異世界大家族〜お母さんは大変です

第153話 どれだ·····

　時は遡り学校に送り出した後。

　······寝坊したせいで子供達に悪いことしたな······

　何かお詫びをしないとな······豪華な夕食とプラスアルファに何か······

　う～～～ん······あっそういえばケイのこと忘れてた。

　起こしにいかないと。

〈ガチャ〉　　

　·······あれ？いない。
　
　あっ······手紙が······どれどれ·····

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　ナーダへ

　挨拶しないで出掛けてごめん。

　仕事に行って来るね。

　　　　　　　　　　　ケイより
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　······いつもはまだ仕事前なのに早いな·····　　
　
　よくわかんないけど、何か重要な仕事でもあったのかな·······

　まぁいいや気にしてても仕方がないから、いつも通り家事からやろう。

　しばらくして。

　······終わった。

　早めに終わったし、ギルドの依頼を受けに行くか。

〈ｼﾞﾘﾘﾘﾝ····ｼﾞﾘﾘﾘﾝ······〉

　········電話？

〈ガチャ〉

ナーダ　「·····アインス····どうしたの？ドゥーエが·····わかったすぐに行く。『どうやって？』ってそうだな··瞬間移動が出来るからそれで行くわ。『出来るの？』って？」

〈シュッ〉

〈シュッタ〉

ナーダ　「出来るわよ。」

6つ子　「お母さん！！」

　以下省略。

　
　······ドラゴンたくさんいるな。

　ドゥーエを食べたドラゴンどれだ？

　全部同じ緑だから見つけるのが困難だな。

　負担はかかるけど、目に透視魔法をかけた状態で戦えばすぐ見つかるか····よし頑張ろう。


〈スパッ···スパ·····スパッ··········〉

　·······中々見つからないな～もう消化されてなにいよね？

　いや·····大丈夫なはず、私の子だからきっと足掻いていると信じよう。

　
　しばらくして。

　あっ········いた。

　こいつか········他と比べてひと回りデカいな。

　まぁドゥーエもまだ生きてるようだしさっさと倒そう。

ドラゴン　「ギャオォ········〈ビューバサバサ········〉」

　······好戦的だな。

　まぁ私の敵じゃないけどねw

〈ｽ··········パカッ〉

ナーダ　「いっちょあがり♪」