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2章
18話 マジ?
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〈ガチャッカランカラン·····〉
受付 「いらっしゃい。見たことないけど冒険者登録に来たの?」
サーヤ 「はい、一文無しなので冒険者になって稼ぎたくて。」
受付 「そう····正直言って冒険者は他の職業と違って死と隣り合わせだからあまりおすすめしないわ。」
サーヤ 「そうですか。」
受付 「でもそれでもなりたいと言うならば試験を受けてもらうわ。」
サーヤ 「試験ですか?」
受付 「そうよ。最近は才能の片鱗を見せない冒険者志望をこうやってふるいにかけて落としているのよ。」
サーヤ 「そうなんですか。」
受付 「見たところあなたは凡人顔だから落ちそうね。でも気落ちすることはないわ。もし落ちても私のように冒険者ギルドの職員とか様々な職につけるように落ちた人をサポートする仕組みもあるから。」
サーヤ 「そうですか····でも僕は落ちませんよ。」
受付 「そう····まぁそう思うのも自由だしね、まぁせいぜい凡人なりに頑張って。」
サーヤ 「はい。」
·····嫌な人だな。
まぁ大人なんてみんなこんなものか。
受付 「試験は明日の今頃に開催されるから遅刻しないで来てね。」
サーヤ 「え?すぐに出来ないんですか?」
受付 「色々準備とかがあるからね。」
サーヤ 「そうですか····どうしよう」
受付 「あら?何かお困り?」
サーヤ 「いや···すぐに依頼を受けて宿とか飯を食べるお金を手に入れようと思ってたのに、それが出来ないので困ってます。」
受付 「そう·····それなら大丈夫よ。」
サーヤ 「何でですか?」
受付 「冒険者の試験を受ける人は近くの宿屋と御飯屋が無料になるサービスがあるから。」
サーヤ 「へぇ····そうなんですか」
受付 「それよりはい、バッチ」
サーヤ 「これは?」
受付 「試験を受けるために必要な証明証みたいなやつ。これを宿屋と御飯屋に見せると無料になるから。」
サーヤ「ありがとうございます。」
受付 「じゃあ渡すものはこれぐらいなので、あとは明日また同じ時間に来てください。」
サーヤ 「はい、じゃあまた·····」
〈ガチャ·····カランカラン·····〉
······よし飯を食いに行こう。
受付 「いらっしゃい。見たことないけど冒険者登録に来たの?」
サーヤ 「はい、一文無しなので冒険者になって稼ぎたくて。」
受付 「そう····正直言って冒険者は他の職業と違って死と隣り合わせだからあまりおすすめしないわ。」
サーヤ 「そうですか。」
受付 「でもそれでもなりたいと言うならば試験を受けてもらうわ。」
サーヤ 「試験ですか?」
受付 「そうよ。最近は才能の片鱗を見せない冒険者志望をこうやってふるいにかけて落としているのよ。」
サーヤ 「そうなんですか。」
受付 「見たところあなたは凡人顔だから落ちそうね。でも気落ちすることはないわ。もし落ちても私のように冒険者ギルドの職員とか様々な職につけるように落ちた人をサポートする仕組みもあるから。」
サーヤ 「そうですか····でも僕は落ちませんよ。」
受付 「そう····まぁそう思うのも自由だしね、まぁせいぜい凡人なりに頑張って。」
サーヤ 「はい。」
·····嫌な人だな。
まぁ大人なんてみんなこんなものか。
受付 「試験は明日の今頃に開催されるから遅刻しないで来てね。」
サーヤ 「え?すぐに出来ないんですか?」
受付 「色々準備とかがあるからね。」
サーヤ 「そうですか····どうしよう」
受付 「あら?何かお困り?」
サーヤ 「いや···すぐに依頼を受けて宿とか飯を食べるお金を手に入れようと思ってたのに、それが出来ないので困ってます。」
受付 「そう·····それなら大丈夫よ。」
サーヤ 「何でですか?」
受付 「冒険者の試験を受ける人は近くの宿屋と御飯屋が無料になるサービスがあるから。」
サーヤ 「へぇ····そうなんですか」
受付 「それよりはい、バッチ」
サーヤ 「これは?」
受付 「試験を受けるために必要な証明証みたいなやつ。これを宿屋と御飯屋に見せると無料になるから。」
サーヤ「ありがとうございます。」
受付 「じゃあ渡すものはこれぐらいなので、あとは明日また同じ時間に来てください。」
サーヤ 「はい、じゃあまた·····」
〈ガチャ·····カランカラン·····〉
······よし飯を食いに行こう。
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