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60話 水族館⑭
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「わぁ···どれも可愛い~~♪」
「テンション高いな·····」
「こんなに可愛い物がたくさんあるのに夏樹はテンション上がらないの?」
「可愛いとは思うけどそこまでテンションは上がらないな····」
「あっそう。じゃあお揃いでチンアナゴのストラップを買おうと思ってたけど、夏樹がいらないならいいか·····」
「別にいらないとは言ってないだろ。」
「え?欲しいの?」
「何でチンアナゴかは知らんけど、美月とお揃いなら欲しいよ。」
「へぇー欲しいんだ~wそれなら買ってあげる」
「いいよ自分で買うから。友達に理由もなく買ってもらうのは違う気がするし。」
「そう····じゃあそれぞれで買おうか。」
「うん。それより何でチンアナゴのストラップにしたか、理由が知りたいんだけど?」
「このストラップを見たら、今日の思い出を忘れない気がするからかな。『棒兄弟』とかw」
「ホントそのフレーズ好きだな。ほぼ俺に対するセクハラだからな、『棒兄弟』って。」
「まぁ直接的じゃないしいいじゃん。」
「それはそうだけど、他の奴とかに言うなよ。」
「何で?」
「美月が変態扱いされるから。」
「どうして?」
「少し考えればわかるだろ?」
「わかんない。」
「わからないなら自分で調べろ。」
「わかった、後で調べる。まぁその前にお土産じゃんじゃん買っちゃおう。」
「買い過ぎても大変だからストラップを入れて5つぐらいにしときなよ。」
「わかったよ、オカン。」
「誰がオカンだ。せめてお兄ちゃんとかじゃないの?」
「何でお兄ちゃんなん?同学年なのに。」
「まぁ身長が美月よりも高いからな。」
「何その小学校のときは足の速い男子がモテるみたいなのと同じくらいどうでもいい理屈。」
「でも身長が高い方が年上みたいだろ。俺よく高校生に間違われるし。」
「それは確かに、じゃあいいのか。」
「『夏樹お兄ちゃん』って呼んでいいぞ。」
「夏樹お兄ちゃん。」
「下にきょうだいがいないからなんか新鮮だわ。」
「あっそ。じゃあこれからはそう呼ぼうか夏樹お兄ちゃん」
「いや····同級生に言わせるのはなんか違う気がするしやっぱいいや。」
「あっそ。じゃあ買い物再開するよ夏樹。」
「おぅ。やっぱ美月は呼び捨てがしっくりくるわ。」
「あっそ。」
数十分後。
「買いたい物も買えたし帰ろうか。」
「そうだな。家まで送るよ。」
「ありがとう。」
「テンション高いな·····」
「こんなに可愛い物がたくさんあるのに夏樹はテンション上がらないの?」
「可愛いとは思うけどそこまでテンションは上がらないな····」
「あっそう。じゃあお揃いでチンアナゴのストラップを買おうと思ってたけど、夏樹がいらないならいいか·····」
「別にいらないとは言ってないだろ。」
「え?欲しいの?」
「何でチンアナゴかは知らんけど、美月とお揃いなら欲しいよ。」
「へぇー欲しいんだ~wそれなら買ってあげる」
「いいよ自分で買うから。友達に理由もなく買ってもらうのは違う気がするし。」
「そう····じゃあそれぞれで買おうか。」
「うん。それより何でチンアナゴのストラップにしたか、理由が知りたいんだけど?」
「このストラップを見たら、今日の思い出を忘れない気がするからかな。『棒兄弟』とかw」
「ホントそのフレーズ好きだな。ほぼ俺に対するセクハラだからな、『棒兄弟』って。」
「まぁ直接的じゃないしいいじゃん。」
「それはそうだけど、他の奴とかに言うなよ。」
「何で?」
「美月が変態扱いされるから。」
「どうして?」
「少し考えればわかるだろ?」
「わかんない。」
「わからないなら自分で調べろ。」
「わかった、後で調べる。まぁその前にお土産じゃんじゃん買っちゃおう。」
「買い過ぎても大変だからストラップを入れて5つぐらいにしときなよ。」
「わかったよ、オカン。」
「誰がオカンだ。せめてお兄ちゃんとかじゃないの?」
「何でお兄ちゃんなん?同学年なのに。」
「まぁ身長が美月よりも高いからな。」
「何その小学校のときは足の速い男子がモテるみたいなのと同じくらいどうでもいい理屈。」
「でも身長が高い方が年上みたいだろ。俺よく高校生に間違われるし。」
「それは確かに、じゃあいいのか。」
「『夏樹お兄ちゃん』って呼んでいいぞ。」
「夏樹お兄ちゃん。」
「下にきょうだいがいないからなんか新鮮だわ。」
「あっそ。じゃあこれからはそう呼ぼうか夏樹お兄ちゃん」
「いや····同級生に言わせるのはなんか違う気がするしやっぱいいや。」
「あっそ。じゃあ買い物再開するよ夏樹。」
「おぅ。やっぱ美月は呼び捨てがしっくりくるわ。」
「あっそ。」
数十分後。
「買いたい物も買えたし帰ろうか。」
「そうだな。家まで送るよ。」
「ありがとう。」
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