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158話 神崎夫婦
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······ふぅ······さっぱりした。
〈ピコン〉
·······またスマホの通知····伯父さんからか。
何々·····
伯父 『すまん····止められなかった。たぶん佐智子達、もう来るわ。』
神崎 『約束と違うじゃないか!』
伯父 『すまん·····。流石に神崎家のボディーガードが強すぎて俺の部下じゃ歯が立たなかった。』
神崎 「まぁそれならしょうがないか。あの人達は伯父さんの部下と違って戦闘のプロだから。」
伯父 「そうか納得してくれたか。」
神崎 「うん。」
伯父 「じゃあ伯父さん、病院に行かないとだからじゃあな。」
神崎 「じゃあね。」
······流石にコテンパンにされたか。
あの人達、お父さん達を守るためなら容赦がないからな·····
しょうがない、僕がどうにかするしかないか。
〈コンコンコン〉
······うわ····もう家の中にいた。
一応光輝を隠すか?いや····玄関に光輝の靴が置きっぱだから意味ないか。
しょうがない、友達作戦で。
神崎 「はい、どうぞ。」
〈ガチャ〉
神崎夫婦 「ただいま~優〈ギュ~〉」
神崎 「苦しいよ~父さん、母さん。」
神崎夫婦 「だって久しぶりに会えたから嬉しくて····」
神崎 「3月にも1回来てるのに大げさだよ。」
神崎夫婦 「まぁそうだけど、2ヶ月は十分久しぶりだよ。」
神崎 「そっか····まぁこれで僕と会えたんだから帰ってよ。」
神崎母 「まだ来たばかりだから流石に帰らないわよ。」
神崎父 「どうした?何かやましいことでもあるのか?」
神崎 「別に····男友達が遊びに来てるから邪魔されたくないだけ。」
神崎母 「見慣れない靴があると思ったらそういうことね。」
神崎父 「本当だ、ベッドに誰か寝ているね。泊まっているのは八王子君かい?」
神崎 「違う。部活の後輩。」
神崎夫婦 「そっか···」
神崎 「今熟睡しているから、起こさないであげてね。」
神崎母 「流石にそんなことはしないわよ。でも顔は見ていい?」
神崎 「ちょっとだけね。」
神崎母 「わかったわ、どれどれ····あら可愛い顔してるじゃない。」
神崎父 「どれどれ·····本当だ、一瞬女の子だと勘違いしちゃったよ。」
神崎 「はい!見るのは終わりね。ほらもう部屋から出て〈グイグイ〉」
神崎夫婦 「え~まだ後輩君の寝顔が見たかったのに····」
神崎 「少し見れたんだから十分でしょ。」
神崎夫婦 「しょうがないな~、じゃあ明日の朝に見せてね。」
神崎 「はいはい·····」
······両親が帰って来るとこれだから面倒なんだよな~
明日、光輝が起きたら両親のこと伝えとかないとな····
色々ありすぎて頭痛いわ。
もう寝よう。
神崎 「··············zzz」
〈ピコン〉
·······またスマホの通知····伯父さんからか。
何々·····
伯父 『すまん····止められなかった。たぶん佐智子達、もう来るわ。』
神崎 『約束と違うじゃないか!』
伯父 『すまん·····。流石に神崎家のボディーガードが強すぎて俺の部下じゃ歯が立たなかった。』
神崎 「まぁそれならしょうがないか。あの人達は伯父さんの部下と違って戦闘のプロだから。」
伯父 「そうか納得してくれたか。」
神崎 「うん。」
伯父 「じゃあ伯父さん、病院に行かないとだからじゃあな。」
神崎 「じゃあね。」
······流石にコテンパンにされたか。
あの人達、お父さん達を守るためなら容赦がないからな·····
しょうがない、僕がどうにかするしかないか。
〈コンコンコン〉
······うわ····もう家の中にいた。
一応光輝を隠すか?いや····玄関に光輝の靴が置きっぱだから意味ないか。
しょうがない、友達作戦で。
神崎 「はい、どうぞ。」
〈ガチャ〉
神崎夫婦 「ただいま~優〈ギュ~〉」
神崎 「苦しいよ~父さん、母さん。」
神崎夫婦 「だって久しぶりに会えたから嬉しくて····」
神崎 「3月にも1回来てるのに大げさだよ。」
神崎夫婦 「まぁそうだけど、2ヶ月は十分久しぶりだよ。」
神崎 「そっか····まぁこれで僕と会えたんだから帰ってよ。」
神崎母 「まだ来たばかりだから流石に帰らないわよ。」
神崎父 「どうした?何かやましいことでもあるのか?」
神崎 「別に····男友達が遊びに来てるから邪魔されたくないだけ。」
神崎母 「見慣れない靴があると思ったらそういうことね。」
神崎父 「本当だ、ベッドに誰か寝ているね。泊まっているのは八王子君かい?」
神崎 「違う。部活の後輩。」
神崎夫婦 「そっか···」
神崎 「今熟睡しているから、起こさないであげてね。」
神崎母 「流石にそんなことはしないわよ。でも顔は見ていい?」
神崎 「ちょっとだけね。」
神崎母 「わかったわ、どれどれ····あら可愛い顔してるじゃない。」
神崎父 「どれどれ·····本当だ、一瞬女の子だと勘違いしちゃったよ。」
神崎 「はい!見るのは終わりね。ほらもう部屋から出て〈グイグイ〉」
神崎夫婦 「え~まだ後輩君の寝顔が見たかったのに····」
神崎 「少し見れたんだから十分でしょ。」
神崎夫婦 「しょうがないな~、じゃあ明日の朝に見せてね。」
神崎 「はいはい·····」
······両親が帰って来るとこれだから面倒なんだよな~
明日、光輝が起きたら両親のこと伝えとかないとな····
色々ありすぎて頭痛いわ。
もう寝よう。
神崎 「··············zzz」
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