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酔いどれイリアと泥酔眠姦 ○

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スノウの記憶復活おめでとう祭を開催した夜。
水でもそんな量は飲まないと、言いたくなる量の酒をがぶ飲みして泥酔のまま眠るレインと、

「……おぇ……」

ジュース飲んでような、って散々言ったのにレインの真似をしてキツい酒変な飲み方をしてぶっ倒れて以降(主役なのに)、弱ったままのスノウをベッドに放り投げ、
後はいびきまでかいで熟睡しているイリアをベッドに連れて行くだけだ。

…なんで俺も酔ってるのに全員の介抱をしているんだろう、今思えばほっとけば良かった。

「……」

けど、豪快に腹を出して眠っているイリアを放置してたら風邪ひきそうだし、スノウとレインはベッドにちゃんと連れて行ったなんて知ったら今サボるとイリアが拗ねるかもしれない。
拗ねたイリアを見たい気もしたが、なんとか脇の下に手を入れ引きずろうとして、当然のように飛んできた酔って加減のない肘打ちを慌てて回避する。

「あぶねっ」

「……」

起きたのかと思ったが一瞬俺をじーっと見つめた後、また眠ってしまった。
なるほど、日頃の行いが悪すぎてイリアは寝込みを襲うと全自動で撃退する能力を身につけているが、酔っていても適用されるのかこのシステム。

「…どうすっかなぁ」

足を掴もうとしたりしても一緒だった。

もう諦めようかとも思ったが、酔ったまま、すぴすぴ気持ちよさそうにしているのを見て最後に1つのアイデアを試す。

「イリア♡ベッドでえっちしよ♡♡♡」

「ぐぅ、すーすー……、……。すー…すー…」

あ、今ちょっと反応した。
いけるかもしれない。

「ベッドでカッコいいレオンハルトくんが待ってるんだけど♡早く来てよ♡
……おぉ!おはよ、イリア!」

成功、アホな事を言ってツッコミ要員のイリアを起こす作戦。
レオンハルトくんの無駄遣いで非常に不本意だが、今はイリアの律儀なツッコミ気質に感謝しよう。

「ほら?さっさとベッドの方行けよ?俺ももう寝たいし」

「……」

「イリア…んぎゃっ!?」

一仕事終え満足していたのに、据わった目のイリアに襟首を捕まれみんなのリュックだの荷物の上に乱暴に放り投げられた。

「ちょ、ちょちょっイリア!?」

仕打ちに怒る間もなく、覆い被さって雑にちゅ♡ちゅ♡と顔や首筋にキスされる。
酔って遠慮なくのしかかる身体が結構重い、背中で水筒か何かがめり込んでるのも地味に痛い。

「お前が誘ったんらろ」

「え!?は??……うん確かに!!!」

「…うるはい」

頭をはたかれビビったが、呂律の回っていないイリアは寝ぼけたままさっきの俺の発言を額面通り受け取り、
俺とセックスしようとのしかかってきているのを理解して、即座に頭を切り替えスイッチを入れ、酒臭い顔を捕まえキスを返した。

「イリア♡ちゅっ♡んちゅ、ちゅー♡♡」

「……っ♡ちゅ、……ふ、んむ」

レイン達でベッドが埋まっている中、寝ぼけた思考では固めてあった荷物達をベッドと間違えてしまっているのだろう。
アホでかわいい。

鼻にかかったいつもより素直な声に感動しつつ、後々の事を考えると体を痛めそうなので、最大限このボーナスタイムをしっかり堪能するためさりげなく横の平らな床に転がり落ちる。

「んむっ♡む、うぅー♡」

だが、覚悟していた落下の衝撃はやってこず、俺を抱えたイリアが下敷きになってくれる形で地面に着地して、そのまま火照った体の上でむちゅむちゅ♡とキスを継続することができた。

イリアの漢気のある優しさを感じ興奮しつつ、胸を弄り腿に当たっている硬くなったものを開いた手で取り出し直接扱くと、
イリアもそれに応えて真似るよう俺の陰茎を握って少し乱暴な手つきでしごきはじめた。

「っ、もーイリア、痛いって。
ほら♡こうやって俺の真似して優しく撫でて♡」

「……っ♡ぐっ♡」

「な?こっちの方が気持ちいいだろ?」

俺が優しく裏筋を押しながらお手本に幹を撫でると、真似てイリアの手つきもゆっくりと撫でるものになる。
…クソほど楽しい。

酔いと快感でとろん♡と潤んだ瞳が、たまに悩ましげに硬く閉じられる。
すべすべと撫でて触り心地と隆起と楽しんでいる胸元にも少しずつミルクが広がって、上がった気分のまま顔を埋めて尖った先端を強く吸えばイリアの身体が弓形に反れた。

「……お゛っ♡……くっ、ふぅ、っ♡」

「おっぱい気持ちいい?…あ、こら、休まないで♡」

開いた唇が濡れてぷるぷる光り、そこから掠れた素直な声を漏らすイリアを見ているとうっかり暴発しかねないので、俺のは触ってもらったまま片膝を立てさせ、さっさと突っ込むためアナルを解そうと入り口をつんつん♡とつつく。

「っ♡」

「あ、今ぴくってした、イリアもここ好き?」

「……♡」

普段なら殺すぞと言わんばかりに睨まれたりボロカス言われる軽口も、恥ずかしそうに目を逸らすだけに終わって本当に慣れない反応に俺のテンションのブチ上がりがすごい。
指で縁をつつくたび、アナルはひくひくと可愛く収縮して、少しずつ指を挿れては引き抜く動作を繰り返しているとイリアの太い陰茎からどぷっ♡と濃い先走りが溢れ出してきた。

「うわ、すご♡ぬるぬるじゃん、ローション要らないね♡」

待ちきれない、と身体で伝えてくれるのが本当にいやらしい。

中指を突っ込んで酒で蕩ける中の肉をくちゅくちゅ♡堪能し、少しずつ指が馴染んでいくと、2本に増やした指でさっきまでとは違う攻め方をした。

「ふっ♡う……っ、レーべ…っ♡」

「うんうん、声恥ずかしいね。
はい、イリアの好きなココ、噛んでいーよ♡」

少し上に体をずらし、首筋を見せるとすぐに熱い息がかかってがぶ、と肉に歯が食い込んだ。

「ぐっ♡ふぅっ、んぐっ」

「いい子いい子」

何度も声を抑えるため噛み直され、目尻に生理的な涙が浮かぶ程度には痛みがあったが、こんなどろどろのイリアを見れるまたとない機会だと思えば、それもわざわざ水を注す理由にはならないだろう。

今は、きっと酔いだけではないものでさらに熱くなっている体に気を良くし、もっと気持ちいい事を覚えてもらおうとネチネチしつこく濡れた体内をかき回して遊ぶ方が何よりも大事だ。
身体の内側からぐい♡と膨らんだ前立腺を押し上げては腫れて返ってきたものを優しく撫でて慰め、また押し上げるのを同じリズムで繰り返し、勝手にイリアの足が閉じそうになるのを体で阻止する。

「大丈夫、落ち着いて力抜いて」

「……っ♡く、うぅ……っ♡」

こんな中でも俺のを撫でる手は休めておらず、イリアなりにこの行為に応えようとしているのは十分に伝わってきた。
段々アナルが収縮するタイミングが短くなって、イリアが低い声で鳴いたかと思うと最後に一度、ぐ、と深く肩を噛んだ後力が緩み、代わりに腹に熱い液体がかかる。

「気持ちよかったね?」

「うぅ……あ゛っ、はぁ…♡」

腹に飛んだ、白い塊みたいな濃いそれを拭って見せつけ、口に含むとイリアは涙目でそれを睨んでいた。

「おいしい」

雄臭いそれを舐めた感想を言いながら、自分の指に絡むそれを舌で掬っていると、酒の香りと一緒に近づいた端正な顔が一緒に俺の指を控えめに唇で挟み、それからちゅ♡と優しくキスされる。

「……」

今も忙しく動かしているもう片方の手の先はきゅんきゅん♡と締め付ける体温は伝えてきて、ギャップ効果なのか一周回って冷静になった俺は真顔で体を起こし、一度イリアの上から降りた。

「あ……レー…へ、なにを……」

「こら、今更寝落ちようとすんな。せめて責任取ってから寝ろ」

「ん……」

にゅるにゅるさっきまで触れていた陰茎へ自分のをあてがい、興奮を主張してみたものの出して疲れたせいなのか、いよいよ意識が限界なのか、
イリアは面倒そうに目を閉じて身体の力を抜いたまま足だけ開いて勝手に夢の世界へ旅立とうとしている。

「……」

一人でヤってろ、みたいなぞんざいな扱いは生きててそう受けたことが無いので少しビビったが、これはこれでエッチな気がして、俺もスノウの事言えないな、呆れつつ結局むにぃ♡と筋肉質な尻を引っ張ってアナルの間へ自身をあてがい、ぬるぬるとそれを体内へ飲み込ませる。

「……ぐっ♡……?…すー…」

一瞬熱すぎるくらいのナカが痙攣して顔を顰めていたが、またイリアは力を緩めすうすうと寝息を立てている。
…どうやら本格的に熟睡しつつあるようだ。

「……お゛っ♡ぐっ、お゛っ♡…お゛っ?♡お゛っ♡」

「……」

腰を掴んでじゅぽじゅぽとピストンすると、眠ているせいで当然我慢しようなんて発想は何も湧いてこないイリアは訳もわかっていないまま動く度耳に心地よい苦しげな喘ぎを聴かせてくれて、
全然これはこれで楽しかったので覆い被さって唾液をこぼす口を塞いで舌を吸い、一度は少し落ち着いていた陰茎をまた擦って元気にさせる。

「んぐっ♡ふ、っ、は、ぁっ♡…お゛っ♡っ♡」

足まで腰に巻きついてもっと快感を貪ろうとしてきて、起きている時では到底発生し得ない状況に興奮が加速しつい動きも自分本位にガツガツ動くものになってしまう。

「ふっ、ぅぁっ♡おっ、……っ♡ぐぅうっ♡♡♡」

握っている陰茎にぼこ、と脈が浮き出し先走りがとめどなく溢れて、びくびくと限界を伝え反り返っていた陰茎はまた吐き出すように大量の精を放ち、
最後に残った良心で俺も外に出すと余韻を楽しんでいるのか波打つように動く腹筋が艶かしかった。

「……ふっ♡……う、……♡……ぐう…」

しばらくは俺が動いていた時のよう腰がゆっくり揺れていたがそれも落ち着くとまたイリアはいびきを鳴らしながら大人しく待ってしまう。
良いものが見れた感謝に俺は綺麗に後始末をすると、運ぶのは諦めて枕とシーツをイリアに与え、その横に転がって目を閉じた。


====

「……」

隣で人が動く音がして目が覚めるとイリアが寝起きのせいかいつもより鋭い目つきで俺を睨みつけている。

「あ♡おはようイリア、昨日は楽しかったな♡」

「……?」

「あれ本当は意識あったりする?あ、良かったら眠気覚ましにもっかい」

「寝言は寝て言え」

なんと目が覚めるとイリアは酔っていた昨晩の出来事を何も覚えていなかったようで、起き抜けにうるさい俺からシーツを奪い取ると自分だけ丸まって勝手に眠ってしまった。

…酔って一夜の過ちを何も覚えていないの、良くないと思います。
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