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イリアの好感度を稼いだ結果ご褒美イベントが発生しました ○
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「イリア、交代」
「……ん」
眠くて欠伸をしながらイリアを揺すり起こす。
…野営が続くと、多分一番身体を動かしてるイリアは見せないようにしてるけれど相当疲れが溜まっている。
目を開けるのもつらそうになんとか起き上がったものの、結局しばらく観察してたらこくりこくりと船を漕いでいた。
「しょうがないなぁ」
俺は夜行性なので別に一晩寝なくても実はやっていける、翌朝吐きそうになるけど。
起き上がって隣に座り、イリアを肩にもたれさせながら焚き火に枯葉を投げ入れて遊ぶのを続行した。
夜が明けてからスノウが起きる前にこっそり寝床に戻る。
少ししてイリアは慌てて起きて、寝ぼけたままキョロキョロあたりを見回してた。
焚き火がちゃんと灯ってて俺たちも平和に寝てるのを見ると安心したようにほっと息を吐いた。
後は起きて身体を伸ばしたり眠気を飛ばすよう頑張っていて、あの調子ならなんとか今晩はもう寝ないかな、と思って俺も安心して目を閉じる。
俺は目が覚めてから、寝る時間が短すぎると逆にスッキリする現象ってなんなのかな、ってちょっと不思議だった。
「レオン、相当眠そうだね」
「おぶろうか?」
「…みんなの幸せや世界平和を祈ってたら寝れなくて」
「おぶろうか?」
「そっか…レオンが僕のことをそんなに…?」
みんな眠いので会話のクオリティが低い。
スノウがただ俺を背負いたい人なのをやんわり回避しつつ、繋がれたレインの手を眠いので意味もなく揉んでしまう。
イリアはちょっとアホの会話を聞いて笑って、たまに何か言いたげにこっちを見ていた…気がした。
====
「ふわぁあああ!!!!俺は!!!今羽を得ています!!!!」
「うるさい」
町の宿について、熱いシャワーを浴びて。
あまりにさっぱりした解放感とこれからは安全にベッドで寝てもいいんだと思うと気分が上がりすぎて変なテンションでバク宙をしてしまった。
(スノウとレインはすでにすやすや眠っている。
特にスノウはよく揉んで漬け込んでおくと熟睡する事を知ったので今後とも活用していこうと思う。)
着地した瞬間、イリアに上半身を弾かれ、叩きつけられるように柔らかいベッドの上に着地した。
驚いてたらそのままそっと布団をかけられ物理的に封印されてしまった。
「なにすん……あ、やば、眠っ」
枕に頭が沈んで、布団の暖かさに包まれると急に尖っていた神経が凪いで今度は暴力的な眠気に襲われる。
封印への抗議よりも目眩レベルで襲う眠気の方に急速に意識を持って行かれた。
「おやすみ」
イリアはそんな俺の様子を見て挨拶だけすると自分のベッドへ向かおうとする。
「やだ」
無性に「寝ろ」と言われて寝たくなくて、反骨精神で布団から出ようとしたらバレて今度は頭へ布団を被せられて押さえつけられた。
「なにすんの」
「うるさい」
しばらくもぞもぞしてたけど、暴れたら余計眠くなってきた。
四肢が重くて抵抗が薄まるとイリアは力を緩めて、布団をまた肩にかけ直し髪を撫でてくる。
「あー…一応礼を言う。悪かったな、ありがとう」
「なにが?」
何か気まずそうに、突然お礼を言われたけどわからない。
この行動との関連性も不明で首を傾げていると、起きたら言うから寝ろと改めて言われた。
「……」
有無を言わさない話し方の反面、髪を撫でる手は優しい。
