85 / 248
第85話 昔を振り返り····
しおりを挟む
ナーダ 「はぁ····気持ち良かった····。ケイ、理性が飛んで激しくしちゃったけど体は辛くない?〈ナデナデ〉」
ケイ 「大丈夫····回復魔法で痛みは消えるから。でも体力は戻らないから少し寝るね·····」
ナーダ 「わかった。おやすみケイ···チュ」
ケイ 「おやすみナーダ····zzz」
·····幸せだな····ずっとこの生活が続けば···いやよくない。
今子供達と喧嘩中だから子供達とまた仲良くするために何か考えないと··どうしよう。
·····魔導具、カード、服、動物、高級品、食べ物、ゲーム····思いつくのは物ばかりだ。
結局私は今まで子供達が欲しそうな物だけを買い与えているだけで、お母さんのフリをしてたにすぎないのかもな。
お母さんってなんだろう·····
私の両親は小さい頃に死んでいたから見本になる人がいない。
現世のときは両親はいたが、仮面夫婦で冷めきっていたから家族らしいことをしたことがない。
だからお母さんらしいことなんてわからない。
こんなとき、ディエスだったらなんて言ってくれるかな···
『ナーダらしく頑張ればいい』、『みんなが幸せなら何でもいいんじゃない?』とか当たり障りのないことを言いそうw。
ケイだったら『そんなに悩んでいるなら、色々な年代の女性にお母さんとは何か聞けばいい。』とか言ってきそう。
なんか妄想のケイの性格が現実と違うなw
何でだろ?まだ夫婦の歴が短いからかな。
まぁこれからもっとお互いのことを知れば現実と一致するようになるか。
「オギャー···オギャー·······」
····あっユイットが起きちゃった。世話しないと。
ナーダ 「ユイット、お····よしよし····おしめかな~
」
ユイット 「ナダ···ナダ········」
ナーダ 「ユイット名前を呼んでくれてありがとう。ナダだよ~んべロ···ベロ···バ~」
ユイット 「キャハハァ····キャハ········」
·······嬉しいな、ユイットが笑ってくれた。
あの子達もこんな時期があったな····
まだディエスが生きていたときだから2人で7つ子の世話を分担してやってたのよね。
みんな魔法の才能があったから突然空を飛んで行方不明になりかけたり、火属性や水属性の魔法でボヤ騒ぎや水害······ホント大変だった。
でも楽しかったな~何でだろう。
ディエスと子供達がそばにいてくれたからかな。
孤独だった私に初めて出来た家族だったから嬉しさもあったのかな。
なんか昔のこと考えていたら子供達に会いたいな····
早く仲直りをして子供達とまた仲良く暮らしたい。
でもどうしたら赦してくれるかな~誠心誠意で謝ったら赦してくれるかな。
謝って赦してくれなかったら?あー考えても仕方ない。
もうすぐ夕方だし行こう。
考えるのはそれからだ。
私はケイさんに置き手紙を書いて自分の家に帰った。
ケイ 「大丈夫····回復魔法で痛みは消えるから。でも体力は戻らないから少し寝るね·····」
ナーダ 「わかった。おやすみケイ···チュ」
ケイ 「おやすみナーダ····zzz」
·····幸せだな····ずっとこの生活が続けば···いやよくない。
今子供達と喧嘩中だから子供達とまた仲良くするために何か考えないと··どうしよう。
·····魔導具、カード、服、動物、高級品、食べ物、ゲーム····思いつくのは物ばかりだ。
結局私は今まで子供達が欲しそうな物だけを買い与えているだけで、お母さんのフリをしてたにすぎないのかもな。
お母さんってなんだろう·····
私の両親は小さい頃に死んでいたから見本になる人がいない。
現世のときは両親はいたが、仮面夫婦で冷めきっていたから家族らしいことをしたことがない。
だからお母さんらしいことなんてわからない。
こんなとき、ディエスだったらなんて言ってくれるかな···
『ナーダらしく頑張ればいい』、『みんなが幸せなら何でもいいんじゃない?』とか当たり障りのないことを言いそうw。
ケイだったら『そんなに悩んでいるなら、色々な年代の女性にお母さんとは何か聞けばいい。』とか言ってきそう。
なんか妄想のケイの性格が現実と違うなw
何でだろ?まだ夫婦の歴が短いからかな。
まぁこれからもっとお互いのことを知れば現実と一致するようになるか。
「オギャー···オギャー·······」
····あっユイットが起きちゃった。世話しないと。
ナーダ 「ユイット、お····よしよし····おしめかな~
」
ユイット 「ナダ···ナダ········」
ナーダ 「ユイット名前を呼んでくれてありがとう。ナダだよ~んべロ···ベロ···バ~」
ユイット 「キャハハァ····キャハ········」
·······嬉しいな、ユイットが笑ってくれた。
あの子達もこんな時期があったな····
まだディエスが生きていたときだから2人で7つ子の世話を分担してやってたのよね。
みんな魔法の才能があったから突然空を飛んで行方不明になりかけたり、火属性や水属性の魔法でボヤ騒ぎや水害······ホント大変だった。
でも楽しかったな~何でだろう。
ディエスと子供達がそばにいてくれたからかな。
孤独だった私に初めて出来た家族だったから嬉しさもあったのかな。
なんか昔のこと考えていたら子供達に会いたいな····
早く仲直りをして子供達とまた仲良く暮らしたい。
でもどうしたら赦してくれるかな~誠心誠意で謝ったら赦してくれるかな。
謝って赦してくれなかったら?あー考えても仕方ない。
もうすぐ夕方だし行こう。
考えるのはそれからだ。
私はケイさんに置き手紙を書いて自分の家に帰った。
10
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
異世界転移した町民Aは普通の生活を所望します!!
コスモクイーンハート
ファンタジー
異世界転移してしまった女子高生の合田結菜はある高難度ダンジョンで一人放置されていた。そんな結菜を冒険者育成クラン《炎樹の森》の冒険者達が保護してくれる。ダンジョンの大きな狼さんをもふもふしたり、テイムしちゃったり……。
何気にチートな結菜だが、本人は普通の生活がしたかった。
本人の望み通りしばらくは普通の生活をすることができたが……。勇者に担がれて早朝に誘拐された日を境にそんな生活も終わりを告げる。
何で⁉私を誘拐してもいいことないよ⁉
何だかんだ、半分無意識にチートっぷりを炸裂しながらも己の普通の生活の(自分が自由に行動できるようにする)ために今日も元気に異世界を爆走します‼
※現代の知識活かしちゃいます‼料理と物作りで改革します‼←地球と比べてむっちゃ不便だから。
#更新は不定期になりそう
#一話だいたい2000字をめどにして書いています(長くも短くもなるかも……)
#感想お待ちしてます‼どしどしカモン‼(誹謗中傷はNGだよ?)
#頑張るので、暖かく見守ってください笑
#誤字脱字があれば指摘お願いします!
#いいなと思ったらお気に入り登録してくれると幸いです(〃∇〃)
#チートがずっとあるわけではないです。(何気なく時たまありますが……。)普通にファンタジーです。


【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし

1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。

愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる