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52話 水族館⑥
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「ワ~···凄·······実写版ス●ミーみたいw〈パシャ··パシャ··〉」
「ス●ミー懐かしい·····あれって小1の国語の教科書にあったよな?」
「うん。赤い小魚の中に一匹だけ黒い小魚がいる話ね。」
「あの話に出て来る小魚って何だろうな·····」
「まぁイワシではないのは確かだね、フォルムと色が違うし。」
「そうかもな·······それよりさぁ~早く写真撮ってよ。また俺なしで撮影しているし。」
「だってイワシだけの方が綺麗何だもん。」
「今地味に酷いこと言ったな?」
「だって本当のことだし。結局飾り立てた人間よりもこういうありのままで生きている生物の方が美しいんだよ。」
「美月の目は節穴か?〈グイッ〉」
「ちょっ·····」
「俺の方が美しいだろ?ちゃんとよく見ろ。」
「顔近いって···T·P·O!」
「好きでもないくせに照れてんの?」
「照れるよ。夏樹のことはタイプではないけど、それなりに格好良いとは思ってるから。」
「へぇーそれなりね·····」
「お母さん、あそこで女の子同士でイチャイチャしてるんだけど何で?」
「こら!あなたにはまだ早いから見ちゃいけません。わかった?」
「はーい。」
「じゃあ行くわよ。」
「うん、次はペンギンがみたいな。」
「はいはい···ペンギンね。」
「何か恥ずいな····」
「TPOをわきまえないことするからだよ、反省して〈ビシッ〉」
「痛···チョップしなくてもいいのに。」
「別にそんな強くしてないから痛くないでしょ?」
「そうだけど気分的に痛い。」
「何だそりゃwまぁいいや撮影するよ。」
「へい。」
〈パシャ····パシャ···········〉
······友達になってもあんなだから、夏樹ってある意味凄いな。
はぁ·····
いけない集中····集中·····
「ス●ミー懐かしい·····あれって小1の国語の教科書にあったよな?」
「うん。赤い小魚の中に一匹だけ黒い小魚がいる話ね。」
「あの話に出て来る小魚って何だろうな·····」
「まぁイワシではないのは確かだね、フォルムと色が違うし。」
「そうかもな·······それよりさぁ~早く写真撮ってよ。また俺なしで撮影しているし。」
「だってイワシだけの方が綺麗何だもん。」
「今地味に酷いこと言ったな?」
「だって本当のことだし。結局飾り立てた人間よりもこういうありのままで生きている生物の方が美しいんだよ。」
「美月の目は節穴か?〈グイッ〉」
「ちょっ·····」
「俺の方が美しいだろ?ちゃんとよく見ろ。」
「顔近いって···T·P·O!」
「好きでもないくせに照れてんの?」
「照れるよ。夏樹のことはタイプではないけど、それなりに格好良いとは思ってるから。」
「へぇーそれなりね·····」
「お母さん、あそこで女の子同士でイチャイチャしてるんだけど何で?」
「こら!あなたにはまだ早いから見ちゃいけません。わかった?」
「はーい。」
「じゃあ行くわよ。」
「うん、次はペンギンがみたいな。」
「はいはい···ペンギンね。」
「何か恥ずいな····」
「TPOをわきまえないことするからだよ、反省して〈ビシッ〉」
「痛···チョップしなくてもいいのに。」
「別にそんな強くしてないから痛くないでしょ?」
「そうだけど気分的に痛い。」
「何だそりゃwまぁいいや撮影するよ。」
「へい。」
〈パシャ····パシャ···········〉
······友達になってもあんなだから、夏樹ってある意味凄いな。
はぁ·····
いけない集中····集中·····
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