君だけを撮りたい

50話 お昼前

　写真の鑑賞会が終わった頃、お昼前だった。

神崎　「昼食どうする？」

宮部　「ピザが食べたい。」

神崎　「じゃあ宅配で頼むけど何にする？」

宮部　「いつも選ぶの面倒くさくて期間限定のやつにしてるけど、優か食べたいのでいいよ。」

神崎　「それだと責任重大だから一緒に選ぼう。」
　
宮部　「わかったよ。」

　それで期間限定の韓国のやつ、マルゲリータ、トロピカルのMサイズをスマホで注文した。

宮部　「優にはいつも奢らせ過ぎているからワリカンにしよう。」

神崎　「いいのに·····全然奢るよ。」

宮部　「いや、『ピザが食べたい』と言ったのは僕だからワリカンにする。

神崎　「別に金じゃなくて身体で払ってくれた方が嬉しいのに····」

宮部　「今日は絶対ワリカンにするけど、身体で払う場合は何をさせるの？」

神崎　「そりゃーカメラで撮影するために着せてみたい衣装を着せて、色々なポーズをとる操り人形になってもらうよ。」

宮部　「別に奢られなくてもそれぐらいやるけど。」

神崎　「いいの？撮影するとき、エロい衣装を着せたりエロいポーズをさせるけど。」

宮部　「僕以外の誰にも撮影した写真を見せないならいいよ。」

神崎　「じゃあ···夜にやってくれる？」

宮部　「もちろん。」

神崎　「楽しみにしてる。さてピザが来るまで暇だから何する？」

宮部　「運動した後に食べるピザは格別だからあれ1択じゃない。」

神崎　「そうだね。ピザの宅配が最短でも約25分ぐらいだから1～２回は確実に出来るからやろう。」

　ピザが来るまで何度も体を重ねた。

　宅配が来たとき、急いで服に着替えて受け取った。