
呼ばれて見学に行っただけだと言っていたが自分の後釜の新しい牛を探しに行ったのでは無いか、それを誤魔化しているんじゃ無いか。
そう言えばあの時もアレも、などと延々疑念が沸き、
他にも無数にあった、普段であれば笑い飛ばせるようなつまらない悩み事までもが牛くんを苛んで、
いよいよ乳が出ないという形で体調にまで現れてしまった。
「オーナーが、もうちょっと上手く隠してくれればなぁ……」
まだもう少し気持ちよく過ごせただろうに。
深いため息と共に呟くと、後ろから不意に今一番聞きたくない声がした。
「隠すって……何を?」
「うわ、オーナーっ!?」
そこには息切れして顔色の悪い春風が立っていた。
「や、やっほー……、かヒュッ」
長い事走って牛くんを探していたようで膝をガクガクと生まれたての仔馬のよう震わせ、
春にしては恐ろしいほどの汗だくになって露骨に牛くんの座る切り株の隣に座りたそうに目線を送っている。
「追いかけてきたんですか」
「ぜぇ、ぜぇ……っ、あぁ……、ん、はぁ、そ、そんなとこ」
「……はぁ、別に良かったのに。
どうぞ、座ってください」
「かひゅっ、どうも」
「……」
渋々少し横にずれると春風は倒れるようそこに座り、しばらく呼吸を整える。
そのあまりに情けない様子のおかげで、牛くんは変に間を気にせず済んで内心安堵していた。
「はぁ、あー……やっと落ち着いた
それで、なんだっけ。俺が上手く隠してれば?」
「……」
とことん後ろ向きになった牛くんはいよいよ反抗的な態度を取った自分へ、春風が三行半でも突き付けに来たのかと勘繰っていたがどうも違うようだ。
春風は牛くんの不調を心配して視線を彷徨わせ、ゆっくり言葉を選んでその原因を探っている。
自分以上に春風が狼狽えているのを見ていると、妙に冷静な気持ちになれた。
少しずつ頭の中で考えていた事を整理して、これまでの事を話し始めた。
「牛祭りで、悪い成績を出したらここを追い出されるんじゃ無いかって思ってました。
……まぁ使えない牛を追い出すのは牧場主として普通のことなのかもしれませんし、それは良いんですけどね。」
「牛くん、」
「けど。
俺、ちょっとは頑張ろうとしてたんですよ?
なのにオーナー、さっさと違うヤツを探そうとしてましたよね、本当に……最低、です、っ」
茶化し、軽い口調で言ったつもりだったが自分の言葉に追い詰められ、
最後の方は我慢できず上擦った、泣きそうな声で恨み節を吐いてしまった。
「せめて、結果が出るまでは見てて……いや、望みがなくてもそれは隠してくださいよ。
なんか、気分悪くてミルクも出せなくなるし……オーナーのせいです、本当最低、最悪」
「なんの話?追い出したりしないって」
「っ、ルカさんのところに行って、
……いや、もういいです、諦め、つきましたし。」
泣きそうな顔を春風にだけは絶対に見られたくなくて背を向ける。
後ろで自分を呼び、服の袖を引っ張る春風の真剣な声に、春風が自分に何かを伝えようとしているのは分かったが、
もう気持ちはヤケになっていて、牛くんはそれを無視して尻尾で手を叩いた。
「……」
「牛くん、こっちみて。」
「嫌です」
「じゃあ一緒に帰ろう」
「そのうち追い出される家に居たくありません」
「だから追い出さないって。ルカさんにもほとんど拉致されただけだし」
(なんで、オーナーはこんな面倒くさい事を言ってる俺を、ずっと待ってくれているんだろう
俺のこと、要らない癖に。)
今までなら牛くんは牧場を追い出されても「おせわになりました」と皮肉混じりに捨て台詞を吐き捨て、
後はなんの未練もなく牛くんは牧場を転々としてきた。
今回、こんなに妙なマイナス思考で追い出されるんじゃないか、という疑惑だけで妙に狼狽えてしまうのも裏を返せばこの牧場に、春風に愛着があるからで、
日頃からそれほどまで好意を抱いている春風にこんな風に追いかけてきてもらい説得されている、
自分のために時間を使ってくれている事実に気づくとそれがじわじわ脳に届き始める。
「俺は牛くんに、まだ、ううん。
ずっと一緒にいてほしい」
(オーナー……。
俺のこと、そんな風に想っててくれたんだ……?)
そしてそれが効いた以上、もはや牛くんの籠絡は目前だった。
ここまでおおよそ10分以内の出来事である。
「し、信用できません」
牛くんはもう春風がルカの牧場に行ったのは言葉通り呼ばれたからなだけなのも、
こんなに一生懸命に自分を引き留めてくれる春風が自分を追い出すつもりが無いのも薄々悟っていたが、
ついおかわりも欲しかったので尻尾を揺らしてつっけんどんに返す。
「そんなぁ」
「……情けない声出してないでもっと。
続き言ってください」
「(えぇ……?)
えっと……なんかがこういうの言って良いのかわからないけど、俺は牛くんの事……いや、もちろん犬くんも尾長くんも。
みんなのこと、従業員?って言うより、家族みたいだと思ってまして」
明らかに牛くんの声のトーンが変わった、さっきから地面を叩いていた尻尾が今はねっとり腕に絡んでくる。
流石に春風も流れが変わった事に気づいていたが、それで牛くんが戻って来れるなら、と日頃の思いを伝えた。
「俺が小さい時、家族みんな居なくなっちゃってさ。
そこからずっと独りだったし、
家に居てもする事ないからって死ぬまで働いてて、
だから最近いつも、家に帰ってきたらただいまとかおかえりって牛くんが言ってくれるのが、すごい嬉しんだ」
「オーナー……。
(あんなに、いつも生意気ばかり言ってる俺の事、
オーナーは家族扱いしてくれてるんだ♡)」
若干不穏なワードが聞こえたが、春風が切実に日々を噛み締め楽しんでくれているのがわかり、
もはや牛くんの頭の中ではこれまでの不安全てが消え、ただ春風にこれまで疑ってしまった事を謝り、イチャイチャしたい欲望だけが残される。
「だから牛くんを追い出すとか絶対無いし、もっと一緒に居たい、……です。
ミルクが出なくなっても、……だめかな」
「……。」
「あの」
返事が無くなり、困った春風が牛くんの肩をつつくと牛くんはくるりと振り返る。
「ごめんなさい、オーナー。
変な事気にする前に、ちゃんと喋れば良かったです。
……本当にごめんなさい」
「……牛くん!」
考え直してくれた牛くんに感動し、春風はだいぶ牛くんが即堕ちしたのも忘れてがし、と抱きついて頭をわしゃわしゃ撫で繰り回す。
一瞬牛くんの目に飛び込んだその表情は、普段の表情の変化が乏しい春風の顔からは想像もできない大層に明るい笑顔で、
自分の言葉でこんなにも春風が嬉しそうにするなんて、と不謹慎ながら喜びすら覚えてしまう。
「わっ、ちょっと、俺犬くんじゃ無いんですけど」
「ごめん、けど本当嬉しくて、あ゛ー!!」
「……」
感極まって首元に顔を埋めてぐりぐりされ、その動き自体にはけして卑猥な意図はなかったのだが、
運動して濃くなった春風の香りと体温を感じ牛くんの身体はずく、と熱くなる。
「……オーナー、ちょっと」
「え?あ、ごめん汗臭かったかな」
背を軽く叩いて春風を落ち着かせると、春風は腕の中から出て行こうとしたが、もう一度抱きしめた。
「朝、ミルク出せなかったでしょう?
