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第19話 卵発見

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 風邪が治った翌日、いつも通りに朝起きて朝食の準備をした。

ナーダ 「アンタ達ー朝食出来たわよぉ―。早く降りて来なさーい。」

7つ子 「はーい。」

 朝食が食べ終わり、子供達が身支度している間にワイバーンの準備をするために外に出た。

 ·····あれ?家の前に何かダチョウの卵ぐらいの大きさの卵が落ちている。

 今までたくさんの魔物や魔獣を退治して来たが、卵には詳しくない。
 だから何の卵かこれが孵化するまでわからない。
 せっかく家の前にあるから育ててみよう。

 ワイバーンの準備が終わったら家の中に卵を運んだ。

 そのとき子供達が身支度を終わっていた。

 私が持ってきた卵に子供達全員興味津々だった。

7つ子 「お母さんこれ何の卵?」

ナーダ 「わからないわ、お母さん詳しくないから。」

7つ子 「そうなんだ、育てるの?」

ナーダ 「そうよ、面白そうでしょ。孵化するまで何が出るかわからないから。」

7つ子 「お母さん、そういうところあるよね。」

ナーダ 「そういうところって?」

7つ子 「面白そうだったらやっちゃうところ。」

ナーダ 「アハッそうかも。まぁそういうことだからこの話は終わり。そろそろ行かないと遅刻するからアンタ達は学校に行きなさい。」

7つ子 「はーい。」

 子供達を送り出した。

 その後は家事を済ましてギルドの依頼を受けに出掛けた。

 ギルドに到着したら掲示板から依頼を探した。

 最近まで変な依頼のせいで色々大変なことになっていたので、危険の少ない薬草採集の依頼にした。

 目的地に行き、必要な数だけ採取してギルドに戻った。

 簡単過ぎてすぐに終わったので、もう1つ依頼を受けることにした。

 次はポーションを製造する依頼にした。

 近くの商業ギルドの依頼なのですぐに終わった。

 2つの依頼で中銀貨80枚の報酬だった。

 まだ時間があったが下手に難易度の高い依頼を受けて大怪我してもしょうがないので、買い物をして家に帰った。

 帰ったら夕食の準備をしてから昼寝をした。

 起きたら夕方だった。

 子供達がまだ帰っていなかったのでダラダラお菓子食ってだらけていた。

 しばらくして子供達が帰って来た。


7つ子 「ただいま。」

ナーダ 「おかえり、今日の夕食は手巻き寿司よ。夕食前にさっさと風呂に入っちゃいなさい。」

7つ子 「はーい。そういえば卵はどう?」

ナーダ 「まだ特に変化はないよ、孵化するまで時間かかるかも。」

7つ子 「そっか。」

ナーダ 「それよりさっさと風呂に入りなさい。」

7つ子 「はーい。」

 風呂が終わったら夕食。

ナーダ 「はい、手を合わせていただきます。」

7つ子 「いただきます。」

 夕食が終わったら後片付けをして歯を磨き、眠った。
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