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3話 春の章③ 〜新しくやってきた犬くんの話もします〜

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俺に牛くんを紹介してくれた闇牧場のオーナー、ルカさんが俺の牧場に遊びに来てくれた。

ルカさんは金髪色白で、どう見ても西のお兄さんだが何故か東の、
推定俺の世界なら中国あたりのデザインな、テラテラ光る長い丈の服を着ているせいで絶妙に胡散臭く見える、
オシャレでやってるんだろうが、小さなサングラスなんかもはや悪意すら感じるレベルだ。

俺のオタク知識で言えば絶対裏切ってくる悪の金持ちだがルカさんはそんな事もなく、むしろとても優しくて面倒見がいい。
今日も俺のサポートに新しい人材を紹介しに来てくれたのだ。

「牧羊犬ですぅ。
 やっぱりお兄さんの牧場も大きくなってきたので、お手伝いさんなんて欲しくなってきたでしょぉ?」

「お手伝い?俺とオーナーしかいない牧場にお手伝い???」

隣で牛くんが仕切りに首を傾げているが自分も闇牧場から紹介された身、
元の雇用主であるルカさんには強く言えないようでずっと俺の後ろでルカさんの言葉を復唱していた。

「そんな多忙極めるオニーサンにオススメ!
 犬獣人の犬クンです~!ささ、犬クン。オーナー様へご挨拶を」

「……どうも」

「犬クンは愛想よし、器量よし!
 きっと牧場主の良き友人としてパートナーとして!オーナー様を癒してくれますよ♡」

「愛想よし、癒してくれる??」

紹介された銀髪の青年は牛くんの疑問通りやや無愛想だ。
だがやっぱり抜群に顔が良く、ちょっと目つきが悪いがとてもクールな顔立ちがかっこいい。

俺より少し背が低そうだがスラリと四肢が長く、顔は小さく手足は大きい、正直、あまりに出来が違いすぎて同じパーツで構成されているとは思えなかった。
きっと元俺のいた世界なら犬くんはモデルさんなんかにも余裕でなれただろう、
ルカさん含めファンタジー美形に囲まれて辛いが、島国のフツメン代表として卑屈にならず胸を張らないと。

「……あの、なんスか」

「アッイヤスイマセン」

思考がズレていたせいでついジロジロ犬くんを凝視して怒られてしまった、不機嫌の象徴なのかフリフリゆっくり尻尾を揺らして睨まれ、犬くんの顔がいい分少し怖い。

「ハハハ!
 無事打ち解けていただけたようですねえ!
 そんなに仲良くしていただき、喜ばしいことです。
 それでは犬クンの紹介料はこれくらいになりますが……」

「打ち解けた?いま打ち解けたって言いました??」

そしてルカさんの用意してくれた書面にサインをすると牛くんは何故かものすごい顔をしていた。

====

けれど犬くんはちょっと態度や顔で勘違いされやすいタイプだっただけのようで、
連日文句一つ言わずに真面目に牧場を手伝い、それどころか仕事がなければ俺に別の仕事が欲しいとせがんでくる程の勤勉さで、
最初人見知りのせいか突き放すような物言いをしていた牛くんまで最近は犬くんに優しくなった。


「オーナー、虫、もういませんよ」

「え、本当?まだ耳元でぶぶぶぶ聞こえ、
 ……ヒャン!?くぁwせdrfrgyふじこ」

「木の葉っス」

中でも一番俺が犬くんへ感謝したのは虫の駆除だ。

のどかな自然に触れ、家庭菜園でも始めようと思ったが、現代人の感覚で虫が無理すぎて土を掘り返すだけでエグい悲鳴と共に後ろに飛び退いていた無力な俺の代わりに、犬くんは何一つ気にした素振りもなく害虫ならぺっとその辺に捨て、
益虫ならそのままにしたほうがいい、といつもアドバイスをくれる。

陽光の中、イケメンは麦わら帽子にオーバーオールのガチ農作業ルックですらスタイリッシュに着こなせると教えてくれた犬くんには申し訳ないが、
結局トマトの茎にくっついたテントウ虫すら気絶するほどダメだった俺は将来的に犬くんに家庭菜園を庭ごと好きにしてくれと全振りすることになる。

犬くんはそこで綺麗な花を育てていた。


「……」

「犬くん?……あぁ、いつもありがとう」

「……ウス」

やはり犬という生き物の性なのか、犬くんはそうやって何か成し遂げると決まって俺のところにやってきて、じっと俺を見つめる。
1度試しに頭を撫でて以来、犬くんはそれをとても気に入ったようで頭を撫でて貰いにくるのだ。

今回も麦わら帽子を外して尻尾をぱたぱた振っているので腕を伸ばし頭を撫でると、恐ろしく無表情に俺を見つめる割に、
尻尾が千切れんばかりにブォンブォン振られるようになって、喜んでいるのがだいぶわかりやすくて可愛い。

可愛げのある後輩とかすごく懐いてくれる犬とかの可愛さだ。

「?、もう終わりスか」

「え?あぁ、暑いだろ、牛くんがジュース作ってくれてるらしいし戻ろう」

「……っス」

毎回どこかのタイミングで辞めるとものすごく残念そうにされるので少し申し訳なくなる、
それくらい、犬くんは案外打ち解けると案外表情豊かな青年だった。

====

「お゛♡お゛♡お゛♡お゛っ♡♡♡お゛ーな゛ぁっ♡♡深い♡オーナーちんこ深すぎです♡だめ♡届いちゃダメなところ届いて、っ♡
 ~~~っ♡ほ、お゛ぉおっ♡♡♡ぜんぶ、おれのミルクでて、おっおお゛……♡♡♡」

そしてある日、牛くんにソファで尻を突き出させてじゅぽじゅぽ突き上げながらミルクを搾っている時のことだった。

「おっ……ほぉお……♡♡♡」

牛くんは肉襞を突きながら胸をぎゅう♡と掴むときゅうきゅうアナルを締め付けミルクを噴射しアクメする。
何度も行われたミルク射精のせいでぐねぐねと体を動かし続けた結果、牛くんはソファの上で四つん這いになり尻を高く上げていたおかげで、
赤い縁が皺なく伸び切って俺のペニスへきゅうきゅう♡吸い付いて汁を垂らしているのが丸見えで、せっかくイったのにまた興奮してしまった。

「あ゛っ!?♡♡♡も、もう♡
 ……またそんなにちんこ硬くしてぇ……♡しょうがないオーナーですね♡♡♡」

竿がまた自分のナカで膨張したのに気づき、牛くんもおかわりを期待してか自分のデカいモノをにちゅにちゅ扱いてミルクを垂らしていた。



「今だから言えるんですけど、犬くんが来て……ちょっと寂しくなったらやだなぁ、って俺思ってたんです」

いつもより長めに搾乳を終え、犬くんが待っているかもしれないからと慌てて俺の家に向かおうとした時、手を繋いでいた牛くんが俺に指を絡めてしみじみ呟く。

「ん?」

「けど……オーナーはずっと優しいんですね、その……俺、全然寂しくないし、いつも気持ちいいし……
 前よりオーナーのこともっとす……すごいなぁ♡って思いました」

「牛くん……」

そのまま見つめあって、そういう空気なのかと思いキスすると、当然牛くんは気分が盛り上がってやばい、発情したえっちな顔をしてしまう。
犬くんにこんなエロエロした牛くんをお見せするわけにはいかず久々に日の出を背に受けながら屋外で牛くんのアナルを指でこちゅこちゅ掘削して、ミルクをおかわりで吐き出させた。

「あ゛ぁ~~~っ♡♡♡オーナー♡そこ♡指曲げてちゅぽちゅぽするのやめてくだ、っ♡んひっ♡イってる♡♡♡
 細いのに♡ゆびおれの弱いとここりこりしてるっ♡オーナーの指ちんこ覚えちゃうっ♡お゛っ♡お゛ぉおっ♡♡♡」

こりゅっ♡こりゅ♡



「……なっ!?……♡」

そしてそれを、あまりに遅いからと心配して様子を伺いに来てくれた犬くんは当然目撃し、逃げるよう慌てて朝食の出来た俺の家へ戻って行ったのだが、当然俺はそれを知る由もなかった。


====

「犬くん?」

「っ、あ、いや、な、なんでもな……いっス」

その日から犬くんの挙動がおかしい。

明らかに何を話しても上の空だし、頭撫でタイムの最中もぐ、と強く目を瞑って怯えるよう身を固くするようになってしまった。

「す、すいません!俺ちょっと、……今日はもういい、
 ……すいません、オーナー」

「えっ、え?」

かと思えば以前はあんなに長く強請っていた頭撫でをそもそも中断し、すごい勢いで背を向けて逃げて行ったり、
当然先日の牛くんとのアレを見られたと知らない俺はいきなり犬くんにめちゃくちゃ避けられてしまって相当に悲しい。

(なにかしちゃった、なら聞いた方が良いよなぁ)

何故か慌ててトイレに駆け込む犬くんを見て、抜いてるの?とか失礼な事を考えたが、
そういうデリカシーの無さで知らない間に犬くんを傷つけてしまったとしか思えない。

それならそうと早めに謝ろうと決意して犬くんを待ち、彼が戻ってくると椅子に座って貰って向かい合って聞き取りを行った。

「オーナー、これは」

「……犬くんにちょっと聞きたいことがあって。
