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4話 週2の約束は?
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写真部に入部してから僕の周りは騒がしくなった。
部活は週2の約束なのに何故か写真部の人達が『一緒に帰ろう』と下駄箱前で待ち伏せをしてくるので、諦めて一緒に帰っている。
·····何で一緒に帰るかって?
そんなの断ってもついて来るとわかるからさ。
部活の入部のときの粘り強さを体験したからこそ断ってもしょうがないとわかる。
一緒に帰るとき、奢りに釣られてたまにファミレスやラーメン屋に行く。
食べ盛りの若者だから写真部のメンバーと一緒に出来るだけいたくないけど、つい行ってしまう。
神崎先輩達に『奢れば断らない後輩』と思われるのは嫌だが、タダと言われると弱い。
貧乏ではないが娯楽に関することはお小遣いから払わないといけないので、放課後お腹が空いたら外食だといくらあっても足りない。
だから釣られてしまう。
今日も部活がないから帰りに何か食べることになるだろう·····
そう思っていたが違った。
いつもは下駄箱前に待ち伏せしているのに今日はいなかった。
静かなのは楽でいいけど、何か食べる気分になっていたので1人でラーメン屋に行くことにした。
学校近くの美味しいと噂のラーメン屋に行った。
入店すると格好は違うけど見覚えのある顔があった。
宮部 「神崎先輩····?」
神崎 「いらっしゃいませー、えっ!?」
宮部 「偶然ですね。」
神崎 「仕事中だから、ちょっとごめんね。」
宮部 「すみません、つい驚いて。おすすめは何ですか?」
神崎 「タンメンが美味しいよ。」
宮部 「それにします。」
神崎 「ラーメン屋で働いていることは写真部のメンバーには秘密にしてね。」
宮部 「わかりました。」
その後注文したタンメンがきて美味しくてすぐに完食した。
お会計をして家に帰った。
·····でもまさか神崎先輩がラーメン屋でアルバイトとは·····
金持ちと思っていたから意外だったな。
部活は週2の約束なのに何故か写真部の人達が『一緒に帰ろう』と下駄箱前で待ち伏せをしてくるので、諦めて一緒に帰っている。
·····何で一緒に帰るかって?
そんなの断ってもついて来るとわかるからさ。
部活の入部のときの粘り強さを体験したからこそ断ってもしょうがないとわかる。
一緒に帰るとき、奢りに釣られてたまにファミレスやラーメン屋に行く。
食べ盛りの若者だから写真部のメンバーと一緒に出来るだけいたくないけど、つい行ってしまう。
神崎先輩達に『奢れば断らない後輩』と思われるのは嫌だが、タダと言われると弱い。
貧乏ではないが娯楽に関することはお小遣いから払わないといけないので、放課後お腹が空いたら外食だといくらあっても足りない。
だから釣られてしまう。
今日も部活がないから帰りに何か食べることになるだろう·····
そう思っていたが違った。
いつもは下駄箱前に待ち伏せしているのに今日はいなかった。
静かなのは楽でいいけど、何か食べる気分になっていたので1人でラーメン屋に行くことにした。
学校近くの美味しいと噂のラーメン屋に行った。
入店すると格好は違うけど見覚えのある顔があった。
宮部 「神崎先輩····?」
神崎 「いらっしゃいませー、えっ!?」
宮部 「偶然ですね。」
神崎 「仕事中だから、ちょっとごめんね。」
宮部 「すみません、つい驚いて。おすすめは何ですか?」
神崎 「タンメンが美味しいよ。」
宮部 「それにします。」
神崎 「ラーメン屋で働いていることは写真部のメンバーには秘密にしてね。」
宮部 「わかりました。」
その後注文したタンメンがきて美味しくてすぐに完食した。
お会計をして家に帰った。
·····でもまさか神崎先輩がラーメン屋でアルバイトとは·····
金持ちと思っていたから意外だったな。
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