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第51話 子供視点5①
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アインス 「はぁ·····」
先生 「おい、アインス。」
アインス 「何ですか先生。」
先生 「アンニュイ何だか知らんが、外ばかり見てないで授業に集中しろ。」
アインス 「すみません、気を付けます。はぁ·····」
ランチタイム。
ドゥーエ 「アインス、最近どうしたんだよ。」
トロワ 「らしくないよ。」
フィーア 「この前のテストきょうだいの中で最下位だったし。」
ペンタ 「得意なほうきレースで連敗してたし。」
アーニム 「朝寝坊してたし。」
ヘプタ 「家で花占いばかりしているし。」
アインス 「····何でもないよ。」
ペンタ 「どうせサーシャ·オベール絡みだろ。」
アインス 「うっ····」
ペンタ 「そのリアクションは図星だな。噂で聞いたんだよ、この国の第5王子と婚約するって。」
アインス 「それは知らなかった。」
ペンタ 「じゃあ何に悩んでいるんだよ。」
アインス 「最近、放課後にサーシャさんが図書館に来なくなったんだ。」
ペンタ 「それは婚約者と過ごしているからだろ。」
アインス 「そうか····そうだよな。」
ペンタ 「諦めろ。女子はいっぱいいるんだから。」
アインス 「そうだな····」
トロワ 「私の女友達紹介しようか?可愛い子いっぱいいるよ。」
アインス 「ありがとう。でも今はそんな気分じゃないからいいや。」
フィーア 「もう面倒くさいな····そんなウジウジしているから駄目なのよ。そんなんじゃ誰とも付き合うなんて無理っ!不可能っ!!」
アインス 「うるさいな。そんなこと自分が1番わかってるよ。」
フィーア 「わかってるならその短所直しなさいよ。辛いことがあると毎回ウジウジするの、見ててウザいのよ。」
アインス 「〈ブチッ〉うっせー!!〈ドンッ〉」
フィーア 「キャー〈ガシャン〉」
ドゥーエ 「おいアインス、フィーアを突き飛ばすことないだろ。」
アインス 「ごめん····」
フィーア 「ごめん·····私も言い過ぎた。いつもの真面目で格好いいアインスに戻って欲しくてつい·····」
アインス 「そうか····ホントごめんな〈ナデ〉」
フィーア 「もういいよ。でもその代わりにもう立ち直って。」
アインス 「わかった····もうウジウジやめる。」
フィーア 「じゃあ赦す····」
アインス 「うん····」
ドゥーエ 「もう····世話かけんなよ。僕達はアインスの保護者じゃないんだぞ。」
アインス 「ごめん、みんなに迷惑かけたから今日の放課後にスイーツ奢るよ。」
アインス以外の食堂の全員 「よっしゃー」
アインス 「今きょうだい以外も喜んでいたけど、きょうだい限定だから。」
7つ子以外 「ブー········ブー·······」
アインス 「はぁ····わかった、全員に飴玉1個奢る。」
7つ子以外 「よっしゃー♪」
放課後。
アインス 「はいはい····どうぞ〈ソッ〉」
モブ1 「ありがとう。」
アインス 「もらったらはけてね····次。」
······所持金がごっそり減ったな····まぁ自業自得だからしょうがない。
渡し切ろう。
しばらくして。
ヘプタ 「アインスちょうだいw」
アインス 「はい〈ソッ〉」
ヘプタ 「ありがとう。」
アインス 「これで食堂にいた人全員に配れたわ。」
······もうこんなことにならないように食堂では奢る話は気をつけよう。
ヘプタ 「おつかれwみんなと合流しよう。」
アインス 「うん。」
先生 「おい、アインス。」
アインス 「何ですか先生。」
先生 「アンニュイ何だか知らんが、外ばかり見てないで授業に集中しろ。」
アインス 「すみません、気を付けます。はぁ·····」
ランチタイム。
ドゥーエ 「アインス、最近どうしたんだよ。」
トロワ 「らしくないよ。」
フィーア 「この前のテストきょうだいの中で最下位だったし。」
ペンタ 「得意なほうきレースで連敗してたし。」
アーニム 「朝寝坊してたし。」
ヘプタ 「家で花占いばかりしているし。」
アインス 「····何でもないよ。」
ペンタ 「どうせサーシャ·オベール絡みだろ。」
アインス 「うっ····」
ペンタ 「そのリアクションは図星だな。噂で聞いたんだよ、この国の第5王子と婚約するって。」
アインス 「それは知らなかった。」
ペンタ 「じゃあ何に悩んでいるんだよ。」
アインス 「最近、放課後にサーシャさんが図書館に来なくなったんだ。」
ペンタ 「それは婚約者と過ごしているからだろ。」
アインス 「そうか····そうだよな。」
ペンタ 「諦めろ。女子はいっぱいいるんだから。」
アインス 「そうだな····」
トロワ 「私の女友達紹介しようか?可愛い子いっぱいいるよ。」
アインス 「ありがとう。でも今はそんな気分じゃないからいいや。」
フィーア 「もう面倒くさいな····そんなウジウジしているから駄目なのよ。そんなんじゃ誰とも付き合うなんて無理っ!不可能っ!!」
アインス 「うるさいな。そんなこと自分が1番わかってるよ。」
フィーア 「わかってるならその短所直しなさいよ。辛いことがあると毎回ウジウジするの、見ててウザいのよ。」
アインス 「〈ブチッ〉うっせー!!〈ドンッ〉」
フィーア 「キャー〈ガシャン〉」
ドゥーエ 「おいアインス、フィーアを突き飛ばすことないだろ。」
アインス 「ごめん····」
フィーア 「ごめん·····私も言い過ぎた。いつもの真面目で格好いいアインスに戻って欲しくてつい·····」
アインス 「そうか····ホントごめんな〈ナデ〉」
フィーア 「もういいよ。でもその代わりにもう立ち直って。」
アインス 「わかった····もうウジウジやめる。」
フィーア 「じゃあ赦す····」
アインス 「うん····」
ドゥーエ 「もう····世話かけんなよ。僕達はアインスの保護者じゃないんだぞ。」
アインス 「ごめん、みんなに迷惑かけたから今日の放課後にスイーツ奢るよ。」
アインス以外の食堂の全員 「よっしゃー」
アインス 「今きょうだい以外も喜んでいたけど、きょうだい限定だから。」
7つ子以外 「ブー········ブー·······」
アインス 「はぁ····わかった、全員に飴玉1個奢る。」
7つ子以外 「よっしゃー♪」
放課後。
アインス 「はいはい····どうぞ〈ソッ〉」
モブ1 「ありがとう。」
アインス 「もらったらはけてね····次。」
······所持金がごっそり減ったな····まぁ自業自得だからしょうがない。
渡し切ろう。
しばらくして。
ヘプタ 「アインスちょうだいw」
アインス 「はい〈ソッ〉」
ヘプタ 「ありがとう。」
アインス 「これで食堂にいた人全員に配れたわ。」
······もうこんなことにならないように食堂では奢る話は気をつけよう。
ヘプタ 「おつかれwみんなと合流しよう。」
アインス 「うん。」
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