俺的には子供扱いのようなそれは解せなかったので手を掴んで引っ張って、一緒に寝ないかと聞いてみた。
「…お前は一人じゃ満足に寝れないのか?」
「俺をうさぎだと思うと可愛く見えない?」
「うさぎじゃないから可愛くない」
「……」
少し話してるうちに本格的に眠気で瞼が重くなってきた。
それはイリアも同じようで、こんなところで喋ってるくらいなら諦めた方が早いと思ったらしい。
ベッドに潜り込んできて腕を掴んでた俺の手をそっと振り解く。
「まぁ良しとしよう」
「なんだお前」
イリアの方が背も体格も良いので、ベッドに入ると俺が寝る面積は相当狭くなる。
けれどその窮屈さも、当然のように出された二の腕に頭を乗せると代わりにもたれかかられる適度な重さも不快ではなかった。
「…おやすみ」
最後に挨拶をして、目を閉じたら限界だったのですぐに眠りについてしまった。
……。
「……ん…」
目が覚めると部屋は薄暗くて、多分夕方ちょいまで眠ってしまったんだろうなぁとぼんやり思う。
今日はまだベッドの上、寝る前と同じ位置にいる。
寝相は酷くないみたいだ。
もう少し眠いからこのまま二度寝してしまおうかともぞもぞ姿勢を整えていたらイリアも目を覚ましたらしく、眠そうに目を開いてこっちを見ていた。
「今、何時……」
「さぁ」
自分を抱えている腕の先、指を絡めて握ったり甲を撫でながら適当に答えた。
薄暗い中皮膚の少し硬くなっている箇所や手首の骨の感触をなんとなく気に入って、まじまじ見つめたり触り心地を確かめていると手を握り返される。
「……」
他人の手が自分の手に触れているのをちゃんと見る機会ってそういえばあまり無いな、物珍しさでそのまま手の動きをじっとを見ていると、不意に耳に髪をかけられた。
くすぐったくてびっくりしている間にも耳の輪郭をなぞられ、開けてもらった穴のあいた耳たぶを触ったりしながら手は顔の方へ移動していき、最後に頬に手が添えられそっとイリアの方を向かされた。
キリッとしたカッコいい顔と目があって、それが少しだけ表情を緩めて笑ったかと思うと覆い被さってキスをされる。
「……ふ、……」
触れるだけのキスで、唇はすぐに離れていったけど今度はこっちから追いかけた。
腕を首の後ろに回し、唇を重ねて舌を口内へ差し込む。
柔らかい舌同士を絡め合いながら服の中へ手を入れ、胸の先の尖りを摘むと一瞬身体がびくりと硬直して舌が引っ込んでいく。
「イリア」
名前を呼びながら押し倒して、胸を揉む手に力を徐々に込めてハリと弾力のある胸を揉み手のひらの心地を楽しんだ。
イリアがくすぐったそうに身を捩ったら、充分に硬くなった乳首を舌で舐(ねぶ)ってちゅ、と吸う。
「……っ♡ぅっ」
一瞬低い声が漏れて身体が跳ねた。
可愛らしい敏感な反応に反して、俺へ興奮しているように見つめてくる熱っぽい視線には慣れないけど、悪い気もしない。
俺の下腹をくすぐって何かを探しているような動きを感じたので、俺も指の腹で尻をゆっくり撫でているとイリアの反応や感触に、徐々に興奮していくのが自分でもわかる。
「……む」
お返しみたいに陰茎を撫でられ、ズボンから取り出し直に熱い手で扱かれた。
こっちももどかしく尻へ触れるのをやめ、下着の中へ手を入れ直接揉み肌の感触を楽しんだ。
谷間へ割り入り、アナルへ指を挿れくちくち♡と動かすと腸壁が指を締め付けてイリアが一瞬息を詰まらせるのが聞こえる。
「…っ♡く」
服を上に捲って胸をこりこり甘噛みして、邪魔なズボンを下着ごと膝までずらすとぶるん、と腹にデカイのが当たった。
「……あっつ」
「……お前の方こそ」
起ち上がってるそれを自分のと合わせて腰を振って、ぬるぬる擦り合うと皮膚の薄い箇所がイリアの亀頭で刺激されて気持ちいい。
それはイリアも同じようで、一瞬焦れたようにこっちを見たので「足を開いて」と内腿を軽く叩いた。
「早く。みんな起きてくるかも」
「……」
一瞬躊躇っていたけど、ちょっと睨んだ割にイリアも続きをしたかったのか遠慮がちに、俺が動きやすいよう足を開いてくれる。
「ありがとう」
ちゅ、とキスして足の間を陣取り、ずりゅずりゅ♡と陰茎を裏筋へ擦り付けてから挿入した。
腹筋のついた腹が波打つように凹んで、熱い肉が絡みついてきた後すぐに気持ち良さでどんどん下半身に血が集まっていく。
「あー…イリアのナカ、めっちゃ気持ちいい…すごい狭いのに柔らかい、名器」
「……っ♡死ねっ」
褒め方が悪かったのか怒られた。
けど、腰を振るたびにぐにぐにと肉襞が痙攣しては陰茎を刺激しまとわりついてくる媚肉を名器、以外にどう表現すればいいのだろう。
ヒダの1つ1つが陰茎をしゃぶり擦り上げてくる上に鍛えているおかげなのかむっちりと締まりも良くて、こんなの早漏が突っ込んだら1分も持たないんじゃないかと思う程度にはぬるぬるで気持ちいい。
「お゛っ♡ぐ……っ♡さわ、るな」
イリアにも気持ち良くなってもらおうと陰茎を扱きながら首筋を舐めてみる。
噛み殺した声での抗議の割に、視界の少し下では触れていないのにとろみのついた美味しそうなミルクがぽたりと滴り落ちていってた。
それを見てまた余計な事を言おうと口を開いたけれど、見越したように伸びてきた腕が俺を抱き寄せてキスで黙らせてくる。
「……っ♡ぐっ…ふ♡」
「……んむ」
これはこれで、くぐもった声がなんか隠れてイケないことしてます感を出してて俺としては楽しい。
お互いの声を無理矢理キスで黙らせ合いながらキスをし肌をまさぐり合うとどこも気持ちよくて身体がどんどん熱くなっていった。
腰を打ち付け敏感なしこりを擦った時、ぎゅ、とイリアに抱きしめられたかと思うと胸に熱い精液が跳ねてきた。
「……♡…はぁ」
口を離すとちゅ♡と最後に湿った音がして、それからイリアがぐったりと力を抜いて呼吸を整えている。
俺も何回か肉襞を擦り、イリアの腹へ射精した。
視界で伏せられている手の甲へ、自分の掌を重ねるとイリアは手を裏返して俺の手をそっと握ってくる。
「…眠くない?」
「別に」
お互いの汚れた腹や胸だけ軽く拭って、その間を繋いでた手を動きづらくて離そうとするとイリアの手が追いかけてきた。
イリアの手の届く範囲で避けてみるとまた追いかけられて、楽しくなってきたのでまた逃げたり攻防を繰り返していたが最後にイリアがルールを無視して両手を使ったので結局捕まった。
「ガキくさ」
「お前こそ」
そんな感じで眠たい頭で二人で適当にクスクス笑って遊んで、結局フットワークの軽いイリアが先に起き上がってシャワーを浴びに行った。
「呼べよな俺も」
「狭いから後で入れ」
露骨に鬱陶しそうにされて、さっきまでのイチャイチャはなんだったんだ、と切り替えの速さにちょっとびっくりした。
シャワーを浴びて、夕飯がてら酒でも飲みに行こうと騒いでたらスノウ達も起きてきたので合流する。
酒場ではイリアが居ると、だいぶ絡んでくるやつが減る、ちょっと複雑だけど最高。
====
数日後。
「イリア、交代」
「ん」
また野営の途中で、イリアをゆすり起こすと今日は元気なのか前と違ってすんなりと起きていた。
「……なんだ」
「イリアの横顔なんか良いな、カッコよくてテンション上がるわ」
顔をまじまじと見つめ感想を伝えると変な顔をされた。
「寝ろ」
それでもみつめてたらめんどくさそうにしてたけど、ちょっと多分照れてたな、俺にはわかる。
それにもにやけてたらもう無視されたから寝たけど、こう言うところはカッコいいと言うよりとても可愛いと思う。
「……ん」
眠くて欠伸をしながらイリアを揺すり起こす。
…野営が続くと、多分一番身体を動かしてるイリアは見せないようにしてるけれど相当疲れが溜まっている。
目を開けるのもつらそうになんとか起き上がったものの、結局しばらく観察してたらこくりこくりと船を漕いでいた。
「しょうがないなぁ」
俺は夜行性なので別に一晩寝なくても実はやっていける、翌朝吐きそうになるけど。
起き上がって隣に座り、イリアを肩にもたれさせながら焚き火に枯葉を投げ入れて遊ぶのを続行した。
夜が明けてからスノウが起きる前にこっそり寝床に戻る。
少ししてイリアは慌てて起きて、寝ぼけたままキョロキョロあたりを見回してた。
焚き火がちゃんと灯ってて俺たちも平和に寝てるのを見ると安心したようにほっと息を吐いた。
後は起きて身体を伸ばしたり眠気を飛ばすよう頑張っていて、あの調子ならなんとか今晩はもう寝ないかな、と思って俺も安心して目を閉じる。
俺は目が覚めてから、寝る時間が短すぎると逆にスッキリする現象ってなんなのかな、ってちょっと不思議だった。
「レオン、相当眠そうだね」
「おぶろうか?」
「…みんなの幸せや世界平和を祈ってたら寝れなくて」
「おぶろうか?」
「そっか…レオンが僕のことをそんなに…?」
みんな眠いので会話のクオリティが低い。
スノウがただ俺を背負いたい人なのをやんわり回避しつつ、繋がれたレインの手を眠いので意味もなく揉んでしまう。
イリアはちょっとアホの会話を聞いて笑って、たまに何か言いたげにこっちを見ていた…気がした。
====
「ふわぁあああ!!!!俺は!!!今羽を得ています!!!!」
「うるさい」
町の宿について、熱いシャワーを浴びて。
あまりにさっぱりした解放感とこれからは安全にベッドで寝てもいいんだと思うと気分が上がりすぎて変なテンションでバク宙をしてしまった。
(スノウとレインはすでにすやすや眠っている。
特にスノウはよく揉んで漬け込んでおくと熟睡する事を知ったので今後とも活用していこうと思う。)
着地した瞬間、イリアに上半身を弾かれ、叩きつけられるように柔らかいベッドの上に着地した。
驚いてたらそのままそっと布団をかけられ物理的に封印されてしまった。
「なにすん……あ、やば、眠っ」
枕に頭が沈んで、布団の暖かさに包まれると急に尖っていた神経が凪いで今度は暴力的な眠気に襲われる。
封印への抗議よりも目眩レベルで襲う眠気の方に急速に意識を持って行かれた。
「おやすみ」
イリアはそんな俺の様子を見て挨拶だけすると自分のベッドへ向かおうとする。
「やだ」
無性に「寝ろ」と言われて寝たくなくて、反骨精神で布団から出ようとしたらバレて今度は頭へ布団を被せられて押さえつけられた。
「なにすんの」
「うるさい」
しばらくもぞもぞしてたけど、暴れたら余計眠くなってきた。
四肢が重くて抵抗が薄まるとイリアは力を緩めて、布団をまた肩にかけ直し髪を撫でてくる。
「あー…一応礼を言う。悪かったな、ありがとう」
「なにが?」
何か気まずそうに、突然お礼を言われたけどわからない。
この行動との関連性も不明で首を傾げていると、起きたら言うから寝ろと改めて言われた。
「……」
有無を言わさない話し方の反面、髪を撫でる手は優しい。
俺的には子供扱いのようなそれは解せなかったので手を掴んで引っ張って、一緒に寝ないかと聞いてみた。
「…お前は一人じゃ満足に寝れないのか?」
「俺をうさぎだと思うと可愛く見えない?」
「うさぎじゃないから可愛くない」
「……」
少し話してるうちに本格的に眠気で瞼が重くなってきた。
それはイリアも同じようで、こんなところで喋ってるくらいなら諦めた方が早いと思ったらしい。
ベッドに潜り込んできて腕を掴んでた俺の手をそっと振り解く。
「まぁ良しとしよう」
「なんだお前」
イリアの方が背も体格も良いので、ベッドに入ると俺が寝る面積は相当狭くなる。
けれどその窮屈さも、当然のように出された二の腕に頭を乗せると代わりにもたれかかられる適度な重さも不快ではなかった。
「…おやすみ」
最後に挨拶をして、目を閉じたら限界だったのですぐに眠りについてしまった。
……。
「……ん…」
目が覚めると部屋は薄暗くて、多分夕方ちょいまで眠ってしまったんだろうなぁとぼんやり思う。
今日はまだベッドの上、寝る前と同じ位置にいる。
寝相は酷くないみたいだ。
もう少し眠いからこのまま二度寝してしまおうかともぞもぞ姿勢を整えていたらイリアも目を覚ましたらしく、眠そうに目を開いてこっちを見ていた。
「今、何時……」
「さぁ」
自分を抱えている腕の先、指を絡めて握ったり甲を撫でながら適当に答えた。
薄暗い中皮膚の少し硬くなっている箇所や手首の骨の感触をなんとなく気に入って、まじまじ見つめたり触り心地を確かめていると手を握り返される。
「……」
他人の手が自分の手に触れているのをちゃんと見る機会ってそういえばあまり無いな、物珍しさでそのまま手の動きをじっとを見ていると、不意に耳に髪をかけられた。
くすぐったくてびっくりしている間にも耳の輪郭をなぞられ、開けてもらった穴のあいた耳たぶを触ったりしながら手は顔の方へ移動していき、最後に頬に手が添えられそっとイリアの方を向かされた。
キリッとしたカッコいい顔と目があって、それが少しだけ表情を緩めて笑ったかと思うと覆い被さってキスをされる。
「……ふ、……」
触れるだけのキスで、唇はすぐに離れていったけど今度はこっちから追いかけた。
腕を首の後ろに回し、唇を重ねて舌を口内へ差し込む。
柔らかい舌同士を絡め合いながら服の中へ手を入れ、胸の先の尖りを摘むと一瞬身体がびくりと硬直して舌が引っ込んでいく。
「イリア」
名前を呼びながら押し倒して、胸を揉む手に力を徐々に込めてハリと弾力のある胸を揉み手のひらの心地を楽しんだ。
イリアがくすぐったそうに身を捩ったら、充分に硬くなった乳首を舌で舐(ねぶ)ってちゅ、と吸う。
「……っ♡ぅっ」
一瞬低い声が漏れて身体が跳ねた。
可愛らしい敏感な反応に反して、俺へ興奮しているように見つめてくる熱っぽい視線には慣れないけど、悪い気もしない。
俺の下腹をくすぐって何かを探しているような動きを感じたので、俺も指の腹で尻をゆっくり撫でているとイリアの反応や感触に、徐々に興奮していくのが自分でもわかる。
「……む」
お返しみたいに陰茎を撫でられ、ズボンから取り出し直に熱い手で扱かれた。
こっちももどかしく尻へ触れるのをやめ、下着の中へ手を入れ直接揉み肌の感触を楽しんだ。
谷間へ割り入り、アナルへ指を挿れくちくち♡と動かすと腸壁が指を締め付けてイリアが一瞬息を詰まらせるのが聞こえる。
「…っ♡く」
服を上に捲って胸をこりこり甘噛みして、邪魔なズボンを下着ごと膝までずらすとぶるん、と腹にデカイのが当たった。
「……あっつ」
「……お前の方こそ」
起ち上がってるそれを自分のと合わせて腰を振って、ぬるぬる擦り合うと皮膚の薄い箇所がイリアの亀頭で刺激されて気持ちいい。
それはイリアも同じようで、一瞬焦れたようにこっちを見たので「足を開いて」と内腿を軽く叩いた。
「早く。みんな起きてくるかも」
「……」
一瞬躊躇っていたけど、ちょっと睨んだ割にイリアも続きをしたかったのか遠慮がちに、俺が動きやすいよう足を開いてくれる。
「ありがとう」
ちゅ、とキスして足の間を陣取り、ずりゅずりゅ♡と陰茎を裏筋へ擦り付けてから挿入した。
腹筋のついた腹が波打つように凹んで、熱い肉が絡みついてきた後すぐに気持ち良さでどんどん下半身に血が集まっていく。
「あー…イリアのナカ、めっちゃ気持ちいい…すごい狭いのに柔らかい、名器」
「……っ♡死ねっ」
褒め方が悪かったのか怒られた。
けど、腰を振るたびにぐにぐにと肉襞が痙攣しては陰茎を刺激しまとわりついてくる媚肉を名器、以外にどう表現すればいいのだろう。
ヒダの1つ1つが陰茎をしゃぶり擦り上げてくる上に鍛えているおかげなのかむっちりと締まりも良くて、こんなの早漏が突っ込んだら1分も持たないんじゃないかと思う程度にはぬるぬるで気持ちいい。
「お゛っ♡ぐ……っ♡さわ、るな」
イリアにも気持ち良くなってもらおうと陰茎を扱きながら首筋を舐めてみる。
噛み殺した声での抗議の割に、視界の少し下では触れていないのにとろみのついた美味しそうなミルクがぽたりと滴り落ちていってた。
それを見てまた余計な事を言おうと口を開いたけれど、見越したように伸びてきた腕が俺を抱き寄せてキスで黙らせてくる。
「……っ♡ぐっ…ふ♡」
「……んむ」
これはこれで、くぐもった声がなんか隠れてイケないことしてます感を出してて俺としては楽しい。
お互いの声を無理矢理キスで黙らせ合いながらキスをし肌をまさぐり合うとどこも気持ちよくて身体がどんどん熱くなっていった。
腰を打ち付け敏感なしこりを擦った時、ぎゅ、とイリアに抱きしめられたかと思うと胸に熱い精液が跳ねてきた。
「……♡…はぁ」
口を離すとちゅ♡と最後に湿った音がして、それからイリアがぐったりと力を抜いて呼吸を整えている。
俺も何回か肉襞を擦り、イリアの腹へ射精した。
視界で伏せられている手の甲へ、自分の掌を重ねるとイリアは手を裏返して俺の手をそっと握ってくる。
「…眠くない?」
「別に」
お互いの汚れた腹や胸だけ軽く拭って、その間を繋いでた手を動きづらくて離そうとするとイリアの手が追いかけてきた。
イリアの手の届く範囲で避けてみるとまた追いかけられて、楽しくなってきたのでまた逃げたり攻防を繰り返していたが最後にイリアがルールを無視して両手を使ったので結局捕まった。
「ガキくさ」
「お前こそ」
そんな感じで眠たい頭で二人で適当にクスクス笑って遊んで、結局フットワークの軽いイリアが先に起き上がってシャワーを浴びに行った。
「呼べよな俺も」
「狭いから後で入れ」
露骨に鬱陶しそうにされて、さっきまでのイチャイチャはなんだったんだ、と切り替えの速さにちょっとびっくりした。
シャワーを浴びて、夕飯がてら酒でも飲みに行こうと騒いでたらスノウ達も起きてきたので合流する。
酒場ではイリアが居ると、だいぶ絡んでくるやつが減る、ちょっと複雑だけど最高。
====
数日後。
「イリア、交代」
「ん」
また野営の途中で、イリアをゆすり起こすと今日は元気なのか前と違ってすんなりと起きていた。
「……なんだ」
「イリアの横顔なんか良いな、カッコよくてテンション上がるわ」
顔をまじまじと見つめ感想を伝えると変な顔をされた。
「寝ろ」
それでもみつめてたらめんどくさそうにしてたけど、ちょっと多分照れてたな、俺にはわかる。
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