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第146話  楽しい食卓?

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〈ガチャ〉

ケイ&ナーダ 「ただいま~」

7つ子 「お母さん達おかえり~もう料理は並べてあるから早くダイニングに来てね。」

ナーダ 「わかったわ、行こうケイ。」

ケイ 「あぁ·····」

 
ナーダ 「みんな遅くなってごめんね。」

6つ子 「大丈夫。」

アインス 「大丈夫、ケイさんにほぼ作ってもらったから。まぁ僕達も手伝ったんだけどね。」

ナーダ 「聞いたわよ~アインスは何もやってないのでしょ?」

アインス 「バレたか······まぁ呼びに行ったのは僕だから何もしてないわけではないよ。」

ナーダ 「そうね。まぁせっかくみんなで作ったホワイトシチューが冷めないうちに食べましょう。」

ナーダ以外 「うん。」

ナーダ 「では手を合わせて····」

全員 「いただきます。〈スッ〉パクッ」

ナーダ 「····美味しい。深みのある濃厚な味わいで凄い美味しいわ。」

7つ子&ケイ 「良かった·····」

ケイ 「味付けは僕がしたからお口に合って良かっ····〈ギュルル···〉う·····お食事中にごめん···お手洗いを····」

ケイ以外 「どうぞ。」

ケイ 「ありがとう〈シュンッ〉」

ナーダ 「どうしたんだろう·····」

7つ子 「どうしたんだろうねw〈ペチンッ♪〉」

ナーダ 「アンタ達、何かヤッたでしょ?」

7つ子 「何が?」

ナーダ 「しらばっくれないで!アンタ達の表情を見れば魔法を使わなくてもわかるんだから。」

7つ子 「証拠はあるの?」

ナーダ 「証拠はケイの食べかけのシチューよ。調べれば何か出てくるでしょ。」

アインス 「でもそれなら、全部同じ鍋で作っているのだから僕達も腹を下しているはずだろう?

ナーダ 「皿に塗ったんでしょ?それならケイだけが腹を下すことが可能だわ。」

7つ子 「うぐ·····わかった、白状するよ。ケイさんの皿に下剤を塗りました。」

ナーダ 「何でそんなことしたの!?」

7つ子 「今までの仕返し。」

ナーダ 「幼稚なことをやって~バカチン〈ゴチン〉〈ゴチン〉〈ゴチン〉〈ゴチン〉〈ゴチン〉〈ゴチン〉〈ゴチン〉」

7つ子 「痛·······たんこぶ出来たんだけど。」

ナーダ 「アンタ達がケイに薬をもった罰よ。反省しなさい。」

7つ子 「はい。」

ナーダ 「ケイが戻って来たときに謝りなさいよ。」

7つ子 「はい。」

〈シュッタ〉

ケイ 「ただいま。」

ナーダ 「大丈夫?」

ケイ 「回復魔法をかけたから大丈夫。」

ナーダ 「良かった····それよりケイ、この子達があなたに言わなければいけないことがあるんだって。」

ケイ 「わかった、聞くよ。」

7つ子 「ケイさんのシチューの皿に下剤を塗りました。ごめんなさい。」

ケイ 「だからかぁ·······まぁ子供のいたずらだし赦すよ。」

7つ子 「ありがとう。」

ナーダ 「ケイは優しいわね。私があなたの立場だったら、
100たたきの刑をするのに」

ケイ 「流石にそんなことは出来ないな。まぁ次似たようなことをされたら考えてみるけど。」

7つ子 「ヒィ~····」

ケイ 「冗談だよw」

7つ子 「良かった····」

ナーダ 「まぁ夕食再開しましょうか。」

ナーダ以外 「うん。」

ナーダ 「ケイには新しいシチューを渡すわね。」

ケイ 「大丈夫。もう無毒化したから同じ皿で食べるよ。」

ナーダ 「わかったわ。」

 ······食べ物を一切無駄にしない精神に感服だわ。
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