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花火とか浴衣より乳にテンションアガる ○

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【今回の内容】
イリア受け

今日の夜、町で何かを祝う花火が上がる事を知った。

結構有名で大きな催しらしく昼間から町全体も様々な人種でごった返していて、それに便乗して珍しい料理や雑貨の出店をしている店も多い。

レインは人混みが嫌なのか少し調子悪そうに俺の腕に巻きついてたけどそれを見て客引きをしてたなんかの店の鼻の高いおっさんがめっちゃ話しかけてきた。

「お兄さん方!今日の花火、浴衣で楽しみませんか!」

「ユカタ?」

「はい、今日はお申し込み多数でレンタル在庫はほとんどないのですが…、僕はこの方のために今日まで浴衣を取り寄せていたのかもしれない。
何卒袖だけでも通してもらえないでしょうか」

「え?なに?怖い」

男の力説に負ける、要するに仕立て屋の旦那がレインを死ぬほど気に入ったらしく似合いそうな服を持ってるから着て借りるか検討して欲しいらしい、というか着て欲しいらしい。

レインは人見知りが過ぎて無になって一切動かないのでやめとこうと思ったけど「似合わないと思ったら僕の首を刎ねてもいい」とか恐ろしい熱意を見せられたので諦めて店に入る。

「如何でしょうか」

「…おぉ」

あ、悔しい、似合った。

黒い布地に赤い金魚と波紋みたいな模様と、白い分厚い帯。

カラコロ音のなる木製のサンダルを履いて髪を上の方で束ねてて、そこで揺れてる髪飾りも光ってて綺麗だった。

試着だから今はズボンの裾や襟が見えてるけど本来であれば足首とかうなじが見えて、顔の青白いレインには派手な柄の布が映えてると思う。

「…うん、似合うと思う」

「わかる~」

旦那に肩組まれてそっとウインクされて、「それは違うかな」って解いた。
気にした様子もなく貸衣装の金額と、割引価格を提案される。

「あーいや、借りない、返すのめんどいし…
さっき借りる分は在庫ないって言ってたけど、買う分あと3着在庫ない?
それぞれ身長が……」

====

「それで、普通全員分の服を買うか?」

「レオ様は全員の身長やウエストを把握しているのか…?」

夕方お土産を持って帰って、着方と管理の方法のメモを貰ったのでそれを頼りになんとか(レインが)着たり着せたりして満足してたら二人が困惑してた。

ちなみに身長はともかく3サイズは掴んだ時の俺の指の伸び具合とかで説明したので細かい数字は知らないんだけど、なんか怒られそうだし黙っておこう。

「レインの物だけ帯の位置や柄が違うな」

「これは女性物なんだって」

本人は似合ってるとさっきまでずっと言われてたのもあり特に気にしている訳でもなく、座ると壁に当たる出っ張った帯を確認している。

確かに俺たちが着てる浴衣は帯が狭くて位置も低い、あと柄も地味で、けど、着るならこっちの方が動きやすそうで俺は楽だし良いなと思う。

スノウは普段ガチガチに全身しっかりした服を着てるから露出や布の軽さに落ち着かないみたいで「本当にこれで外に出るのか?」と特に背中を不安そうに何度も気にして、イリアは折角の体格の良さが余裕のある浴衣の形で隠れてしまっていてもったいないけどそれはそれでこう…隙間から覗く首筋とかに侘び寂びを感じるし俺はイける。

「なんでお前はそうはだける?」

俺だけ歩き方でも悪いのか5分ごとに浴衣がはだけるのでレインが他のやつに俺の腹を見せたくないと怒ってたけど、ペンで雑にイリアが人の腹にレインの名前を書いたらそれでとりあえず納得したので俺は胸元がゆるゆるのまま歩き回ることになった。

せめて手書き感なくもう少しおしゃれに書いて欲しい、荷物の扱いじゃないだろうかこれは。

「歩きにくいなこれ!」

はしゃいでたら日が暮れたので会場に向かう。

屋台が昼間よりたくさん出てて、買い食いとかくじ引きで遊ぶのは楽しかったけど、履いてる下駄のせいでうまくバランスが取れず足で地面を踏みしめるたび挫いて歩きにくかった。

何度も崩れ落ちるので見かねたイリアが掴まれと腕を出してくれた。

「ふっとぉい…♡」

とふざけてうっとり変な声出しながら腕を揉んだら完全にゴミを見る目をしていて、でも腕は振り解かないのでほんとそういうところいい奴すぎて感動する。

スノウはよく食べるので全部の出店で見覚えのある料理から始めてみる料理まで注文して、歩きながら食べるのは行儀悪いが…と恥ずかしそうにしつつ次に見たらもう食材が消えているので気づいた通行人がちらほら「手品?」とか話している。

最後に赤くて丸いりんご飴を買って、それでさすがにお腹が満たされたのかゆっくり上品に食べてるけど今度は通行人は「天使?」とか言ってるので見た目ってやっぱり大事なんだな、と思った。

「レインはこれ以上ないほど楽しんでんな」

「…うん」

レインはレインで、食品を物色するスノウについて行ったり俺やイリアを連れて出店の安っぽいのに嫌な金額の雑貨を買っては全部装備するから、指や腕や足首でカラフルな輪っかが光ってるし首からなぜか変な形の瓶を下げているし頭にも白い動物…ネコかキツネだろうか、のお面を横向きにつけてて顔は無表情なのに全身で楽しんでるはしゃぎようとのギャップがすごくて少し笑ってしまう。

なぜか俺の首にも七色にギャルギャル光る瓶をぶら下げてきて、重いし眩しくて「これは何?」と聞いたところを撮影された。

そのあとも今度はずっとみんなの写真を撮ってて、側から見たら中腰で箱を構えてる異様な光景だろうにスノウと同じく外見が良いからだろうか、好意的な視線しか向けられてなくて人間ってすごいなぁと思う。

歩いて屋台を端から端まで見てたらまもなく花火が上がる時間になるらしく、人が広場にごった返し始めた。

半分人混みに流されながら進んでいき、立ち止まると肩がふれあうどころかずっと人に身体のどこかが触れ合っている密集地帯で揉まれる。

スリとか気をつけよう、と元々身軽にしてきたけど帯に巻き付けといた巾着を服の中にしまった。

立ち止まったらもうよろけないし、イリアに別にくっついてる必要はなかったんだけど特に何も言われないので引き続き腕を組む。

触れたところが暑くてじっとり汗をかいてた。

「おぉ」

それから喋ってしばらく待っていると、ヒュー、という高い音の後、光が弾けて、赤い花火が上がった。

それを皮切りにどんどんと色とりどりの花火が上がり、見ている人はみんな雑談をやめて夢中になって歓声をあげている。

横を見たら表情筋が凝固してるレインまで驚いた顔で少し口を開けて花火を見てて、その黒い目へ色々な反射光が差していくのが綺麗だった。

…感動しているスノウやご機嫌なイリア、レインを見ているのは楽しい、花火も派手に上がりまくっててすごいと思う。

けど、俺が袖を引っ張ってたせいでちょっとはだけた襟の隙間からイリアの小麦色の肌と慎ましい乳首、というか乳が見えたので今日の風情タイムは終了です。

花火を見るをしてイリアの尻を手の甲で撫でたり指で割れ目をなぞったりする。

最初はさりげなくしてたからイリアも気のせいかともぞもぞ姿勢を変えてたけど、寄りかかって前も撫でたあたりでいい加減気づいたらしく俺をすごい目で睨んでた。

「綺麗だなぁ」

知らん顔して、でも手はやめない。

浴衣は布地が薄くて、輪郭をなぞるとダイレクトに感覚が行くらしい。

こちょこちょ先端をくすぐってると足を閉じて俺の手を追い出そうと敏感に抵抗してきた。

こんな大人数のいるところでこんな目に合うと思っていなかったらしく、文句も満足に言えないのでしまいにイリアはあえてされるがまま無視を決め込んで俺をやり過ごそうとしている。

けど、ずっしりと重い玉や内腿を揉んで何度も刺激していると、快感を逃すため上手く体を動かすこともできないイリアのはあっという間に完勃ちして太くて硬いのが下着の中でパンパンになってた。

どうしたらいいのか分からず泣きそうな顔をしてイリアは俯いてしまってでも次の快感を待ち侘びて、最初は抵抗のために掴んでいた俺の腕をぎゅ、と抱えて縋っている。

うん、俺ももう限界。

スノウとレインへ「イリアが調子悪そうだから」と言って引っ張って人混みを抜ける、人目につきにくそうな茂みに入るとイリア座らせて足を開かせ、中央の孤立したえっちな竿を暴くと美味しそうに赤くなる先端へむしゃぶりついた。

「ぐっ、ふ…っ、くっ、何でお前はいつも…!」

「えー?なに?花火すごくて聞こえない」

なんか色々言ってるけど多分全部文句だし、口ではギャンギャン言ってるけど俺の頭を緩く抑えて咥えさせてて絶対イリアも興奮してるからいいや、と思ってろくに聞かずに喉奥でそこを吸って締め付けた。

「やめ…っ」

「じゅるっ…、ん、…じゃあ、やめる」

良さそうにしてたイリアの抗議を聞いて手を避け、急に射精直前まで大きくなってるモノを咥えるのをやめる。

「…は」

急に全部の刺激を奪われてイリアは驚いた顔をしてて、後手を跳ね除けられたのもショックだったのかそのままの状態で固まってた。

「…イリアは出すなら、後ろに突っ込まれてイきたいんだよな?」

…本当はもっと焦らして寸止めして、散々困らせてなんかおねだりでもさせてやろうと思ってたけど、あまりにイリアが不安そうに悲しそうにするから。

そんな顔されたらまるで俺が悪者みたいだし、ちょっと可哀想になって笑って首に手を回し、抱きついたまま押し倒したら、からかわれたと思ったのかイリアはまた顔を赤くして俺を睨んだけど、今回は俺を突き飛ばしたりせず、それどころか背中に手を伸ばして恐る恐る抱きしめられた。

「レーヴェ」

「何?」

「忘れた」

何を言おうとしてたのか思い出してもらおうと思ったけど顔を引き寄せてキスされて、柔らかい舌が絡む感覚が気持ちよくてふわふわしてどうでも良くなった。

さっきはこの乳に惑わされたんだよなぁ、と思い出し身体を動かした拍子に視界に入った褐色の胸を鷲掴みにして揉む。

イリアが身体を震わせて、けどディープキスは止まらなくて二人分の唾液で互いの口周りがドロドロになるのも気にせずに何度も唇を重ねながら足の間へ手を下ろして指を2本突っ込んでナカを解した。

色々してるけど相変わらずソコはキツくて、けど慣らそうと指を動かすときゅ、と可愛らしくうねってもっとと刺激を強請ってきた。

くちゅくちゅとそこを耕し、だいぶ指を動かしやすくなった頃キスをやめるとイリアは息継ぎのため口を開け大きく息を 吸う。

上体を起こし、浴衣がはだけてほとんど素っ裸にパンツをずり下ろしたみたいな格好になってるイリアがいやらしくてすごい興奮する。

キスのせいか少しぼーっとしている身体の中央に座るとさっきまで自分の指を入れてた孔へ今度はバキバキに興奮したのを充てがった。

「っあ゛っ、う…!ゔぅ…!」

挿れると、可愛いけれど女の声とは程遠い低い唸るみたいな声を聞かせてくれる。

声をなんとか殺そうと自分の手の甲を強く噛み締めてて、痛そうだと思ったのでやめさせて代わりにまたキスをして、そしたら甘えるみたいに締まってずるずるまとわりついてくるいじらしい肉壁を楽しんだ。

「ゔっ、ふ、ふぅ…!?」

前を扱きながら前立腺を突いたら簡単に絶頂して、けれど俺は満足していないので継続して体内を抉った。

「待っ…!いま、はっ…!」

「堪え性がないのはアンタが悪いんだろ」

ニヤニヤ笑って、まだイったばっかりで苦しい、って言ってる身体を無理やり押さえて犯した。
ナカがビクビク面白いくらい痙攣して、イリアは退けぞって刺激に悶えてる。

使われない前から濃い先走りをされ流していて、ミルクが勝手に乳首から噴き出てた。

「お゛っ、あ゛っ…!レー、ヴェ…!」

「んー?」

乳首をつねって捻り上げ、赤く伸びたら乳輪の中へ埋めようとこねる。

右側だけデコピンしたり苛めながらドチュドチュ腰を動かして突いてたら急にイリアは「あ゛っ…!?」と太い声を出して口を大きく開けて一瞬叫んで、射精してないのに深くイったのか痛いくらいに内壁を締めて俺のを絞って、それから数回腰をカクカク振って大人しくなった。

「…ふぅ、あ、ごめん、出した」

ついエグい締め方してくるから中に出してしまった。

謝ったけどイリアは聞いてない様子で、なんか驚いた顔をして花火を見上げてる。

====

「…大丈夫?垂らしたらダメだよ」

「煩い」

「いや、俺はいいけど…バレたら痴女だからな?…あ、痴漢?」

「本当に…お前のことが大嫌いだ…」

すごいしっかり言われて、でも俺がよろけないよう相変わらず腰を抱いて支えてくれるのは絶対俺のことむしろ大好きだろと思う。

周囲の皆さんへ「こんなかっこよく俺をエスコートしてるけどさっきまで俺にパコパコ突っ込まれてメスイキして喘いでました~!」ってアピールしたい。

叫ぼうかギリギリまで迷ってる間に元の場所に着いて、
何食わぬ顔で二人の横に並んだら花火は終盤だったみたいで、人の数も少し減って花火もなんとなくさっきより小さいのが上がってる気がする。

「もう終わるし、体調が悪いなら先に戻るか?」とスノウが心配そうに付き添いを提案してる。

「あー」

「…そうする、別に一人で帰れるから気にするな」

俺が迷ってる間にさっさとイリアは歩き出して、ちょっとふらふらしてたのでスノウが後ろから走って追いかけてた。

俺も帰ろうかなぁ、と思って振り返ったらレインは花火に感動しすぎたのかまだ惚けてて、
もう花火が完全に終わって真っ暗のまま星しか見えない空をじっと見上げてる。

引っ張っても動かなくて、諦めて結構な時間並んでそうしてたらようやく帰って(?)きて、俺が手を引っ張ってるのに気づくと嬉しそうに手を握り返して笑ってた。

嫌になるまで足を挫いたので帰りはもう諦めて裸足で歩いたら足の裏が痛かった。
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