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第175話 子供視点14①

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 ·······ん······眩··········起きるか。

〈ガチャ〉

アインス 「あれ?ドゥーエ起きてたの?」

ドゥーエ 「トイレに行った帰り。」

アインス 「あっそ。まぁもう飯の時間ぐらいだしダイニングにいれば良かったのに。」

ドゥーエ 「何言ってるんだ?まだ深夜だぞ。」

アインス 「え?でも眩しかったんだけど。」

ドゥーエ 「それはたぶん····祭りの明かりじゃないか?」

アインス 「祭り?そんなのあったっけ?」

ドゥーエ 「確か成人した大人だけが参加出来る裸祭りがこの辺りでやってるらしい。」

アインス 「子供のお前が何でそんなこと知ってるんだよ。」

ドゥーエ 「検索の魔導具で偶然そんな祭りがあるって知ったんだ。」

アインス 「変態w」

ドゥーエ 「偶然だから!」

アインス 「ホントかよ····あ······その祭り····お母さん達が参加してたら嫌だな。」

ドゥーエ 「独身の男女のみだから大丈夫だよ。」

アインス 「良かった·····じゃあ行ってみよう。」

ドゥーエ 「この祭り子供は駄目なんだよ。」

アインス 「魔法で透明人間になるか大人に変身すればバレないって。」

ドゥーエ 「マジか····僕は行かないよ。」

アインス 「気にならないの?」

ドゥーエ 「気になるけどお母さんにバレたらこっぴどく叱られるよ。」

アインス 「『木刀の素振りをしようとしたら偶然見た』って嘘をつけばいいじゃん。」

ドゥーエ 「悪いやつだなwじゃあ透明人間になって見に行くか。」

アインス 「おぅ·······」

 ·······結局のるんかい!ムッツリスケベが。
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