君だけを撮りたい

メタボ戦士

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113話 登校前

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〈ピピピ·····ピピピ····〉

 ······アラームうるさっ!眠い、結局3時間しか寝てない。
 最後動物プレイなんてヤラなければ5時間は睡眠時間を確保することが出来たのにな·····
 まぁタラレバを考えてもしょうがない、シャワーを浴びて少しでも頭をスッキリさせよう。


 シャワー後。

 ·····まだ眠い。
 そういえば優は僕が起きたときにはいなかったけど、朝食でも作ってんのかな。

〈グー·····〉

 お腹も空いたからダイニングに行くか······


神崎 「おはよう光輝。」

宮部 「おはよう優、もう朝食出来たんだね。」

神崎 「うん、ちょうど光輝を呼びに行くつもりだったからグッドタイミングだね。」

宮部 「そうだね、今日の朝食は何?」

神崎 「今、持ってくるね····はい。」

宮部 「カレーパスタにシーザーサラダ、野菜スムージー。夕食と変えてきたね。」

神崎 「低GIの食品を使った朝食は眠くなりにくいらしいから、そのことを考えて作ったよ。」

宮部 「ありがとう。どれも美味しそうだね。」

神崎 「モリモリ食べてお互い今日のテスト頑張ろうね。」

宮部 「うん。」

 
 朝食後。

宮部 「美味しかった~ご馳走様。」

神崎 「光輝····」

宮部 「何?」

神崎 「これあげる。」

宮部 「何これ?」

神崎 「ラムネ····テストが始まる30分前に食べると集中力が上がるから持ってて。」

宮部 「ありがとう。優にもらったラムネだからご利益ありそうw。」

神崎 「そうだと嬉しいな。」
 
宮部 「きっとあるよ。」

神崎 「あのさ····光輝」

宮部 「優何?」

神崎 「学校までまだ時間があるから勉強を見てあげる。昨日たくさん邪魔しちゃったから。」

宮部 「ありがとう、そうしてもらおうかな。」

神崎 「朝は頭に入りやすいから、みっちり今日のテストの教科でわからないところを教えてあげる。」

宮部 「神崎先生····お願いします。」

神崎 「『先生····』と光輝に呼ばれると何かのプレイみたいだね。」

宮部 「先生✕生徒みたいなw」

神崎 「ハハッ····いいねw今日のテスト後はそのプレイでヤる?あっ···来れないか····」

宮部 「泊まりは無理だけど、優の家に行くのはいいよ。」

神崎 「え····ホント?」

宮部 「うん、テストの息抜きに優と遊びたいし。」

神崎 「やったー楽しみ。」

宮部 「そんなことより早くテスト範囲のわからないところ教えてよ。」

神崎 「そうだったね。」

 その後学校に行く時間ギリギリまで優にみっちりとわからないところを教えてもらった。
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