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雄っぱいと感度が育ったムチムチお兄さんパコパコ回 ○
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何度目かに戻ってきた山賊団の住処近く。
明日にはブロマイドが貰えるのに、イリアが一旦用事があると言い出したので、また触手が暴れてても嫌だし念の為着いてきている。
どうも冤罪のようでピギ吉は憤慨しプルプルこっちを威嚇していた。
「前から気になってたんだけどなんで山賊名乗ってんの?
強めに言って狩人集団じゃない?」
「山賊名乗った方が調子に乗った馬鹿が向こうからやってくるから」
「やってきたらどうすんの?」
「二度と迷惑行為を働かないと約束させる、度し難いのは衛兵に引き渡す」
「お、おう」
なんと言うことだ。
村のやつらより治安の維持に貢献しているじゃないか。
俺の住む村には衛兵や自警団なんてものは存在しない。
形骸的には存在するが「平和だしいいだろ」でみんな平和ボケして芋作りに励んでしまっているので、
俺のようまともに握れるのは料理用のナイフだけです、みたいな弱すぎる奴が他に数名いる程度にみんな油断しまくっている。
(ちなみに俺は昔稽古をさせられていたので、実戦では全く使えないけど見栄え特化でめちゃくちゃかっこいい剣舞はできる。
狩猟とかにはクソの役にも立たないが見栄えがいいので披露するとおひねりが貰えるレベルでウケる)
「どう?治安は今後とも維持できそう?」
「お前が戻るからちょっと低下を覚悟している」
本当に俺のことを何だと思っているのだろう、
少なくとも、そんな事を言いつつ俺のために怒るし俺が心配で結局連れて帰ってきてしまう程度には俺が可愛いと思っているくせに。
今どんな顔でこれを言っているんだと隣を見ると、そういえばこの辺りは気候が温暖なので、
久々にイリアが軽装しているのに気づいた。
「でっか……」
「何が」
「内緒」
旅に出てから暴れる頻度が増えたのか以前よりイリアはさらに鍛え上げられ体が屈強になっており、
それが薄着でこれでもかと視界にボリューミーな色気を訴えかけてくる。
育ちに育ったおっぱいが衣服を押し上げそこだけぱっつぱつになるくらいデカいので、もう最近えっちすぎて直視は失礼なんじゃないかと悩むレベルだ。
そして油断して弛緩していた筋肉はとても柔らかくかつ弾力がありムチムチしていてとてもいい。
「っ!?急になんだお前は!?」
「ぐぎゃ」
思わず吸い寄せられ、急に抱きついて胸に頭突きして尻を強く揉んだら咄嗟の行動とは思えないくらい綺麗な動きで1メートルくらいぶん投げられて、
さすがあの逞しい腕から繰り出されるパワーは違うな、と喜んでいる間にようやく住処に辿り着いた。
「お、お頭!!!!」
真っ先に俺たちに気づいたのはサンで、イリアに飛びつくと嬉しそうにその顔を見上げて尻尾を振って、それをイリアは優しく見つめ頭を撫でる。
……なんか俺がさっきやった時とリアクションが違う。
「お頭、少し時間がかかったな、やっと戻って来れたのか!あの馬鹿の断末魔はどんなだ……うわ!?馬鹿だ!!!」
「馬鹿じゃなくてレオンハルトくんです」
俺を確認したら慌ててサンはイリアから飛び退く、見えてなかったのだろうか?
あまりに嫌がられるので愉快で追いかけたら肩口に噛みつかれた。
「ぎゃあああ…!?ちゃ、ちゃんと脈を……」
戯れを超えた強さで死ぬほど痛い。
イリアは俺の壮絶な悲鳴を無視して「腹を下すぞ」とまたサンの頭を撫でると、打って変わって真剣な表情をした。
「集められる奴は全員集めて欲しい、みんなに報告しなければいけないことがある」
「……?」
やっぱり俺が気づいていないだけでまた、なにか事件でも起きていたのだろうか。
====
「俺はこの馬鹿を始末できなかった。……みんな、本当にすまない……」
そしてみんなを集めた中央、イリアが深く頭を下げる隣で正座させられ頭部を揉まれる。
「……」
ここまでの流れを要約すると、
クソ野郎だとわかっているのにレオンハルトくんに場が移って捨てられませんでしたごめんね。
…だったんだけれどこんな、
山賊さんファミリー達をわざわざ集めて隣に座った俺の頭部をにぎにぎしながら「レオンくん可愛いので連れて帰ってきました」宣言なんてするせいで絶妙に変な感じにみんなに伝わっている。
「正気か?アイツお頭を置いて昼寝してた馬鹿だろ」
「けど見た目だけはなぁ……」
「いや、もしかしたら前より改心したのかもしれない、心なし顔もなんかしゃっきりしてる」
みんなでザワザワ話し合う中、サンだけは感情を失い虚無の顔で「うそだぁ」しか言わなくなったので強制退場させられていた。
困惑の中不意に誰か1人が拍手をすると、波紋のようまばらな拍手が広がっていく。
それは徐々に大きくなり、最後にはみんな「おめでとう!」とか言い出してしまった。
「なんの拍手だ、悲報でしかないだろ」
「言いづらいんだけどこれを俺を捨てれなかった報告会と思ってるの今アンタだけかな」
イリアは困っている、俺はもっと困っている。
イリアは誠実でいい奴だし、ちょっとお人よしが過ぎるきらいはあるがちゃんと賢いのに、
何故か自分に浮いた話が来るとは一切思っていないので今日もこの、
「親戚の息子がお婿さん連れてきた」みたいな祝福ムードに本人だけ気づいていない。
「そうか……じゃあ、レ……ナントカは今度からお頭の部屋に……?」
「?、いや、コイツは村に家があるからな
そっちで暮らす」
「じゃあお頭がお婿に行くのかぁ」
「婿じゃない、よめっぎゃん!?」
不服としか言いようのない俺に不利な勘違いを訂正しようとすると、
何故かそれだけは敏感に察知して正座で痺れた足を蹴って黙らせてきた。
俺にだけ察しの良さを炸裂させないで欲しい。
そんなこんなで自覚なく外堀を埋められてしまって、
イリアもようやく違和感に気づいた頃には
「お婿に行ったイリアの代わりの二代目頭領はサンに任せるか」
みたいなところまで話が発展してしまっていた。
「俺が……お頭の……」
「サン!お前ならできる、お頭だって信頼してくれてるからこそこんな話をしてくれたんだ!」
「俺たちだって精一杯サポートするから?な?」
山賊達は勝手に自己完結し、なんかいい話風に話をまとめてしまっている。
イリアは手下の独り立ちに水を注せず、珍しくボケに回ってしまったせいで悲しそうに、
なんとも言えない申し訳なさそうな顔で円陣を組む(元)部下達を見つめていた。
====
その後も開かれた祝宴で悪酔いしたイリアが、同じく悪酔いではしゃいで隣の席のお兄さんを口説いていた俺を小脇に抱えて逃さないとかするからもう勘違いは決定的なものになってしまい、
「若い2人で過ごせ」なんてアホなことを言われて宿に強制送還させられた。
(ちなみに何故かサンは俺とイリアがベタベタするのを見て興奮してた、変な趣味に目覚めている気がする)
その頃には悪酔いも治りつつあったイリアは頭を抱え、もう酒なんて二度と飲まない、なんて明日には飲みそうなやつの常套句を言っている。
「こんな、こんな馬鹿な話があるか」
「今回はアンタが半分以上悪いけどな?」
俯いてずっとぶつぶつ言っているイリアに隣に座り呆れて髪を撫でるが、
さすがに住処を失い今更自立心の芽生えた部下達に横槍も入れたくないイリアは反応を返してこない。
仕方がないので腕を抱いて肩に頭を乗せて気を引く。
「……新居見つかるまでは部屋貸したげるし俺の家住んだら?
なんかレインも住み着く気満々だったけど、それでも部屋余ってるし」
どうせ2人も3人も一緒だ。
それにこれまでの旅のお礼を考えればもはや俺が家をプレゼントしても良いような気すらする。
「……」
「ほら笑って。笑顔えが……別に普段からそこまでイリアは笑わないか」
「…うるさい、揉むな気色悪い」
いけるかな、と思って膝の上に寝て、下からおっぱいを揉みしだいたらデコピンされたけどちょっと笑ってた。
下心アリアリでやったけど、これでイリアの気が晴れるならちょうどいいかな、
と思い服を捲って小麦色の肌に顔を埋めてヘソの辺りをちろちろ舐める。
綺麗に割れた腹筋がくすぐったそうに動き、居心地悪く顔を顰めたイリアと目が合うとぐ♡と頭の近くで、股間のものが硬く立ち上がったのがわかった。
「今日は傷心のイリアくんを労って優しくシたげるから」
「……」
そこに頬擦りをするとイリアは低く呻くだけで何も言わず、代わりに頭を撫でてくる。
前を脱がしてべち♡と頬を叩いてきた太いものの尿道へ舌を食い込ませ、
溢れ出てきたしょっぱい淫汁をなんども唇を尖らせて啄みちゅ♡と吸い上げる。
一緒に竿を扱きながら玉を転がせばどんどん元々大きい陰茎は質量を増し、
天井を向いてそり返る立派なバキバキの脈打ちちんぽへと育ち上がった。
「わー♡イリアかっこいー♡」
「っその、喋り方やめろ、不快な……っ、っ♡」
茶化して舌で舐める真似をし、陰茎すれすれで何度か舌を往復させると期待でイリアの腰が揺れ先走りはさらにごぽ♡と溢れ視線は俺の舌の動きを追っている。
びくびくと刺激を待ち侘びる陰茎を一気に咥え、喉奥までぐぷ♡と咥えると口内へ雄臭いのが充満しその質量ですぐに顎が痛くなった。
「お゛ぉお゛…っ!?♡っ、レーヴェ……!」
イリアの先走りで指を揺らし同時にアナルも入り口をつん♡と突いてヒクつくのを見て楽しむ。
そこで快感を得る方法を知っている身体は刺激を期待してくぷ♡と淫液を溢れさせ、
大きく足を開くだけではなく期待で徐々に腰が上がり、アナルを弄りやすくなった。
「~~~ぁっ♡♡♡が、っ……!あ゛ぁ…!♡」
体の内側からトロトロの肉を押し上げぷく♡と腫れたメスしこりを何度も擦って快感を与え、
それでびんっ♡と限界寸前まで勃起した陰茎を喉奥でくちゅくちゅ締めて唇を窄め、敏感な裏筋ごとたっぷり全面に刺激を与えてやる。
「ぉ゛っ♡お゛ぉ……っ!?♡はっ、が、あぁ゛……っ♡」
段々先走りにもっと違う、濃い独特な味を感じてそれを最後まで勿体ぶって吸い付きながらじゅぽっ♡と口から離すと大きなそれは唾液でコーティングされ透明に光りながらぶるんと跳ねイリアの腹を叩いた。
アナルは今も必死に指にしゃぶりついて快感を追っていて、苦しそうに背もたれに身を預けながらをイリアは俺がズボンを下ろすのをじ、っと欲情した目で見つめている。
「足ひらいて?イリアのおまんこ、いっぱい突いてあげるから♡」
「……」
物言いが気に食わなかったのかイリアはじと、と俺を睨んで見上げてくるが、
ずりゅずりゅと玉を押しつぶして腰をゆっくり突き上げ、身体に陰茎を擦り付けると諦めたように足を開きM字にして、俺のを受け入れるポーズを取る。
「ありがと」
「……チッ」
拗ねたように唇を尖らした子供っぽい表情があまりにめずらしく、思わず口をついて可愛いね、なんて言いそうになったので慌てて誤魔化しキスをした。
ぐー…っ♡と陰茎を捩じ込みながら体を沈めると温かい素肌と密着して、手頃な位置にある胸を優しく揉み揉み握り乳首をノックすると、
胸を弄られるのも結構好きなのかキスしながら咳き込むようにイリアは喘ぎ、
それを誤魔化そうとしたのか俺を抱き寄せ耳の形を手でなぞってくる。
きゅう♡と陰茎を締めてたまに痙攣するように緩んだり一層絡んでくる柔らかい肉襞が心地よかった。
「……ぉっ♡……ふっ、ぐ、あ……ふっ……♡♡♡」
俺が突き上げれば迫力満点に立派な陰茎が揺れ、べちべちイリアの綺麗な褐色の腹を汚し先走りを撒き散らしている。
乳首をつねり上げながらパンパンに腫れたしこりを亀頭で押し潰すと胸からも陰茎からも白濁色の液体がどぷどぷと溢れ出て、
美味しそうなそれを口に含み乳首ごとちゅ♡と強く吸って、尖った先端を舌で転がせば限界が近いのか、
イリアは悲鳴を上げ動きづらいぐらいに中をきゅんきゅん♡と締め付けた。
「ほらイリア、精子出して?
このでっかい玉からびゅーっ♡って全部、思いっきり射精しながちんこ締め付けたら絶対気持ちいいよ?」
「ぐ、ぁっ♡あぁ、はっ……♡あぁ……!」
それを想像したのか、イリアのつま先が丸まったり力を緩めたり、何かを堪えるよう形を変える。
「一緒に乳首もこしょこしょしてミルク出せるよう手伝ってあげるからさ。
ちんぽもおまんこもおっぱいも、全部気持ちいい中イったら絶対すごいよ?」
「……っ、う、ぁ……っ♡」
イリアは泣きそうに耳元で囁く俺を見つめてきて、キスして欲しいのかな、
と思って唇を重ねると分厚い舌がぬるぬる口内へ侵入し逃げられないよ大きな手が顔を挟んで固定してきた。
同時に結腸をぐぽ♡と突き上げるとイリアは震えて指に力を込め、
密着している腹や胸の辺りに生暖かい液体が跳ねているのがわかる。
言った通り乳首を指で弾きながら中に精を放つとイリアは射精が終わっても胸からミルクをとぷとぷ♡垂れ流し続けナカを締め、
全てが落ち着くのに長い時間がかかっていたような気がする。
「……ふっ♡あ、……はぁ…♡」
俺のを引き抜いても脱力してイリアはぐったり座り込んでいて、乱れた衣服やところどころ濡れた素肌を晒しながらそんな無防備にされるとなんか征服欲的な興奮をまたしてしまうので辛い。
「……また来た」
「あ、イリアも満更じゃない?」
隣に座ってすべすべの肌を撫で回しながらキスすると案外イリアは抵抗してこなくて、満更でもなさそうに俺の手を取って身体を抱き寄せてきた。
「部屋」
「ん」
深いキスの末イリアに押し倒され、体がでかい分影の面積も広いな、と感心していると不意にイリアが口を開いた。
「悪いが借りる、適当に使ってない部屋でも教えてくれ」
10部屋以上あるよ、というと変な顔をしてイリアは無言でキスしてきた。
明日にはブロマイドが貰えるのに、イリアが一旦用事があると言い出したので、また触手が暴れてても嫌だし念の為着いてきている。
どうも冤罪のようでピギ吉は憤慨しプルプルこっちを威嚇していた。
「前から気になってたんだけどなんで山賊名乗ってんの?
強めに言って狩人集団じゃない?」
「山賊名乗った方が調子に乗った馬鹿が向こうからやってくるから」
「やってきたらどうすんの?」
「二度と迷惑行為を働かないと約束させる、度し難いのは衛兵に引き渡す」
「お、おう」
なんと言うことだ。
村のやつらより治安の維持に貢献しているじゃないか。
俺の住む村には衛兵や自警団なんてものは存在しない。
形骸的には存在するが「平和だしいいだろ」でみんな平和ボケして芋作りに励んでしまっているので、
俺のようまともに握れるのは料理用のナイフだけです、みたいな弱すぎる奴が他に数名いる程度にみんな油断しまくっている。
(ちなみに俺は昔稽古をさせられていたので、実戦では全く使えないけど見栄え特化でめちゃくちゃかっこいい剣舞はできる。
狩猟とかにはクソの役にも立たないが見栄えがいいので披露するとおひねりが貰えるレベルでウケる)
「どう?治安は今後とも維持できそう?」
「お前が戻るからちょっと低下を覚悟している」
本当に俺のことを何だと思っているのだろう、
少なくとも、そんな事を言いつつ俺のために怒るし俺が心配で結局連れて帰ってきてしまう程度には俺が可愛いと思っているくせに。
今どんな顔でこれを言っているんだと隣を見ると、そういえばこの辺りは気候が温暖なので、
久々にイリアが軽装しているのに気づいた。
「でっか……」
「何が」
「内緒」
旅に出てから暴れる頻度が増えたのか以前よりイリアはさらに鍛え上げられ体が屈強になっており、
それが薄着でこれでもかと視界にボリューミーな色気を訴えかけてくる。
育ちに育ったおっぱいが衣服を押し上げそこだけぱっつぱつになるくらいデカいので、もう最近えっちすぎて直視は失礼なんじゃないかと悩むレベルだ。
そして油断して弛緩していた筋肉はとても柔らかくかつ弾力がありムチムチしていてとてもいい。
「っ!?急になんだお前は!?」
「ぐぎゃ」
思わず吸い寄せられ、急に抱きついて胸に頭突きして尻を強く揉んだら咄嗟の行動とは思えないくらい綺麗な動きで1メートルくらいぶん投げられて、
さすがあの逞しい腕から繰り出されるパワーは違うな、と喜んでいる間にようやく住処に辿り着いた。
「お、お頭!!!!」
真っ先に俺たちに気づいたのはサンで、イリアに飛びつくと嬉しそうにその顔を見上げて尻尾を振って、それをイリアは優しく見つめ頭を撫でる。
……なんか俺がさっきやった時とリアクションが違う。
「お頭、少し時間がかかったな、やっと戻って来れたのか!あの馬鹿の断末魔はどんなだ……うわ!?馬鹿だ!!!」
「馬鹿じゃなくてレオンハルトくんです」
俺を確認したら慌ててサンはイリアから飛び退く、見えてなかったのだろうか?
あまりに嫌がられるので愉快で追いかけたら肩口に噛みつかれた。
「ぎゃあああ…!?ちゃ、ちゃんと脈を……」
戯れを超えた強さで死ぬほど痛い。
イリアは俺の壮絶な悲鳴を無視して「腹を下すぞ」とまたサンの頭を撫でると、打って変わって真剣な表情をした。
「集められる奴は全員集めて欲しい、みんなに報告しなければいけないことがある」
「……?」
やっぱり俺が気づいていないだけでまた、なにか事件でも起きていたのだろうか。
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「俺はこの馬鹿を始末できなかった。……みんな、本当にすまない……」
そしてみんなを集めた中央、イリアが深く頭を下げる隣で正座させられ頭部を揉まれる。
「……」
ここまでの流れを要約すると、
クソ野郎だとわかっているのにレオンハルトくんに場が移って捨てられませんでしたごめんね。
…だったんだけれどこんな、
山賊さんファミリー達をわざわざ集めて隣に座った俺の頭部をにぎにぎしながら「レオンくん可愛いので連れて帰ってきました」宣言なんてするせいで絶妙に変な感じにみんなに伝わっている。
「正気か?アイツお頭を置いて昼寝してた馬鹿だろ」
「けど見た目だけはなぁ……」
「いや、もしかしたら前より改心したのかもしれない、心なし顔もなんかしゃっきりしてる」
みんなでザワザワ話し合う中、サンだけは感情を失い虚無の顔で「うそだぁ」しか言わなくなったので強制退場させられていた。
困惑の中不意に誰か1人が拍手をすると、波紋のようまばらな拍手が広がっていく。
それは徐々に大きくなり、最後にはみんな「おめでとう!」とか言い出してしまった。
「なんの拍手だ、悲報でしかないだろ」
「言いづらいんだけどこれを俺を捨てれなかった報告会と思ってるの今アンタだけかな」
イリアは困っている、俺はもっと困っている。
イリアは誠実でいい奴だし、ちょっとお人よしが過ぎるきらいはあるがちゃんと賢いのに、
何故か自分に浮いた話が来るとは一切思っていないので今日もこの、
「親戚の息子がお婿さん連れてきた」みたいな祝福ムードに本人だけ気づいていない。
「そうか……じゃあ、レ……ナントカは今度からお頭の部屋に……?」
「?、いや、コイツは村に家があるからな
そっちで暮らす」
「じゃあお頭がお婿に行くのかぁ」
「婿じゃない、よめっぎゃん!?」
不服としか言いようのない俺に不利な勘違いを訂正しようとすると、
何故かそれだけは敏感に察知して正座で痺れた足を蹴って黙らせてきた。
俺にだけ察しの良さを炸裂させないで欲しい。
そんなこんなで自覚なく外堀を埋められてしまって、
イリアもようやく違和感に気づいた頃には
「お婿に行ったイリアの代わりの二代目頭領はサンに任せるか」
みたいなところまで話が発展してしまっていた。
「俺が……お頭の……」
「サン!お前ならできる、お頭だって信頼してくれてるからこそこんな話をしてくれたんだ!」
「俺たちだって精一杯サポートするから?な?」
山賊達は勝手に自己完結し、なんかいい話風に話をまとめてしまっている。
イリアは手下の独り立ちに水を注せず、珍しくボケに回ってしまったせいで悲しそうに、
なんとも言えない申し訳なさそうな顔で円陣を組む(元)部下達を見つめていた。
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その後も開かれた祝宴で悪酔いしたイリアが、同じく悪酔いではしゃいで隣の席のお兄さんを口説いていた俺を小脇に抱えて逃さないとかするからもう勘違いは決定的なものになってしまい、
「若い2人で過ごせ」なんてアホなことを言われて宿に強制送還させられた。
(ちなみに何故かサンは俺とイリアがベタベタするのを見て興奮してた、変な趣味に目覚めている気がする)
その頃には悪酔いも治りつつあったイリアは頭を抱え、もう酒なんて二度と飲まない、なんて明日には飲みそうなやつの常套句を言っている。
「こんな、こんな馬鹿な話があるか」
「今回はアンタが半分以上悪いけどな?」
俯いてずっとぶつぶつ言っているイリアに隣に座り呆れて髪を撫でるが、
さすがに住処を失い今更自立心の芽生えた部下達に横槍も入れたくないイリアは反応を返してこない。
仕方がないので腕を抱いて肩に頭を乗せて気を引く。
「……新居見つかるまでは部屋貸したげるし俺の家住んだら?
なんかレインも住み着く気満々だったけど、それでも部屋余ってるし」
どうせ2人も3人も一緒だ。
それにこれまでの旅のお礼を考えればもはや俺が家をプレゼントしても良いような気すらする。
「……」
「ほら笑って。笑顔えが……別に普段からそこまでイリアは笑わないか」
「…うるさい、揉むな気色悪い」
いけるかな、と思って膝の上に寝て、下からおっぱいを揉みしだいたらデコピンされたけどちょっと笑ってた。
下心アリアリでやったけど、これでイリアの気が晴れるならちょうどいいかな、
と思い服を捲って小麦色の肌に顔を埋めてヘソの辺りをちろちろ舐める。
綺麗に割れた腹筋がくすぐったそうに動き、居心地悪く顔を顰めたイリアと目が合うとぐ♡と頭の近くで、股間のものが硬く立ち上がったのがわかった。
「今日は傷心のイリアくんを労って優しくシたげるから」
「……」
そこに頬擦りをするとイリアは低く呻くだけで何も言わず、代わりに頭を撫でてくる。
前を脱がしてべち♡と頬を叩いてきた太いものの尿道へ舌を食い込ませ、
溢れ出てきたしょっぱい淫汁をなんども唇を尖らせて啄みちゅ♡と吸い上げる。
一緒に竿を扱きながら玉を転がせばどんどん元々大きい陰茎は質量を増し、
天井を向いてそり返る立派なバキバキの脈打ちちんぽへと育ち上がった。
「わー♡イリアかっこいー♡」
「っその、喋り方やめろ、不快な……っ、っ♡」
茶化して舌で舐める真似をし、陰茎すれすれで何度か舌を往復させると期待でイリアの腰が揺れ先走りはさらにごぽ♡と溢れ視線は俺の舌の動きを追っている。
びくびくと刺激を待ち侘びる陰茎を一気に咥え、喉奥までぐぷ♡と咥えると口内へ雄臭いのが充満しその質量ですぐに顎が痛くなった。
「お゛ぉお゛…っ!?♡っ、レーヴェ……!」
イリアの先走りで指を揺らし同時にアナルも入り口をつん♡と突いてヒクつくのを見て楽しむ。
そこで快感を得る方法を知っている身体は刺激を期待してくぷ♡と淫液を溢れさせ、
大きく足を開くだけではなく期待で徐々に腰が上がり、アナルを弄りやすくなった。
「~~~ぁっ♡♡♡が、っ……!あ゛ぁ…!♡」
体の内側からトロトロの肉を押し上げぷく♡と腫れたメスしこりを何度も擦って快感を与え、
それでびんっ♡と限界寸前まで勃起した陰茎を喉奥でくちゅくちゅ締めて唇を窄め、敏感な裏筋ごとたっぷり全面に刺激を与えてやる。
「ぉ゛っ♡お゛ぉ……っ!?♡はっ、が、あぁ゛……っ♡」
段々先走りにもっと違う、濃い独特な味を感じてそれを最後まで勿体ぶって吸い付きながらじゅぽっ♡と口から離すと大きなそれは唾液でコーティングされ透明に光りながらぶるんと跳ねイリアの腹を叩いた。
アナルは今も必死に指にしゃぶりついて快感を追っていて、苦しそうに背もたれに身を預けながらをイリアは俺がズボンを下ろすのをじ、っと欲情した目で見つめている。
「足ひらいて?イリアのおまんこ、いっぱい突いてあげるから♡」
「……」
物言いが気に食わなかったのかイリアはじと、と俺を睨んで見上げてくるが、
ずりゅずりゅと玉を押しつぶして腰をゆっくり突き上げ、身体に陰茎を擦り付けると諦めたように足を開きM字にして、俺のを受け入れるポーズを取る。
「ありがと」
「……チッ」
拗ねたように唇を尖らした子供っぽい表情があまりにめずらしく、思わず口をついて可愛いね、なんて言いそうになったので慌てて誤魔化しキスをした。
ぐー…っ♡と陰茎を捩じ込みながら体を沈めると温かい素肌と密着して、手頃な位置にある胸を優しく揉み揉み握り乳首をノックすると、
胸を弄られるのも結構好きなのかキスしながら咳き込むようにイリアは喘ぎ、
それを誤魔化そうとしたのか俺を抱き寄せ耳の形を手でなぞってくる。
きゅう♡と陰茎を締めてたまに痙攣するように緩んだり一層絡んでくる柔らかい肉襞が心地よかった。
「……ぉっ♡……ふっ、ぐ、あ……ふっ……♡♡♡」
俺が突き上げれば迫力満点に立派な陰茎が揺れ、べちべちイリアの綺麗な褐色の腹を汚し先走りを撒き散らしている。
乳首をつねり上げながらパンパンに腫れたしこりを亀頭で押し潰すと胸からも陰茎からも白濁色の液体がどぷどぷと溢れ出て、
美味しそうなそれを口に含み乳首ごとちゅ♡と強く吸って、尖った先端を舌で転がせば限界が近いのか、
イリアは悲鳴を上げ動きづらいぐらいに中をきゅんきゅん♡と締め付けた。
「ほらイリア、精子出して?
このでっかい玉からびゅーっ♡って全部、思いっきり射精しながちんこ締め付けたら絶対気持ちいいよ?」
「ぐ、ぁっ♡あぁ、はっ……♡あぁ……!」
それを想像したのか、イリアのつま先が丸まったり力を緩めたり、何かを堪えるよう形を変える。
「一緒に乳首もこしょこしょしてミルク出せるよう手伝ってあげるからさ。
ちんぽもおまんこもおっぱいも、全部気持ちいい中イったら絶対すごいよ?」
「……っ、う、ぁ……っ♡」
イリアは泣きそうに耳元で囁く俺を見つめてきて、キスして欲しいのかな、
と思って唇を重ねると分厚い舌がぬるぬる口内へ侵入し逃げられないよ大きな手が顔を挟んで固定してきた。
同時に結腸をぐぽ♡と突き上げるとイリアは震えて指に力を込め、
密着している腹や胸の辺りに生暖かい液体が跳ねているのがわかる。
言った通り乳首を指で弾きながら中に精を放つとイリアは射精が終わっても胸からミルクをとぷとぷ♡垂れ流し続けナカを締め、
全てが落ち着くのに長い時間がかかっていたような気がする。
「……ふっ♡あ、……はぁ…♡」
俺のを引き抜いても脱力してイリアはぐったり座り込んでいて、乱れた衣服やところどころ濡れた素肌を晒しながらそんな無防備にされるとなんか征服欲的な興奮をまたしてしまうので辛い。
「……また来た」
「あ、イリアも満更じゃない?」
隣に座ってすべすべの肌を撫で回しながらキスすると案外イリアは抵抗してこなくて、満更でもなさそうに俺の手を取って身体を抱き寄せてきた。
「部屋」
「ん」
深いキスの末イリアに押し倒され、体がでかい分影の面積も広いな、と感心していると不意にイリアが口を開いた。
「悪いが借りる、適当に使ってない部屋でも教えてくれ」
10部屋以上あるよ、というと変な顔をしてイリアは無言でキスしてきた。
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