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5話 写真部の活動
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放課後。
〈ガラガラ〉
宮部 「遅くなりました。」
神崎 「まだ始まる前だから大丈夫だよ。〈パチッ〉」
·····何だ気色悪い右目ウインクだな。
ああ····昨日のことは言うなってことか!
まぁ言うつもりは元々なかったけど。
宮部 「良かったです。〈パチッ〉」
神崎 「全員揃ったところで部活始めるか。今日の課題はスマホで撮ったものをSNSに投稿してもらうよ。Xやインス●グラムとかの情報発信ツールで。」
宮部 「僕そういう系やってないんですけど。」
神崎 「この機会にやってみよう。」
宮部 「そういうのって個人情報が流出しそうで嫌です。」
神崎 「それならL●NEならどう?宮部君だけ写真部のグループL●NEに入っていなかったからこの機会に入ろう。そこで撮った写真を見せよう。」
宮部 「L●NEもやっていないです。それに他のやつとそんな変わらないんじゃないですか。」
田中 「お前空気読めよ、せっかく神崎先輩が譲歩しているのだから。」
宮部 「何だよ、うるさいな。」
田中 「うるさいとは何だよこの野郎!」
神崎 「まぁ2人とも喧嘩しないで仲良くしよう。それに今回は僕が悪かった。SNSをあまりやっていない宮部君に寄り添わないで写真投稿をやらせようとしたから。」
田中 「神崎先輩は悪くないですよ、宮部が毎回後ろ向きなこと言うのが悪いんですよ。」
宮部 「なんだと!」
神崎 「喧嘩はやめて!じゃあ間をとって写真を撮ったらSNS投稿じゃなく学校のプロジェクターで見ることにしよう
。それならいいかい?」
宮部 「SNSに個人情報が出ないなら。」
田中 「先輩がそれでいいならいいです。」
神崎 「決定、じゃあ写真を撮りに行こう。撮る場所は自由。エロいのは禁止で。」
神崎以外 「はい。」
その後部室から出て写真を撮りに行った。
面倒臭かったので適当に空の雲を撮ってやめた。
部室に戻ってユー●ューブで猫の動画を見漁った。
それからしばらくして全員帰って来て写真鑑賞会が始まった。
鑑賞会は専門的な用語が飛び交ってて聞いていたら眠くなったので寝た。
起きたとき部活が終わっていた。
体にブランケットがかかっていた。
そのブランケットのタグに神崎と書いてあった。
洗って返さないといけないので面倒臭いと思った。
僕以外みんな帰ったようなので部室から出て鍵をかけようとしたら「ちょっと待って」と僕の後ろから声が聞こえた。
振り向くと神崎先輩がいた。
宮部 「もう帰ったんじゃないんですか?」
神崎 「鍵閉めは部長の仕事だから宮部君が起きるのを待っていた。」
宮部 「別にすぐに起こせば良かったじゃないですか。」
神崎 「寝顔が可愛くて·····いや今の言葉は忘れてくれ。あと部室にまだ荷物があるから開けてくれないか。」
宮部 「わかりました。あの鍵とブランケットはどうすれば?」
神崎 「僕がもらうよ。」
宮部 「わかりました、はい。」
神崎 「ありがとう。じゃあさようなら。」
宮部 「はい、さようなら。」
わりと寝ていたようで学校の外に出たら暗くなっていた。
·····神崎先輩どうして寝顔が可愛いなんて言ったのだろう。
まぁ変わり者の気持ちなんて考えたところでわかるはずがない。
寄り道せずに家に帰った。
〈ガラガラ〉
宮部 「遅くなりました。」
神崎 「まだ始まる前だから大丈夫だよ。〈パチッ〉」
·····何だ気色悪い右目ウインクだな。
ああ····昨日のことは言うなってことか!
まぁ言うつもりは元々なかったけど。
宮部 「良かったです。〈パチッ〉」
神崎 「全員揃ったところで部活始めるか。今日の課題はスマホで撮ったものをSNSに投稿してもらうよ。Xやインス●グラムとかの情報発信ツールで。」
宮部 「僕そういう系やってないんですけど。」
神崎 「この機会にやってみよう。」
宮部 「そういうのって個人情報が流出しそうで嫌です。」
神崎 「それならL●NEならどう?宮部君だけ写真部のグループL●NEに入っていなかったからこの機会に入ろう。そこで撮った写真を見せよう。」
宮部 「L●NEもやっていないです。それに他のやつとそんな変わらないんじゃないですか。」
田中 「お前空気読めよ、せっかく神崎先輩が譲歩しているのだから。」
宮部 「何だよ、うるさいな。」
田中 「うるさいとは何だよこの野郎!」
神崎 「まぁ2人とも喧嘩しないで仲良くしよう。それに今回は僕が悪かった。SNSをあまりやっていない宮部君に寄り添わないで写真投稿をやらせようとしたから。」
田中 「神崎先輩は悪くないですよ、宮部が毎回後ろ向きなこと言うのが悪いんですよ。」
宮部 「なんだと!」
神崎 「喧嘩はやめて!じゃあ間をとって写真を撮ったらSNS投稿じゃなく学校のプロジェクターで見ることにしよう
。それならいいかい?」
宮部 「SNSに個人情報が出ないなら。」
田中 「先輩がそれでいいならいいです。」
神崎 「決定、じゃあ写真を撮りに行こう。撮る場所は自由。エロいのは禁止で。」
神崎以外 「はい。」
その後部室から出て写真を撮りに行った。
面倒臭かったので適当に空の雲を撮ってやめた。
部室に戻ってユー●ューブで猫の動画を見漁った。
それからしばらくして全員帰って来て写真鑑賞会が始まった。
鑑賞会は専門的な用語が飛び交ってて聞いていたら眠くなったので寝た。
起きたとき部活が終わっていた。
体にブランケットがかかっていた。
そのブランケットのタグに神崎と書いてあった。
洗って返さないといけないので面倒臭いと思った。
僕以外みんな帰ったようなので部室から出て鍵をかけようとしたら「ちょっと待って」と僕の後ろから声が聞こえた。
振り向くと神崎先輩がいた。
宮部 「もう帰ったんじゃないんですか?」
神崎 「鍵閉めは部長の仕事だから宮部君が起きるのを待っていた。」
宮部 「別にすぐに起こせば良かったじゃないですか。」
神崎 「寝顔が可愛くて·····いや今の言葉は忘れてくれ。あと部室にまだ荷物があるから開けてくれないか。」
宮部 「わかりました。あの鍵とブランケットはどうすれば?」
神崎 「僕がもらうよ。」
宮部 「わかりました、はい。」
神崎 「ありがとう。じゃあさようなら。」
宮部 「はい、さようなら。」
わりと寝ていたようで学校の外に出たら暗くなっていた。
·····神崎先輩どうして寝顔が可愛いなんて言ったのだろう。
まぁ変わり者の気持ちなんて考えたところでわかるはずがない。
寄り道せずに家に帰った。
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