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なんで俺がこんな目に!☆
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話し声が聞こえてくる。ゆっくりと目を開けたが何も見えない。確か暇だからと見回りをしていて、少し疲れたから休憩していたら誰かに襲われてそのまま意識を失ったのか。口も目も塞がれてるし手足も縛られていて動かせない。それに、足に力を入れようとすると怪我している足に縄がくい込む。無理に動けば怪我が余計に悪化するだろうし動くのはやめておこう。
外からはたぶん俺を襲った奴らの話し声が聞こえるが何を話しているのかまでは、聞き取れない。そういえば、ここは何処だ?土の感触がないから外ではないことは確かだが、だとすると倉庫とかの中か?まぁ何処だろうとも今の状況が危ない事には変わりない。焦っても仕方ないので、自分が置かれた状況を考えながらじっとしていると扉が開く音がした。靴音で二人入ってきたのがわかった。すると、一人が驚いた声を上げる。
「おい、まじかよ!本当に紅城じゃねぇか」
「驚いただろ。あんな所で休んでいたから連れてきたんだ。こんなチャンスもう一生ねぇからな、今までの分も含めて痛い目にあってもらおうぜ」
「そうだな、俺達だけじゃなくてあいつらも呼んでしようじゃねえか」
「そう言うと思ってもう連絡しといた」
「準備バッチリじゃねぇかよ」
「まあな」
あーこれは最悪だ、多分こいつらはどこかで懲らしめた奴らなんだな。それに、あいつらってのは親衛隊の奴らのことだろう。誰の親衛隊かは知らないが、きっと会長か西園寺辺りの親衛隊のことだと思う。
やっぱ暇だからって見回りなんか行かなきゃよかった。馬鹿だな俺と自分のとった行動に後悔した。
それにしても、他の奴等も呼んで何するきなんだ?大体は殴る蹴るとかの暴力だと思うのだが、それなら痛みを我慢すればいいだけだし他って言ったら何かあるか?そんな事を考えていると他の親衛隊も到着したようだ。
「来たか、やっぱ九条と久良鎧の隊長達は来てないんだな。そんじゃあ始めようぜ」
「その前に口と目隠しを外して状況を理解してもらおうか」
口のガムテープと目隠しを外され目の前にいる奴等を睨み付けた。そこにいたのは、前に一樹から聞いた生徒会(久良鎧以外)と風紀委員長の親衛隊の隊長達だった。そして鬼ごっこの時に蹴り飛ばした奴等がいた。
自分が親衛隊に恨まれているのは分かってはいたが、ここまでとは思ってもいなかったな。別に好きで生徒会に入ったわけでもないし、特に会長たちと仲良くしてるわけでもないのだが、周りから見れば羨ましく思ってしまうのだろう。すると、一人の男が俺の目の前にしゃがみこんできた。
「紅城、何でお前が捕まってんのか分かってるよな」
「わかっていますよ。私が生徒会の方々と仲良くしているのが、気に入らないんですよね」
「へ~わかってんじゃん。じゃあ、あんたには制裁を受けてもらう。内容は簡単だ。あんたを今からここにいる全員で犯す」
おかす?犯すって!!くそ暴れても縄がとれねぇ、、、、、
暴れている俺を奴らは押さえつけ、服をカッターで破かれた。
「暴れたって無駄だよ。ここら辺は、絶対に誰も来ないし。つまりあんたは、俺達に犯されるのが決まってるってことになる」
そう言いながら上半身裸の俺を奴らは撫で回し始めた。鳥肌がたち気持ち悪いとしか思えない。すると、今度は首や鎖骨に唇が落ちてくる。チュ、チュ、と音が聞こえてくる。次第に奴等の動きは際どくなっていく。乳首をさわってきたり、摘まんだりしてきた。俺はこそばゆくて声が出そうになるが、歯を食いしばって声を押さえた。
「全然反応しないんだな。てっきり、もうやってると思ってたけど、違うんだな紅城」
「何をですか?私はこんなこと誰ともしたことがないですよ」
「へぇー以外だな。ただのビッチやろうと思ってたけど処女なんだ」
「じゃあ、もっと楽しいことしような。おい、こいつの足の縄取れ」
そう言って俺の両足を縛っていた縄を外されてから、ズボンのベルトを外し始めた。俺は、何をされるのかが分かり、足が痛いとかどうでもいいと思い脱がせるやつの腹を蹴りあげた。
「いってぇな、なにしやがんだ!おい、やっぱ、あれ飲ませようぜ」
「まじでか、まぁいいけど」
足を押さえられ一人が顔の近くまで来て、変な瓶を口に寄せてきた。俺は咄嗟に口を閉じたが、鼻を摘ままれて口を開けてしまい瓶ごと口に入れられ、中の甘ったるい液体を全て飲んでしまった。
「ごほっ...ごほっ.....っく、何飲ませやがった!」
「何って媚薬だぜ、それもかなり強力なやつ、だから、全部飲んだお前は記憶も全部ぶっとぶかもな。ハハッ」
「っく.....はぁ..はぁ」
身体が熱い、呼吸も苦しい、くっそ殺すこいつらぜってぇ殺してやる。
動けない俺を奴等が再び触ろうとしてきたその時、扉がバンっと開いて奴らは振り返った。そこには、藍澤と九条に他の風紀委員もいた。
「お前ら生徒を強姦して楽しいか?しかも、紅城に手を出してよっぽど死にたいようだな」
拳をぼきぼきと鳴らしながらも笑顔の藍澤はヤバかった。奴等を殴りかかろうとしたが九条に止められ舌打ちをしていた。風紀委員の助けた彼が俺にジャージを被せてくれて"大丈夫ですか?"と聞いてきた。俺は"大丈夫です。助けてくれてありがとうございます"と笑顔で言った。身体は熱いが悟られないように平然を装おうと決め、奴等が風紀委員の人たちに連れていかれるのを眺めていた。
外からはたぶん俺を襲った奴らの話し声が聞こえるが何を話しているのかまでは、聞き取れない。そういえば、ここは何処だ?土の感触がないから外ではないことは確かだが、だとすると倉庫とかの中か?まぁ何処だろうとも今の状況が危ない事には変わりない。焦っても仕方ないので、自分が置かれた状況を考えながらじっとしていると扉が開く音がした。靴音で二人入ってきたのがわかった。すると、一人が驚いた声を上げる。
「おい、まじかよ!本当に紅城じゃねぇか」
「驚いただろ。あんな所で休んでいたから連れてきたんだ。こんなチャンスもう一生ねぇからな、今までの分も含めて痛い目にあってもらおうぜ」
「そうだな、俺達だけじゃなくてあいつらも呼んでしようじゃねえか」
「そう言うと思ってもう連絡しといた」
「準備バッチリじゃねぇかよ」
「まあな」
あーこれは最悪だ、多分こいつらはどこかで懲らしめた奴らなんだな。それに、あいつらってのは親衛隊の奴らのことだろう。誰の親衛隊かは知らないが、きっと会長か西園寺辺りの親衛隊のことだと思う。
やっぱ暇だからって見回りなんか行かなきゃよかった。馬鹿だな俺と自分のとった行動に後悔した。
それにしても、他の奴等も呼んで何するきなんだ?大体は殴る蹴るとかの暴力だと思うのだが、それなら痛みを我慢すればいいだけだし他って言ったら何かあるか?そんな事を考えていると他の親衛隊も到着したようだ。
「来たか、やっぱ九条と久良鎧の隊長達は来てないんだな。そんじゃあ始めようぜ」
「その前に口と目隠しを外して状況を理解してもらおうか」
口のガムテープと目隠しを外され目の前にいる奴等を睨み付けた。そこにいたのは、前に一樹から聞いた生徒会(久良鎧以外)と風紀委員長の親衛隊の隊長達だった。そして鬼ごっこの時に蹴り飛ばした奴等がいた。
自分が親衛隊に恨まれているのは分かってはいたが、ここまでとは思ってもいなかったな。別に好きで生徒会に入ったわけでもないし、特に会長たちと仲良くしてるわけでもないのだが、周りから見れば羨ましく思ってしまうのだろう。すると、一人の男が俺の目の前にしゃがみこんできた。
「紅城、何でお前が捕まってんのか分かってるよな」
「わかっていますよ。私が生徒会の方々と仲良くしているのが、気に入らないんですよね」
「へ~わかってんじゃん。じゃあ、あんたには制裁を受けてもらう。内容は簡単だ。あんたを今からここにいる全員で犯す」
おかす?犯すって!!くそ暴れても縄がとれねぇ、、、、、
暴れている俺を奴らは押さえつけ、服をカッターで破かれた。
「暴れたって無駄だよ。ここら辺は、絶対に誰も来ないし。つまりあんたは、俺達に犯されるのが決まってるってことになる」
そう言いながら上半身裸の俺を奴らは撫で回し始めた。鳥肌がたち気持ち悪いとしか思えない。すると、今度は首や鎖骨に唇が落ちてくる。チュ、チュ、と音が聞こえてくる。次第に奴等の動きは際どくなっていく。乳首をさわってきたり、摘まんだりしてきた。俺はこそばゆくて声が出そうになるが、歯を食いしばって声を押さえた。
「全然反応しないんだな。てっきり、もうやってると思ってたけど、違うんだな紅城」
「何をですか?私はこんなこと誰ともしたことがないですよ」
「へぇー以外だな。ただのビッチやろうと思ってたけど処女なんだ」
「じゃあ、もっと楽しいことしような。おい、こいつの足の縄取れ」
そう言って俺の両足を縛っていた縄を外されてから、ズボンのベルトを外し始めた。俺は、何をされるのかが分かり、足が痛いとかどうでもいいと思い脱がせるやつの腹を蹴りあげた。
「いってぇな、なにしやがんだ!おい、やっぱ、あれ飲ませようぜ」
「まじでか、まぁいいけど」
足を押さえられ一人が顔の近くまで来て、変な瓶を口に寄せてきた。俺は咄嗟に口を閉じたが、鼻を摘ままれて口を開けてしまい瓶ごと口に入れられ、中の甘ったるい液体を全て飲んでしまった。
「ごほっ...ごほっ.....っく、何飲ませやがった!」
「何って媚薬だぜ、それもかなり強力なやつ、だから、全部飲んだお前は記憶も全部ぶっとぶかもな。ハハッ」
「っく.....はぁ..はぁ」
身体が熱い、呼吸も苦しい、くっそ殺すこいつらぜってぇ殺してやる。
動けない俺を奴等が再び触ろうとしてきたその時、扉がバンっと開いて奴らは振り返った。そこには、藍澤と九条に他の風紀委員もいた。
「お前ら生徒を強姦して楽しいか?しかも、紅城に手を出してよっぽど死にたいようだな」
拳をぼきぼきと鳴らしながらも笑顔の藍澤はヤバかった。奴等を殴りかかろうとしたが九条に止められ舌打ちをしていた。風紀委員の助けた彼が俺にジャージを被せてくれて"大丈夫ですか?"と聞いてきた。俺は"大丈夫です。助けてくれてありがとうございます"と笑顔で言った。身体は熱いが悟られないように平然を装おうと決め、奴等が風紀委員の人たちに連れていかれるのを眺めていた。
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