その分、なんだか今、……身体が熱くて」
悩み事の消えた途端火照る現金な身体に春風が呆れていないか不安だったが、
「えっ、あー、ごめん、えっ?
……じゃ、じゃあ一緒に帰ろっか」
挙動不審になりつつ、顔を赤くして自分の手を引いてくれる春風を見て、牛くんもきゅんきゅんとときめき頬を染めた。
====
「わっ、牛くん!?」
家に帰ると犬くんと尾長くんにもしっかり謝ってから、2人は牛くんの部屋に戻る。
ベッドに腰掛け、とりあえず服でも脱ぐ?と春風が聞こうとした時、
牛くんに押し倒され馬乗りになられた。
「今日は俺が頑張りたいです、オーナーに迷惑かけたし……、ダメですか?」
「い、いや、全然!」
手早く服を脱ぎ、春風の服まで捲ってしまった牛くんの呼吸は荒く、
いつもの巨乳よりミルクを溜め込んだ胸はさらに一回り大きくなっている。
ぽってり摘みやすい乳首は前屈みになった牛くんの姿勢で重力に従い一層下につん♡と尖っていて、先端からはミルクがちょろちょろと滲んで牛くん自身が発情し甘い蒸れた香りを纏っていた。
「よかったぁ♡」
媚びた声を発し、牛くんは身体を倒すとべろ、と春風の首筋を長い舌で舐め上げる。
「ふふ、しょっぱい♡」
「あ、ご、ごめん、さっき走ったから、」
「いえ全然?
オーナーの味がして、すっごいおいしいです♡」
春風はシャワーくらい浴びれば良かった、と後悔したが、
牛くんはむしろ嬉しそうに鼻を鳴らして首元や耳裏を嗅いでは腰を跳ねさせ、今度は唇に吸い付いてきた。
「ん゛ー♡♡」
春風の伸ばした舌を吸いながら牛くんはじ♡とその瞳を見つめ、
興奮でいきり勃った春風の陰茎へ手を伸ばす。
大きい手のひらでどくどく脈打つそれを包んでちゅこちゅこと優しく上下に扱くと、
その芯のある硬さで普段メス穴をずぽずぽほじくられているのを思い出して牛くんは少しイってしまった。
「っ」
ねっとりと舌で口内を掻き回されるキスと、皮膚の薄い亀頭を手のひらで擦られる感触に春風が息を詰まらせると牛くんは春風も興奮しているのだと嬉しくて笑ってしまう。
目があって、1度仕切り直すようちゅ♡と唇を互いに重ねてから、
より春風の興奮を煽ろうと今度ははむはむと首筋を濡れた唇でしゃぶった。
「(これ、オーナーがしてくれるとくちゅ♡って音してきもちいい、か、らっ!?♡)
んっ♡ぉっ♡」
しゃがんで、くぱくぱ口を開いた尿道からミルクを垂れ流す様まで牛くんが見せてくれる代わりに春風も牛くんの肉付きのいい尻をむち♡と掴むと、牛くんは首元で小さく喘いだ。
両手で尻たぶを左右に伸ばし、反対にぎゅむ♡と寄せて少しひんやりした柔らかい感触を楽しむついでに、アナルをくにゅくにゅ尻肉越しに刺激すると牛くんの喘ぎは徐々に下品な濁音混じりのものに変わり春風の上へ崩れ落ちてしまう。
「あ゛ーっ♡あ゛っ♡」
唾液を垂らし、遠いところを眺めながら首筋に当てた唇を震わす牛くんの陰茎は密着した胴の間で2人の体に挟まれ、ごぷごぷとミルクを垂らしており、
それを前後させ、互いの体で擦るために牛くんはカクカク浅く小刻みに動いていた。
むち♡むち♡と尻肉を揉みながら徐々に指を中心部へ向かわせ、軽く第一関節まで指をつぽつぽ♡と浅く入れ肉穴の入り口を拡げると肉襞は面白いほど指にちゅう♡と吸い付き、
牛くんは春風の眼前で下品に歯を食いしばってうっすら口角を上げたアクメ顔を晒す。
すぐ後に、じょば♡と勢いよく噴き上げられたサラサラのミルクが春風の腹を汚した。
「あ゛っ♡オーナー、おっぱいだめ♡っ、し、たがわ♡すりすりしないでください♡♡♡」
牛くんはその重たい身体を今や全部春風にほとんど預けて足をだらしなく開きへこ♡と浅く腰を振るだけになっていて、
試しに先ほどから陰茎と一緒に2人の体で潰され、ミルクを垂らしている胸の下側をすりすり♡と撫でると、
それだけで牛くんはぐるりと上を向いて弱点を曝け出して喘ぎ、
ぴゅ♡ぴゅっ♡とデカ乳首からミルクがとめどなく溢れてくる。
「あー、やばい」
その、気持ちいいことだけを追いかける牛くんの痴態に陰茎を固くして思わず呟くと、
牛くんは怯えたように顔を引き攣らせたが、裏腹に陰茎からはとろぉ♡と濃い汁が垂れていた。
「っ♡な、なにが、ですかっ♡
おっ♡おっ♡やめ、ちくびほじほじしないれっ♡♡おっ♡♡♡」
普段から少し尻を揉みしだくだけで完全発情状態になる程度には牛くんは敏感だが、
今日はミルクを溜め込んでいるせいか一段と下品に喘いで反応する。
ぱんぱんに張った右胸を両手で、乳首を囲うようむち♡と掴んで搾ると隙間から胸が溢れ、
勢いよくびしゃびしゃミルクを噴きながら牛くんはのけぞって春風に喉元を晒しアクメしている。
自分が責めたい、と言っていたのもミルクと一緒に流して忘れてしまったのか、
力の抜けた牛くんは脱力してあっさりベッドの上に転がされ、
足をかぱ♡と開いた状態で春風に胸をくちくち弄られる羽目になった。
「あ゛ー……っ♡やだぁ、っ♡やめて、ちくびいじめ、お゛っ!?♡♡♡」
両胸をむちむち揉みながら、乳首を舌先でくにくにほじるよう押し潰されれば舌のぬるぬるした独特の感触に背中が反り、
甘痒い刺激にについ後ろで腕を組んで腋まで晒した全面降伏ポーズをとってぴゅ♡と陰茎からミルクを飛ばしてしまうが、
そうやって舌に撫でて甘やかされ、ぽってり膨らんだ乳首を今度は両手でつまみ、ぎちぎちと皮膚が伸びるほど強く引っ張っていじめられる。
敏感な胸を甚振られもうダメだ、と陰茎からしょろしょろミルクを漏らして泣きそうになった途端、
ぱちっ♡と胸を弾いて解放されると堰き止められていたミルクが胸からも噴水のよう放射状にびしゃびしゃと跳ね、
じんじん痛む牛くんの乳首は赤く腫れてしまっていた。
「あ゛~っ!?♡♡♡も、ちくびやだぁ♡♡っあ゛♡」
一層敏感なった乳首をまた丁寧に唇で包んで舌でくにゅくにゅ撫で回され、
一連の行動の間春風の陰茎はぞりぞり牛くんの下腹のあたりで綺麗に浮いた腹筋を裏筋で撫でている。
先走りで腹を汚されながら、牛くんはその熱い感触に陰茎を捩じ込んで欲しくて、
執拗な乳首責めに屈して腹の奥からきゅんきゅん疼かせ、
ちんぽをハメてほしくて肉穴もくぱくぱ涎を垂らしていると言うのにまだ乳首ばかりいじめられておかしくなってしまいそうだった。
「うゔぅー……♡」
説得されていた時はあんなに意地を張って、春風にけして泣き顔を見られたくなかったと言うのに、
今や乳首をしこしこ捏ねられ、先端をとんとん♡とノックしておもちゃにされるだけで牛くんは肉穴を震わせメス顔であまりの快楽責めが辛いと情けなくぐすぐす泣いている。
太ももを持ち上げられ、その中央にびんびんにそそり勃った陰茎をにゅる♡と添えてもらえたので、
ようやくチンハメしてもらえるのかと歓喜して腰を上げたが、
陰茎はぬこぬこ牛くんの睾丸や陰茎を擦り上げるばかりで収縮する肉穴に触れようともしてくれない、
だと言うのに、陰茎をぐりぐり尻へ擦り付けて存在ばかり肉穴に意識させながら、むき出しの脇を今度は舐めながら胸を揉みしだかれ、
牛くんは延々ミルクをこぼしながらも、もどかしさでおかしくなってしまいそうで子供のようにぐずりあげていた。
「オーナ゛ー……♡は、はやくハメてくださいよぉ……♡♡っふ♡……ぐす、っ♡おっほ♡♡♡まっへ♡そ、そんな、胸ばっかり、見てないでっ♡おほっ♡♡」
プライドをかなぐり捨て、肉穴をくぱくぱさせながら懇願しても聞き入れられる事はなく、舌を吸って唇をしゃぶられてしまった。
「ふっ!?うぶっ♡♡♡」
長いキスで牛くんがめろめろになり、延々甘イキに包まれるようになった頃ようやく尻の谷間を熱い陰茎がねとぉ♡と舐めて先走りでマーキングし、
その感触に牛くんがぞくぞく小刻みに身体を震わせてミルクを射精していると、くぷ♡と熟れたメス穴にゆっくり亀頭をねじ込んで拡張してもらえたが、
それに喜んで牛くんが肉穴をきゅ♡と締めてアクメしようと力んだ途端、
すぐに陰茎はにゅぽんっ♡と引き抜かれてしまった。
「ゔっ♡んぉっ♡ぶっ♡ふぐっ♡♡♡
(~~~っ♡♡♡な、んでオーナー♡先っちょばっかり、こんなっ♡♡
ずるい♡もっと奥までちんこ挿れてくださいよっ♡あっ♡やだ♡オーナーのちんこどんどん硬くなってる♡♡♡自分だけ亀頭ぬぽぬぽさせて射精する気だ♡
やだぁ♡俺も奥までちんこ挿れてほしい♡♡上からぱんぱんっ♡ておまんこ突いて♡俺の雄子宮潰して♡こってりオーナーの精子♡種付けして欲しいのにっ♡♡)」
じゅぽっ♡じゅぽっ♡と執拗に肉棒は浅いカリ首までだけを繰り返し挿入して、
牛くんの肉穴は奥からぐねぐね蠢いて太いものをしゃぶりたそうに腸液を溢れさせている。
牛くんが春風の身体を抱き寄せようと足を持ち上げたがあっさり膝裏を抑えて阻止され、
キスで唇を塞いだまま延々亀頭だけを収縮する肉穴でしゃぶらされ、
逃げることも催促も封じられた牛くんはミルクを垂らしながらも欲求不満で死んでしまいそうだった。
「やら、オーナーっ!♡もっと、ハメっ♡お゛っっっ!!!?♡♡♡」
唇が離れた途端、牛くんはもっとしっかり奥からずぽずぽと竿をしゃぶらせて欲しくて声をあげようとしたが、それより先に足首を掴んで頭の横まで持ち上げられ、腰を高く浮かせた状態でほぼ垂直に上から陰茎をごちゅんっ♡と根本まで深く打ち付けられ、視界が一気に白み突然のアナルアクメにまともに声が出せなくなる。
「お゛~~~っ!!!?♡♡♡」
射精のための最後のひとつき、それを欲求不満でぐずぐずになった肉穴へ思い切り打ち付けられ、
煮えたぎるような精液をごぷごぷとそそがれてしまったが、肉襞はせっかくしゃぶることのできた竿を逃すまいと懸命にぐねぐねまとわついてちゅうう♡と射精中の竿にしゃぶりつき奉仕している。
「おっ♡おぉっ♡ほっ♡♡」
射精のためだけに結腸まで上から突き刺すよう捩じ込まれた肉棒にいいようにアナルアクメさせられ、
牛くんは屈辱に顔を歪ませたが、そこに自分の陰茎から噴き上げたミルクを勢いよく浴びせていた。
「お゛っ♡まっへ♡おーなぁっ♡おっ!?♡♡♡ちが、急に♡
おっ♡ふっか♡お゛っ♡しぬ♡♡しんじゃうからっ♡♡♡」
そして今度はそのままの姿勢で、一気にこじ開けた結腸めがけ、ずぽずぽ肉棒を打ちつけて自分の精液を牛くんの体内でかき混ぜじゅぽんっ♡じゅぽんっ♡と激しく掘削を始める。
春風が腰を打ちつけるたび、押し出されるよう牛くんの顔面へじょばっ♡とミルクがかかり、
結合部からは泡立った精液がごぷっ♡と吹き出していた。
「牛くん、かわいい……」
「お゛~っ!!?♡♡♡っほ♡しょれだめ♡♡なんかいも゛っ♡おっほ♡おほっ♡♡♡奥こちょこちょやめ゛っ♡♡♡お゛ぉお゛お!!?♡♡♡」
眉間に皺を寄せ、口を開いた下品なアクメ顔で竿をしゃぶらされている牛くんの顔があまりにいやらしく、
自分がこんなに牛くんの綺麗な顔を歪めているのかと思うと春風は征服感でなんだか覚えてはいけない事を覚えてしまいそうな感覚に陥りぼそ、と呟いたが、
今度は痙攣しっぱなしの奥ばかりをこちゅこちゅ小突かれ、つま先を伸ばし、泣きながら足ピンアクメ漬けにされている牛くんの耳には残念なことに、そのつぶやきは届かなかった。
「次は言ってくれたみたいに、牛くんが俺の上に乗ろっか♡」
「あ゛……♡あぁ……?♡♡」
奥にしっかりもう一発射精し、耳を齧りながら春風に楽しそうに言われ、
牛くんはなんだかわからず首を傾げていたが胸をむち♡と揉まれてしまうと気持ちよくて肉穴をきゅんっ♡と締め付け竿をしゃぶりながら無責任にうなづいてしまう。
行為が終わった頃には、限界までシワなく拡張されていた牛くんのアナルは塞がることなくぐぱ♡と開いて春風の精液を逆流させていて、
高く腰を上げたまま地面に頭を擦り付け、尻をガクガク痙攣させながら突き出したポーズのまま、
春風に中指でちゅぽちゅぽ肉穴をほじくられる後始末にすら我慢できずメスイキを繰り返してしまい、
その痴態にさらに我慢できなくなった春風の陰茎を咥えさせられ、
鼻から精液を垂らしてしまうほどしっかり口内にも射精された。
====
「あ゛~っ♡♡♡イクイクイク♡♡♡イきましゅうっ♡♡♡」
翌朝、牛くんは昨日の疲労も忘れて四つん這いで肉棒をハメられ、
春風にしっかり胸を掴まれたままメスイキしてじょばっ♡とミルクを地面目掛けて噴射し朝の乳搾りを楽しんでいる。
「あ゛っ♡オーナーっ♡ずるっ、腋舐めないでっ♡♡♡」
まだ時間があるから、と逞しい二の腕を持ち上げ、
筋肉に覆われていない手薄になった腋を舐られながら横抱きで二周目が始めると、
牛くんは最近春風のせいで腋でのアクメを覚えつつあるので陰茎をしっかり咥え、じょろじょろまたミルクを垂らしてのけぞっていた。
昨日の一件の後、特に何かが変わったのか、と言われるとそんな事はない。
「もー!オーナー、どうしてくれるんですかっ!
最近腋変なんですけど!?」
その日、犬くんにふざけて腋をくすぐられてうっかりおほ声アクメしてしまった牛くんはぷりぷり怒り、
「ごめん……」
その横ではちょっとした出来心からとんでもないことになってしまい、
犬くんはしょんぼり本気で反省しているがこれもおおむね日常風景だ。
「え、俺?のせい?ご、ごめん……」
「まったく、……ちゅーしてくれたら許してあげますね」
ただほんの少し変わった事があるとしたら、
漠然とこれまで春風相手に警戒を解けないでいた牛くんが春風に家族と言われ、
これまでより少しだけ積極的にデレるようになった事くらいなのだが、
「わかっ……うん?」
春風から見ればこれまでも大概牛くんはデレデレ春風に甘かったのでその変化に気づく事はやっぱり無かった。
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「それじゃあ牛くん、明日は遅めに来るからちょっと搾って、
後は会場で頑張ろっか」
「……」
明日の牛祭りに向けて春風が事前に相談し決めていたスケジュールを牛くんに伝えるが、
牛くんはどこか不安げに視線を彷徨わせるばかりで返事をしない。
「牛くん?」
「……あー……いや、明日ですね。
よろしくお願いします」
「うん、牛くんなんか顔色悪いな。
もしかして体調悪い?」
ある意味いつも通りに額へ触れ、熱を測ろうとすると咄嗟に牛くんはその手を払い顔を背けてしまった。
春風以上に、牛くん自身がその態度に驚いているようで目を丸くしている。
「別に眠いだけです、明日のお祭りには差し支えません。
おやすみなさい」
「お、おう」
逃げるよう足早に去っていく牛くんを見つめ犬くんも不思議そうな顔をしていたので、
どうも牛くんのよそよそしい態度は気のせいではないらしい。
(俺、なんかしたんだろうなぁ)
謝ろうと思ったが何をしたのか分からずに謝っていいものなのだろうか。
分からずに悶々としているうちに、さっさと次の朝を迎えてしまった。
「……くっ、う♡ふぅ……っ♡」
祭りでは牛がどれだけ乳を出すか見る種目があるようで、
春風たちもセオリー通り朝最低限だけ搾り、残りは会場で披露するために牛くんへ数時間我慢してもらう予定だ。
普段、朝方牛くんはミルクを溜め込むのと同時に極限まで発情し、春風を見るだけで興奮してちょろちょろと乳首から乳を滲ませてしまうため、
春風は牛くんにきちんと我慢してもらえるか、
限界を超えて我慢させてしまい牛くんに負担が出ないかを心配していたのだが、
今朝の牛くんは何故かほとんど乳を出さなかった。
「っ……!」
いつも通り、後ろから大柄な体を抱きしめぎゅむっ♡ぎゅむ♡と胸を鷲掴んで揉み、乳首をきゅ♡と指の間で引っ張っても、
普段のようミルクが溢れ出ることはなく、牛くんも気分が上がりきらないのか少し甘い声をあげるものの身を固くしてしまっている。
少量指の隙間をちょろ……♡とミルクが滴っていったがその程度で、
そのうち緩く勃っていた牛くんの陰茎も落ち着き、ミルクが止まると牛くんは困ったように春風の方を振り返った。
「牛くん、」
例えるなら、出会ってすぐの乳を出せない牛と牛くんが呼ばれていた頃のようなミルクの量だろうか。
流石に昨日からの様子のおかしさを考えれば牛くんがなんらかの不調なのは嫌でもわかる。
もう牛くんが乳を出せそうにないことを悟ると春風は捲り上げていた服を元に戻し、牛くんの顔を覗き込むが、
「なんですか」
鬱陶しそうに目を逸らされた。
「大丈夫?その……今日のお祭り、具合悪いなら休もうか」
牛くんが今日を緊張しつつ、もし優勝したら、なんて繰り返して楽しみにしていたことを知っているので心苦しかったが、
別に今年で祭りが終わるわけではないのだから来年また頑張ればいいだろう。
自分が誰よりも一番「休め」と言われたかったからこそ牛くんを春風なりに気遣って出た言葉だったが、
それを聞いた牛くんの眉間にぐ、と皺が寄った。
「それで、仕事が出来なくなったらこのまま返品ですか」
「えっ」
思いもよらない言葉、
牛くんは吐き捨てるようそう言うとそのまま腰を上げ、扉に手をかけた。
「すいません。……少し外の風当たってきます」
「あ、えっ、牛くん?」
牛くんを追ってリビングに出ると、何も知らない尾長くんと犬くんが観戦の準備を楽しそうにしていたのが目に入ってなんとなく心が痛かった。
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「あー……やっちゃったなぁ……」
それから少しして。
逃げるよう牧場から飛び出した牛くんは、牧場の裏手にある小さな山、その麓の適当な切り株に腰掛け頭を抱える。
「せめてもうちょっと円満に……けどなぁー……」
優れた牛を決めるお祭り、これに犬くんがそうだったよう、牛くんも並々ならぬ思い入れを持っていた。
自分が優れた牛である事がわかればきっと春風に褒められる、もっと長くここに居られる。
そう妄信的に思う反面、逆に上手くいかなければこれまでそうだったよう、
満足な仕事ができなかった役立たずの牛として牧場を追い出されるのでは無いか、そう考えてしまい、どうしても不安が頭から離れず、祭りがプレッシャーになっていた。
そんな中春風がルカの牧場を尋ねていた事を知り、牛くんの思考はみるみるネガティヴを加速させる。
呼ばれて見学に行っただけだと言っていたが自分の後釜の新しい牛を探しに行ったのでは無いか、それを誤魔化しているんじゃ無いか。
そう言えばあの時もアレも、などと延々疑念が沸き、
他にも無数にあった、普段であれば笑い飛ばせるようなつまらない悩み事までもが牛くんを苛んで、
いよいよ乳が出ないという形で体調にまで現れてしまった。
「オーナーが、もうちょっと上手く隠してくれればなぁ……」
まだもう少し気持ちよく過ごせただろうに。
深いため息と共に呟くと、後ろから不意に今一番聞きたくない声がした。
「隠すって……何を?」
「うわ、オーナーっ!?」
そこには息切れして顔色の悪い春風が立っていた。
「や、やっほー……、かヒュッ」
長い事走って牛くんを探していたようで膝をガクガクと生まれたての仔馬のよう震わせ、
春にしては恐ろしいほどの汗だくになって露骨に牛くんの座る切り株の隣に座りたそうに目線を送っている。
「追いかけてきたんですか」
「ぜぇ、ぜぇ……っ、あぁ……、ん、はぁ、そ、そんなとこ」
「……はぁ、別に良かったのに。
どうぞ、座ってください」
「かひゅっ、どうも」
「……」
渋々少し横にずれると春風は倒れるようそこに座り、しばらく呼吸を整える。
そのあまりに情けない様子のおかげで、牛くんは変に間を気にせず済んで内心安堵していた。
「はぁ、あー……やっと落ち着いた
それで、なんだっけ。俺が上手く隠してれば?」
「……」
とことん後ろ向きになった牛くんはいよいよ反抗的な態度を取った自分へ、春風が三行半でも突き付けに来たのかと勘繰っていたがどうも違うようだ。
春風は牛くんの不調を心配して視線を彷徨わせ、ゆっくり言葉を選んでその原因を探っている。
自分以上に春風が狼狽えているのを見ていると、妙に冷静な気持ちになれた。
少しずつ頭の中で考えていた事を整理して、これまでの事を話し始めた。
「牛祭りで、悪い成績を出したらここを追い出されるんじゃ無いかって思ってました。
……まぁ使えない牛を追い出すのは牧場主として普通のことなのかもしれませんし、それは良いんですけどね。」
「牛くん、」
「けど。
俺、ちょっとは頑張ろうとしてたんですよ?
なのにオーナー、さっさと違うヤツを探そうとしてましたよね、本当に……最低、です、っ」
茶化し、軽い口調で言ったつもりだったが自分の言葉に追い詰められ、
最後の方は我慢できず上擦った、泣きそうな声で恨み節を吐いてしまった。
「せめて、結果が出るまでは見てて……いや、望みがなくてもそれは隠してくださいよ。
なんか、気分悪くてミルクも出せなくなるし……オーナーのせいです、本当最低、最悪」
「なんの話?追い出したりしないって」
「っ、ルカさんのところに行って、
……いや、もういいです、諦め、つきましたし。」
泣きそうな顔を春風にだけは絶対に見られたくなくて背を向ける。
後ろで自分を呼び、服の袖を引っ張る春風の真剣な声に、春風が自分に何かを伝えようとしているのは分かったが、
もう気持ちはヤケになっていて、牛くんはそれを無視して尻尾で手を叩いた。
「……」
「牛くん、こっちみて。」
「嫌です」
「じゃあ一緒に帰ろう」
「そのうち追い出される家に居たくありません」
「だから追い出さないって。ルカさんにもほとんど拉致されただけだし」
(なんで、オーナーはこんな面倒くさい事を言ってる俺を、ずっと待ってくれているんだろう
俺のこと、要らない癖に。)
今までなら牛くんは牧場を追い出されても「おせわになりました」と皮肉混じりに捨て台詞を吐き捨て、
後はなんの未練もなく牛くんは牧場を転々としてきた。
今回、こんなに妙なマイナス思考で追い出されるんじゃないか、という疑惑だけで妙に狼狽えてしまうのも裏を返せばこの牧場に、春風に愛着があるからで、
日頃からそれほどまで好意を抱いている春風にこんな風に追いかけてきてもらい説得されている、
自分のために時間を使ってくれている事実に気づくとそれがじわじわ脳に届き始める。
「俺は牛くんに、まだ、ううん。
ずっと一緒にいてほしい」
(オーナー……。
俺のこと、そんな風に想っててくれたんだ……?)
