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異変
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私は実家暮らしで看護学校へは片道1時間30分くらいかけて通っていた。
電車で40分、バスで30分、その他諸々合わせてそのぐらいの時間。
高校までは自転車で通える距離だったから、初めての電車通学で入学した頃は少し大変だったけど、慣れれば大変とは思わなくなった。
私は結構真面目だったから、遅刻することなんてなかったし、勉強も頑張って学年順位も上位をキープしていたし、グループワークも率先して行なっていた。
毎日忙しかったけど、なんとなく毎日過ごせていたし、このまま順調に進んで看護師になると思ってた。
そんな私に異変が起こったのは、2年生の9月。
いつも通り通学してた時のこと。
6:40に家を出て7時の電車に乗って、
「相変わらず人が多いなぁ」
なんて思いながら空いてる席を探して座った。
「ドアが閉まります。ご注意ください。」
そうして電車は動き出した。
そして、異変は起こった。
「なんか、ちょっと気持ち悪い…?」
胃がムカムカし始めた。
吐こうと思えば吐いてしまいそうな感じ。
「朝ごはん食べすぎたのかな、それとも乗り物酔い?」
そのくらいの理由しか思いつかなくて、
でもそのくらいの理由だったら平気だろうって思ってた。
「食べ過ぎなら時間おけば良くなるはずだし、乗り物酔いなら学校つけばよくなるか、我慢しよう」
そう思ってイヤホンをして目を瞑って電車が最寄りに着くまでは耐えることができた。
そして、最寄りへ着いて電車から降りると少し気持ち悪さが和らいだ気がして、
「よかった、やっぱり酔ってただけか」
なんて思ってバス停へ向かった。
駅から出ているバスは、看護学生、高校生、病院関係者など、朝からたくさんの人が乗っているが、私は一本送らせて乗ってるから一応座れる。
「今日も座れた。よかった…!」
バスが発車する。
するとまたあの不快感が襲ってきた。
電車で40分、バスで30分、その他諸々合わせてそのぐらいの時間。
高校までは自転車で通える距離だったから、初めての電車通学で入学した頃は少し大変だったけど、慣れれば大変とは思わなくなった。
私は結構真面目だったから、遅刻することなんてなかったし、勉強も頑張って学年順位も上位をキープしていたし、グループワークも率先して行なっていた。
毎日忙しかったけど、なんとなく毎日過ごせていたし、このまま順調に進んで看護師になると思ってた。
そんな私に異変が起こったのは、2年生の9月。
いつも通り通学してた時のこと。
6:40に家を出て7時の電車に乗って、
「相変わらず人が多いなぁ」
なんて思いながら空いてる席を探して座った。
「ドアが閉まります。ご注意ください。」
そうして電車は動き出した。
そして、異変は起こった。
「なんか、ちょっと気持ち悪い…?」
胃がムカムカし始めた。
吐こうと思えば吐いてしまいそうな感じ。
「朝ごはん食べすぎたのかな、それとも乗り物酔い?」
そのくらいの理由しか思いつかなくて、
でもそのくらいの理由だったら平気だろうって思ってた。
「食べ過ぎなら時間おけば良くなるはずだし、乗り物酔いなら学校つけばよくなるか、我慢しよう」
そう思ってイヤホンをして目を瞑って電車が最寄りに着くまでは耐えることができた。
そして、最寄りへ着いて電車から降りると少し気持ち悪さが和らいだ気がして、
「よかった、やっぱり酔ってただけか」
なんて思ってバス停へ向かった。
駅から出ているバスは、看護学生、高校生、病院関係者など、朝からたくさんの人が乗っているが、私は一本送らせて乗ってるから一応座れる。
「今日も座れた。よかった…!」
バスが発車する。
するとまたあの不快感が襲ってきた。
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