5 / 68
わたしとアイツと日常
◆5話
しおりを挟む
嫌々でも舐める姿がかわいいと思った。逃げる理由なんてたくさんあるだろうに、最終的に折れる姿に心の底からかわいいと思った。
そこまでして私とセックスしたいと思ってくれてる。それが嬉しくてキスをした。
大切にとってあったのに。
でも、勇樹となら後悔しないと思った。今も後悔していない。むしろ深く繋がったと思う。
あの日のセックスは身も心も満たされるほど気持ち良かった。思い出しただけでアソコが濡れるほど、幸せを刻み込まれた。
だけど、まだ、もの足りない。
「おはよ」
昼夜逆転の生活をしていると、私の朝はお昼過ぎになる。今日もお昼過ぎに起きて、洗面所で歯を磨いてたら、勇樹に声をかけられた。
「今日さ、テスト勉強しにダチが来てっから」
その割にはやけに静かだ。でもどうでもいいから首だけで返事をした。口をすすいで今度は顔を洗う。用がないなら部屋に戻ればいいのに勇樹は突っ立ったまま。
「なに? まだ何か用?」
「おはよ」
「うん? うん、おはよ」
挨拶の返事をすると、すっごい笑顔で抱きついてきた。何だ、おはよって言われたかっただけなのね。朝からかわいいやつめ。
「今日仕事?」
「そうよん」
「俺は勉強頑張る」
「うんうん、頑張りなさい。応援してる」
「……ちょっ、どこの!?」
この私が勇樹のお友達が来ているって言葉を見逃すはすがなく、イケナイことをして遊んでやろうと勇樹のアレに触れた。
「応援されたい?」
「でもっ、ダチが……」
「されたくないの?」
「……だって」
「そう? 残念だけど仕方ないか」
部屋に戻ろうとしたら勇樹も後ろから着いてきた。恨めしいほどの視線を背中に感じるけど、知らん顔して部屋の扉を開ける。それでも黙って後ろから着いてきてた勇樹に小さな声で聞いた。
「する?」
不服全開でも頷く勇樹に小さく笑って、勇樹を部屋に通した。
「座って」
黙ったままベッドに腰掛ける。どうやって遊ぼうか考えをまとめる前に、勇樹の手が私の肩を掴んだ。
何だろう、いい予感がしない。
「俺のダチの前でセックスしてぇほど溜まってんの?」
「はあ? そんなわけないでしょ」
「それともイタイケな中学生男子のおかずにされてぇの?」
「何それ。私は勇樹を応援してあげようと思っただけよ」
「勉強漬けで疲れ果てた俺を元気にしてくれるってこと?」
「そうそう。これはお姉さまの優しさなのよ」
「とか言って、どうせウソでしたっていうオチなんだろ」
「そんなことしないわよ」
「マジかよ。さすがお姉さま。俺を元気にするために一つだけ言うこと聞いてくれるなんてよぉ、サイコーだぜ」
誰もそこまで言ってないんだけど、今日の遊びの内容も思いつかないから適当に頷く。しょせん中学生男子のお願いだもの。どうせセックスのオネダリだろう。
「お姉さまに何をしてほしいの?」
「フェラしてゴックン」
「……は? 何?」
「フェラしてゴックン」
「……ほ、ほら! セックスとか!」
「ダチにお姉さまの声を聞かせたくアリマセン。オカズにもされたくアリマセン。それにお姉さまも、つい先ほどそんなつもり無いと言いマシタ」
「……えへへ、……実は……」
「ウソでしたっていうオチ? ウソつかねえって自分で言っといて? へぇ、そう。……へぇ、そうなんだ、お姉さまがウソを、ねぇ」
「……やるわよ! やればいいんでしょ!?」
「おっ、ラッキー。ダメ元で押して正解だったわ」
非常に生意気だけども、言ってしまったのは私の責任だ。でもここで勇樹の思い通りになるのも癪で、あーんと口を開けてチラリと隣にいる勇樹を見た。
「口だけ貸してあげる。あとは自分でどうぞ」
「何そのセルフサービス。応援されてる気が全くしねーんだけど」
「口だけでも貸してあげるのよ。なんて優しいお姉さまかしら」
「くそっ、その生意気な口にお仕置きしてやる!」
「お仕置きされる、の間違いじゃない?」
「何する気!?」
「さぁ?」
特に何も考えてないのに、私からのお仕置きを想像しながら恐る恐るズボンと下着を脱いで、私の前に立った。
下だけ裸ってのが不格好だけども、目の前にあるアレが視界に入るだけで、アソコがモゾモゾしてくる。
だから、ってのを言い訳にして、アレを掴んだ。
「してくれんの?」
「気分が変わったの」
太くて大きい、硬くなったアレを上下に動かす。動かせば動かすほど勇樹の吐息が荒くなっていく。それだけでアソコがムズムズして……。
「きもちいい?」
「……っ、っす」
でも、「悪い」とそう言うと、あれの先っぽを口に押し付けてきた。口には入れないで唇に先っぽを押し付けたまま、私の手丸ごと掴んで自分で動かしている。
自慰行為にも似た今の状況に少し驚いてしまった。
少しだけ口を開けて、舌先でペロリと先っぽを舐めてみると独特の味がした。もっとアソコがムズムズした。
このムズムズも好き。もっとほしい。
「もっとしてあげる」
「っ!」
パクリと先っぽを口に含むと、後頭部にもう片方の手を添えられた。
動かしてる手が早くなると先っぽから出てくる液も多くなって、勇樹の息が上がってきてる。舌で触れるアレもさらに硬くなって、出したいってヒクヒクしてる。
私も勇樹も、とてつもなく欲情しているんだ。
「……っ……イクッ」
「んぐぅ」
出された液が口の中に飛び散る。ねっとりした液が舌に絡みつく。喉の奥に流れていく。ゴクリと喉を鳴らしてみれば、その様子を見てた勇樹と目があった。
「……っ」
切なげな表情、小さい声、気持ちいい時の男の人ってこんな感じなんだ。それが分かると、もっと欲しくなる。
いっぱい触ってほしい。この前みたいに満たされたい。コレが欲しい。
素直にオネダリしようと口を開く。舌に乗っかったオネダリ言葉は、勇樹に先越されてしまった。
「……やっぱり入れていい?」
「ん」
お互いベッドに移動した。いつもみたいに仰向けになったけど、体勢を変えられて、四つん這いの状態で挿入された。
「触ってもないのに濡れすぎだろ」
「……だって、ンンッ!」
全部入りきる前に、体を持たれて、背面座位の体勢に。手首を掴まれて指を舐められた。そしてヌルヌルになった指をアソコの突起に当てられる。
私の手を動かしてアソコを苛める、自慰行為にも似た状況。さっきと逆だ。恥ずかしいけど、気持ちいい。
「自分で動かして」
「あっ、んぅ」
操っていた手が離れて、胸を揉みだした。胸の突起を掴んでグニグニしながら、首や耳を舐めてくる。
それだけで十分気持ちいいのに、もっと気持ちいいことを知っているから、アソコの突起をイジメる指が止まらない。
ただえさえムズムズしてたアソコだ。限界なんて近いわけで、本当に欲しい快楽じゃないけど、イクには十分過ぎる。
「……ダメ、もう……ムリッ」
「うッ、……ヒクヒクすっげー」
ビクンビクンとナカが収縮した。その度にあれを締め付けて、ナカにアレがあるという実感を与えてくる。
イッたばかりなのに、ナカが欲しくてしょうがない。奥の奥まで突いてほしい。全然足りない。動いてほしい。
顔を横に向ければ、ジッと私を見ていた。イクところを見られていた羞恥心よりも、足りない欲求の方が勝っている。だから、素直に口を開いて言葉を発した。
「うごいてっ、……おくにほしいの」
「お姉さまは、がらにもなくオネダリするほど、ペットのアレが欲しいのぉ?」
「そういうのいらないから、はやく」
「動いてねーのにヒクヒクさせてよぉ。そんなに俺が欲しいんだぁ?」
「おね、がい。おくに、もっと」
「ちゃんとお願いしてみ?」
何だこれ、いつもと逆だ。でも、それもどうでもいいから、早く欲しい。
「おねがいっ、ゆーきの、もっといっぱいちょうだい」
「うんうん、お姉さまは本当にオネダリ上手だよなぁ」
「んんっ! ……あっ、ッッ、ああ!」
やっと奥まで届いた。ゴツゴツといい所に当たって頭の中が真っ白になる。気持ちいいことに夢中になってしまう。
胸を触っていた勇樹の手はアソコの突起を触りだした。イッて敏感なのに、煽るようなことをしてきているせいで、ゾグゾクゾクッと何かが体中を走り続ける。
「ああっ! イクッ、また!」
それでもまだアソコが痙攣する。ビクビクが止まらないし、体から力が抜けていく。イッてもすぐに登り詰めて、ずっと続く気持ちよさに自然と涙が出てきた。
「あっ、……ふあっ、……もうやだぁ! やめる! もうやなの! はなして!」
「嫌とか言うなって。もっと苛めて遊びたくなるじゃん」
「やだやだやだ! もうやだぁ!」
「……ったく、しょうがねえ。終わってほしいならさ、ナカに出してくれってお願いして」
今すぐ解放されたかった。これ以上気持ちいいのが続くと自分が自分じゃなくなりそうで、でも、それを体験してみたいと思った自分が怖かった。
「……ナカに、だしてくだしゃ……い」
言葉も紡げないほどイジメられた。生意気だって、ふざけんなって言ってやりたいのに、出てくるのは喘ぎ声だけ。
「よしよし、よく出来ました」
「ッッ!! ……ンンッ! ああっ! ダメっ、またっ、イッッ」
今までよりも深く奥まで届く。一瞬で真っ白になった。ナカを行き来するあれも速さを増していく。
喘ぎ声がどんどん大きくなって、その口を勇樹の唇で塞がれた。逃げ道が無くなった声は、荒い息と涎になって出てきた。
ナカでアレがヒクついたのが分かった。出される、そう思った次の瞬間、ガンッと奥まで突かれた衝撃が走り、アソコがビクビクッと痙攣した。
これで何度目だろう。
またイッてしまって脱力する体のナカで、遅れてあれの痙攣が始まる。あれが液を出してる感覚が伝わってくる。
(あー、こんなの無理よ。気持ち良すぎておかしくなっちゃう)
なんて思いながら、勇樹に背中を預けた。
「まだ寝るなよ。我慢我慢」
「んー」
アレを抜かれるとナカからドロッとした液が出てきた。拭きたくても体を動かすのもしんどい。
「あー……しぬわ、これ」
倒れるようにベッドに仰向けになる。見かねた勇樹が代わりに処理をしてシーツを掛けてくれた。そーいう所、とても優しいと思う。まぁ勇樹は基本的に優しいけど。
「大丈夫か?」
「ぜんぜん」
「ごめん、暴走しちまった」
そう言って頬に手を添えてきた。ほほを撫でる、それがくすぐったくて、クスリと笑った。
「撫でるの好きなの?」
「好き」
「好きなんだ?」
「うん、好き」
「素直じゃん」
「俺はお姉さまと違って素直なんすよ。でも今日のお姉さまは素直でかわいかったなぁ」
「何を言ってるの。私はいつでも素直でかわいいのよ。特に今日のお姉さまは素直で良かったでしょ。ほら、頭を垂れてお礼を言いなさい」
「かっ、かわいくねえ!」
「あら、自分のこと素直って言ってたくせに素直じゃないのね~」
「うっせー」
頭を撫で回して離れていく。その手を掴んでもう一度頬に添えた。
「今日はやけに甘えん坊じゃん。そういうのめちゃくちゃかわいい」
「でしょ」
どうしても離れたくなかった。
じわりじわりと沸き上がってくるモノがある。押し殺そうとしても、手の温もりが、頬を撫でる仕草が、想いを邪魔をしてくる。
その想いが何か知ってるけど、今はこれがあれば十分だと思った。
「お友達待たせていいの?」
「いいのいいの。それウソだし」
「あらあら、やっぱりいつもと逆ね。お姉さまにウソついてまでセックスしたかったの?」
「あれ? 怒んねーの?」
「賢者タイムに救われたわね」
「おおっ、絶対に怒られると思ってたからラッキー」
「良かったわね」
「今度の休みデートしようぜ。何かやりたいこととかねーの? どこにでも連れて行くぜ」
「死ぬまでに行きたいシリーズにある、とある外国の満点の星空が見たい」
「……調子に乗り過ぎました」
「分かればよろしい」
「なぁ、咲希」
「んー?」
「……何でもねえ」
大きな手がまた頬を撫でる。それがとても優しくて温かくて、大好きなその手にすり寄って目を閉じた。
もの足りなかったモノが埋まっていく、その感覚を感じながら……。
そこまでして私とセックスしたいと思ってくれてる。それが嬉しくてキスをした。
大切にとってあったのに。
でも、勇樹となら後悔しないと思った。今も後悔していない。むしろ深く繋がったと思う。
あの日のセックスは身も心も満たされるほど気持ち良かった。思い出しただけでアソコが濡れるほど、幸せを刻み込まれた。
だけど、まだ、もの足りない。
「おはよ」
昼夜逆転の生活をしていると、私の朝はお昼過ぎになる。今日もお昼過ぎに起きて、洗面所で歯を磨いてたら、勇樹に声をかけられた。
「今日さ、テスト勉強しにダチが来てっから」
その割にはやけに静かだ。でもどうでもいいから首だけで返事をした。口をすすいで今度は顔を洗う。用がないなら部屋に戻ればいいのに勇樹は突っ立ったまま。
「なに? まだ何か用?」
「おはよ」
「うん? うん、おはよ」
挨拶の返事をすると、すっごい笑顔で抱きついてきた。何だ、おはよって言われたかっただけなのね。朝からかわいいやつめ。
「今日仕事?」
「そうよん」
「俺は勉強頑張る」
「うんうん、頑張りなさい。応援してる」
「……ちょっ、どこの!?」
この私が勇樹のお友達が来ているって言葉を見逃すはすがなく、イケナイことをして遊んでやろうと勇樹のアレに触れた。
「応援されたい?」
「でもっ、ダチが……」
「されたくないの?」
「……だって」
「そう? 残念だけど仕方ないか」
部屋に戻ろうとしたら勇樹も後ろから着いてきた。恨めしいほどの視線を背中に感じるけど、知らん顔して部屋の扉を開ける。それでも黙って後ろから着いてきてた勇樹に小さな声で聞いた。
「する?」
不服全開でも頷く勇樹に小さく笑って、勇樹を部屋に通した。
「座って」
黙ったままベッドに腰掛ける。どうやって遊ぼうか考えをまとめる前に、勇樹の手が私の肩を掴んだ。
何だろう、いい予感がしない。
「俺のダチの前でセックスしてぇほど溜まってんの?」
「はあ? そんなわけないでしょ」
「それともイタイケな中学生男子のおかずにされてぇの?」
「何それ。私は勇樹を応援してあげようと思っただけよ」
「勉強漬けで疲れ果てた俺を元気にしてくれるってこと?」
「そうそう。これはお姉さまの優しさなのよ」
「とか言って、どうせウソでしたっていうオチなんだろ」
「そんなことしないわよ」
「マジかよ。さすがお姉さま。俺を元気にするために一つだけ言うこと聞いてくれるなんてよぉ、サイコーだぜ」
誰もそこまで言ってないんだけど、今日の遊びの内容も思いつかないから適当に頷く。しょせん中学生男子のお願いだもの。どうせセックスのオネダリだろう。
「お姉さまに何をしてほしいの?」
「フェラしてゴックン」
「……は? 何?」
「フェラしてゴックン」
「……ほ、ほら! セックスとか!」
「ダチにお姉さまの声を聞かせたくアリマセン。オカズにもされたくアリマセン。それにお姉さまも、つい先ほどそんなつもり無いと言いマシタ」
「……えへへ、……実は……」
「ウソでしたっていうオチ? ウソつかねえって自分で言っといて? へぇ、そう。……へぇ、そうなんだ、お姉さまがウソを、ねぇ」
「……やるわよ! やればいいんでしょ!?」
「おっ、ラッキー。ダメ元で押して正解だったわ」
非常に生意気だけども、言ってしまったのは私の責任だ。でもここで勇樹の思い通りになるのも癪で、あーんと口を開けてチラリと隣にいる勇樹を見た。
「口だけ貸してあげる。あとは自分でどうぞ」
「何そのセルフサービス。応援されてる気が全くしねーんだけど」
「口だけでも貸してあげるのよ。なんて優しいお姉さまかしら」
「くそっ、その生意気な口にお仕置きしてやる!」
「お仕置きされる、の間違いじゃない?」
「何する気!?」
「さぁ?」
特に何も考えてないのに、私からのお仕置きを想像しながら恐る恐るズボンと下着を脱いで、私の前に立った。
下だけ裸ってのが不格好だけども、目の前にあるアレが視界に入るだけで、アソコがモゾモゾしてくる。
だから、ってのを言い訳にして、アレを掴んだ。
「してくれんの?」
「気分が変わったの」
太くて大きい、硬くなったアレを上下に動かす。動かせば動かすほど勇樹の吐息が荒くなっていく。それだけでアソコがムズムズして……。
「きもちいい?」
「……っ、っす」
でも、「悪い」とそう言うと、あれの先っぽを口に押し付けてきた。口には入れないで唇に先っぽを押し付けたまま、私の手丸ごと掴んで自分で動かしている。
自慰行為にも似た今の状況に少し驚いてしまった。
少しだけ口を開けて、舌先でペロリと先っぽを舐めてみると独特の味がした。もっとアソコがムズムズした。
このムズムズも好き。もっとほしい。
「もっとしてあげる」
「っ!」
パクリと先っぽを口に含むと、後頭部にもう片方の手を添えられた。
動かしてる手が早くなると先っぽから出てくる液も多くなって、勇樹の息が上がってきてる。舌で触れるアレもさらに硬くなって、出したいってヒクヒクしてる。
私も勇樹も、とてつもなく欲情しているんだ。
「……っ……イクッ」
「んぐぅ」
出された液が口の中に飛び散る。ねっとりした液が舌に絡みつく。喉の奥に流れていく。ゴクリと喉を鳴らしてみれば、その様子を見てた勇樹と目があった。
「……っ」
切なげな表情、小さい声、気持ちいい時の男の人ってこんな感じなんだ。それが分かると、もっと欲しくなる。
いっぱい触ってほしい。この前みたいに満たされたい。コレが欲しい。
素直にオネダリしようと口を開く。舌に乗っかったオネダリ言葉は、勇樹に先越されてしまった。
「……やっぱり入れていい?」
「ん」
お互いベッドに移動した。いつもみたいに仰向けになったけど、体勢を変えられて、四つん這いの状態で挿入された。
「触ってもないのに濡れすぎだろ」
「……だって、ンンッ!」
全部入りきる前に、体を持たれて、背面座位の体勢に。手首を掴まれて指を舐められた。そしてヌルヌルになった指をアソコの突起に当てられる。
私の手を動かしてアソコを苛める、自慰行為にも似た状況。さっきと逆だ。恥ずかしいけど、気持ちいい。
「自分で動かして」
「あっ、んぅ」
操っていた手が離れて、胸を揉みだした。胸の突起を掴んでグニグニしながら、首や耳を舐めてくる。
それだけで十分気持ちいいのに、もっと気持ちいいことを知っているから、アソコの突起をイジメる指が止まらない。
ただえさえムズムズしてたアソコだ。限界なんて近いわけで、本当に欲しい快楽じゃないけど、イクには十分過ぎる。
「……ダメ、もう……ムリッ」
「うッ、……ヒクヒクすっげー」
ビクンビクンとナカが収縮した。その度にあれを締め付けて、ナカにアレがあるという実感を与えてくる。
イッたばかりなのに、ナカが欲しくてしょうがない。奥の奥まで突いてほしい。全然足りない。動いてほしい。
顔を横に向ければ、ジッと私を見ていた。イクところを見られていた羞恥心よりも、足りない欲求の方が勝っている。だから、素直に口を開いて言葉を発した。
「うごいてっ、……おくにほしいの」
「お姉さまは、がらにもなくオネダリするほど、ペットのアレが欲しいのぉ?」
「そういうのいらないから、はやく」
「動いてねーのにヒクヒクさせてよぉ。そんなに俺が欲しいんだぁ?」
「おね、がい。おくに、もっと」
「ちゃんとお願いしてみ?」
何だこれ、いつもと逆だ。でも、それもどうでもいいから、早く欲しい。
「おねがいっ、ゆーきの、もっといっぱいちょうだい」
「うんうん、お姉さまは本当にオネダリ上手だよなぁ」
「んんっ! ……あっ、ッッ、ああ!」
やっと奥まで届いた。ゴツゴツといい所に当たって頭の中が真っ白になる。気持ちいいことに夢中になってしまう。
胸を触っていた勇樹の手はアソコの突起を触りだした。イッて敏感なのに、煽るようなことをしてきているせいで、ゾグゾクゾクッと何かが体中を走り続ける。
「ああっ! イクッ、また!」
それでもまだアソコが痙攣する。ビクビクが止まらないし、体から力が抜けていく。イッてもすぐに登り詰めて、ずっと続く気持ちよさに自然と涙が出てきた。
「あっ、……ふあっ、……もうやだぁ! やめる! もうやなの! はなして!」
「嫌とか言うなって。もっと苛めて遊びたくなるじゃん」
「やだやだやだ! もうやだぁ!」
「……ったく、しょうがねえ。終わってほしいならさ、ナカに出してくれってお願いして」
今すぐ解放されたかった。これ以上気持ちいいのが続くと自分が自分じゃなくなりそうで、でも、それを体験してみたいと思った自分が怖かった。
「……ナカに、だしてくだしゃ……い」
言葉も紡げないほどイジメられた。生意気だって、ふざけんなって言ってやりたいのに、出てくるのは喘ぎ声だけ。
「よしよし、よく出来ました」
「ッッ!! ……ンンッ! ああっ! ダメっ、またっ、イッッ」
今までよりも深く奥まで届く。一瞬で真っ白になった。ナカを行き来するあれも速さを増していく。
喘ぎ声がどんどん大きくなって、その口を勇樹の唇で塞がれた。逃げ道が無くなった声は、荒い息と涎になって出てきた。
ナカでアレがヒクついたのが分かった。出される、そう思った次の瞬間、ガンッと奥まで突かれた衝撃が走り、アソコがビクビクッと痙攣した。
これで何度目だろう。
またイッてしまって脱力する体のナカで、遅れてあれの痙攣が始まる。あれが液を出してる感覚が伝わってくる。
(あー、こんなの無理よ。気持ち良すぎておかしくなっちゃう)
なんて思いながら、勇樹に背中を預けた。
「まだ寝るなよ。我慢我慢」
「んー」
アレを抜かれるとナカからドロッとした液が出てきた。拭きたくても体を動かすのもしんどい。
「あー……しぬわ、これ」
倒れるようにベッドに仰向けになる。見かねた勇樹が代わりに処理をしてシーツを掛けてくれた。そーいう所、とても優しいと思う。まぁ勇樹は基本的に優しいけど。
「大丈夫か?」
「ぜんぜん」
「ごめん、暴走しちまった」
そう言って頬に手を添えてきた。ほほを撫でる、それがくすぐったくて、クスリと笑った。
「撫でるの好きなの?」
「好き」
「好きなんだ?」
「うん、好き」
「素直じゃん」
「俺はお姉さまと違って素直なんすよ。でも今日のお姉さまは素直でかわいかったなぁ」
「何を言ってるの。私はいつでも素直でかわいいのよ。特に今日のお姉さまは素直で良かったでしょ。ほら、頭を垂れてお礼を言いなさい」
「かっ、かわいくねえ!」
「あら、自分のこと素直って言ってたくせに素直じゃないのね~」
「うっせー」
頭を撫で回して離れていく。その手を掴んでもう一度頬に添えた。
「今日はやけに甘えん坊じゃん。そういうのめちゃくちゃかわいい」
「でしょ」
どうしても離れたくなかった。
じわりじわりと沸き上がってくるモノがある。押し殺そうとしても、手の温もりが、頬を撫でる仕草が、想いを邪魔をしてくる。
その想いが何か知ってるけど、今はこれがあれば十分だと思った。
「お友達待たせていいの?」
「いいのいいの。それウソだし」
「あらあら、やっぱりいつもと逆ね。お姉さまにウソついてまでセックスしたかったの?」
「あれ? 怒んねーの?」
「賢者タイムに救われたわね」
「おおっ、絶対に怒られると思ってたからラッキー」
「良かったわね」
「今度の休みデートしようぜ。何かやりたいこととかねーの? どこにでも連れて行くぜ」
「死ぬまでに行きたいシリーズにある、とある外国の満点の星空が見たい」
「……調子に乗り過ぎました」
「分かればよろしい」
「なぁ、咲希」
「んー?」
「……何でもねえ」
大きな手がまた頬を撫でる。それがとても優しくて温かくて、大好きなその手にすり寄って目を閉じた。
もの足りなかったモノが埋まっていく、その感覚を感じながら……。
0
あなたにおすすめの小説
いい加減こっち見ろよ!〜見た目だけだとフラれ続ける私は、どうやら幼馴染の執着愛に気づいていなかったようです。〜
こころ ゆい
恋愛
保育士の八重と外科医の一生は、小学生の頃からの幼馴染。
傍から見れば、儚く清楚に見えるらしい八重は、実は外見にそぐわぬ性格をしていた。
そのせいで、見た目につられて告白してくる男性たちは、ことごとく彼女の中身を知って離れていく。
フラれる度に、やけ食いややけ酒に付き合ってもらっている一生は優しいが、懲りずに同じような恋愛を繰り返す八重に呆れている....と思っていたら?
「....八重の可愛さは、そんなもんじゃないんです。....誰も気付かなくていい。俺だけが知ってればいい」
ーーどうやら、かなり愛されていたようです?
※じれじれ・執着・溺愛 ラブストーリー。🌱
※この物語は、全て作者の想像で描かれたフィクションです。実際の場所・建物・人物とは関係ありません。🌱
魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる