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第16話 異変

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 身体が元に戻り家に帰った。

 その後は戻ったばっかりで体調が不安定なので昼飯食ったら昼寝した。

 眠りから目覚めたら元気になったので食品の買い物に行き、夕食の準備をして子供達の帰りを待った。

 しばらくしていつも通りよりも少し早く子供達が帰って来た。

7つ子 「ただいま。お母さんが元に戻ってる!良かった。」

ナーダ 「おかえり。アンタ達心配して早く帰ってくれてありがとう。昨日から心配かけたからご馳走よ。」

7つ子 「やったー!」

ナーダ 「その前にさっさと風呂に入っちゃいなさい。」

7つ子 「はーい。」

 風呂が終わり夕食。

 今日は焼肉、寿司、ピザ等の子供達が好きなものだけだの夕食だ。

ナーダ 「はい、手を合わせていただきます。」

7つ子 「いただきます。」

 食べ終わったら、片付けをして歯を磨いて自分の部屋に行った。

 昨日から色々と大変だったけど無事解決して良かったと安心したら眠った。

············································································
 しばらくして何も無い真っ白な世界に私はいた。
 
 そこにいる私はいつもの身長の私。

 成人女性の平均身長平均体重の私。

 しかし異変が起きる。

 徐々に身体が大きくなり始めた。
 
 160センチあったのが2メートル···3メートルと。

 魔法でサイズを戻そうとしても大きくなろうとする。

 最終的に5メートルで止まった。

 魔法でサイズを戻そうとしても戻らなかった。

「嫌だ·····せっかく戻ったばかりなのにどうして、元に戻ってよ。」

 絶望してうなだれた。

 しかしこれは夢の中だと気づいて眠りから力ずくで目覚めた。
···············································································
 ····あれ?

 起きたら部屋にいたがいつもよりも天井が近かった。

 私の部屋は天井が高い。
 それがいつもより5分の1ぐらいの高さに感じた。

 おかしいと思い、他の部屋に行こうとしたらドアが小さくなっていて開けにくくなっていた。

 その後他の部屋も見たら小さくなっていた。

 まだ朝食も作っていないが子供達を呼んだ。

 少しして子供達がきた。

7つ子 「お母さん、こんな早くに何?…へっ何かデカくない。」
 
ナーダ 「やっぱりそうなのね…私たぶん5メートルぐらいになってるわ。」

7つ子 「魔法で戻せないの?」

ナーダ 「駄目だった。また魔導研究所に足を運ばないと。」

7つ子 「その身長じゃ、ペガサス無理だよ。」

ナーダ 「歩いて行くよ。デカくなって距離も近くなったから。」

7つ子 「大変だね、色々。」
 
ナーダ 「アンタ達心配してくれてありがとう。その言葉が嬉しいわ。今度こそ元に戻るから大丈夫。」
 
 朝食を食べさせて子供達を送り出したら、魔導研究所に歩いて行った。
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