異世界大家族〜お母さんは大変です

第178話 子供視点14 ④

7つ子　「ご馳走様でした。」

ナーダ　「お粗末様。」

フィーア　「お母さん。」　　
　　
ナーダ　「何？フィーア。」

フィーア　「最近ユイットを見ないけどどうしたの？」

ナーダ　「ユイットはケイがみてるわよ。まぁほぼケイが作った魔導人形に任せているみたいだけど。」

フィーア　「そうなんだ。」

ナーダ　「何？会いたくなった?」

フィーア　「まぁ····少し。」

ナーダ　「わかった、後でケイに伝えとくわね。」

フィーア　「ありがとう。」

ペンタ　「フィーアは変わってるよな～」

フィーア　「何で？」

ペンタ　「だって腹違い？父親違い？の妹を気にして何のメリットがあるんだか。」

フィーア　「小さくて可愛いものは何でも好きなの！だからメリットしかないわ。」

ペンタ　「わかんねぇ····なぁみんな？」

アーニム　「おいらは食べ物の方が好きだな。」

ヘプタ　「俺は可愛いとは思うけど、わざわざ会いに行く程でもないかな。」
　
アインス＆ドゥーエ　「同じく。」

トロワ　「私も可愛いとは思うけど自分磨きの方が好きかな。」

ペンタ　「意見は様々だったけど、お前みたいに率先して会いたがるやつなんて変わってるんだよ。」

フィーア　「人それぞれ何だから別にいいでしょ。わざわざ変わってる認定して時間の無駄だと思わないの？」

ペンタ　「なにを～」　

〈ゴツン〉

ペンタ　「痛······何だよアインス。」

アインス　「ペンタが絡み酒のおっさん並みにうざかったからつい·····メンゴ☆」

ペンタ　「謝る気ないだろ？」

アインス　「そんなことないよ。それより遅刻するから身支度しよう。」

ドゥーエ　「そうそう·····またドラゴンが現れたら大変だから余裕をもって行こう。」

ペンタ　「そうだな〈ｷﾞｭﾙ〉うっ····ちょっとトイレに····」

ペンタ以外　「行ってら。」　

フィーア　「アインス、さっきはありがとう。」

アインス　「大したことはしてないよ。俺がアイツにムカついただけのことだから。」

ドゥーエ　「ひゅ～流石wよっ！好感度バク上げ」

アインス　「ふざけてないで急ぐぞ。」

ドゥーエ　「はいはい······」

トロワ　「朝からペンタに絡まれて災難だったわねフィーア。」

フィーア　「まぁね。」

トロワ　「最近のペンタ凄いわよね。変なところで突っかかるって言うか。」

フィーア　「カルシウムが足りないんだよ。」

トロワ　「そっか。」

フィーア　「まぁそんなことより私達も急ぎましょう。」
　
トロワ　「うん。」