【R18】わたしとアイツと腐った純愛

くったん

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わたしとアイツと友だち

 4話②

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「あのね、体の関係はなくて。コスプレした写真を撮った仲というか……たった一回だよ! 付き合ったうちに入んないよね! あはは……」
「何のコスプレ?」
「学校の先生」
 あとでカメラマンを脅して写真のデータをいただこう。しかし学校の先生か。めちゃくそかわいいんだろうなぁ。想像だけで軽く数十回以上はイケる。むしろ今すぐイケる。
「んで、何で元カレと公共の場でハメ撮りしてんの」
「あの変態って、見かけはあれでも元モデルで芸能人なの」
「あれが!?」
「大手事務所に所属してたんだけど、今は自分で事務所を構えてて……その、人手が足りないからってスカウトされてて……」
「咲希が!?」
「私は断ったわよ。……冬馬を紹介するって話を持ち掛けたの。もちろん家庭の事情を含めて話したわ。写真も隠れて撮ったやつを見せたら変態もノリノリで。それで……雇ってほしいなら最後に写真を撮らせてくれって……それが契約だって……」
「冬馬のためにやったことだから見逃してってこと?」
「……うん」
 冬馬のためとはいえ、これは許し難い。
 何で元カレと連絡を取ってんの。そういうの嫌って言ったよな。なのに何で性懲りもなく元カレと連絡を取ってんだ。いや、この際連絡は許すとして、何でバニーガールの衣装を着てハメ撮りやってんだ。事前に俺に相談くらいしろよ。俺だっていっぱい写真を撮りたかったっ!
「ごめん……ピョン」
 畜生。
 この世界一かわいい性悪ウサギたんをどうしてやろう。
 お仕置きと称して、いっそのこと公衆トイレに連行して、あのときみたいにピョンピョン食っちまおうか。
 久しぶりの行為だし、挿れただけてイクと思うピョン。
 いやらし過ぎる網タイツを破って、後ろからバンバン犯して、思いっきり奥にぶっ掛けて、そのまま撮影再開。俺の遺伝子が世界一かわいい性悪ウサギたんの股から溢れ出て……
「……なんつーことだピョン……」
 沸き立つ自分の妄想力に頭を抱えずにいられないピョン。……くそっ、語尾まで性悪ウサギたんに侵されてやがる!
「ねぇねぇ、ゆーきピョン」
 そんなこともお見通しの世界一かわいい性悪ウサギたんは、妄想絶好調の俺の腕にすり寄ってきた。
 また成長した? どことは言わんが俺の腕が挟まれてんぞ。
 嗚呼、幸せピョン。
「お、ね、が、い」
 俺、冷静になろう。
 この性悪ウサギたんは、俺が世界一かわいいウサギたんを妄想の中で犯したことを分かった上で、演技をしているのだ。
 すべて嘘だ。
 まやかしだ。
 決して騙されるな。
 今回こそマジで分からせないと、また繰り返すに決まってる。
 絶対に折れるべからず!
「許してくれたら……勇樹のために……頑張るピョン」
「た、例えばどんなことを頑張るピョンかぁ?」
 質問くらい許されるだろうと思った俺はバカだった。
 世界一かわいいウサギたんは純粋無垢な笑顔を俺の耳元に近づけ、性悪ウサギたんよろしくなことを囁いた。
「ご主人様のあれ、おっぱいではさんで、あ、げ、る」
 俺、ハート、ブレイク。
「参りました」
 完全敗北した俺は、世界一かわいい性悪ウサギたんに頭を下げた。
「はっ、チョロいわね」
 鼻で笑われた。
「くそっ! 俺如きが咲希に敵うわけがなかったんだ!」
「理解してるのならいいのよ。あーあ、あんたを誘惑しても想像通りだし、つまんない男ね。たまには私を驚かせなさいよ」
 この性悪ウサギたんめ。覚えてろ。失神するまでピョンピョン泣かして遊んでやる。絶対に、同情してやるものか。イキ狂うまで懲らしめてやる。
「ところで、冬馬は?ついでに紹介したいんだけど」
「知らねぇ」
「連絡してくれない?」
「うっす」
 咲希に着せてたコートのポケットに手を突っ込んだけどスマホがない。反対側も確認してもなくて、パンツのポケットすべてに手を突っ込んでも財布しかなかった。
「あれ? あっれー!?」
 相当焦る俺を見て、咲希がクスクスと小さく笑った。
「かわいいウサギに盗まれたんじゃないの?」
 しょうもないイタズラしやがって。かわいいから別にいいけど。
「ほら、返せって」
「返して下さい、でしょ?」
「はいはい、返して下さい」
「わかったピョン!」
 世界一かわいい性悪ウサギたんはノリノリで立ち上がると、俺の前に立って前屈みになった。しかもわざとらしく胸を寄せて。
「ご主人様にご褒美だピョン」
 世界一かわいい性悪ウサギたんの意図を理解した。ついさっき、「ご主人様のあれ、はさんであげる」と言ってたのは、このことだったのだ。
 ご主人様のあれ、つまりスマホ。
 結果、詐欺。
「くそっ、やられた! エロネタの流れすらも切られちまった!」
「ほら、早くぅ。取って取ってぇ」
「へ?」
「ご主人様のだーいすきなおっぱいの間にあるから……ね?」
 これは何ていうご褒美? スマホはさんで終わりじゃねーの? え、マジ? 世界一かわいい性悪ウサギの凶悪なおっぱいの間にあるスマホを取り出していいの? 生で触れちゃっていいの?
「ゴクリ」
 おずおずと手を伸ばす。むにゅんと指先が生温かいあれに触れると、「んっ、つめたい」と、世界一かわいいウサギたんが小さな声で鳴いた。
 先に言っておく。
 ギンギンだ。
「うわ、柔らけぇ……」
 人さし指と中指を入れていく。柔らかくてあったかーい以外の言葉が浮かばない。もっと堪能したい所だけど、残念なことに固い物が当たった。
 せっかくならもっとずっと楽しんでいたいところだけど、何せここは公園で、世界一かわいい性悪ウサギたんを狙ってる男たちがそこら中にいるというか、俺らのやり取りを羨ましそうにジィーっと見ている。
 ざまーみろ。
 この世界一かわいい性悪ウサギたんは俺のウサギたんで、凶悪なおっぱいもエグい体も、俺がぜーんぶ食べ尽くしたんだぜ。
 嗚呼、幸せ絶好調だからイタズラしちゃうピョン。
「やんっ! もう、変なところで指曲げないで!」
 くはっ、かーわーいーいー!
「悪い悪い。んじゃ、抜くぜ」
「どうぞぉ」
 もったいないけど、すうっとスマホを引き抜いた。生温かくなったスマホに頬スリしてキスしてやりたいところだけど、画面を操作して冬馬に電話を掛けようとした。
「待って」
 咲希にスマホを取り上げられた。
「今度はなに?」
「先にお手洗い行きたいんだけど……ついて来てくれるわよね?」
「……え?」
「この格好のまま一人で歩いたら襲われちゃうわよ。あの汚物たちに」
 咲希が指をさした先には、おっぱいのくだりを見ていた男たちがいる。確かに咲希を一人にしたら高確率で襲われるだろう。何せ男たちの目が血走ってるし。
 でも俺もヤバいのよ? ギンギンだってのにポジションが悪くて、立ち上がったら間違いなくテントコース。何が悲しくて公園で、しかもギャラリーのいる前でテント姿を披露しなくちゃならんのだ。
「あー……冬馬を呼ぶからさ、冬馬に連れて行ってもらえよ」
「やーだ。勇樹じゃないとやなの」
「いや、でも……」
「何その返事。あー、もしかしてぇ、ウサギたんのおっぱいで勃起したのぉ?」
 俺にしか聞こえないくらいの小さな声でそう言った。もしかしなくても、これも分かった上で……やっちゃってる?
「美人なコスプレイヤーが居るって風の噂を聞いて、スケベ心丸出しでここに来たんでしょう? 私が居るとも知らずに」
 咲希はにっこり笑顔だ。俺もにっこり笑顔で返したけど、なぜか汗が止まらない。……あ、ちょっと萎えた。
「私以外のお姉さんに目移りしたの?」
 咲希は片足を上げて、ベンチにその足を下ろした。エグく開かれた股に目がいき、ギンギンになりそうだからと、急いで目をそらした先がおっぱいだった。
「ほんと、悪い子ね」
 これがもし家だったなら、あの足って俺の股間に着地していつもみたく擦って……あ、ギンギン搭載完了。
「ほら、立ちなさい。それで許してあげるから」
「ひえっ、無理、マジで無理!」
「勇樹」
 たった一言、名前を呼ばれただけで勝敗が決まった。
 こうなってもさらにギンギンパラダイスな俺の下半身が憎くて悔しくて、ぐっと拳を作ってしまう。
 腹を、括る。
 立つしかないんだよ、立つしか。
「っす、立ちますよ、立ちゃいいんだろ」
 ゆっくりと腰を上げると、世界一かわいい性悪ウサギたんがしてやったりの顔を浮かべてた。あのかわいい面をエロい泣き顔に変えてやると思えば、こんな屈辱大したことない。
 スッと背筋を伸ばす。このやり取りすらも見ていたギャラリー達がざわついた。もう俺は何とも思わない。
 男たちよ、堂々であれ。
「んっふぅ、勇樹ってば、お利口さんでかわいい!」
 堂々と立つ俺の腕に引っ付いて来た世界一かわいい性悪ウサギたん。もう片方の手で頭をポンポンしたらピッタリと引っ付いてきた。
「トイレ行こう?」
「我慢出来ねーの?」
「もう出ちゃいそう」
「……くそっ」
「あらあら、また興奮したの?」
「うっす、世界一かわいい性悪ウサギたんに興奮しまくりっす。素晴らしいおかずを与えてくださって、あざっす」
「うんうん、素直でかわいい。今すぐ食べちゃいたい」
「俺も世界一かわいい性悪ウサギたん食べちゃいたーい」
「今日の夜、食べる?」
「食べるぅ、いっぱい食べちゃうぅ」
「いっぱい食べるのぉ?」
「ウサギたんのぜーんぶ食い尽くすのぉ」
 至るところから舌打ちやらブーイングが聞こえるが、俺の目にも耳にも世界一かわいい性悪ウサギたんしか映らない。
 あんなに許し難いと思ってたのに、元カレの件も全部なかったことになってるし、違うお姉さんに目移りしたって理由で俺がお仕置きされたし、それを言うなら元カレと連絡を取った咲希はどうなんの。やっぱり許し難しと思うのに。
 こんなにも手のひらで転がされて遊ばれてんのに。
 ほんと、なんつーか、あれだ、あれ。
「だいすきよ」
「俺もだいすき!」
 こんな俺にした咲希が悪い。



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