君だけを撮りたい

メタボ戦士

文字の大きさ
上 下
11 / 222

11話 放課後 ※エロ

しおりを挟む
 放課後、今日は部活がないので家に帰ろうと学校から出ようとしたら「宮部君」と誰かに呼び止められた。

 振り向くと神崎先輩だった。

宮部 「何ですか?今日は休みですよね。」

神崎 「そうなんだけど一緒に遊びに行かない?」

宮部 「嫌ですけど。」

神崎 「まぁそんなこと言わないで少しだけだから~」

宮部 「何で僕なんですか?他にいっぱいいるでしょ。」

神崎 「君がいい。そんな理由じゃ駄目かな。」

宮部 「よくこんな人がたくさん通る場所で恥ずかしいこと言えますね。」

神崎 「なりふりかまっていられないから。それぐらい一緒に遊びたい。」

宮部 「もうわかりましたよ。断っても諦めないで家までついて来そうなので遊びに付き合いますよ。」

神崎 「やったー」

宮部 「何処に行くんですか?」

神崎 「映画館。今面白いやつたくさん上映しているからどう?」

宮部 「奢りならいいですよ。」

神崎 「もちろんいいよ。ポップコーンとジュースもセットで。」

宮部 「いいですよ、行きましょう。」

 それから僕達は映画館に行き、映画をみた。

 アクションものでわりと面白かったが、途中で謎の眠気におそわれて寝た。

 しばらくして目が覚めたら、知らない部屋にいた。
 
 そして何故か手足が拘束されていた。

 ·····えっどういうこと?さっきまで映画館にいたはずなのに···
 あと神崎先輩がいないけど何処に行ったんだろ心配だな····。
 
 そんなことを考えていたら、今いる部屋の唯一のドアが開いて神崎先輩が出てきた。

宮部 「これはどういうことですか神崎先輩!?」

神崎 「手荒なことしてごめん!どうしても手足を拘束した君を撮影したくて映画館で買った君用のジュースにこっそり睡眠薬を入れて眠らせてここまで運んだ。」

宮部 「ここまでするなんて異常です。」

神崎 「ごめん。でもこれは僕の愛情表現の1つだから許してほしい。」

宮部 「無理です。このことを警察に言ってあなたを逮捕してもらいます。」

神崎 「そんなこと言っていいのかな····」

宮部 「どういうことですか?」

神崎 「実は目を覚ます前にスマホで君の裸を撮影した。もし警察とかにバラすなら君の裸の画像をネット上にばら撒くけどいいの?」

宮部 「脅しですか。誕生日のとき僕のことが好きと言ってくれたのに。」

神崎 「ごめん。逮捕はされたくないからこの方法しかなかった。」

宮部 「最低です。もう····誰にも言わないのでこの拘束外して家に帰らせてください。」

神崎 「それは無理。」

宮部 「何でですか!」

神崎 「信用出来ないから。」

宮部 「じゃあどうすれば信用してもらえますか?」

神崎 「僕を抱いてよ。」

宮部 「はっ?」

神崎 「君から僕を抱いているところを撮影したデータが貰えれば、家に帰っていいよ。」

宮部 「嫌ですけど。」

神崎 「断るなら一生僕の家で暮らすことになるけどいいの?」

宮部 「それはあり得ませんよ。母は1日でも僕が無断外泊したら警察署に行き、行方不明届けを出すと思うので先輩が逮捕されて終わりです。」

神崎 「僕が逮捕されたとき、警察に連れてかれる前に君の裸の画像をネット上にばら撒くけどいいの?」

宮部 「クソッ駄目か····」

神崎 「抱くしかないんだよ。抱くしか·····」

宮部 「わかりましたよ、抱きます。それで満足ですか?」

神崎 「ありがとう。カメラのセット準備があるから待っててね。」

宮部 「·····はい」

 その後撮影している中、コンドームをつけて嫌々神崎先輩を抱いた。

 童貞をこんなことで捨てて不愉快だったし、神崎先輩の尻穴にちんこを挿入するときの感触が気持ち悪かった。

神崎 「良いものが撮影出来たよ、ありがとう。」

宮部 「·····はい。あの····もう帰っていいですか?」

神崎 「いいよ、君が警察とかに言えないように弱みも握れたから。また来週学校でね。」

宮部 「·····はい。」

 体と精神が干乾びたような気分で家に帰った。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ドSな義兄ちゃんは、ドMな僕を調教する

天災
BL
 ドSな義兄ちゃんは僕を調教する。

支配された捜査員達はステージの上で恥辱ショーの開始を告げる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる

天災
BL
 高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

親父は息子に犯され教師は生徒に犯される!ド淫乱達の放課後

BL
天が裂け地は割れ嵐を呼ぶ! 救いなき男と男の淫乱天国! 男は快楽を求め愛を知り自分を知る。 めくるめく肛の向こうへ。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

処理中です...