87 / 247
第87話 子供視点8②
しおりを挟む
朝教室に入るとクラスメイト達が騒いでいた。
7つ子 「おはよう。」
クラスメイトA 「おい、凄いことになっているぞ。」
7つ子 「何が?」
クラスメイトB 「何がってお前達7つ子が1学年の平民代表として魔法戦闘大会の代表に選ばれたんだよ。」
7つ子 「へぇ····」
クラスメイトC 「驚かないのかよ。」
7つ子 「当たり前だから。」
クラスメイトD 「可愛くないな。」
7つ子 「だってナーダ·ヌーヴァの子供だし。」
クラスメイトE 「ホントお母さんがA級冒険者で羨ましいわ。俺のお母さんは普通の人だし。」
7つ子 「全然いいもんじゃないよ。」
クラスメイトF 「謙遜かよ。」
クラスメイトG 「お前ら恵まれているんだからもっと嬉しそうにしろよ。」
アインス 「うるさいな。お前らに僕達の苦労はわからねえよ!」
クラスメイト達 「はっ?」
ドゥーエ 「アインス、クラスメイトに喧嘩売るのはやめろって〈ガッ〉」
アインス 「離せよドゥーエ!こいつらがお気楽なこと言ってるのが許せねえよ。」
クラスメイトA 「貶しているわけではないのになんでキレられないといけないんだよ。」
クラスメイトB 「クラス全員で応援するつもりだったのにする気失せたわ。」
クラスメイトC 「アインス、たまに変なところでキレるからホント面倒くさい。」
クラスメイトD 「これならアインスじゃなくて学級委員長のクラウスの方が良かったんじゃねえの。」
クラスメイトE 「クラウスは留学中だからなぁ····だからこいつらが選ばれたわけだし。」
クラスメイトF 「そういえばそうか。残念。」
アインス 「お前ら全員表に出ろ!コテンパンにしてやる!?」
クラスメイト達 「返り討ちにしてやる!」
ドゥーエ 「馬鹿たれ〈ゴツンッ〉」
アインス 「痛っ!」
トロワ 「みんなごめんね☆今日の朝、嫌なことがあったからアインスがピリピリしてんの。私に免じて許してね♡」
クラスメイト達 「トロワちゃんがそう言うなら····いいよ。」
トロワ 「ありがとう☆」
フィーア 「アインス、みんなに謝りな〈ガッ〉」
アインス 「みんなごめん。最近家庭が荒れてるからつい『羨ましい』とか『恵まれている』って言われてキレちゃった。」
クラスメイト達 「そうか····僕(俺)達も酷いことを言ってごめん。」
アインス 「いいよ。僕達7つ子は魔法戦闘大会頑張るから応援してくれよな。」
クラスメイト達 「もちろん。頑張れ!」
アインス 「おぅ。」
7つ子 「おはよう。」
クラスメイトA 「おい、凄いことになっているぞ。」
7つ子 「何が?」
クラスメイトB 「何がってお前達7つ子が1学年の平民代表として魔法戦闘大会の代表に選ばれたんだよ。」
7つ子 「へぇ····」
クラスメイトC 「驚かないのかよ。」
7つ子 「当たり前だから。」
クラスメイトD 「可愛くないな。」
7つ子 「だってナーダ·ヌーヴァの子供だし。」
クラスメイトE 「ホントお母さんがA級冒険者で羨ましいわ。俺のお母さんは普通の人だし。」
7つ子 「全然いいもんじゃないよ。」
クラスメイトF 「謙遜かよ。」
クラスメイトG 「お前ら恵まれているんだからもっと嬉しそうにしろよ。」
アインス 「うるさいな。お前らに僕達の苦労はわからねえよ!」
クラスメイト達 「はっ?」
ドゥーエ 「アインス、クラスメイトに喧嘩売るのはやめろって〈ガッ〉」
アインス 「離せよドゥーエ!こいつらがお気楽なこと言ってるのが許せねえよ。」
クラスメイトA 「貶しているわけではないのになんでキレられないといけないんだよ。」
クラスメイトB 「クラス全員で応援するつもりだったのにする気失せたわ。」
クラスメイトC 「アインス、たまに変なところでキレるからホント面倒くさい。」
クラスメイトD 「これならアインスじゃなくて学級委員長のクラウスの方が良かったんじゃねえの。」
クラスメイトE 「クラウスは留学中だからなぁ····だからこいつらが選ばれたわけだし。」
クラスメイトF 「そういえばそうか。残念。」
アインス 「お前ら全員表に出ろ!コテンパンにしてやる!?」
クラスメイト達 「返り討ちにしてやる!」
ドゥーエ 「馬鹿たれ〈ゴツンッ〉」
アインス 「痛っ!」
トロワ 「みんなごめんね☆今日の朝、嫌なことがあったからアインスがピリピリしてんの。私に免じて許してね♡」
クラスメイト達 「トロワちゃんがそう言うなら····いいよ。」
トロワ 「ありがとう☆」
フィーア 「アインス、みんなに謝りな〈ガッ〉」
アインス 「みんなごめん。最近家庭が荒れてるからつい『羨ましい』とか『恵まれている』って言われてキレちゃった。」
クラスメイト達 「そうか····僕(俺)達も酷いことを言ってごめん。」
アインス 「いいよ。僕達7つ子は魔法戦闘大会頑張るから応援してくれよな。」
クラスメイト達 「もちろん。頑張れ!」
アインス 「おぅ。」
10
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説


のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中

君を愛することは無いと言うのならさっさと離婚して頂けますか
砂礫レキ
恋愛
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。
そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。
しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。
ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。
そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。
「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」
別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。
そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

このやってられない世界で
みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。
悪役令嬢・キーラになったらしいけど、
そのフラグは初っ端に折れてしまった。
主人公のヒロインをそっちのけの、
よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、
王子様に捕まってしまったキーラは
楽しく生き残ることができるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる