君だけを撮りたい

メタボ戦士

文字の大きさ
上 下
9 / 222

9話 解散後

しおりを挟む
 解散した後。 

神崎 「宮部君、ちょっといい?」

宮部 「何ですか?」

神崎 「ちょっと話したいことがある。2人で話したいから他のみんなは帰ってくれ。」

田中 「え····何ですか?」

八王子 「田中、2人の邪魔をするのはよそう。ほら、帰るぞ。」

中村 「そうだよ、帰ろう。」

田中 「·····わかりました。」

神崎 「ありがとう2人とも。」

八王子 「どうってことないよ。」

中村 「そうそう。」

 その後3人は帰った。

宮部 「わざわざ他の3人を帰らせて神崎先輩は何を話したいんですか?」

神崎 「実は前から······」

宮部 「何ですか?ためて。」

神崎 「宮部君、君だけを撮りたいと思っていたんだ。」

宮部 「どういうことですか?」

神崎 「君の顔が僕の好みで前から君単体で写真を撮りたいと思ってたんだ。」

宮部 「それならいつでも撮れたんじゃないですか。」

神崎 「許可を取らずに撮ったら君に嫌われるし、許可を取ろうとしてもどうせ断られるから今まで言えなかった。」

宮部 「何で今日は言ったんですか。」

神崎 「誕生日だから撮らせてくれると思って·····駄目かな?」

宮部 「別に1枚ならいいですけど、どうして僕何ですか?田中君とか他の先輩達の方がきれいな顔をしてますよ。」

神崎 「君の顔が僕の好みドンピシャだからだよ。他では補えることは出来ない!」 

宮部 「同性とは付き合えませんよ。」

神崎 「それでもいい!君の写真を撮れれば幸せだ。」

宮部 「やっぱり変な人ですね。ほら写真撮ってくださいよ。」

神崎 「ありがとう、早速撮らせてもらうよ。」

神崎 「約束通り1枚だけ撮らせてもらったよ、ありがとう。スマホの壁紙にするよ。」

宮部 「恥ずかしいので本当は嫌ですけど、今日は誕生日なので特別ですよ。」

神崎 「ありがとう。」

宮部 「先輩の話したいことも終わったようですし、帰りますね。さようなら。」

神崎 「さようなら、また部活で。」

宮部 「はい。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ドSな義兄ちゃんは、ドMな僕を調教する

天災
BL
 ドSな義兄ちゃんは僕を調教する。

支配された捜査員達はステージの上で恥辱ショーの開始を告げる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる

天災
BL
 高校生の僕は、大学生のお兄さんに捕まって責められる。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

親父は息子に犯され教師は生徒に犯される!ド淫乱達の放課後

BL
天が裂け地は割れ嵐を呼ぶ! 救いなき男と男の淫乱天国! 男は快楽を求め愛を知り自分を知る。 めくるめく肛の向こうへ。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

処理中です...