異世界大家族〜お母さんは大変です

メタボ戦士

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第20話 子供視点2①

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 朝の子供部屋

アインス 「はぁー················」

ドゥーエ 「どうしたアインス?長いため息なんて。」

トロワ 「元気ないじゃん」

フィーア 「悩みでもあるの?」

アインス 「君達にはまだ早いし、わからないよ。」

ペンタ 「何だよ同い年の癖に。」

アーニム 「大人ぶって。」

ヘプタ 「きょうだいだから言うけどキモいよ、そのノリ。」

アインス 「酷いな、アーニムとヘプタ。ちょっとふざけただけなのにもうっ!責任取って全員に僕の悩みを聞いてもらうからな。」

アインス以外 「え~面倒臭っ!」

アインス 「何だよ~さっきまで気になっていたやつもいたのに全員そのリアクションかよ。」

ドゥーエ 「あらためて言われると面倒臭くなるよそりゃね。」

トロワ 「まぁしょうがないから聞こう。このままアインスがため息ばかりだとうんざりするし。」

フィーア 「そうね。ずっとため息よりはマシかもしれないわね。」

ペンタ 「しゃあねぇー聞くか。」

アーニム 「そうだね。」

ヘプタ 「その代わりにアインスの今日の15時のおやつもらうからな。」

アインス以外 「ナイスアイディア、ヘプタ!」

アインス 「わかった、それでいいよ。もう話すよ実はね、好きな子が出来たんだ。」

アインス以外 「え~!マジで誰?クラスの子?」

アインス 「違う。他クラス。」

アインス以外 「名前は?」

アインス 「わからない。」

アインス以外 「何処で会ったの?」

アインス 「学校の図書館。銀髪ロン毛で水色の瞳の可愛い子だった。」

ペンタ 「俺、その子知っているよ。貴族クラスの子だよ。名前はサーシャ·オベール、オベール公爵の1人娘だよ。放課後の交友会で1度会ったことがあるよ。」

アインス 「そうだったのか。」

ペンタ 「貴族でそれも公爵家の子なんてアインスには無理だよ。男爵ぐらいだったらどうにかなったかもしれないけど。」

アインス 「そんなぁ~」

ペンタ 「まぁ恋は無理だけど友達ならなれるかもしれないから。まぁ頑張れ。」

アインス 「わかった。まずは友達になれるように学校の図書館に入り浸って話すチャンスをさぐるよ。」

アインス以外 「ストーカーになるなよ。そんなことで一家処刑なんて馬鹿みたいだから。」

アインス 「大丈夫。放課後、図書館に通うだけだから。」

アインス以外 「本当かな、心配だな。」

アインス 「はい、この話はもう終わり。今日は休みだけどお腹空いたし朝食食べに行こう。」

アインス以外 「何だよ、自分から話したくせに。まぁいいか。
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