 いや、もしかしたら謝らないといけない事、なのかも、しれないけれど」

「謝る……」

最初、犬くんは俺と向かい合い神妙な面持ちだったが何かに気付いたのかおもむろに立ち上がって俺の隣へ腰掛けた、いや、違う。
これはもう甘えにきたとかそういう表現の方が正しい。

体温の高い体を密着させて腕を組んで、俺の肩へ頭を置きながらぐりぐりいろんな箇所を擦り付けてくる、
ついでに内腿まで撫でられて、ちょっとどうしようかなぁと思った。

「い、犬くん?」

「オーナー大丈夫っす、……覚悟はできて、いや、むしろ今までごめんなさい。
 これからはちゃんと俺も仕事を、全うします♡」

「え?」

犬くんは躊躇なく俺の指を咥えちゅ♡ちゅ♡としゃぶり、そのまぁ手の甲や平にも唇を落とす、
繊細な造形の犬くんがそんな動作をするとなんだか幻想的?神聖な儀式のようで、これは止めてはいけないものなんじゃないかと混乱した。

「いや、……犬くんどういう事?」

「……オーナー……♡」

戸惑って行動の意図を聞いても言葉の代わりにキスされ、犬くんは片手で俺の頬を覆って撫でながら、いよいよ俺の上に乗っかって体をピッタリ密着させ、イチャイチャ俺に抱きついて唇を吸いまだ動揺でしんなりしている俺のペニスまで撫で始めた。

反面、こんなことをしてくる犬くんのペニスはすでにガチガチで、明らかに興奮していることが潤んだ瞳や赤い顔、息遣いからもわかる。

「オーナーの性処理も家畜の仕事、だったんスよね♡
 俺、今まで知らなくて、気づかなくて仕事サボってて……マジで、本当にごめんなさい♡
 これからは“こっち”も一生懸命頑張ります♡だから……、
 これからもす、捨てないでもらえるとうれしいっス……♡」

「えっ?えっ??」

「けど、オーナーも水臭いんじゃないですか♡
 俺、全然嫌じゃない、……っつかオーナー相手なら大歓迎なのに気ぃつかって全然ヤってくれないとか♡♡」

なんだか絶望的に勘違いされている気がするが、主に牛くんのせいで貞操観念が徐々におかしくなりつつある俺が、
こんな、人のペニスを撫でながら腰を揺らして喘ぎ、舌をしゃぶってくる犬くんに興奮しないわけがない。

「んゔぅー……♡♡♡」

俺の胸を撫でていた手を掴んで背もたれに押し付け、先ほどまでと反対に犬くんへ覆い被さって唇をはむはむ貪ると、犬くんは大きく腰を浮かせて広げた足を俺に巻きつけ腰をヘコヘコ揺らす。
擬似挿入ポーズでずりずり陰茎を押し当てるとだんだん犬くんの口元から鼻に抜けるような、「ん゛っ♡」みたいな可愛い声が出てくるようになって、
唇を離すとせっかくの美形が台無しな、惚けて涎まみれの唇を半開きにしたメス顔でじっと俺を見て腕を広げてきた。


「はぁ……♡やべ……オーナーの、めちゃくちゃでけえ♡♡♡はぁ……♡ど、しよ♡♡♡
 挿入るかな、こんなの♡」

ぴゅ♡ぴゅ♡

犬くんは自分のズボンを脱がされる間、大人しく腰を浮かせてそれに協力し、
同じように俺がズボンを降ろすと俺の股間を見て、へこ♡と自分の先走りでべとべとになったペニスを擦り付けてきた。
犬くんが言うよう俺がめちゃくちゃデカいわけではなく、犬くんの半分皮を被ったペニスが小さくて柔らかめなだけだと思うのだが、そのぴこ♡と勃ったものを俺ので恥ずかしそうに潰しくにゅ♡と玉を持ち上げると、犬くんはとぷとぷ漏らしたみたいにまた先走りを竿から滴らせる。

「大丈夫?」

「っ♡♡♡だいじょ、っす♡ただ、見てるだけでちょっとイっちゃって……♡
 はぁー…♡♡っ、腰、とまんねえ……♡」

犬くんの真似をし自分のペニスを犬くんのモノへ押し付けにゅるにゅる腰を動かす。
両腿を抱え、どちゅ♡どちゅ♡と犬くんのペニスを擦ると犬くんは呆気なくぴゅるる♡と腹の上に少し白く濁ったものを吐き出して、
胸も腰も逸らして俺のペニスにぐりぐり擦り付け、残りも吐き出そうと腰をヘコつかせる。

「お゛ぉ~~……っ♡♡♡!?」

(ここくらいまで届くのかな)

試しに犬くんの腹筋がしっかり浮き出た腹の上にべちんっ♡とペニスを叩きつけ、自分の先端が届く位置を拳でぐりぐり押さえると犬くんは涎をたらし、はっ♡はっ♡と自分の腹と俺のペニスを凝視して尻尾を揺らした。

「こ、なの……♡オーナー……♡はっ、あ゛ぁっ♡♡♡
 ま、っオーナー♡ちょ、っとだけ待ってください♡怖い♡い、いまハメられたらイき死にそうで、っ♡
 ケツ、ちょっと落ち着かせたいから♡」

怖気付いたように少し犬くんは後ろに下がったが、その割にペニスからはもう一度ぴゅ♡と少量精子が飛び出て緩イキしてしまったようだ。

(どうしたらいいんだろう)

元々勘違いで始まりかけた行為だ、
なんだか犬くんがめちゃくちゃエロいのは山々だが勝手に突っ込むとかしたくないしそもそも本当にヤって良いのかもわからない。
ただ、目の前の犬くんが俺のペニスでちんずりしているのを見つめて痛いくらい勃起を強めるしかできなかった。

「っ……♡はぁ……♡あ、ありがとうございます♡
 一回落ち着いたから、っはぁ♡
 お、俺のケツまんの具合♡ちゃんと、確かめてください♡♡」

犬くんは机に片足をかけ、小さな尻をくぱ♡と割り開く。
尾骶骨のあたりから長い銀の尻尾が伸びる下、繊細な外見の犬くんに似合いの色素の沈着していない綺麗なピンクのアナルをしていて、
ひく♡と収縮しつつ口を閉じたそこを犬くんは自分でつん♡とつついて少しずつ指を捩じ込み、息を吐いた。

「はぁ……♡おー、なぁ……はっ♡いまからオーナーのちんこ♡ここに挿れてもらえ、っ♡
 っ♡はっ♡あっ、あ゛……♡やべ♡緊張してケツまんすげえ気持ちいい♡♡♡
 はっ♡はっ♡ゆび、止めたいのにとまんね、あっ♡あぁ……♡オーナーに、ハメて欲しいのに♡」

つぽ♡つぽ♡と唾液で湿った指で浅いところだけをくちくち指を曲げ刺激して、
指を引き抜くと濡れそぼったアナルが切なげひくひく動き犬くんは身体を震わせる。

それから、一瞬我慢したが耐えきれなかったのかまた、今度は二本指でアナルをちゅぽちゅぽいじめながら腰を振り始め、犬くんの動きに合わせて揺れるペニスも先ほどまでより膨らみ赤くなっていた。

「お゛ぉ……♡オーナー、悪、いや、すいません♡♡♡
 あっ♡はやくほし、俺のケツ♡♡♡はやく、オーナーのちんぽの形にして♡メスにしてほし、っ!?
 お゛お゛お゛~~っ!!?♡♡♡」

目の前でこんな甘い声で名前を呼びながら自慰をされて、本当に理性とか消し飛んだんだと思う。

無言で犬くんの手を掴んでアナニーをやめさせると、代わりに無遠慮にじゅぽんっ♡ときつきつアナルへペニスをねじ込んでしまった。

「お゛っ♡おぉ゛っ!?♡♡♡そ、なっ♡いきなりはげし、お゛ぉお゛♡♡♡」

犬くんのナカはとても狭く、熱い肉襞がうねうね竿全体に絡んでくるので腰を動かすのも少し苦しいくらいだ。

「っ、犬くん、ちょっと力、抜ける?」

「はっ、あ゛ぁ♡♡♡無理っ♡こんなっ♡ぱんぱんされてぇ……♡お゛♡お゛♡お゛っ♡♡♡
 オーナーっ♡そこっ♡♡い゛いっ……、ぉほっ♡♡♡」

仕方なく犬くんの体の下へ手を回して、ちゅぽちゅぽとペニスを扱いて気を紛らわせるがそれも焼石に水で犬くんのアナルが緩むことはない、
仕方なく奥まで捩じ込んだままずりずりそこだけを小突いて柔らかい肉を押し上げ最低限に動くと、俺の動きに合わせて犬くんが喘ぎ、ゆさ、と体が揺れるのがなんだか改めてセックスをしている、って感じで興奮した。

「あ゛っ♡はぁ♡はぁっ♡オーナー♡っ、オーナぁ♡」

犬くんは机にへばりついて、普段聞くことの絶対にできないであろう甘く蕩けた舌ったらずな、それでいて低い声で俺を呼ぶ、
その口元へ指とやるとちゅう♡と指へ吸い付いてきて、舌を人差し指と中指で挟んだりしながらペニスと同じよう、にゅぷ♡にゅぷ♡と口内を指で往復すると、
牛くんは興奮したのかアナルをゆっくり締め付け小さく身体を震わせた。

「は、あ゛ぁ……♡
 ……オーナー♡っん♡んぶ♡噛んで♡お、俺の首元……♡♡♡噛みながらうしろ♡突いてくらふ、ぶぅ♡♡♡あっ、ケツきゅんきゅんしてう♡んぶっ♡んぁ♡
 イくの、とまらふぁい……♡」

犬くんの弱々しい声での申し出に、言われた通り首筋を軽く噛む。

「ほぉ?」

「ん゛っ♡あ゛っ、あ、そ、っす♡♡♡あ゛っ♡やばい♡それいい、俺またイっ……♡
 ~~~っ♡♡♡おぉっ♡もっと♡もっと強く噛んでケツ苛めてください♡♡♡
 お゛♡お゛っ♡そう♡♡♡おれのけつまんこ♡オーナーのちんぽでもっと躾て♡っ♡あ゛っ♡
 これやばっ♡やばいってオーナぁ、ごめんなさ、死ぬ♡またイき、お゛ほぉ♡♡♡」

犬くんは首筋や肩口を噛みながらセックスすると先ほどまでより反応が良く、
もはや恥も外聞もない大きな声といやらしい言葉を発しながら机の上を犬くんの体液だらけにしていく。

そういえば猫なんかは交尾の時メスが逃げないよう首を噛んで捕まえておくんだったか、
犬くんは犬の獣人の筈なので違うのかもしれないが、気持ちよさそうにしてくれているので結果オーライだ。

「……お゛っ!?おっ♡おぉっ♡はぁ、も、ゆるして♡はげし、おおおおっ♡♡♡こわれる♡あ゛♡あ゛♡あ゛♡ぁあ♡♡」

射精したくてペースを早めて腰を打ちつけると犬くんは泣いているような喘ぎを漏らし、顔を真っ赤にして腰を上下に振りたくる。
机の上に置かれた手がこわばって机を掻いたり叩いたり、落ち着きが無さそうだったので落ち着かせようと俺の手を重ねてぎゅ♡と握ると犬くんもその手を握り返してきて、
2人で折り重なって密着したまま精液を犬くんの背中にぶっかけた。


====

「ただいま~オーナー、プリン買ってきましたよプリン。
 一緒にみんなで食べ、ま……」

牛くんは帰ってくるといきなりドサ、と買い物袋を落とす。
それはそうだ、明らかに何かあったとしか思えない距離感で犬くんは俺にベタベタしているし、
なんかもう隠す気がないのか首元に噛み跡があるのが丸わかりなのにシャツははだけさせてるし。

どうなるのかな、と牛くんの性格を思い出し少し焦ったけれどわざわざ牛くんは俺の反対側に座り、ぎゅ♡と俺の肩を抱きよせて頭を撫でてくる。

「狡いですよオーナー♡俺も可愛がって貰わないと♡」

「オーナー……♡」

なんか両サイドが大変なことになってて、これはちょっと困ったし勃ってしまった。
死後モテ気がくるのもやたら俺が絶倫化しているのもわからないし登場人物全員オスだし。

牧場主ってこういう仕事なのかな、と思ったけど絶対違うので俺はもう考えるのをやめた。
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