異世界大家族〜お母さんは大変です

メタボ戦士

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第150話 子供視点12①

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〈グ~~···········〉

 ·······ん·····んぅ·····腹減ったし起きるか。

 あれ?お母さんのモーニングコールの時間が過ぎている。

 きょうだいもまだ寝ているし僕が起こさないとか·····。

〈パンパンッ·····〉

アインス 「みんな起きて!朝だよ。」

アインス以外 「お母さんの声聞こえてないしまだでしょ····」

アインス 「時計見てみ。過ぎてるよ。」

アインス以外 「そんなわけな·······ホントだ。ヤバ!」

アインス 「急ごう。」

アインス以外 「うん。」

〈ダダダッ·······〉


アインス 「朝食ないね。お母さんまだ寝てるのかな。」

ドゥーエ 「これは食べないで行くしかないな。」

トロワ 「それは体が保たないから魔法調理にしましょう。」

フィーア 「そうね。あまり美味しくはないけど背に腹は変えられないしね。」
 
ペンタ 「じゃあ出来るだけマシにするために俺が作るよ。」

ペンタ以外 「ペンタなら安心だ。じゃあよろしく。」

ペンタ 「任せろ·····はい〈フワンホワワワ~ン〉出来たよ、食べよう。」

ペンタ以外 「美味しそう。」

ペンタ 「食べよう。」

ペンタ以外 「うん。」

7つ子 「いただきます。パクッ····うん普通。」

ペンタ 「ごめんな····お母さんぐらい魔力操作が上手かったら美味しく作れるのに。」

アーニム 「いや····これで十分凄いよ。ペンタ以外だと良くてちょいマズだから。」

ペンタ 「そう?」

ヘプタ 「そうそう····1番下手なアインスがやったら食べれたものじゃないものが出来てそうだしねw」

アインス以外 「ハハッ····確かにw」

アインス 「なんで僕だけ下手みたいな表現なんだよ。ペンタ以外はどっこいどっこいなのに。」

ドゥーエ 「まぁいいじゃん。それより早く食べないと遅刻するよ。」

ドゥーエ以外 「そうだね、急ごう。」

7つ子 「パクパクッ·····ご馳走様。」

〈タタタ·····〉

ナーダ 「みんなごめん····寝過ごした。」

7つ子 「お母さんおそよう。もう食べ終わったからワイバーンの点検だけよろしく。」

ナーダ 「わかった····」

 数十分後

7つ子 「行ってきます。」

ナーダ 「行ってらっしゃい。お詫びとして夕食を豪華にするから。」

7つ子 「うん。」

 ······夕食を豪華にするぐらいならお小遣いをアップしろよ。

 朝から乱れた格好を見せられて不愉快にさせたのだから、それぐらいないと割に合わないよ。

 って·····口に出せたら気楽だけど、悪者になりたくないから言えないや。
 
 はぁ····シンド。
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