君だけを撮りたい

メタボ戦士

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191話 体育祭①

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宮部 「暑·····この炎天下でカメラ係って拷問ですね。」

神崎 「もう少しでお昼だから頑張れ宮部君。」

宮部 「はい先輩。」

 ·······きちぃ······来年はやらないで済むようにカメラ頑張ろう。

 
 お昼。

宮部 「涼しい~♪ずっといたい······」

神崎 「光輝。」

宮部 「何?」

神崎 「昼食を食べたいからそろそろおりてくれない?」

宮部 「じゃあ僕の好きなところを5つ言えたらいいよ。」

神崎 「楽勝♪可愛い、エロい、肌がきれい、体が意外とがっしりしている、体の相性がいい、イクとき声が可愛い、僕の料理を美味しそうに食べてくれる、真面目、巨根、感度が良い······」

宮部 「もう5個以上だから終わりでいいよ。おりるわ〈ストッ〉」 

神崎 「あと100個言えるのに残念☆」

宮部 「凄いな····ホント僕のこと好きすぎでしょ。」

神崎 「宇宙一好きだからあたり前だよ。」

宮部 「スパダリだわ。僕も宇宙一好きだよ♡」

神崎 「嬉しい〈ギュッ〉」

宮部 「抱き締めてたら食べれないよ。」

神崎 「もう少しこのままで······」

宮部 「わかった·····」
  
 ······あつぅ~エアコンが効いているハズなのに。

神崎 「あのときはありがとうね。」

宮部 「何が?」

神崎 「借り物競争。」

宮部 「あれね。あれは『憧れの先輩』ってカードを引いたから、選択肢が優しかなかっただけだよ。」

神崎 「それでもそのときに僕を選んでくれて嬉しかったよ。」

宮部 「そっか·····喜んでくれて良かった。」

神崎 「うん······話は変わるけどさ。」

宮部 「うん。」

神崎 「午後の部活動対抗リレー頑張ろうね。」

宮部 「もちろん。運動部は無理でも文化部内で1位になれるように頑張るよ。」

神崎 「頑張れ。」

宮部 「ありがとう。優のために頑張る。」

神崎 「じゃあ精をつけないとね。」

宮部 「そうだね。優が作ってきてくれた特製弁当を食べるわ。」

神崎 「うん。たくさん作って来たからモリモリ食べてね。」  

宮部 「うん。」

 
 しばらくして。

宮部 「ご馳走様·····美味しかった。」

神崎 「良かった。じゃあ外行こうか。」

宮部 「うん。」
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