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なんだかんだ1番メンタルやばそうなスノウくんの精神世界で3スノウくん犯してきます □
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「……は?2人が?」
「……うん」
イリア・レインは顔を見合わせて困惑する。
イリアは昨晩相部屋だったスノウとレオンがなかなか目を覚まさないと思い声をかけに行き、異常な土気の顔色でテントの中昏倒している2人を見つけた。
脈などを調べれば息はあるようだが、深い眠りに落ちたままどんなに声をかけても揺すっても目を覚まさない。
慌ててレインを呼び、呪いの類ならどうにかできないか、と聞くと静かに首を振られた。
「多分、魔物のせいだと思うんだけど2人の夢が繋がってしまってる、
無理に起こしたり、どちらかだけ助けたらもう片方が……そのまま、目覚めないかもしれないから、2人が自分から覚醒するのを待つか、
……2人をこんな風にした魔物を殺してやるか……」
怒気を孕むその声に、「魔物を殺したところで2人が目覚めるのか」とは聞けなかった。
「それでも、できる事を考えよう。
どうせ今回だって、案外馬鹿な理由ですぐに目覚めるかもしれない」
「……うん、そうだね」
頭を撫でられ、レインは悲痛な面持ちながらも少し微笑む。
眠り続ける2人の体が冷えないよう、テントの室内を暖めた。
====
「なにここ」
一方夢の中。
実は正確にはスノウの夢へレオンが招かれた形なのだが、レオンは大層困惑していた。
見える位置には「ようこそレオ様」と書かれた微妙に汚い文字のたくさんの垂れ幕とピンクの甘い香りのする霧、カラフルな扉、
……が見える空間が半径10mほどだけ続き後は恐ろしいほどの闇。
まるでインクでもこぼしたような視界の悪さは、楽天的なレオンでも軽率な探索を控えようと思う恐ろしさを感じるほどだった。
「……私の夢の中……らしい、困った」
「うわっ!?」
いつのまにか隣にはスノウ、額に「本能」と落書きをされており、なぜここにレオ様が?と心底困った様子で色々考えている。
「どうも目を覚まそうにも……レオ様が引っかかって私もうまく覚醒できないらしい、先にレオ様に出ていってもらうしか無いな」
「そ、そう」
「あぁ、…適当に、他の表層の意識に頼めば出口を教えてもらえると思うが……、うっかり私のような意識同士で会って統合されると意識のバランスが変わって、起きてから私の人格がとんでも無いことになりかねない」
「今より?」
スノウはレオンの言葉の意図が理解できなかったのか、また困ったように首を傾げつつ、どこか扉の一つでも開けて聞いてきて欲しい、と、色とりどりの扉たちを指差す。
「基本的にレオ様に私のほぼ全ての人格は危害を加えないと思うが……、それでも一応明るいところの扉だけ開けて欲しい、暗がりの扉は大体心の闇が入っているので危ない」
「8割くらい真っ暗レベルで暗いんだけど」
「生きていると色々とな?」
終始困った様子で言っている、一見人害無畜そうなスノウを見て、どれほどの心の闇を抱えているのか気になったがレオンはこれ以上深掘りすることをやめ、白い「犬」と書かれた扉に手をかけた。
====
「あっ♡♡♡レオしゃま♡ようこそお越しになりましたっ♡♡」
「あ、こういう感じね?」
レオンが扉を閉めた瞬間、素っ裸に首輪、スノウの願望の産物なのか亜人のよう犬の耳を生やしたスノウが飛びかかり同じく体の一部として生えた太い尻尾をパタパタ振りながら飛びかかってくる。
顔を舐められ精一杯キスされ、一度退くように言えば当然のように正座でニコニコとレオンに笑いかけていた。
「私はスノウの犬願望の意識ですっ♡♡♡レオ様のペットになるために生まれてきました♡」
「俺のためだけに新たな人格を形成するな」
「わんわん♡」
意識というのはスノウの、それぞれの一面が強化されているものらしい。
いつも以上に気持ちいいことしか考えていなさそうな満面の笑みでレオンのズボンを剥ぐと陰茎の先端へキスしてくる男を見て、レオンは軽い頭痛を覚えた。
「あっ、も、もし!レオ様にお披露目出来るなら見せたかった芸があるんです、採点してもらえませんか!」
「う、うん…」
絶対ろくな芸じゃ無いな、と思いつつレオンが渋々頷くとスノウは嬉しそうに四つん這いになり、尻を振りながら力を込め始める。
「お゛っ♡ん゛ぉ、お゛おお゛ぉ……!♡♡♡」
そして汚い力んだ声と一緒にめりめりと閉じたアナルが少しずつ開き、中から凶悪な太さの、幾つもイボのついたバイブが顔を覗かせる。
それは重く振動しスノウを辱めていたようで、徐々に外気にさらされ激しい振動音とともに全身を大きく左右に揺らし始めた。
「お゛っ♡拡がっ!?♡♡♡イ゛っ……っ♡♡♡ぐぅううっ♡♡♡」
真っ赤な顔のスノウがそのまま力を込め強引に腹から押し出せば、アナルの縁をぷっくりと腫らしながらぶぼ、飛び出て地面へ転がり落ち、そのまま粘液まみれの体をぐよぐよと激しく揺らし続けている。
「お゛ー…♡♡♡はっ、あ゛っ、あぁ……♡♡♡」
線の無くなったアナルヘは真っ赤に色づき口を開けたまま、腸液でぬるぬるといやらしく光っていた。
「はぁ、はぁ……♡♡♡れ、レオしゃまのため、メス穴いつでも耕してメス犬らしくノーハンドで準備できるんですぅ…♡♡」
「ふーん、そう?」
「あ、あぁ♡だからいつでもハメハメ……あれ??っ!?」
そのまま挿入を待ち侘びるスノウを座らせると、レオンは頭を抑え激しくイラマチオをさせる。
「んごっ!?♡♡♡ぶっ、ふぐぅうっ♡ん゛ぶっ、ぶぅうっ、あ゛っ♡ごぇっ、お゛っ♡♡♡」
「なんというかさ、犬ならいつでも自分の希望通りケツハメアクメ出来ると思わない方がいいよ」
「んぶぅううっ♡♡♡♡」
喉奥に射精され、酸欠の犬スノウはそれを喉を鳴らしてごきゅごきゅと飲み込み汚らしいゲップで返事をした。
下半身では触れてもいないのに射精し腿を汚していて、それでもゆらゆらと擦れる尻尾に流石だとレオンは悪い意味で尊敬する。
「……で、出口は騎士かメスの私が知ってると思います……♡」
「メス別にいるんだ……」
「ちゅ♡はい、レオ様♡」
スノウは最後に陰茎に口付けると転がって腹を見せながら、起きたらたくさん遊んでくださいと笑っている。
「あー、検討しとく」
「はいっ!」
とても笑顔の犬スノウの部屋を後にすると、本能スノウは部屋の向こうで何があったのかを知っているらしく嬉しそうに「犬プレイも悪くないな」と言っていた、
レオンはそれはそっと無視して一番話の通じそうなイメージの青の「騎士の部屋」の扉を開けた。
====
「お前に教えることは何もない」
「図が高いんだよメス男」
残念なことに騎士とは名ばかりで、前掛けの下は何も着ていない騎士を侮辱しているとしか言いようのない格好で勃起し、
陰茎で布を持ち上げたままレオンへ高圧的に接する無様なメス男がそこにいた。
当然敗北マゾアクメを期待し、ですでに前掛けの一部は厚手の布地にも関わらず濡れて染みを作ってしまっていて、
こんな変態に偉そうにされてたまるか、とある意味騎士スノウの作戦通り無事にちんイラしたレオンはスノウを身を低く座らせ上を向かせ、その上に自身の陰茎を置いたまま話し始めた。
「お゛……っ♡おちんぽ様…♡雄の匂い……っ♡すーっ♡すーっ、ふっ♡♡んぁっ、れ♡おさまっ♡♡もっと、もっと下に置いてください、ベロ届かない…♡♡♡」
「俺が良いっていうまで絶対嗅ぐな、舐めるな。
んで出口は?唯一期待していた騎士のスノウも変態だったしもう食傷気味だから早く出たいんだけどこの夢だかスノウの精神世界だか」
「ふーっ♡♡♡き、騎士がっ、こんな、顔にっ♡雄臭いおちんぽ様♡置いていただいた程度で屈するわけがないだろう……っ♡♡♡
ちょ、ちょっとずっしり♡重たい玉で発情開発済みメス穴きゅんきゅんさせて♡無様なちくズリしたくなるだけで…っ♡♡♡」
「……」
レオンは、たまに行われるスノウの雑なイキりはここが主な原因なのだろう、と気づく。
妙に反抗的な人格へ可愛さと、泣きながら負けを認めさせたいような嗜虐心の両方を覚えてつい無言で陰茎で頬を叩くと、騎士スノウは驚いた顔をして目をぱちくりさせていた。
「屈するとかじゃなくてさ、アンタがして欲しいことあるなら、それ相応の態度取れないの?
スノウはいつからそんな嫌な、高慢な騎士になったの」
「お゛……っ♡うぅ……」
ぺちぺちと横っ面を陰茎で叩けば、ねと♡と先走りがつき伸びて、熱い塊の感触にどんどんスノウは発情し泣きそうな顔で腰を揺らしている。
「……まぁいいや。
メス?の方に聞いて知らないならまた戻ってくれば良いだけだしな、なんか俺に冷たい生意気騎士くん怖いのでメスかもう一回犬犯してきまーす」
「ま、待ってください!!」
レオンがわざと背中を向ければスノウは慌ててレオンを呼び止める。
振り向くと前掛けを外し全裸になったスノウが土下座していた。
「も、申し訳ございません、変態メス男の分際でっ♡ご、ご主人様に反抗的な態度を取ってしまいました……っ♡♡♡
お詫びに、精一杯のちん媚びダンスを踊ってレオ様をお誘いします……、お、面白いと思っていただけたら、敗北マゾ♡嘲笑って思いっきりじゅぽじゅぽ硬いおちんぽ様で犯してください…っ♡♡♡」
そして立ち上がるとガニ股中腰の定番下品ポーズでスノウは胸を逸らす。
前掛けの下で肥大した乳首と勃起した陰茎は、クリップとチェーンで3点繋がれていた。
スノウが腰を派手に突き上げべちべちと陰茎を腹筋に当てながら揺らすと、反動で引っ張られた乳首が刺激され、徐々に真っ赤に腫れ上がっていく。
「ほっ♡いだっ♡乳首アクメする♡♡♡
さ、最初からこうやってレオ様をっ♡ほっ♡んほっ♡♡♡お誘いする気満々でしたぁっ♡♡♡ごめんなさいっ♡♡
騎士の人格♡一回イキらないとお誘い出来ないんですっ♡ん゛ぉおっ♡♡♡ほひっ♡ほひっ♡一番無様にお誘いするので♡どうか許してくださいっ♡♡♡」
「……」
そういう人格なのか、と聞けばレオンは無性に騎士のスノウが気の毒になった。
プライドが貴族どころか一般人基準でも比較的低く、平気で他人の靴を舐めることを選択肢に入れることができるレオンでもこんな格好を強要されるくらいなら死を視野に入れるほどの情けない恥芸を宿命として騎士スノウは、何度もせざるを得ない上それで快感を得てしまう変態として十分に目覚めてしまっているのだ。
半ば同情心で後ろを向かせるとスノウは腰を下げ、レオンが挿入しやすいよう一層無様かつキープのし辛い体勢になる。
「お゛ぉお゛ぉおっ♡♡♡ありがとうございますぅ♡♡♡♡」
陰茎を挿入するだけで高らかに射精しスノウは仰け反った。
……結局騎士のスノウも本当に出口を知らなかったらしく、感謝の土下座お掃除フェラをしながらおちんぽ様とレオ様に忠誠を誓うのを見て、レオンは改めてえっちだけどなんて惨めな人格なのだろう、と思わずまた同情し興奮してしまうのだった。
====
「騎士プレイの難点はレオ様に一度失礼な態度を取らなくてはいけない点だな、レオ様がもう理由もなく腹でも殴ってくれれば早いのだが」
「俺とんでもない暴力野郎じゃん」
本能スノウのコメントに呆れつつレオンは一番大きい「メス」と書かれたショッキングピンクの扉を開ける。
なぜここが1番比重占めていそうなんだよ、とは思ったがやはり口には出さなかった。
「あ、レオ様!」
「……スノウ」
意外にもメスのスノウは衣服をちゃんと着ており、抱きついてキスこそしてきたが下品なチン媚だの恥芸だの痴態は晒してこない。
「さっきスノウ回覧板で今日はレオ様が来ていると聞いてな、どの部屋もおもてなしの準備をしていたんだが……来てくれて嬉しいよ」
(スノウ回覧板?)
精神世界のことはよくわからないので深く突っ込むのはやめておいた。
やはりイリアが居ないと、俺にツッコミは荷が重いな、と内心レオンは少し困る。
「はぁ……♡なんてかっこいい腕なんだろう♡」
胸に抱きつき擦り付いてくるスノウからはほんのり?花のいい香りがしていつもより少し甘えたな気もするが、1番比重を占めているせいかレオンにとって1番よく知っているスノウに近かった。
「なんでも、私の夢から出て行きたいらしいな?それなら私が案内できるが……そ、その前に」
スノウが手を引くと広い天蓋付きのベッドがある部屋へ導かれる。
「ほ、他の私と……その、シたと聞いていて…もし、まだ疲れていなければ少し……いや、ちょっとの時間、……ハグだけでも」
さっきまでどぎつい変態と接していたせいか、こういう控えめなスノウの一面が今のレオンには一層可愛らしくいじらしく見えた。
「あっ♡……っ!?レオ様っ♡んむぅっ♡♡♡」
ベッドに押し倒し唇を吸えば最初は驚いていたが簡単に全身の力が抜け、むしろちゅうちゅう♡とレオンの舌に吸い付いてキスに応えてくる。
「……レ、レオ様は……無様に恥を晒す私より、やはり多少慎ましい方が良いのだろうか?」
「いや?別に?」
恐る恐る聞いてきたスノウの額、火傷の痕から始まり様々な箇所へキスをするとスノウは眩しそうに目を細めレオンを見上げる。
「下品なくらいエロいのも、アホなのも可愛いのもひっくるめて全部スノウだろ?そういう『スノウ』全部が俺は良いよ」
「……♡そ、そうか…♡」
スノウは腕を伸ばし、レオンに抱きつくとそっと耳元で囁く。
「やっぱり、続きは起きてから……」
====
「硬めの抱き枕」
突然意識が覚醒したレオンが目覚めると、そこはレインの膝の上だった。
隣には手を繋いだまますぴすぴと嬉しそうに涎を垂らし眠っているスノウと、少し下に驚いた顔のイリア。
「レオン!」
「…起きたのか」
「あぁ、うん?」
少し遅れてスノウも目覚め、喜んだレインは何故か血まみれの両腕でスノウの顔を撫でまわし、突然の扱いと血生臭さに困惑したスノウは少し四肢をバタつかせて暴れている。
「……ちょっと、変な夢見たかな?」
まだ状況を把握していないレオンがそう呟き、スノウを横目で見ると、スノウはそれに気づいて頬を染め少し微笑んだ。
「……うん」
イリア・レインは顔を見合わせて困惑する。
イリアは昨晩相部屋だったスノウとレオンがなかなか目を覚まさないと思い声をかけに行き、異常な土気の顔色でテントの中昏倒している2人を見つけた。
