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84話 朝のこと······
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······夏樹、静かだな·····
私が朝に迷惑かけたこと怒ってんのかな?
よし······謝ろう。
「「ねぇ·····あっ····ハモった。」」
「俺はいいから、美月が言って。」
「わかった、じゃあ····朝は迷惑かけてごめんね。そのせいで夏樹怒っているよね?」
「怒ってないけど。」
「じゃあ何で黙り込んでいたの?」
「それは····気まずかっただけで。」
「何で?」
「だって····キスしたから。」
「本当にしたんだね。でも何で?」
「かくかくしかじかで······」
「マジか·····そんなの本気にしないで無視すればいいのに。」
「ノリでついやっちゃって。」
「遊園地のときもそうだったよね。」
「あぁ·····あのときもね。ごめん·······」
「いいよ、変になってた私も悪いし。それより2度目のキスの味はどうでしたw?」
「聞きたいの?」
「覚えてないから気になるよ~w教えて♪」
「レモン味。」
「プッ····嘘でしょw『ファーストキスはレモンの味』というフレーズは聞いたことあるけど、あれはフィクションだし。」
「本当にしたけどな····」
「たぶん私が使っているマウスウォッシュがシトラスだからじゃない?
「それでか·····」
「謎が解決して良かったわね。」
「いや····まだ解決していないことがあるよ。」
「何?」
「人って酔っているときに本音を漏らすらしいけど、あのときに言った『だ~いすき♡、ずっと傍にいて』って何?」
「ノーコメント。」
「何で?」
「だって無意識で覚えてないから言うことはないもの。」
「そっか····無意識で告白したんだw」
「勘違いしないでよね。告白したつもりはないから。」
「そうなん?あの告白は偽りだったん?うわ····男心を弄ばれたわ·····」
「別に本気にしてないでしょ。」
「バレたw?」
「バレてるよ。」
「流石美月w」
「こんなことを褒められても嬉しくないな。〈グゥ~〉ごめん····お腹が鳴っちゃったw」
「夕方だしな。なんか食べに行く?」
「行く~♪」
「じゃあこの近くにドーナツ屋があるんだけどそこはどう?」
「いいね♪行こう。」
「おぅ····」
私が朝に迷惑かけたこと怒ってんのかな?
よし······謝ろう。
「「ねぇ·····あっ····ハモった。」」
「俺はいいから、美月が言って。」
「わかった、じゃあ····朝は迷惑かけてごめんね。そのせいで夏樹怒っているよね?」
「怒ってないけど。」
「じゃあ何で黙り込んでいたの?」
「それは····気まずかっただけで。」
「何で?」
「だって····キスしたから。」
「本当にしたんだね。でも何で?」
「かくかくしかじかで······」
「マジか·····そんなの本気にしないで無視すればいいのに。」
「ノリでついやっちゃって。」
「遊園地のときもそうだったよね。」
「あぁ·····あのときもね。ごめん·······」
「いいよ、変になってた私も悪いし。それより2度目のキスの味はどうでしたw?」
「聞きたいの?」
「覚えてないから気になるよ~w教えて♪」
「レモン味。」
「プッ····嘘でしょw『ファーストキスはレモンの味』というフレーズは聞いたことあるけど、あれはフィクションだし。」
「本当にしたけどな····」
「たぶん私が使っているマウスウォッシュがシトラスだからじゃない?
「それでか·····」
「謎が解決して良かったわね。」
「いや····まだ解決していないことがあるよ。」
「何?」
「人って酔っているときに本音を漏らすらしいけど、あのときに言った『だ~いすき♡、ずっと傍にいて』って何?」
「ノーコメント。」
「何で?」
「だって無意識で覚えてないから言うことはないもの。」
「そっか····無意識で告白したんだw」
「勘違いしないでよね。告白したつもりはないから。」
「そうなん?あの告白は偽りだったん?うわ····男心を弄ばれたわ·····」
「別に本気にしてないでしょ。」
「バレたw?」
「バレてるよ。」
「流石美月w」
「こんなことを褒められても嬉しくないな。〈グゥ~〉ごめん····お腹が鳴っちゃったw」
「夕方だしな。なんか食べに行く?」
「行く~♪」
「じゃあこの近くにドーナツ屋があるんだけどそこはどう?」
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