148 / 222
148話 久しぶりの部活
しおりを挟む
放課後。
·····部活久しぶりだな。
優以外はほぼ会ってなかったからドキドキする。
〈ガラガラ····〉
宮部 「すみません~遅くなりました。」
神崎 「来たね、宮部君。」
中村 「おっす☆宮部君。」
田中 「久しぶり宮部。」
宮部 「どうも。」
八王子 「宮部、後輩のクセに遅いぞ。」
宮部 「すみません。」
中村 「え!八王子どうした?テスト勉強期間前は宮部君に対してそんなじゃなかったじゃん?」
八王子 「先輩らしくしているだけ。」
中村 「そっか···。でもそんな態度だと後輩に好かれないぞ。」
八王子 「宮部は別にいい。田中には優しくするけど〈ナデナデ〉」
田中 「先輩·····恥ずかしいからやめてくださいよ。」
八王子 「別に頭撫でてるだけだけど?」
田中 「なんか子供扱いされているみたいで照れます。」
八王子 「そう?それはごめんね。もうやらないよ。」
田中 「いや···たまになら別に····」
八王子 「わかった〈ナデナデ〉」
田中 「今はやめてください。〈ペシ〉」
八王子 「しょうがないな····〈ボソッ〉アトデネ。」
田中 「····ハイ」
中村 「なんか部の雰囲気が変わったな。」
神崎 「気の所為だよ。」
中村 「そうかな?」
神崎 「そうだよ。それより今日の活動を始めよう。」
神崎以外 「はい(わかった)」
神崎 「まぁ活動って言っても、来週の体育祭当日の写真部の動きとかの説明しかないんだけどね。」
八王子 「結局、撮影係はやるんだな。」
神崎 「まぁな。」
中村 「そういえばテスト期間前に応募したフォトコンテストの結果はどうなった?」
神崎 「まだ発表されてないのもあるけど、小さいコンテストではいくつか最優秀賞をもらったよ。」
中村 「やっぱすげぇなお前。」
八王子 「流石。」
田中&宮部 「おめでとうございます。」
神崎 「ありがとうみんな。」
中村 「でもそれなら体育祭の撮影係はやらなくていいんじゃないか?」
神崎 「生徒会の人に聞いてみたけど、『小さいコンテストの最優秀賞じゃ実績として足りない』って言われたよ。」
中村 「そっか····残念。」
八王子 「まぁ1日だけだからいいじゃないか。」
中村 「そうだな。」
神崎 「まぁそういうことだから、来週は撮影係を頑張ろうね。」
神崎以外 「はい(おぅ)」
神崎 「じゃあ解散。」
八王子&中村 「神崎、流石にこれで終わりは違うだろ。」
神崎 「そう?」
八王子 「当日どのように撮影するかの説明がゼロじゃないか。」
神崎 「あーそうだった·····じゃあ手短に。1年はこの高校の体育祭の流れがよくわからないだろうから僕達3人の誰かと当日はペアで行動してもらいます。」
田中 「ペアって決めてあるんですか?」
神崎 「決めてないから選んで。」
田中&宮部 「わかりました。じゃあ····神崎先輩で。え?かぶった。」
神崎 「じゃんけんだね。」
田中&宮部 「わかりました。じゃんけん·····ほい」
田中はグーで僕はパーだった。
田中 「負けた····」
宮部 「勝った♪」
神崎 「田中は負けたから残りの2人のどちらかと組んで。」
田中 「じゃあ八王子先輩でお願いします。」
八王子 「よろしくな田中。」
田中 「はい。」
中村 「え~俺人望な····」
田中&宮部 「すみません。実力で選んでしまいました。」
中村 「〈グサッ〉ショック~」
田中 「でも中村先輩はいい先輩とは思ってますよ。」
宮部 「はい、僕もそう思います。」
中村 「そう?それならいいや。」
神崎 「じゃあペアも決まったし解散。」
八王子 「神崎、さっきから終わらせようとしてるけど何かあるのか?」
神崎 「別に。テストで疲れたから早く家に帰りたいだけ。」
八王子 「お前、テスト余裕だったくせに。」
神崎 「まぁそうだけど、なんか日常と違うリズムだと疲れるときあるじゃん。だから今日は終わりにしたい。」
八王子 「しょうがないな~じゃあ今日は終わりにするか、みんな帰ろう。」
八王子&神崎以外 「はい(わかった)」
神崎 「僕は部室で少し寝てから帰るわ。」
八王子 「わかった。」
神崎 「あ···宮部君は残って。体育祭のとき、一緒に行動するから話したいこともあるし。」
宮部 「わかりました。」
八王子 「じゃあ僕達は帰るわ。」
神崎 「じゃあな。」
〈ガラガラ·····〉
神崎 「光輝〈ギュッ〉」
宮部 「優、寝るんじゃなかったの?」
神崎 「だって····やっと光輝に甘えられるから。」
宮部 「〈ナデナデ〉昼休みは結局、逢えなかったしね。」
神崎 「うん。写真部の部長としてやらないといけないことがたくさんあったから。」
宮部 「そっか····お疲れ·····チュ。僕の膝で少し寝る?」
神崎 「そうする。〈ズッ〉極上の枕だよ。」
宮部 「良かった。1時間経ったら起こすからそれまで寝てな。」
神崎 「わかった·······すぅ·····スゥ······zzz」
〈プニ〉
·····寝てる。
ホントに疲れが溜まってたんだな。
このまま寝かせてあげよう。
おやすみ優。
1時間後。
宮部 「········zzz」
神崎 「光輝寝てる·····可愛いな♡僕の家に運ぼう〈ズシッ〉」
宮部 「優·····流石に拳は無理····zzz」
神崎 「変な寝言w」
·····部活久しぶりだな。
優以外はほぼ会ってなかったからドキドキする。
〈ガラガラ····〉
宮部 「すみません~遅くなりました。」
神崎 「来たね、宮部君。」
中村 「おっす☆宮部君。」
田中 「久しぶり宮部。」
宮部 「どうも。」
八王子 「宮部、後輩のクセに遅いぞ。」
宮部 「すみません。」
中村 「え!八王子どうした?テスト勉強期間前は宮部君に対してそんなじゃなかったじゃん?」
八王子 「先輩らしくしているだけ。」
中村 「そっか···。でもそんな態度だと後輩に好かれないぞ。」
八王子 「宮部は別にいい。田中には優しくするけど〈ナデナデ〉」
田中 「先輩·····恥ずかしいからやめてくださいよ。」
八王子 「別に頭撫でてるだけだけど?」
田中 「なんか子供扱いされているみたいで照れます。」
八王子 「そう?それはごめんね。もうやらないよ。」
田中 「いや···たまになら別に····」
八王子 「わかった〈ナデナデ〉」
田中 「今はやめてください。〈ペシ〉」
八王子 「しょうがないな····〈ボソッ〉アトデネ。」
田中 「····ハイ」
中村 「なんか部の雰囲気が変わったな。」
神崎 「気の所為だよ。」
中村 「そうかな?」
神崎 「そうだよ。それより今日の活動を始めよう。」
神崎以外 「はい(わかった)」
神崎 「まぁ活動って言っても、来週の体育祭当日の写真部の動きとかの説明しかないんだけどね。」
八王子 「結局、撮影係はやるんだな。」
神崎 「まぁな。」
中村 「そういえばテスト期間前に応募したフォトコンテストの結果はどうなった?」
神崎 「まだ発表されてないのもあるけど、小さいコンテストではいくつか最優秀賞をもらったよ。」
中村 「やっぱすげぇなお前。」
八王子 「流石。」
田中&宮部 「おめでとうございます。」
神崎 「ありがとうみんな。」
中村 「でもそれなら体育祭の撮影係はやらなくていいんじゃないか?」
神崎 「生徒会の人に聞いてみたけど、『小さいコンテストの最優秀賞じゃ実績として足りない』って言われたよ。」
中村 「そっか····残念。」
八王子 「まぁ1日だけだからいいじゃないか。」
中村 「そうだな。」
神崎 「まぁそういうことだから、来週は撮影係を頑張ろうね。」
神崎以外 「はい(おぅ)」
神崎 「じゃあ解散。」
八王子&中村 「神崎、流石にこれで終わりは違うだろ。」
神崎 「そう?」
八王子 「当日どのように撮影するかの説明がゼロじゃないか。」
神崎 「あーそうだった·····じゃあ手短に。1年はこの高校の体育祭の流れがよくわからないだろうから僕達3人の誰かと当日はペアで行動してもらいます。」
田中 「ペアって決めてあるんですか?」
神崎 「決めてないから選んで。」
田中&宮部 「わかりました。じゃあ····神崎先輩で。え?かぶった。」
神崎 「じゃんけんだね。」
田中&宮部 「わかりました。じゃんけん·····ほい」
田中はグーで僕はパーだった。
田中 「負けた····」
宮部 「勝った♪」
神崎 「田中は負けたから残りの2人のどちらかと組んで。」
田中 「じゃあ八王子先輩でお願いします。」
八王子 「よろしくな田中。」
田中 「はい。」
中村 「え~俺人望な····」
田中&宮部 「すみません。実力で選んでしまいました。」
中村 「〈グサッ〉ショック~」
田中 「でも中村先輩はいい先輩とは思ってますよ。」
宮部 「はい、僕もそう思います。」
中村 「そう?それならいいや。」
神崎 「じゃあペアも決まったし解散。」
八王子 「神崎、さっきから終わらせようとしてるけど何かあるのか?」
神崎 「別に。テストで疲れたから早く家に帰りたいだけ。」
八王子 「お前、テスト余裕だったくせに。」
神崎 「まぁそうだけど、なんか日常と違うリズムだと疲れるときあるじゃん。だから今日は終わりにしたい。」
八王子 「しょうがないな~じゃあ今日は終わりにするか、みんな帰ろう。」
八王子&神崎以外 「はい(わかった)」
神崎 「僕は部室で少し寝てから帰るわ。」
八王子 「わかった。」
神崎 「あ···宮部君は残って。体育祭のとき、一緒に行動するから話したいこともあるし。」
宮部 「わかりました。」
八王子 「じゃあ僕達は帰るわ。」
神崎 「じゃあな。」
〈ガラガラ·····〉
神崎 「光輝〈ギュッ〉」
宮部 「優、寝るんじゃなかったの?」
神崎 「だって····やっと光輝に甘えられるから。」
宮部 「〈ナデナデ〉昼休みは結局、逢えなかったしね。」
神崎 「うん。写真部の部長としてやらないといけないことがたくさんあったから。」
宮部 「そっか····お疲れ·····チュ。僕の膝で少し寝る?」
神崎 「そうする。〈ズッ〉極上の枕だよ。」
宮部 「良かった。1時間経ったら起こすからそれまで寝てな。」
神崎 「わかった·······すぅ·····スゥ······zzz」
〈プニ〉
·····寝てる。
ホントに疲れが溜まってたんだな。
このまま寝かせてあげよう。
おやすみ優。
1時間後。
宮部 「········zzz」
神崎 「光輝寝てる·····可愛いな♡僕の家に運ぼう〈ズシッ〉」
宮部 「優·····流石に拳は無理····zzz」
神崎 「変な寝言w」
10
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる