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55話 水族館⑨
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「「ご馳走様でした。」」
「美味しかったね。」
「そうだな。あっ美月、口元にお弁当が」
「え?お弁当?」
「〈ヒョイ〉パク、取ったぞ。」
「色々ツッコミたいところがあるけど口元についているやつ、恥ずいから食べないでくれる?」
「ごめん、ついやっちゃった····テヘ✴」
「今日はいいけど、次からはティッシュで拭くか指摘だけでいいから。」
「へぇ····口元にお弁当つける気まんまんじゃんw」
「さっきから『お弁当』って何?」
「『お弁当つけて何処行くの?』ってフレーズを知らない?」
「あ·····あれね。若い人でそのフレーズを使う人初めて見たわ。」
「そう?」
「せいぜい私のお母さん世代から上だよ。30代後半ぐらいの。もしかして夏樹って年齢偽装してるw?」
「してねぇわ、失礼だな。まぁ···小さい頃に母さんとか姉さんにそう言われてきたから口元の米粒=お弁当になったのかもな。」
「へぇ·····可愛い。いや····それだと私は幼児と同レベってこと?」
「そうだなw」
「ショック~」
「まぁ可愛いよ·····プッ····」
「笑ったな!」
「いや····幼児姿の美月を想像したら面白くてw」
「勝手に変な想像しないでよ〈ペシペシ〉」
「ごめんごめん·····でもスモッグ姿似合ってたよw」
「妄想を口に出さないでくれる?」
「何で?」
「恥ずいじゃん」
「···可愛いw」
「はい〈パン〉このノリ終わり。昼食も食べたし見ていない展示コーナーに行こう。」
「了解。何処行く?」
「アザラシがみたい。」
「了解。」
「美味しかったね。」
「そうだな。あっ美月、口元にお弁当が」
「え?お弁当?」
「〈ヒョイ〉パク、取ったぞ。」
「色々ツッコミたいところがあるけど口元についているやつ、恥ずいから食べないでくれる?」
「ごめん、ついやっちゃった····テヘ✴」
「今日はいいけど、次からはティッシュで拭くか指摘だけでいいから。」
「へぇ····口元にお弁当つける気まんまんじゃんw」
「さっきから『お弁当』って何?」
「『お弁当つけて何処行くの?』ってフレーズを知らない?」
「あ·····あれね。若い人でそのフレーズを使う人初めて見たわ。」
「そう?」
「せいぜい私のお母さん世代から上だよ。30代後半ぐらいの。もしかして夏樹って年齢偽装してるw?」
「してねぇわ、失礼だな。まぁ···小さい頃に母さんとか姉さんにそう言われてきたから口元の米粒=お弁当になったのかもな。」
「へぇ·····可愛い。いや····それだと私は幼児と同レベってこと?」
「そうだなw」
「ショック~」
「まぁ可愛いよ·····プッ····」
「笑ったな!」
「いや····幼児姿の美月を想像したら面白くてw」
「勝手に変な想像しないでよ〈ペシペシ〉」
「ごめんごめん·····でもスモッグ姿似合ってたよw」
「妄想を口に出さないでくれる?」
「何で?」
「恥ずいじゃん」
「···可愛いw」
「はい〈パン〉このノリ終わり。昼食も食べたし見ていない展示コーナーに行こう。」
「了解。何処行く?」
「アザラシがみたい。」
「了解。」
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