そしてそれが効いた以上、もはや牛くんの籠絡は目前だった。
ここまでおおよそ10分以内の出来事である。
「し、信用できません」
牛くんはもう春風がルカの牧場に行ったのは言葉通り呼ばれたからなだけなのも、
こんなに一生懸命に自分を引き留めてくれる春風が自分を追い出すつもりが無いのも薄々悟っていたが、
ついおかわりも欲しかったので尻尾を揺らしてつっけんどんに返す。
「そんなぁ」
「……情けない声出してないでもっと。
続き言ってください」
「(えぇ……?)
えっと……なんかがこういうの言って良いのかわからないけど、俺は牛くんの事……いや、もちろん犬くんも尾長くんも。
みんなのこと、従業員?って言うより、家族みたいだと思ってまして」
明らかに牛くんの声のトーンが変わった、さっきから地面を叩いていた尻尾が今はねっとり腕に絡んでくる。
流石に春風も流れが変わった事に気づいていたが、それで牛くんが戻って来れるなら、と日頃の思いを伝えた。
「俺が小さい時、家族みんな居なくなっちゃってさ。
そこからずっと独りだったし、
家に居てもする事ないからって死ぬまで働いてて、
だから最近いつも、家に帰ってきたらただいまとかおかえりって牛くんが言ってくれるのが、すごい嬉しんだ」
「オーナー……。
(あんなに、いつも生意気ばかり言ってる俺の事、
オーナーは家族扱いしてくれてるんだ♡)」
若干不穏なワードが聞こえたが、春風が切実に日々を噛み締め楽しんでくれているのがわかり、
もはや牛くんの頭の中ではこれまでの不安全てが消え、ただ春風にこれまで疑ってしまった事を謝り、イチャイチャしたい欲望だけが残される。
「だから牛くんを追い出すとか絶対無いし、もっと一緒に居たい、……です。
ミルクが出なくなっても、……だめかな」
「……。」
「あの」
返事が無くなり、困った春風が牛くんの肩をつつくと牛くんはくるりと振り返る。
「ごめんなさい、オーナー。
変な事気にする前に、ちゃんと喋れば良かったです。
……本当にごめんなさい」
「……牛くん!」
考え直してくれた牛くんに感動し、春風はだいぶ牛くんが即堕ちしたのも忘れてがし、と抱きついて頭をわしゃわしゃ撫で繰り回す。
一瞬牛くんの目に飛び込んだその表情は、普段の表情の変化が乏しい春風の顔からは想像もできない大層に明るい笑顔で、
自分の言葉でこんなにも春風が嬉しそうにするなんて、と不謹慎ながら喜びすら覚えてしまう。
「わっ、ちょっと、俺犬くんじゃ無いんですけど」
「ごめん、けど本当嬉しくて、あ゛ー!!」
「……」
感極まって首元に顔を埋めてぐりぐりされ、その動き自体にはけして卑猥な意図はなかったのだが、
運動して濃くなった春風の香りと体温を感じ牛くんの身体はずく、と熱くなる。
「……オーナー、ちょっと」
「え?あ、ごめん汗臭かったかな」
背を軽く叩いて春風を落ち着かせると、春風は腕の中から出て行こうとしたが、もう一度抱きしめた。
「朝、ミルク出せなかったでしょう?
その分、なんだか今、……身体が熱くて」
悩み事の消えた途端火照る現金な身体に春風が呆れていないか不安だったが、
「えっ、あー、ごめん、えっ?
……じゃ、じゃあ一緒に帰ろっか」
挙動不審になりつつ、顔を赤くして自分の手を引いてくれる春風を見て、牛くんもきゅんきゅんとときめき頬を染めた。
====
「わっ、牛くん!?」
家に帰ると犬くんと尾長くんにもしっかり謝ってから、2人は牛くんの部屋に戻る。
ベッドに腰掛け、とりあえず服でも脱ぐ?と春風が聞こうとした時、
牛くんに押し倒され馬乗りになられた。
「今日は俺が頑張りたいです、オーナーに迷惑かけたし……、ダメですか?」
「い、いや、全然!」
手早く服を脱ぎ、春風の服まで捲ってしまった牛くんの呼吸は荒く、
いつもの巨乳よりミルクを溜め込んだ胸はさらに一回り大きくなっている。
ぽってり摘みやすい乳首は前屈みになった牛くんの姿勢で重力に従い一層下につん♡と尖っていて、先端からはミルクがちょろちょろと滲んで牛くん自身が発情し甘い蒸れた香りを纏っていた。
「よかったぁ♡」
媚びた声を発し、牛くんは身体を倒すとべろ、と春風の首筋を長い舌で舐め上げる。
「ふふ、しょっぱい♡」
「あ、ご、ごめん、さっき走ったから、」
「いえ全然?
オーナーの味がして、すっごいおいしいです♡」
春風はシャワーくらい浴びれば良かった、と後悔したが、
牛くんはむしろ嬉しそうに鼻を鳴らして首元や耳裏を嗅いでは腰を跳ねさせ、今度は唇に吸い付いてきた。
「ん゛ー♡♡」
春風の伸ばした舌を吸いながら牛くんはじ♡とその瞳を見つめ、
興奮でいきり勃った春風の陰茎へ手を伸ばす。
大きい手のひらでどくどく脈打つそれを包んでちゅこちゅこと優しく上下に扱くと、
その芯のある硬さで普段メス穴をずぽずぽほじくられているのを思い出して牛くんは少しイってしまった。
「っ」
ねっとりと舌で口内を掻き回されるキスと、皮膚の薄い亀頭を手のひらで擦られる感触に春風が息を詰まらせると牛くんは春風も興奮しているのだと嬉しくて笑ってしまう。
目があって、1度仕切り直すようちゅ♡と唇を互いに重ねてから、
より春風の興奮を煽ろうと今度ははむはむと首筋を濡れた唇でしゃぶった。
「(これ、オーナーがしてくれるとくちゅ♡って音してきもちいい、か、らっ!?♡)
んっ♡ぉっ♡」
しゃがんで、くぱくぱ口を開いた尿道からミルクを垂れ流す様まで牛くんが見せてくれる代わりに春風も牛くんの肉付きのいい尻をむち♡と掴むと、牛くんは首元で小さく喘いだ。
両手で尻たぶを左右に伸ばし、反対にぎゅむ♡と寄せて少しひんやりした柔らかい感触を楽しむついでに、アナルをくにゅくにゅ尻肉越しに刺激すると牛くんの喘ぎは徐々に下品な濁音混じりのものに変わり春風の上へ崩れ落ちてしまう。
「あ゛ーっ♡あ゛っ♡」
唾液を垂らし、遠いところを眺めながら首筋に当てた唇を震わす牛くんの陰茎は密着した胴の間で2人の体に挟まれ、ごぷごぷとミルクを垂らしており、
それを前後させ、互いの体で擦るために牛くんはカクカク浅く小刻みに動いていた。
むち♡むち♡と尻肉を揉みながら徐々に指を中心部へ向かわせ、軽く第一関節まで指をつぽつぽ♡と浅く入れ肉穴の入り口を拡げると肉襞は面白いほど指にちゅう♡と吸い付き、
牛くんは春風の眼前で下品に歯を食いしばってうっすら口角を上げたアクメ顔を晒す。
すぐ後に、じょば♡と勢いよく噴き上げられたサラサラのミルクが春風の腹を汚した。
「あ゛っ♡オーナー、おっぱいだめ♡っ、し、たがわ♡すりすりしないでください♡♡♡」
牛くんはその重たい身体を今や全部春風にほとんど預けて足をだらしなく開きへこ♡と浅く腰を振るだけになっていて、
試しに先ほどから陰茎と一緒に2人の体で潰され、ミルクを垂らしている胸の下側をすりすり♡と撫でると、
それだけで牛くんはぐるりと上を向いて弱点を曝け出して喘ぎ、
ぴゅ♡ぴゅっ♡とデカ乳首からミルクがとめどなく溢れてくる。
「あー、やばい」
その、気持ちいいことだけを追いかける牛くんの痴態に陰茎を固くして思わず呟くと、
牛くんは怯えたように顔を引き攣らせたが、裏腹に陰茎からはとろぉ♡と濃い汁が垂れていた。
「っ♡な、なにが、ですかっ♡
おっ♡おっ♡やめ、ちくびほじほじしないれっ♡♡おっ♡♡♡」
普段から少し尻を揉みしだくだけで完全発情状態になる程度には牛くんは敏感だが、
今日はミルクを溜め込んでいるせいか一段と下品に喘いで反応する。
ぱんぱんに張った右胸を両手で、乳首を囲うようむち♡と掴んで搾ると隙間から胸が溢れ、
勢いよくびしゃびしゃミルクを噴きながら牛くんはのけぞって春風に喉元を晒しアクメしている。
自分が責めたい、と言っていたのもミルクと一緒に流して忘れてしまったのか、
力の抜けた牛くんは脱力してあっさりベッドの上に転がされ、
足をかぱ♡と開いた状態で春風に胸をくちくち弄られる羽目になった。
「あ゛ー……っ♡やだぁ、っ♡やめて、ちくびいじめ、お゛っ!?♡♡♡」
両胸をむちむち揉みながら、乳首を舌先でくにくにほじるよう押し潰されれば舌のぬるぬるした独特の感触に背中が反り、
甘痒い刺激にについ後ろで腕を組んで腋まで晒した全面降伏ポーズをとってぴゅ♡と陰茎からミルクを飛ばしてしまうが、
そうやって舌に撫でて甘やかされ、ぽってり膨らんだ乳首を今度は両手でつまみ、ぎちぎちと皮膚が伸びるほど強く引っ張っていじめられる。
敏感な胸を甚振られもうダメだ、と陰茎からしょろしょろミルクを漏らして泣きそうになった途端、
ぱちっ♡と胸を弾いて解放されると堰き止められていたミルクが胸からも噴水のよう放射状にびしゃびしゃと跳ね、
じんじん痛む牛くんの乳首は赤く腫れてしまっていた。
「あ゛~っ!?♡♡♡も、ちくびやだぁ♡♡っあ゛♡」
一層敏感なった乳首をまた丁寧に唇で包んで舌でくにゅくにゅ撫で回され、
一連の行動の間春風の陰茎はぞりぞり牛くんの下腹のあたりで綺麗に浮いた腹筋を裏筋で撫でている。
先走りで腹を汚されながら、牛くんはその熱い感触に陰茎を捩じ込んで欲しくて、
執拗な乳首責めに屈して腹の奥からきゅんきゅん疼かせ、
ちんぽをハメてほしくて肉穴もくぱくぱ涎を垂らしていると言うのにまだ乳首ばかりいじめられておかしくなってしまいそうだった。
「うゔぅー……♡」
説得されていた時はあんなに意地を張って、春風にけして泣き顔を見られたくなかったと言うのに、
今や乳首をしこしこ捏ねられ、先端をとんとん♡とノックしておもちゃにされるだけで牛くんは肉穴を震わせメス顔であまりの快楽責めが辛いと情けなくぐすぐす泣いている。
太ももを持ち上げられ、その中央にびんびんにそそり勃った陰茎をにゅる♡と添えてもらえたので、
ようやくチンハメしてもらえるのかと歓喜して腰を上げたが、
陰茎はぬこぬこ牛くんの睾丸や陰茎を擦り上げるばかりで収縮する肉穴に触れようともしてくれない、
だと言うのに、陰茎をぐりぐり尻へ擦り付けて存在ばかり肉穴に意識させながら、むき出しの脇を今度は舐めながら胸を揉みしだかれ、
牛くんは延々ミルクをこぼしながらも、もどかしさでおかしくなってしまいそうで子供のようにぐずりあげていた。
「オーナ゛ー……♡は、はやくハメてくださいよぉ……♡♡っふ♡……ぐす、っ♡おっほ♡♡♡まっへ♡そ、そんな、胸ばっかり、見てないでっ♡おほっ♡♡」
プライドをかなぐり捨て、肉穴をくぱくぱさせながら懇願しても聞き入れられる事はなく、舌を吸って唇をしゃぶられてしまった。
「ふっ!?うぶっ♡♡♡」
長いキスで牛くんがめろめろになり、延々甘イキに包まれるようになった頃ようやく尻の谷間を熱い陰茎がねとぉ♡と舐めて先走りでマーキングし、
その感触に牛くんがぞくぞく小刻みに身体を震わせてミルクを射精していると、くぷ♡と熟れたメス穴にゆっくり亀頭をねじ込んで拡張してもらえたが、
それに喜んで牛くんが肉穴をきゅ♡と締めてアクメしようと力んだ途端、
すぐに陰茎はにゅぽんっ♡と引き抜かれてしまった。
「ゔっ♡んぉっ♡ぶっ♡ふぐっ♡♡♡
(~~~っ♡♡♡な、んでオーナー♡先っちょばっかり、こんなっ♡♡
ずるい♡もっと奥までちんこ挿れてくださいよっ♡あっ♡やだ♡オーナーのちんこどんどん硬くなってる♡♡♡自分だけ亀頭ぬぽぬぽさせて射精する気だ♡
やだぁ♡俺も奥までちんこ挿れてほしい♡♡上からぱんぱんっ♡ておまんこ突いて♡俺の雄子宮潰して♡こってりオーナーの精子♡種付けして欲しいのにっ♡♡)」
じゅぽっ♡じゅぽっ♡と執拗に肉棒は浅いカリ首までだけを繰り返し挿入して、
牛くんの肉穴は奥からぐねぐね蠢いて太いものをしゃぶりたそうに腸液を溢れさせている。
牛くんが春風の身体を抱き寄せようと足を持ち上げたがあっさり膝裏を抑えて阻止され、
キスで唇を塞いだまま延々亀頭だけを収縮する肉穴でしゃぶらされ、
逃げることも催促も封じられた牛くんはミルクを垂らしながらも欲求不満で死んでしまいそうだった。
「やら、オーナーっ!♡もっと、ハメっ♡お゛っっっ!!!?♡♡♡」
唇が離れた途端、牛くんはもっとしっかり奥からずぽずぽと竿をしゃぶらせて欲しくて声をあげようとしたが、それより先に足首を掴んで頭の横まで持ち上げられ、腰を高く浮かせた状態でほぼ垂直に上から陰茎をごちゅんっ♡と根本まで深く打ち付けられ、視界が一気に白み突然のアナルアクメにまともに声が出せなくなる。
「お゛~~~っ!!!?♡♡♡」
射精のための最後のひとつき、それを欲求不満でぐずぐずになった肉穴へ思い切り打ち付けられ、
煮えたぎるような精液をごぷごぷとそそがれてしまったが、肉襞はせっかくしゃぶることのできた竿を逃すまいと懸命にぐねぐねまとわついてちゅうう♡と射精中の竿にしゃぶりつき奉仕している。
「おっ♡おぉっ♡ほっ♡♡」
射精のためだけに結腸まで上から突き刺すよう捩じ込まれた肉棒にいいようにアナルアクメさせられ、
牛くんは屈辱に顔を歪ませたが、そこに自分の陰茎から噴き上げたミルクを勢いよく浴びせていた。
「お゛っ♡まっへ♡おーなぁっ♡おっ!?♡♡♡ちが、急に♡
おっ♡ふっか♡お゛っ♡しぬ♡♡しんじゃうからっ♡♡♡」
そして今度はそのままの姿勢で、一気にこじ開けた結腸めがけ、ずぽずぽ肉棒を打ちつけて自分の精液を牛くんの体内でかき混ぜじゅぽんっ♡じゅぽんっ♡と激しく掘削を始める。
春風が腰を打ちつけるたび、押し出されるよう牛くんの顔面へじょばっ♡とミルクがかかり、
結合部からは泡立った精液がごぷっ♡と吹き出していた。
「牛くん、かわいい……」
「お゛~っ!!?♡♡♡っほ♡しょれだめ♡♡なんかいも゛っ♡おっほ♡おほっ♡♡♡奥こちょこちょやめ゛っ♡♡♡お゛ぉお゛お!!?♡♡♡」
眉間に皺を寄せ、口を開いた下品なアクメ顔で竿をしゃぶらされている牛くんの顔があまりにいやらしく、
自分がこんなに牛くんの綺麗な顔を歪めているのかと思うと春風は征服感でなんだか覚えてはいけない事を覚えてしまいそうな感覚に陥りぼそ、と呟いたが、
今度は痙攣しっぱなしの奥ばかりをこちゅこちゅ小突かれ、つま先を伸ばし、泣きながら足ピンアクメ漬けにされている牛くんの耳には残念なことに、そのつぶやきは届かなかった。
「次は言ってくれたみたいに、牛くんが俺の上に乗ろっか♡」
「あ゛……♡あぁ……?♡♡」
奥にしっかりもう一発射精し、耳を齧りながら春風に楽しそうに言われ、
牛くんはなんだかわからず首を傾げていたが胸をむち♡と揉まれてしまうと気持ちよくて肉穴をきゅんっ♡と締め付け竿をしゃぶりながら無責任にうなづいてしまう。
行為が終わった頃には、限界までシワなく拡張されていた牛くんのアナルは塞がることなくぐぱ♡と開いて春風の精液を逆流させていて、
高く腰を上げたまま地面に頭を擦り付け、尻をガクガク痙攣させながら突き出したポーズのまま、
春風に中指でちゅぽちゅぽ肉穴をほじくられる後始末にすら我慢できずメスイキを繰り返してしまい、
その痴態にさらに我慢できなくなった春風の陰茎を咥えさせられ、
鼻から精液を垂らしてしまうほどしっかり口内にも射精された。
====
「あ゛~っ♡♡♡イクイクイク♡♡♡イきましゅうっ♡♡♡」
翌朝、牛くんは昨日の疲労も忘れて四つん這いで肉棒をハメられ、
春風にしっかり胸を掴まれたままメスイキしてじょばっ♡とミルクを地面目掛けて噴射し朝の乳搾りを楽しんでいる。
「あ゛っ♡オーナーっ♡ずるっ、腋舐めないでっ♡♡♡」
まだ時間があるから、と逞しい二の腕を持ち上げ、
筋肉に覆われていない手薄になった腋を舐られながら横抱きで二周目が始めると、
牛くんは最近春風のせいで腋でのアクメを覚えつつあるので陰茎をしっかり咥え、じょろじょろまたミルクを垂らしてのけぞっていた。
昨日の一件の後、特に何かが変わったのか、と言われるとそんな事はない。
「もー!オーナー、どうしてくれるんですかっ!
最近腋変なんですけど!?」
その日、犬くんにふざけて腋をくすぐられてうっかりおほ声アクメしてしまった牛くんはぷりぷり怒り、
「ごめん……」
その横ではちょっとした出来心からとんでもないことになってしまい、
犬くんはしょんぼり本気で反省しているがこれもおおむね日常風景だ。
「え、俺?のせい?ご、ごめん……」
「まったく、……ちゅーしてくれたら許してあげますね」
ただほんの少し変わった事があるとしたら、
漠然とこれまで春風相手に警戒を解けないでいた牛くんが春風に家族と言われ、
これまでより少しだけ積極的にデレるようになった事くらいなのだが、
「わかっ……うん?」
春風から見ればこれまでも大概牛くんはデレデレ春風に甘かったのでその変化に気づく事はやっぱり無かった。
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