君だけを撮りたい

189話 一悶着

〈ガラガラ·······〉

宮部　「ゼェ·····ゼェ······間に合った·····」

大橋　「光輝おはよう。」

宮部　「おはよう。」

大橋　「いつもと違って遅いね。」

宮部　「まぁ色々あって·····」

　·······シャワーのときエッチが盛り上がりすぎたな·····

大橋　「ふぅ～～ん」
　
宮部　「それより顔が赤いけど大丈夫？」

大橋　「大丈夫、激しめの運動をしただけだから。な♪高谷〈ｷﾞｭｯ〉」　　

高谷　「あぁ·······」　　

宮部　「へぇー·······」

　········こいつ等出来てんな、スキンシップが前より凄いし。

　友達と幼馴染が付き合ってんのなんか複雑だな········

　まぁいいや友達であることは変わらないしこれからもいつも通り接しよう。

大橋　「ねぇ光輝。」

宮部　「何？」

大橋　「昼休みに話したいことがあるから屋上で昼食を食べないか。」

宮部　「2人で？」

大橋　「俺と高谷と光輝、3人で。」

宮部　「大橋はいいけど高谷はちょっと······」
　
高谷　「ｸｯ··········」

大橋　「流石に高谷が可哀想だからそろそろ赦してやれって。」

宮部　「無理。あいつが近くにいるとあのときのことを思い出して辛いから。」　

大橋　「お前·····キモいな。」

宮部　「はぁ？何でだよ！」

大橋　「だって家に入れたのはお前なのに被害者面をするから。」

宮部　「大橋そんなこと思ってたのかよ。酷·······もういいやお前とも絶交だわ。」

大橋　「勝手にしろ！」

高谷　「大橋、光輝······仲良くしようよ。」

大橋＆宮部　「無理！ていうかお前が言うな。」

高谷　「はぁ······ 」