197 / 225
第197話 グレる
しおりを挟む
〈コポポ····〉
ナーダ 「〈トッ〉はい、コーヒーいれたよ。」
ケイ 「ありがとう····ゴクッ····美味しい。ナーダのコーヒーは最高だ♪」
ナーダ 「フフッ良かった♡」
ケイ 「そういえばこの時間帯に君から来るの珍しいけどどうしたの?」
ナーダ 「お礼を言いたくて。ケイ、子供達の送迎を引き受けてくれてありがとう。」
ケイ 「そういうことね。まぁユイットにお願いされたからね。」
ナーダ 「へぇ····あの子が。可愛い娘の頼みは何でも聞くんだぁ?」
ケイ 「ナーダの頼みも何でも聞くよ。今して欲しいことがあったら言って♡」
ナーダ 「じゃあキ····」
『わぁ~ごめんって····』『悪かったって』『わぁ~助けて。』『今日だけだって·····』
ナーダ 「何か外が騒がしいわね。ちょっと様子を見て来る。」
ケイ 「じゃあ僕も。」
ナーダ 「わかったわ、行きましょう。」
ケイ 「うん。」
〈ガチャ〉
ケイ 「え!」
······何でうちのワイバーン達が子供達を襲ってるの?
ワイバーン達 「ギャ~!ギャ!」
7つ子&ユイット 「わぁ~··助けて。」
ナーダ 「アンタ達こっちに避難しなさい。」
7つ子&ユイット 「うん。」
ナーダ 「ケイ、ワイバーン達を半分頼むわね。」
ケイ 「任せて♪」
ナーダ 「拘束〈シュッシュルル〉」
ワイバーン達 「ギャゥ゙」
ナーダ 「よし終わり。ケイそっちは?」
ケイ 「終わったよ。」
ナーダ 「ありがとう。次は子供達に話を聞かないとね。何でこんなことになったの?誰か代表して説明してちょうだい。」
アインス 「じゃあ僕が。」
ナーダ 「アインスね。どうぞ。」
アインス 「単純な話、ワイバーン達に今日は乗って行かないで瞬間移動で行く話をしたらみんなグレたんだよね。」
ナーダ 「そういうことだったのね。でもそれぐらいじゃワイバーン達はグレるはずがないから誰か余計なことを言ったんでしょ?」
アインス 「ドゥーエが『もうお前達は御役御免だな』って冗談ぽく言ってた。」
ドゥーエ 「ちょっ····チクるなよ。」
ナーダ 「ドゥーエ!」
ドゥーエ 「でもみんなもヘラヘラ笑ってたから同罪じゃん。」
ナーダ 「アンタ達ねぇ~!」
ケイ 「まぁまぁ·····そんなに怒らないであげて。怖い目に遭って反省したと思うから。」
ナーダ 「そうね。ドゥーエもう余計なことは言うんじゃないわよ。」
ドゥーエ 「はい。反省してます。」
ナーダ 「よろしい。じゃあこの話は終わり。私とケイはワイバーンを戻す作業をするからアンタ達は家に入ってなさい。」
7つ子&ユイット 「は~い〈ガチャ〉」
ナーダ 「〈トッ〉はい、コーヒーいれたよ。」
ケイ 「ありがとう····ゴクッ····美味しい。ナーダのコーヒーは最高だ♪」
ナーダ 「フフッ良かった♡」
ケイ 「そういえばこの時間帯に君から来るの珍しいけどどうしたの?」
ナーダ 「お礼を言いたくて。ケイ、子供達の送迎を引き受けてくれてありがとう。」
ケイ 「そういうことね。まぁユイットにお願いされたからね。」
ナーダ 「へぇ····あの子が。可愛い娘の頼みは何でも聞くんだぁ?」
ケイ 「ナーダの頼みも何でも聞くよ。今して欲しいことがあったら言って♡」
ナーダ 「じゃあキ····」
『わぁ~ごめんって····』『悪かったって』『わぁ~助けて。』『今日だけだって·····』
ナーダ 「何か外が騒がしいわね。ちょっと様子を見て来る。」
ケイ 「じゃあ僕も。」
ナーダ 「わかったわ、行きましょう。」
ケイ 「うん。」
〈ガチャ〉
ケイ 「え!」
······何でうちのワイバーン達が子供達を襲ってるの?
ワイバーン達 「ギャ~!ギャ!」
7つ子&ユイット 「わぁ~··助けて。」
ナーダ 「アンタ達こっちに避難しなさい。」
7つ子&ユイット 「うん。」
ナーダ 「ケイ、ワイバーン達を半分頼むわね。」
ケイ 「任せて♪」
ナーダ 「拘束〈シュッシュルル〉」
ワイバーン達 「ギャゥ゙」
ナーダ 「よし終わり。ケイそっちは?」
ケイ 「終わったよ。」
ナーダ 「ありがとう。次は子供達に話を聞かないとね。何でこんなことになったの?誰か代表して説明してちょうだい。」
アインス 「じゃあ僕が。」
ナーダ 「アインスね。どうぞ。」
アインス 「単純な話、ワイバーン達に今日は乗って行かないで瞬間移動で行く話をしたらみんなグレたんだよね。」
ナーダ 「そういうことだったのね。でもそれぐらいじゃワイバーン達はグレるはずがないから誰か余計なことを言ったんでしょ?」
アインス 「ドゥーエが『もうお前達は御役御免だな』って冗談ぽく言ってた。」
ドゥーエ 「ちょっ····チクるなよ。」
ナーダ 「ドゥーエ!」
ドゥーエ 「でもみんなもヘラヘラ笑ってたから同罪じゃん。」
ナーダ 「アンタ達ねぇ~!」
ケイ 「まぁまぁ·····そんなに怒らないであげて。怖い目に遭って反省したと思うから。」
ナーダ 「そうね。ドゥーエもう余計なことは言うんじゃないわよ。」
ドゥーエ 「はい。反省してます。」
ナーダ 「よろしい。じゃあこの話は終わり。私とケイはワイバーンを戻す作業をするからアンタ達は家に入ってなさい。」
7つ子&ユイット 「は~い〈ガチャ〉」
10
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
女性の少ない異世界に生まれ変わったら
Azuki
恋愛
高校に登校している途中、道路に飛び出した子供を助ける形でトラックに轢かれてそのまま意識を失った私。
目を覚ますと、私はベッドに寝ていて、目の前にも周りにもイケメン、イケメン、イケメンだらけーーー!?
なんと私は幼女に生まれ変わっており、しかもお嬢様だった!!
ーーやった〜!勝ち組人生来た〜〜〜!!!
そう、心の中で思いっきり歓喜していた私だけど、この世界はとんでもない世界で・・・!?
これは、女性が圧倒的に少ない異世界に転生した私が、家族や周りから溺愛されながら様々な問題を解決して、更に溺愛されていく物語。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
私はモブのはず
シュミー
恋愛
私はよくある乙女ゲーのモブに転生をした。
けど
モブなのに公爵家。そしてチート。さらには家族は美丈夫で、自慢じゃないけど、私もその内に入る。
モブじゃなかったっけ?しかも私のいる公爵家はちょっと特殊ときている。もう一度言おう。
私はモブじゃなかったっけ?
R-15は保険です。
ちょっと逆ハー気味かもしれない?の、かな?見る人によっては変わると思う。
注意:作者も注意しておりますが、誤字脱字が限りなく多い作品となっております。
幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています
ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら
目の前に神様がいて、
剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに!
魔法のチート能力をもらったものの、
いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、
魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ!
そんなピンチを救ってくれたのは
イケメン冒険者3人組。
その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに!
日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる