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8話 夏の章③ 〜信じて送り出した牛くんも犬くんも他所の牧場に寝返ってました〜

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春風が尾長くんに牧場近くの町、雑貨屋の場所を教えていた日のことだ。

「ただいま~、あっ、ルカさん居たんですか?」

「どうもです~」

家に帰るとルカが犬くんや牛くんを正面に座らせ優雅にお茶を飲んでいる、
自分であまり言いたくなかったが、冴えないしょうゆ顔の春風と違い、華美な容姿に身なりのルカがくつろいでいるだけでリビングの明るさが3トーンくらい上がった気がした。

「今日は何を?」

「お兄さんの……いえ、この牧場の秘密を伺いに来ましたぁ♡」

(……秘密?)

一瞬あまりに乱れた性活のことかと思ったがすぐにチート能力の話であると思い直す、
とは言っても、わざわざ俺って牧神のチート能力があるんです⭐︎なんて宣い脳内が陽気な人扱いされたくないので黙っているだけで、
特に隠してきたわけではないのだが。

「今更隠さなくても良いじゃないですかぁ、有るんでしょう?
 どんなポンコツ家畜も一躍S級に変える伝説の輝石……『メェーライト』が!」

「ん?」

だが、ルカの口から飛び出したのは全く聞いたことがない、この牧場に存在しない謎の石とやらの名前だった。

「メェーライト?」

「えぇ、そうでもなければろくに乳を出さない牛くんがS級ミルク牛になる筈がありません、
 ……そもそも、この牧場の再興自体おかしいと思っていたんです、こんな能天気そうなバカに王国の勅命だなんて……、
 そう思って偵察に送り込んだ牛くんも犬くんもぷつりと連絡を途絶えさせたかと思えばそちらに着いて……
 これも全て輝石の力だと思えば納得できます。
 さぁ、隠すとためになりませんよ、有るんでしょう!メェーライトが!」

ないです。

「無いって言ってるけど……」

「お兄さんは今なんの声を聞いたんでしょうか」

春風とルカが騒いでいる後ろで牛くんは気が気でなかった。

「……」

犬くん共々、自分たちが偵察に送り込まれたスパイだった事をさりげなくバラされたからでは無い。

うっかりこの勢いで
「S級酪農品はめちゃくちゃ牧場主への好感度が高い、なんかもう結婚でもなんでもしたいくらい牧場主が好きだと生み出せる代物」だと暴露され、
春風への好感度がもう結婚しても良いくらいのランクになっていることを説明されるとだいぶ恥ずかしいと思ったのだ。


「……とにかく!
 お兄さん、いや、貴様のようなアンポンタンにこんな安易に牧場経営できるわけが無いでしょう~?
 どんな不正をしたのか、メェーライトはどこに隠してあるのか、さっさと教えてくださいよぉ」


そう言ってルカが扇子でぺちぺち春風の顔を叩いた時だった。

「っお前!」

牛くんと同じく、それなりに高い忠誠心で勝手に春風側へ寝返っていた犬くんは先ほどから春風をバカにし、顔までペチペチ叩く無礼者のルカへ怒り心頭だったが顔ペチについにキレ、ルカを突き飛ばした挙句ものすごい剣幕で言い返す。

「アンタ、さっきからなんなんだよ!?
 オーナーが知らないって言ってるんだからさっさと帰れダボ!この……ダボ!
 これ以上騒ぐなら野犬の餌にすんぞ!」

「ひぃい」

「あ、オーナー、ちが」

だが、その恫喝に先に怯えたのは何故か春風だった。

犬くんが慌てて冷静になってさながらカツアゲに屈したリーマンのよう青く小刻みに震える春風を宥める傍らで、
ルカも密かに犬くんの恫喝にビビり散らして顔を青くしていたが、関係のない春風が必要以上に怯えてくれたおかげで急に冷めて調子を取り戻す。

襟元を正して声を整えるとこれみよがしにため息をついた。

「……ふ、ふん!
 牧場主が牧場主なら家畜も家畜ですねえ!
 こんなところにメェーライトがあると思ったワタクシがバカでした!
 所詮底辺牧場の底辺カス家畜、ミルクは何かの間違いでしょう。
 はーあ、みなさん、精々今後ともポンコツ同士傷を舐め合って生きてくださぁい♡」

だが、今度はその言葉に春風がキレた。

「は?」

「えっ」

「俺はどうとでも好きに言えば良いけど、みんなの事言うのは違うんじゃないですか」

「な、なんです急に」

「訂正してください」

「けど」

「先に濡れ衣を着せてきたのはそちらです、訂正してください」

「ふぇ」

春風にとってもまた、スローライフを営む上で一緒に短くない時間を過ごしてきた、
これから過ごして行くであろう3人を家族のよう思っていたのだ。
そんな彼らをバカにされ、柄にもなくキレてしまい内心春風が困っていたが、
そんな春風の心境など知る由もないルカは打たれ弱いのでもう半泣きになっていた。

(オーナー君、友人のため、
 あんなに凛とたち振る舞う……君の心は美しい)

その後ろであまり事情もわからないし会話に入れない尾長くんはうんうん頷いて後方彼氏面のような何かをしていた。

====

「いや、それでまさか2年後の『最高牧場コンテスト』で決着をつけることになるなんてな」

「本当に何がどうなったんでしょうね」

喉元過ぎれば何故あんなにみんな興奮していたのかよくわからない、
何故か少年誌のような展開になってしまったことに困惑し、春風は首を傾げる。
その横で牛くんは春風の髪をサラサラ撫でていた。

「けどオーナー、すごくカッコよかったですよ♡」

「牛くん」

「はい?」

正確にはサラサラ撫でながら身体を抱き寄せ、服の中に大きな手を突っ込んでくる、
完全に、春風の合意が無ければセクハラとしか呼べない、セクハラ以上に過激な触り方だった。

「なんでこんなにスキンシップ激しいの今日、いや、これスキンシップか?」

応戦し牛くんの腰を抱き、脇の下から回した手で胸をむにむに揉んで感触を楽しむと牛くんは少し鼻から抜けた息を吐く、
胴回りも逞しい牛くんの胸を反対側から揉もうとすれば限界まで手をつっぱり、その上で脇腹をくすぐるような動きになってしまうが、
そのもどかしさを気に入って牛くんは春風に擦り寄り甘えてきた。

「俺たちのためにあんなに怒ってくれたオーナーに……キス、したくなるのはおかしいですか?」

「いや……」

春風はまだ何かを言おうとしていたが、牛くん顔がゆっくりと近づいてくると沈黙し唇を重ねる。

「(~~~っ♡♡♡オーナー♡
 俺の唇もっとちゅぱちゅぱしながらおっぱい揉んでください♡
 オーナーのためならいくらでも腰へこへこさせて♡ミルクもたくさん出しますから♡♡♡
 もっとからだきゅう♡ってくっつけてオーナーのかっこいい身体とすりすりしながらちんこ♡気持ちよくなりたい♡
 オーナー♡種付けの準備させてください♡♡♡いっぱいミルクびゅー♡ってしてオーナーのメスです♡♡ってちゃんとアピールしますからぁ♡)

ん゛ぅ♡ぶっ♡♡」

牛くんは春風とキスをしてにゅるにゅると口内をしゃぶられると、
元々どうしようもなく春風へ屈服し雄子宮をときめかせながら目にハートマークを浮かべて媚びを売ってしまう、頭もけつまんもよわよわマゾメスなのだが、
特に今日は午前中春風が珍しく怒っているシーン、
それも、自分のために普段あんなにも下手に出ていたルカに言い返してくれたシーンを見てしまっていたため、
いつもより一層春風に媚びを売って可愛がられたくなっていた。

勃起と同時に芯を持ち、つん♡と立ち上がった乳首に気づくと春風はせっかくむちむちと胸を揉みしだいていた手を止め、
身体を抱きしめるだけになってしまう。

「あ゛ぁ♡オーナー、なんでやめるんですか♡
 もっと俺のおっぱい触って♡ちゅう♡しながら一緒に気持ち良くなりましょうよ♡♡」

それでも、両手は肉付きの良い尻をむちっ♡むちっ♡と揉んでくれるので表皮の心地よさはもちろんのこと、肉が蠢きナカが捏ねられ牛くんは陰茎の先端からじわ♡と汁を滲ませていたが、
牛くんが寂しくて下品に舌をべろべろ動かしながら両手を広げてキス乞いをしても春風に困ったように笑ってもう一度ちゅ、と軽く唇を重ねられるだけだった。

「まだ夕方だろ、明日ミルク出せないぞ?」

「やだ♡明日もミルクたくさん出せます♡
 約束しますから、もっと俺の全部さわって、あっ♡そ、そう♡もっとぎゅって抓って♡
 あ゛っ♡あ゛っ♡あ゛っ♡イ゛っ、……♡♡♡」

下半身に春風の陰茎を押し当てられ、その質量感にまたきゅんきゅん全身を疼かせ唾液を垂らしてしまう、
自分がちんハメ待ちのメスにされている事を感じながら、
胸を抓られ、春風にしっかり抱きしめられて身体を密着させたままアクメすると、大きな体全体が火照り、思考が心地よい綿で包まれてまともに回らない。
ただ、いまもじわじわと痺れるように気持ち良い乳首からとろとろとミルクがこぼれ落ち服へ滲ませる刺激だけをはっきりを感じて無様に腰をヘコつかせてしまう。

「勿体無い」

「……っ♡」

胸の周りから恥ずかしい形状のシミが広がっていく胸をコリコリ掻かれ、またじわ♡とミルクを吹いてしまったのを確認すると春風は牛くんの服を捲り上げ腫れた乳首をこりっ♡と甘噛みし、
そのままちゅぱちゅぱ濡れた音を立てミルクを吸い始める、

「おっ♡オーナーっ♡それしゅきっ、おっ♡おっ♡♡♡腰上がる、あっ♡ミルク吸いながら俺の雄子宮♡ぐりぐりいじめて気持ち良くするのだめです♡♡っ♡ちんぽ♡オーナーのちんぽ欲しくてまんこうずうずするから、っはぁっ♡ゆるひて♡指挿れてあそばな、でっ♡
 ほぉっ♡おっ♡おぉっ♡♡♡」

デカ乳首を舌で絡めて弾きながら、下腹を押さえて極限までちんぽ待ちに発情したアナルを今度は指でちゅぽちゅぽ解して前立腺を持ち上げる。
牛くんはこの行為の最中、かっこいい春風にマゾ心で何かをしてあげたかったのだが、あまりに全ての箇所を弄られ簡単に連続アクメさせられ、ただ腰を浮かせておもちゃのようミルクを吹き出し続けることしか出来なかった。

「おーな゛あぁあ゛あ♡♡ちんぽ♡オーナーのちんぽおしゃぶりしてあげま、んぉっ♡あげましゅ♡♡♡
 だから一回アクメ♡やめさせ♡♡おっ♡またイキます♡♡
 やめてくらさい!♡ぉ♡ん゛ぶぅうううっ♡♡♡」

牛くんだって春風と出会う前は自分のことを屈強な雄だと自認していた、
そう思っていたからこそミルクアクメにも抵抗があったのに、
今は必死に乳首いじりもけつまんほじりも、これ以上イかされてはおかしくなるのでやめて欲しくて、
酷く顔を歪ませ歯を食いしばりメスイキに耐えながら無様に制止を強請る醜態を晒しているし、
挙句ミルクをびゅーびゅー噴いているちんぽをにぎって扱かれると「そんなところ」よりもっとアナルで異物をしゃぶりたくて腰を上げへこへこおまんこアピールをしてしまう。

牛くんはまるで、本能でそうする事を刻みこまれているようにイキそうになるたび宣言し、
派手にペニスを揺らしてミルクを撒き散らして派手なアクメで春風を楽しませる。
ゆさ♡ゆさ♡と大柄な身体が上下に腰をヘコつかせて巨根を揺らして腹にぶつけ、
その度に何処かからかねちゃ♡と粘り気のある水音が聞こえてくる様は相当に滑稽で、牛くんの中の自尊心をズタズタにし脳へ自分がメスである事を刻ませていったが、同時に逞しい美丈夫が自分の手や口でここまで惨めにミルクを噴き、喚きながらアナルを収縮させるのかと思うと春風の劣情を煽った。

「お゛っ……♡♡」

興奮した春風に喉元へ噛みつかれ、牛くんは差し出すよう身体を逸らして全身から発情臭を垂れ流す。

「はぁ……牛くん、後ろ向いて」

「……っ♡は、はい♡
 (……恥ずかしい♡俺のよわよわおまんこ、早くハメて♡ってちんこ待ちしちゃってるのオーナーに丸見えになってる♡
  四つん這いで隠せないのにくぱ♡くぱ♡って指でされて、あっ♡い、息吹きかけられて、ちょっとイったの♡オーナーにバレてないかな♡
 ~~~……っ♡オーナーがふーっ♡て入り口いじめるたび俺のけつ穴ビクビクしてイってる♡絶対オーナーにおまんこ♡何回も痙攣させてアクメしてるのバレてるのに♡っ♡
 汁でくちゅくちゅ言ってるの見られて、っそんな拡げないでください♡♡♡ゆびでずりずりもだめ♡入り口♡ぐー…って伸びてオーナーの指ちんこ♡しゃぶっちゃってるからぁ♡♡♡
 オーナーにめろめろの俺のざこまん♡見られるだけで、も、うずうず気持ちいい♡っイく♡ちょっとなら、バレないから♡♡♡
 メスしこりぐー……っ♡って締めて♡一回だけイっちゃおう♡せーので、せー……♡♡♡お゛っ!?♡♡♡)
ふお゛おぉお゛おおおっ!!?♡♡♡」

ぶしゃああああっ♡♡♡じょぼっ♡じょぼぼ♡

後ろからピンクの肉襞が何もせずとも蠢き続け、痙攣し腸液で滑っているのを観察している春風からすれば、
牛くんがどのタイミングでイき、どのタイミングでイこうとしているかなんて一目瞭然だった。
ぐ……♡とアナルヘ集中し、ナカの肉を強張らせ腫れた前立腺がまた充血し膨らむのを見て牛くんがまた浅ましく肉穴を痙攣させてイこうとしていると確信すると、
一番ぴく♡ぴく♡とアクメ待ちで肉襞が痙攣する瞬間を見計らい、春風は牛くんのメスしこりを潰して前後に激しくちゅぽちゅぽ指を動かした。

「お゛ほっ♡♡おーなぁっ♡♡♡いっかいそれやめ、んお゛お゛お゛お゛お゛♡♡♡」

わざわざイこうとして集中していた、むき出しの弱点を重点的に甚振られているのだ。

牛くんの脳には指でのケツアクメがはっきりと焼きつき、いくらミルクを吹いて水溜りを作っても縁を伸ばして尻穴で指をしゃぶって媚びても、
どれだけ腰をヘコヘコ振りたくって快感を逃がそうとしても一切の赦しはなく延々与えられ続ける暴力的な快感へ屈し、牛くんは鼻水まで垂らして泣き叫び、
ミルクの吹きすぎて開いた尿道口はこってりと濃いミルクまで垂らしてしまう。

「はぁっ♡あぁっ♡ぐす……、オーナー、ひど、ほぉおおおっ♡♡♡にゃ、なんでぇえ゛え♡♡♡お♡お゛おお゛お゛お゛♡♡♡
 おれ゛、いっがい゛やすま、お゛お~~~♡♡♡」

その上ようやく指が抜けたと思えば今度は間髪入れずにケツハメの時間だ。

ミルクを出すのを我慢しなければいけない、とか、
かっこいいオーナーに可愛いと思ってもらいたい♡とかそういう理性的な思考は一切許されず、
ただただ肉穴を使って陰茎をしゃぶることだけを要求され、
ごちゅっ♡ごちゅっ♡と結腸まで亀頭でこじ開けられるせいで牛くんは舌を突き出し白目でアクメする醜態を晒すと共に背を逸らし、足を開いて深く刺さるちんぽから逃げようとしたが、
むしろそれはケツハメ歓迎ポーズにしかならず、さらに身体の内側から会陰をぞりぞり抉るように犯される。
春風のじゅぽじゅぽと水音を小刻みに響かせるつよつよピストンは牛くんの弱点を把握すると早まり、媚びメスポーズでシワがないほど伸び切った牛くんの肉穴を1往復ごとに的確にアクメさせる。
ミルクを吹く雑魚まんこを褒めるよう、どちゅ♡どちゅ♡と激しく突き上げてひだの1つ1つを丁寧に可愛がって雄子宮を躾けるので、
牛くんはいつの間にかあっという間に屈服していて、甘い声で鳴いて春風を喜ばせるよう肉を締め付けた。

「おーなぁっ♡おっ、なぁ♡おれ、イきましゅっ♡♡♡
 オーナーのちんこ締めながら♡♡ミルクどぴゅどぴゅしてイくからっ♡お゛っ♡もっとおしり♡いじめてください♡っあ゛っ♡ありがとうございますっ♡ありがとうございましゅ♡♡♡」

後ろから激しく胸を揉みしだき、そこで身体を支えながら春風にずぽずぽとかっこいい腰使いでメスにされるせいでむちむちの巨乳には爪まで食い込みうっすら鬱血していたが、
牛くんはそんなに強くずぽずぽ犯してもらえる雄にめろめろになり、春風の下腹へ尻尾を這わせて甘えながら低い声で絶叫と共にアナルをぎゅんぎゅん締め付けて壮絶にアクメし、最後の止めと言わんばかりに陰茎からミルクを噴射した。

「…うっ」

「……おっ♡おほっ♡」

すでにミルク射精しか出来ないマゾメスおちんぽに成り果てた、自分の大きいだけの甚振りやすいものとは違い、
硬くて太く、広がったカリで自分の結腸をくぽくぽ虐めてくれる春風のつよつよおちんぽが自分の肉穴で射精し、ナカへ熱い精液をぶちまけるのを感じると、牛くんは改めて種付けされた喜びにメス臭をむわ♡と充満させ、
完全に発情し雄に媚びる甘えた声を出して陰茎を感謝の意を込めてまたちゅむちゅむと締め付け奉仕してしまった。

「……っお゛♡…またオーナーうご……♡ん、全然いやじゃないですよ♡♡んむぅ♡
 もっと俺のよわよわおまんこ♡オーナーのかたち♡覚えさせてください♡♡♡」

結局この日、
いっそ明日の分まで搾って休むか、と牛くんは長時間全身を責められ、
行為が終わる頃にはとろとろになった思考でいっそうオーナーの事が大好きになっていた。


====

「くそぁー……絶対、絶対あのアンポンタン、泣かしてやる……!」

一方その頃、
牛くんのわくもり牧場着任3日でろくな報告もなくオーナーとの恋愛相談コーナーと化した報告書と、
犬くんの初日に白紙で全部返ってきた報告書を見ながらルカは人知れず闘志を燃やす。

まさか一般的に性欲が人の数倍強い獣人数匹と春風が連日交尾セックスで好感度を稼いでいるとは思っても見ないのだが、
どうせそんな事とは関係なく、今やルカの目的は怒られて怖かったし悔しかったので春風に仕返しすることになっていた。
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