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216話 拒否権はない
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宮部 「は?何で入れないの?」
ヤス 『坊っちゃんが『入れるな』とおっしゃっていたのですみません。』
宮部 「ふざけんなよ!早く優を呼べよ!!」
ヤス 『すみません出来ません。』
宮部 「ハァ·····それならせめて家に送ってよ。」
ヤス 『わかりました。俺が送りますのでそこで少し待っててください。』
宮部 「わかった。」
数分後。
〈ガチャ〉
ヤス 「行きま····ちょっ····入ろうとしないでくださいよ。」
宮部 「優!10秒以内に顔を見せないなら別れるから。10·9·8·7·6·5·4·3·2··1」
〈ガチャ····タタッ·····〉
神崎 「待って····」
宮部 「ギリギリ···だね。」
神崎 「何で入ったの?ヤスに『入らせるな』って言っといたのに·····」
宮部 「そんなの優と今後について話し合いたかったからに決まっているじゃん。」
神崎 「そう······光輝は別れたいの?」
宮部 「は?何でそうなるの!?」
神崎 「だって····キリとヤッてたし。」
宮部 「それは優が美咲さんとキスをしていたのが悔しくてヤッただけだし。」
神崎 「そんなことで僕以外とヤるなんて最低だとは思わなかったの?」
宮部 「少し遊んだだけだから思わないよ。」
神崎 「あんなに粘膜接触を繰り返して『少し遊んだだけ』はないでしょ。」
宮部 「コンドームつけてたし別にいいじゃん。」
神崎 「良くないよ。僕以外の体を受け入れる時点でアウトだよ。」
宮部 「前に自分もしてたくせに。」
神崎 「そのことは謝ったからいいじゃん。」
宮部 「謝れば『終わり』って話じゃないから。」
神崎 「じゃあどうすればいいんだよ!!」
宮部 「知らないよ!!」
神崎 「あ~くそっ!〈ニギュ〉ちょっと来い!!」
宮部 「ちょっ····何!」
〈ガチャガチャリ〉
神崎 「これで誰も入って来ない·····」
宮部 「何をするつもり·····」
神崎 「教育的指導w僕以外しか受けつけない体に改造してあげる♡」
宮部 「嫌だ!」
神崎 「お前に拒否権はないから」
〈ボゴッ〉
宮部 「ウッ·····〈ドサッ〉」
ヤス 『坊っちゃんが『入れるな』とおっしゃっていたのですみません。』
宮部 「ふざけんなよ!早く優を呼べよ!!」
ヤス 『すみません出来ません。』
宮部 「ハァ·····それならせめて家に送ってよ。」
ヤス 『わかりました。俺が送りますのでそこで少し待っててください。』
宮部 「わかった。」
数分後。
〈ガチャ〉
ヤス 「行きま····ちょっ····入ろうとしないでくださいよ。」
宮部 「優!10秒以内に顔を見せないなら別れるから。10·9·8·7·6·5·4·3·2··1」
〈ガチャ····タタッ·····〉
神崎 「待って····」
宮部 「ギリギリ···だね。」
神崎 「何で入ったの?ヤスに『入らせるな』って言っといたのに·····」
宮部 「そんなの優と今後について話し合いたかったからに決まっているじゃん。」
神崎 「そう······光輝は別れたいの?」
宮部 「は?何でそうなるの!?」
神崎 「だって····キリとヤッてたし。」
宮部 「それは優が美咲さんとキスをしていたのが悔しくてヤッただけだし。」
神崎 「そんなことで僕以外とヤるなんて最低だとは思わなかったの?」
宮部 「少し遊んだだけだから思わないよ。」
神崎 「あんなに粘膜接触を繰り返して『少し遊んだだけ』はないでしょ。」
宮部 「コンドームつけてたし別にいいじゃん。」
神崎 「良くないよ。僕以外の体を受け入れる時点でアウトだよ。」
宮部 「前に自分もしてたくせに。」
神崎 「そのことは謝ったからいいじゃん。」
宮部 「謝れば『終わり』って話じゃないから。」
神崎 「じゃあどうすればいいんだよ!!」
宮部 「知らないよ!!」
神崎 「あ~くそっ!〈ニギュ〉ちょっと来い!!」
宮部 「ちょっ····何!」
〈ガチャガチャリ〉
神崎 「これで誰も入って来ない·····」
宮部 「何をするつもり·····」
神崎 「教育的指導w僕以外しか受けつけない体に改造してあげる♡」
宮部 「嫌だ!」
神崎 「お前に拒否権はないから」
〈ボゴッ〉
宮部 「ウッ·····〈ドサッ〉」
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