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わたしとアイツとアイツ
9話②
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目が覚めると朝で、庭に居たはずなのに布団で寝ていた。
隣には裸の咲希がスヤスヤと寝ている。頭がガンガンと痛むけど、朝から裸の咲希を拝めるのが嬉しくて、そっと愛おしい体を抱き寄せた。咲希の体がガタガタと震え出した。
「……どした?寒い?」
「イイエ、ダイジョーブデス」
カタコトの咲希に首を傾げつつ、それでも震える体を擦ってやる。
「んああ!」
いやらしい声を漏らす咲希にも驚いたが、すぐに自分の体を抱きしめて丸まった咲希にまた首を傾げる。
「どしたの? あ、まさかぁ、発情期?」
小馬鹿にしたようにそう言うと、すかさず起き上がり枕を俺に投げ付けようとしてたけど、投げ付けるのをやめて布団に投げつけてた。
(あらま、あの咲希が一夜にして大変な成長っぷり。賢い賢い。……って……)
「なんじゃそりゃああ!!」
咲希の体に無数の赤い痕がある。それはもう引くほどに、点々と。
「誰に付けられた!?」
「アンタに決まってるでしょ! ふざけんじゃないわよ!」
「あだあ!」
成長したと思ってたけど、どうやら間違いらしい。文句を言いながら何度も枕をぶつけてきた。しかし身に覚えがないんだけど。
「あんなことをしといて昨日の記憶がぶっ飛んでるの!?」
「昨日? セックスしたけど……」
「その内容よ!」
うーんと記憶を辿って、途中から何も思い出せないから首を傾げた。今度は顔面に枕を投げ付けられた。
「他の男に見せたお尻もお仕置きだって言ってお尻の処女を奪ったくせに! 嫌だって言ったのにやめてくれなかった! 好きなら耐えてって! 痛かったのにぃ!」
うわーんと泣き出した咲希にポロリと本音が溢れた。
「どうせイッたんだろ。……はっ!?」
しまったと思っても時すでに遅し。咲希はうつむいて黙り込んでしまった。
「ごごごごごめんね? その、ほら! 記憶になくて! 痛かったよな? よしよーし。痛いの、痛いの、とんでけー!」
誤魔化すように咲希のお尻付近を撫でるとバッと顔を上げた。その表情に今度は俺がうつむいた。
「勇樹も、お尻、剥きましょうね」
ブンブンと首を横に振る。これからの事を想像するだけで冷や汗も震えも止まらん。やるって言ったらやる女なのだ。
タスケテ、ダレカ。
「私も怖かったの。暴走したアンタがアイツに連絡して【こんなもの】を買ってこいと頼むんだもの。新品を持ってたアイツもマジで気持ち悪いけど、アンタもアンタよねぇ。好きなの? 【こんなもの】が」
咲希は【こんなもの】の先端を俺の頬にグリグリと当ててきた。それは男性器を模したモノ。
(き、記憶にねえ! こんなもん買って来いって……俺が!? 優しさの半分で出来たような俺が……まさか、そんな、まっさかぁ!)
受け入れがたい真実。でもつい昨日の知らない過去を咲希が責める。こんなの俺は知らないのに、理不尽だ。
「えっ、冤罪」
「ああ?」
「どうかお許しくださいっ!」
すぐに土下座した。
「い、や、よ」
かわいい声で拒否された。
「お願いします! 何でも、あなた様のためなら何でもしますから! ケツを剥くのだけはどうか、どうか!」
「何でもお願いを聞いてくれるの?」
「もちろんでございます!」
「分かった。許してあげる」
「咲希っ!」
感極まって顔を上げたらニッコリとほほ笑んでる咲希と目が合った。その瞬間、嫌な予感がしてすぐに逃げようとした。
「笑止ッ!」
「あだ!」
踏み出す足に枕を投げ付けられバランスを崩して倒れた。それでも逃げようと、這いつくばる俺の背中に悪魔様がご降臨なされた。
「嫌だ! 助けて! 誰かっ、誰かああ!」
襖に向けて手を伸ばす。その手は悪魔様の小さな手と重なった。
「お願い、聞いてくれるんでしょう?」
「ひっ!」
あまりの恐怖にタマが縮み上がる。男の俺でこんなに怖いんだから、咲希はもっと怖かっただろう。
分かってる、分かってるけども!
何か解せぬの俺だけ!?
「私のお願いはね……」
「うあああ!許じでええ!」
「もう二度とお酒を飲まないって誓いなさい」
「へ?」
「禁酒よ、禁酒。あんた酒に弱すぎ」
遊びは終わりって言わんばかりに背中から降りて、男性器を模したモノをビニール袋に入れている。
「俺のケツ、剥くんじゃねーの?」
「いやーね、するわけないでしょ。興味ないわよ」
「さぁーきぃ!」
やっぱり慈愛に満ちてる咲希にすぐに抱きついた。なんだかんだで優しい所も好きだ。大好きだ。
「でも一晩中私をイジメ抜いたことは許さないわよ」
「……気持ち良かった?」
「うっさい!」
とか言いながら肯定してる咲希が激かわ過ぎて力いっぱい抱きしめる。
「どうせなら覚えておきたかったなぁ」
「アレは無理でしょ。性格変わってたし」
「性格が?」
「すっごい俺様のねちっこい変態野郎」
「あー……」
「勇樹は優しさの半分で出来てるけど、もう半分は……」
「酒なんか二度と飲まねぇ」
「そうね、それがいいかもね」
でもほんのたまになら……
小さく呟いた咲希の声に気づかないふりをして、桜模様になった体にもう一つ桜の花びらを付ける。
「スッキリした?」
咲希の問いかけに少し考えて、むしゃくしゃしてたモノがなくなってることに気づいた。それに驚いた。自分のことなのに。
しかし、我慢し過ぎてストレス溜め込んだ挙げ句酔っ払って暴走とは……。しかもケツ狙いで。
俺は俺が怖い。
「最近、我慢させてばっかりだったからね。少しでも発散出来たのなら良きよ、良き」
酔っ払って本性丸出して咲希を責めた。
マジで怖かったと思う。俺も剥かれると思うと怖かった。それをされた咲希はもっと怖かったはず。
でも俺を受け入れてくれた。
それは罪悪感? それとも愛情?
どっちか分かんねぇけど、こんな俺に言えるのはただ一つ。
「こんなクソ野郎を好きでいてくれて、ありがとう」
「当たり前でしょ」
「んっ、その当たり前に、感謝」
もう一つ、桜の花びらを付けた。でも一つじゃ何か足りなくて、もう二つほど付けた。
「この桜、死ぬ前にもう一度見たいわね」
「夫婦になってまた来ような」
「うん。約束ね。絶対に、また」
愛しくてたまらない咲希をぎゅうぎゅうに抱きしめて、時間が来るまで二人で、外にある桜を眺めていた。
「お尻が痛い」
「いやもう本当にすみませんでした」
もう二度と酒は飲まねえと固く誓いながら……。
隣には裸の咲希がスヤスヤと寝ている。頭がガンガンと痛むけど、朝から裸の咲希を拝めるのが嬉しくて、そっと愛おしい体を抱き寄せた。咲希の体がガタガタと震え出した。
「……どした?寒い?」
「イイエ、ダイジョーブデス」
カタコトの咲希に首を傾げつつ、それでも震える体を擦ってやる。
「んああ!」
いやらしい声を漏らす咲希にも驚いたが、すぐに自分の体を抱きしめて丸まった咲希にまた首を傾げる。
「どしたの? あ、まさかぁ、発情期?」
小馬鹿にしたようにそう言うと、すかさず起き上がり枕を俺に投げ付けようとしてたけど、投げ付けるのをやめて布団に投げつけてた。
(あらま、あの咲希が一夜にして大変な成長っぷり。賢い賢い。……って……)
「なんじゃそりゃああ!!」
咲希の体に無数の赤い痕がある。それはもう引くほどに、点々と。
「誰に付けられた!?」
「アンタに決まってるでしょ! ふざけんじゃないわよ!」
「あだあ!」
成長したと思ってたけど、どうやら間違いらしい。文句を言いながら何度も枕をぶつけてきた。しかし身に覚えがないんだけど。
「あんなことをしといて昨日の記憶がぶっ飛んでるの!?」
「昨日? セックスしたけど……」
「その内容よ!」
うーんと記憶を辿って、途中から何も思い出せないから首を傾げた。今度は顔面に枕を投げ付けられた。
「他の男に見せたお尻もお仕置きだって言ってお尻の処女を奪ったくせに! 嫌だって言ったのにやめてくれなかった! 好きなら耐えてって! 痛かったのにぃ!」
うわーんと泣き出した咲希にポロリと本音が溢れた。
「どうせイッたんだろ。……はっ!?」
しまったと思っても時すでに遅し。咲希はうつむいて黙り込んでしまった。
「ごごごごごめんね? その、ほら! 記憶になくて! 痛かったよな? よしよーし。痛いの、痛いの、とんでけー!」
誤魔化すように咲希のお尻付近を撫でるとバッと顔を上げた。その表情に今度は俺がうつむいた。
「勇樹も、お尻、剥きましょうね」
ブンブンと首を横に振る。これからの事を想像するだけで冷や汗も震えも止まらん。やるって言ったらやる女なのだ。
タスケテ、ダレカ。
「私も怖かったの。暴走したアンタがアイツに連絡して【こんなもの】を買ってこいと頼むんだもの。新品を持ってたアイツもマジで気持ち悪いけど、アンタもアンタよねぇ。好きなの? 【こんなもの】が」
咲希は【こんなもの】の先端を俺の頬にグリグリと当ててきた。それは男性器を模したモノ。
(き、記憶にねえ! こんなもん買って来いって……俺が!? 優しさの半分で出来たような俺が……まさか、そんな、まっさかぁ!)
受け入れがたい真実。でもつい昨日の知らない過去を咲希が責める。こんなの俺は知らないのに、理不尽だ。
「えっ、冤罪」
「ああ?」
「どうかお許しくださいっ!」
すぐに土下座した。
「い、や、よ」
かわいい声で拒否された。
「お願いします! 何でも、あなた様のためなら何でもしますから! ケツを剥くのだけはどうか、どうか!」
「何でもお願いを聞いてくれるの?」
「もちろんでございます!」
「分かった。許してあげる」
「咲希っ!」
感極まって顔を上げたらニッコリとほほ笑んでる咲希と目が合った。その瞬間、嫌な予感がしてすぐに逃げようとした。
「笑止ッ!」
「あだ!」
踏み出す足に枕を投げ付けられバランスを崩して倒れた。それでも逃げようと、這いつくばる俺の背中に悪魔様がご降臨なされた。
「嫌だ! 助けて! 誰かっ、誰かああ!」
襖に向けて手を伸ばす。その手は悪魔様の小さな手と重なった。
「お願い、聞いてくれるんでしょう?」
「ひっ!」
あまりの恐怖にタマが縮み上がる。男の俺でこんなに怖いんだから、咲希はもっと怖かっただろう。
分かってる、分かってるけども!
何か解せぬの俺だけ!?
「私のお願いはね……」
「うあああ!許じでええ!」
「もう二度とお酒を飲まないって誓いなさい」
「へ?」
「禁酒よ、禁酒。あんた酒に弱すぎ」
遊びは終わりって言わんばかりに背中から降りて、男性器を模したモノをビニール袋に入れている。
「俺のケツ、剥くんじゃねーの?」
「いやーね、するわけないでしょ。興味ないわよ」
「さぁーきぃ!」
やっぱり慈愛に満ちてる咲希にすぐに抱きついた。なんだかんだで優しい所も好きだ。大好きだ。
「でも一晩中私をイジメ抜いたことは許さないわよ」
「……気持ち良かった?」
「うっさい!」
とか言いながら肯定してる咲希が激かわ過ぎて力いっぱい抱きしめる。
「どうせなら覚えておきたかったなぁ」
「アレは無理でしょ。性格変わってたし」
「性格が?」
「すっごい俺様のねちっこい変態野郎」
「あー……」
「勇樹は優しさの半分で出来てるけど、もう半分は……」
「酒なんか二度と飲まねぇ」
「そうね、それがいいかもね」
でもほんのたまになら……
小さく呟いた咲希の声に気づかないふりをして、桜模様になった体にもう一つ桜の花びらを付ける。
「スッキリした?」
咲希の問いかけに少し考えて、むしゃくしゃしてたモノがなくなってることに気づいた。それに驚いた。自分のことなのに。
しかし、我慢し過ぎてストレス溜め込んだ挙げ句酔っ払って暴走とは……。しかもケツ狙いで。
俺は俺が怖い。
「最近、我慢させてばっかりだったからね。少しでも発散出来たのなら良きよ、良き」
酔っ払って本性丸出して咲希を責めた。
マジで怖かったと思う。俺も剥かれると思うと怖かった。それをされた咲希はもっと怖かったはず。
でも俺を受け入れてくれた。
それは罪悪感? それとも愛情?
どっちか分かんねぇけど、こんな俺に言えるのはただ一つ。
「こんなクソ野郎を好きでいてくれて、ありがとう」
「当たり前でしょ」
「んっ、その当たり前に、感謝」
もう一つ、桜の花びらを付けた。でも一つじゃ何か足りなくて、もう二つほど付けた。
「この桜、死ぬ前にもう一度見たいわね」
「夫婦になってまた来ような」
「うん。約束ね。絶対に、また」
愛しくてたまらない咲希をぎゅうぎゅうに抱きしめて、時間が来るまで二人で、外にある桜を眺めていた。
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