脈などを調べれば息はあるようだが、深い眠りに落ちたままどんなに声をかけても揺すっても目を覚まさない。
慌ててレインを呼び、呪いの類ならどうにかできないか、と聞くと静かに首を振られた。
「多分、魔物のせいだと思うんだけど2人の夢が繋がってしまってる、
無理に起こしたり、どちらかだけ助けたらもう片方が……そのまま、目覚めないかもしれないから、2人が自分から覚醒するのを待つか、
……2人をこんな風にした魔物を殺してやるか……」
怒気を孕むその声に、「魔物を殺したところで2人が目覚めるのか」とは聞けなかった。
「それでも、できる事を考えよう。
どうせ今回だって、案外馬鹿な理由ですぐに目覚めるかもしれない」
「……うん、そうだね」
頭を撫でられ、レインは悲痛な面持ちながらも少し微笑む。
眠り続ける2人の体が冷えないよう、テントの室内を暖めた。
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「なにここ」
一方夢の中。
実は正確にはスノウの夢へレオンが招かれた形なのだが、レオンは大層困惑していた。
見える位置には「ようこそレオ様」と書かれた微妙に汚い文字のたくさんの垂れ幕とピンクの甘い香りのする霧、カラフルな扉、
……が見える空間が半径10mほどだけ続き後は恐ろしいほどの闇。
まるでインクでもこぼしたような視界の悪さは、楽天的なレオンでも軽率な探索を控えようと思う恐ろしさを感じるほどだった。
「……私の夢の中……らしい、困った」
「うわっ!?」
いつのまにか隣にはスノウ、額に「本能」と落書きをされており、なぜここにレオ様が?と心底困った様子で色々考えている。
「どうも目を覚まそうにも……レオ様が引っかかって私もうまく覚醒できないらしい、先にレオ様に出ていってもらうしか無いな」
「そ、そう」
「あぁ、…適当に、他の表層の意識に頼めば出口を教えてもらえると思うが……、うっかり私のような意識同士で会って統合されると意識のバランスが変わって、起きてから私の人格がとんでも無いことになりかねない」
「今より?」
スノウはレオンの言葉の意図が理解できなかったのか、また困ったように首を傾げつつ、どこか扉の一つでも開けて聞いてきて欲しい、と、色とりどりの扉たちを指差す。
「基本的にレオ様に私のほぼ全ての人格は危害を加えないと思うが……、それでも一応明るいところの扉だけ開けて欲しい、暗がりの扉は大体心の闇が入っているので危ない」
「8割くらい真っ暗レベルで暗いんだけど」
「生きていると色々とな?」
終始困った様子で言っている、一見人害無畜そうなスノウを見て、どれほどの心の闇を抱えているのか気になったがレオンはこれ以上深掘りすることをやめ、白い「犬」と書かれた扉に手をかけた。
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「あっ♡♡♡レオしゃま♡ようこそお越しになりましたっ♡♡」
「あ、こういう感じね?」
レオンが扉を閉めた瞬間、素っ裸に首輪、スノウの願望の産物なのか亜人のよう犬の耳を生やしたスノウが飛びかかり同じく体の一部として生えた太い尻尾をパタパタ振りながら飛びかかってくる。
顔を舐められ精一杯キスされ、一度退くように言えば当然のように正座でニコニコとレオンに笑いかけていた。
「私はスノウの犬願望の意識ですっ♡♡♡レオ様のペットになるために生まれてきました♡」
「俺のためだけに新たな人格を形成するな」
「わんわん♡」
意識というのはスノウの、それぞれの一面が強化されているものらしい。
いつも以上に気持ちいいことしか考えていなさそうな満面の笑みでレオンのズボンを剥ぐと陰茎の先端へキスしてくる男を見て、レオンは軽い頭痛を覚えた。
「あっ、も、もし!レオ様にお披露目出来るなら見せたかった芸があるんです、採点してもらえませんか!」
「う、うん…」
絶対ろくな芸じゃ無いな、と思いつつレオンが渋々頷くとスノウは嬉しそうに四つん這いになり、尻を振りながら力を込め始める。
「お゛っ♡ん゛ぉ、お゛おお゛ぉ……!♡♡♡」
そして汚い力んだ声と一緒にめりめりと閉じたアナルが少しずつ開き、中から凶悪な太さの、幾つもイボのついたバイブが顔を覗かせる。
それは重く振動しスノウを辱めていたようで、徐々に外気にさらされ激しい振動音とともに全身を大きく左右に揺らし始めた。
「お゛っ♡拡がっ!?♡♡♡イ゛っ……っ♡♡♡ぐぅううっ♡♡♡」
真っ赤な顔のスノウがそのまま力を込め強引に腹から押し出せば、アナルの縁をぷっくりと腫らしながらぶぼ、飛び出て地面へ転がり落ち、そのまま粘液まみれの体をぐよぐよと激しく揺らし続けている。
「お゛ー…♡♡♡はっ、あ゛っ、あぁ……♡♡♡」
線の無くなったアナルヘは真っ赤に色づき口を開けたまま、腸液でぬるぬるといやらしく光っていた。
「はぁ、はぁ……♡♡♡れ、レオしゃまのため、メス穴いつでも耕してメス犬らしくノーハンドで準備できるんですぅ…♡♡」
「ふーん、そう?」
「あ、あぁ♡だからいつでもハメハメ……あれ??っ!?」
そのまま挿入を待ち侘びるスノウを座らせると、レオンは頭を抑え激しくイラマチオをさせる。
「んごっ!?♡♡♡ぶっ、ふぐぅうっ♡ん゛ぶっ、ぶぅうっ、あ゛っ♡ごぇっ、お゛っ♡♡♡」
「なんというかさ、犬ならいつでも自分の希望通りケツハメアクメ出来ると思わない方がいいよ」
「んぶぅううっ♡♡♡♡」
喉奥に射精され、酸欠の犬スノウはそれを喉を鳴らしてごきゅごきゅと飲み込み汚らしいゲップで返事をした。
下半身では触れてもいないのに射精し腿を汚していて、それでもゆらゆらと擦れる尻尾に流石だとレオンは悪い意味で尊敬する。
「……で、出口は騎士かメスの私が知ってると思います……♡」
「メス別にいるんだ……」
「ちゅ♡はい、レオ様♡」
スノウは最後に陰茎に口付けると転がって腹を見せながら、起きたらたくさん遊んでくださいと笑っている。
「あー、検討しとく」
「はいっ!」
とても笑顔の犬スノウの部屋を後にすると、本能スノウは部屋の向こうで何があったのかを知っているらしく嬉しそうに「犬プレイも悪くないな」と言っていた、
レオンはそれはそっと無視して一番話の通じそうなイメージの青の「騎士の部屋」の扉を開けた。
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「お前に教えることは何もない」
「図が高いんだよメス男」
残念なことに騎士とは名ばかりで、前掛けの下は何も着ていない騎士を侮辱しているとしか言いようのない格好で勃起し、
陰茎で布を持ち上げたままレオンへ高圧的に接する無様なメス男がそこにいた。
当然敗北マゾアクメを期待し、ですでに前掛けの一部は厚手の布地にも関わらず濡れて染みを作ってしまっていて、
こんな変態に偉そうにされてたまるか、とある意味騎士スノウの作戦通り無事にちんイラしたレオンはスノウを身を低く座らせ上を向かせ、その上に自身の陰茎を置いたまま話し始めた。
「お゛……っ♡おちんぽ様…♡雄の匂い……っ♡すーっ♡すーっ、ふっ♡♡んぁっ、れ♡おさまっ♡♡もっと、もっと下に置いてください、ベロ届かない…♡♡♡」
「俺が良いっていうまで絶対嗅ぐな、舐めるな。
んで出口は?唯一期待していた騎士のスノウも変態だったしもう食傷気味だから早く出たいんだけどこの夢だかスノウの精神世界だか」
「ふーっ♡♡♡き、騎士がっ、こんな、顔にっ♡雄臭いおちんぽ様♡置いていただいた程度で屈するわけがないだろう……っ♡♡♡
ちょ、ちょっとずっしり♡重たい玉で発情開発済みメス穴きゅんきゅんさせて♡無様なちくズリしたくなるだけで…っ♡♡♡」
「……」
レオンは、たまに行われるスノウの雑なイキりはここが主な原因なのだろう、と気づく。
妙に反抗的な人格へ可愛さと、泣きながら負けを認めさせたいような嗜虐心の両方を覚えてつい無言で陰茎で頬を叩くと、騎士スノウは驚いた顔をして目をぱちくりさせていた。
「屈するとかじゃなくてさ、アンタがして欲しいことあるなら、それ相応の態度取れないの?
スノウはいつからそんな嫌な、高慢な騎士になったの」
「お゛……っ♡うぅ……」
ぺちぺちと横っ面を陰茎で叩けば、ねと♡と先走りがつき伸びて、熱い塊の感触にどんどんスノウは発情し泣きそうな顔で腰を揺らしている。
「……まぁいいや。
メス?の方に聞いて知らないならまた戻ってくれば良いだけだしな、なんか俺に冷たい生意気騎士くん怖いのでメスかもう一回犬犯してきまーす」
「ま、待ってください!!」
レオンがわざと背中を向ければスノウは慌ててレオンを呼び止める。
振り向くと前掛けを外し全裸になったスノウが土下座していた。
「も、申し訳ございません、変態メス男の分際でっ♡ご、ご主人様に反抗的な態度を取ってしまいました……っ♡♡♡
お詫びに、精一杯のちん媚びダンスを踊ってレオ様をお誘いします……、お、面白いと思っていただけたら、敗北マゾ♡嘲笑って思いっきりじゅぽじゅぽ硬いおちんぽ様で犯してください…っ♡♡♡」
そして立ち上がるとガニ股中腰の定番下品ポーズでスノウは胸を逸らす。
前掛けの下で肥大した乳首と勃起した陰茎は、クリップとチェーンで3点繋がれていた。
スノウが腰を派手に突き上げべちべちと陰茎を腹筋に当てながら揺らすと、反動で引っ張られた乳首が刺激され、徐々に真っ赤に腫れ上がっていく。
「ほっ♡いだっ♡乳首アクメする♡♡♡
さ、最初からこうやってレオ様をっ♡ほっ♡んほっ♡♡♡お誘いする気満々でしたぁっ♡♡♡ごめんなさいっ♡♡
騎士の人格♡一回イキらないとお誘い出来ないんですっ♡ん゛ぉおっ♡♡♡ほひっ♡ほひっ♡一番無様にお誘いするので♡どうか許してくださいっ♡♡♡」
「……」
そういう人格なのか、と聞けばレオンは無性に騎士のスノウが気の毒になった。
プライドが貴族どころか一般人基準でも比較的低く、平気で他人の靴を舐めることを選択肢に入れることができるレオンでもこんな格好を強要されるくらいなら死を視野に入れるほどの情けない恥芸を宿命として騎士スノウは、何度もせざるを得ない上それで快感を得てしまう変態として十分に目覚めてしまっているのだ。
半ば同情心で後ろを向かせるとスノウは腰を下げ、レオンが挿入しやすいよう一層無様かつキープのし辛い体勢になる。
「お゛ぉお゛ぉおっ♡♡♡ありがとうございますぅ♡♡♡♡」
陰茎を挿入するだけで高らかに射精しスノウは仰け反った。
……結局騎士のスノウも本当に出口を知らなかったらしく、感謝の土下座お掃除フェラをしながらおちんぽ様とレオ様に忠誠を誓うのを見て、レオンは改めてえっちだけどなんて惨めな人格なのだろう、と思わずまた同情し興奮してしまうのだった。
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「騎士プレイの難点はレオ様に一度失礼な態度を取らなくてはいけない点だな、レオ様がもう理由もなく腹でも殴ってくれれば早いのだが」
「俺とんでもない暴力野郎じゃん」
本能スノウのコメントに呆れつつレオンは一番大きい「メス」と書かれたショッキングピンクの扉を開ける。
なぜここが1番比重占めていそうなんだよ、とは思ったがやはり口には出さなかった。
「あ、レオ様!」
「……スノウ」
意外にもメスのスノウは衣服をちゃんと着ており、抱きついてキスこそしてきたが下品なチン媚だの恥芸だの痴態は晒してこない。
「さっきスノウ回覧板で今日はレオ様が来ていると聞いてな、どの部屋もおもてなしの準備をしていたんだが……来てくれて嬉しいよ」
(スノウ回覧板?)
精神世界のことはよくわからないので深く突っ込むのはやめておいた。
やはりイリアが居ないと、俺にツッコミは荷が重いな、と内心レオンは少し困る。
「はぁ……♡なんてかっこいい腕なんだろう♡」
胸に抱きつき擦り付いてくるスノウからはほんのり?花のいい香りがしていつもより少し甘えたな気もするが、1番比重を占めているせいかレオンにとって1番よく知っているスノウに近かった。
「なんでも、私の夢から出て行きたいらしいな?それなら私が案内できるが……そ、その前に」
スノウが手を引くと広い天蓋付きのベッドがある部屋へ導かれる。
「ほ、他の私と……その、シたと聞いていて…もし、まだ疲れていなければ少し……いや、ちょっとの時間、……ハグだけでも」
さっきまでどぎつい変態と接していたせいか、こういう控えめなスノウの一面が今のレオンには一層可愛らしくいじらしく見えた。
「あっ♡……っ!?レオ様っ♡んむぅっ♡♡♡」
ベッドに押し倒し唇を吸えば最初は驚いていたが簡単に全身の力が抜け、むしろちゅうちゅう♡とレオンの舌に吸い付いてキスに応えてくる。
「……レ、レオ様は……無様に恥を晒す私より、やはり多少慎ましい方が良いのだろうか?」
「いや?別に?」
恐る恐る聞いてきたスノウの額、火傷の痕から始まり様々な箇所へキスをするとスノウは眩しそうに目を細めレオンを見上げる。
「下品なくらいエロいのも、アホなのも可愛いのもひっくるめて全部スノウだろ?そういう『スノウ』全部が俺は良いよ」
「……♡そ、そうか…♡」
スノウは腕を伸ばし、レオンに抱きつくとそっと耳元で囁く。
「やっぱり、続きは起きてから……」
====
「硬めの抱き枕」
突然意識が覚醒したレオンが目覚めると、そこはレインの膝の上だった。
隣には手を繋いだまますぴすぴと嬉しそうに涎を垂らし眠っているスノウと、少し下に驚いた顔のイリア。
「レオン!」
「…起きたのか」
「あぁ、うん?」
少し遅れてスノウも目覚め、喜んだレインは何故か血まみれの両腕でスノウの顔を撫でまわし、突然の扱いと血生臭さに困惑したスノウは少し四肢をバタつかせて暴れている。
「……ちょっと、変な夢見たかな?」
まだ状況を把握していないレオンがそう呟き、スノウを横目で見ると、スノウはそれに気づいて頬を染め少し微笑んだ。
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「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
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