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28話 騒ぎ
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「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
······今日から授業がみっちりあるから鞄が重い。
今の時代全部タブレットで済むのに紙の教科書って意味あんのかな·····
まぁ頭の中でボヤいても仕方がない、行くか·····
あー歩くのダル····今度から置き勉しよ。
〈ガラガラ〉
「おはよう。」
「「おはよう美月、大ニュース!!」」
「何?教えてよ。」
「学年1の美男····早乙女君が金髪のギャルと学校近くのカフェでカップル限定のパフェを食べていたんだって~。早乙女ファンクラブに所属している子が言ってた。」
「へぇ~マジか!」
·····そのギャル、私だけどねw
「でも意外だよね。あんな少女漫画から飛び出して来たような風貌の早乙女君がギャルと付き合っているなんて。」
「そうだね、黒髪の美人と付き合っているのかと思っていた。例えば今の生徒会長みたいな感じ?」
「わかる~それなら美男美女でお似合いかもね。」
「でも金髪のギャルの子もわりと可愛いらしいよ。」
「それは何処情報で?」
······褒められると悪い気はしないな~
「丁度同じ時間にカフェにいた他のクラスの男子情報。」
「あれ~美月何だかさっきから嬉しそうだけど、どうして?」
「別に····今日のお昼のことを考えていただけだよ。」
「意外と美月って食いしん坊だね。そんなに痩せているのに。」
「痩せているなんて·····そんなことないよ~♪」
「いや!そんなウエスト細いのに『痩せていない』は嫌味に聞こえるわ~」
「ごめん····そんなつもりはなかったんだけど。」
「怒ってないよ。でもウエスト測らせろ····えい!〈ギュ~〉」
「ハハッ·····くすぐったい~」
「うわ·····」
「「どうしたん?」」
「美月のウエスト、私の80%ぐらいしかないわ。」
「マジか私も測りたい〈ギュ~〉ホントだ細!内臓何処に入ってるん?」
「失礼な···ちゃんとあるよ。」
「「こんなに痩せてて羨ましい。何かやってるの?」」
「甘い物をガッツリ食べた日とかに筋トレはよくしてるよ。あと出来るだけご飯もおかずも少しずつにしてよく噛んで食べるかな。まぁたまにお母さんが作り過ぎてたくさん食べるときもあるけど。」
「「ストイック過ぎてマネ出来ねぇ~」」
「そう?慣れれば普通だよ。」
「美月の前世····修行僧でしょ。そうでないとあんな生活無理だもん。」
「確かに、それは言えてる。」
「修行僧ってw」
「あっ!そろそろホームルームが始まるから席戻るわ。」
「そっか~」
「じゃあまた後でね。」
·····流石に私が変装してても早乙女君が変装していなかったら目立つか。
次からは早乙女君にも変装してもらおう。
さてホームルーム····
「行ってらっしゃい。」
······今日から授業がみっちりあるから鞄が重い。
今の時代全部タブレットで済むのに紙の教科書って意味あんのかな·····
まぁ頭の中でボヤいても仕方がない、行くか·····
あー歩くのダル····今度から置き勉しよ。
〈ガラガラ〉
「おはよう。」
「「おはよう美月、大ニュース!!」」
「何?教えてよ。」
「学年1の美男····早乙女君が金髪のギャルと学校近くのカフェでカップル限定のパフェを食べていたんだって~。早乙女ファンクラブに所属している子が言ってた。」
「へぇ~マジか!」
·····そのギャル、私だけどねw
「でも意外だよね。あんな少女漫画から飛び出して来たような風貌の早乙女君がギャルと付き合っているなんて。」
「そうだね、黒髪の美人と付き合っているのかと思っていた。例えば今の生徒会長みたいな感じ?」
「わかる~それなら美男美女でお似合いかもね。」
「でも金髪のギャルの子もわりと可愛いらしいよ。」
「それは何処情報で?」
······褒められると悪い気はしないな~
「丁度同じ時間にカフェにいた他のクラスの男子情報。」
「あれ~美月何だかさっきから嬉しそうだけど、どうして?」
「別に····今日のお昼のことを考えていただけだよ。」
「意外と美月って食いしん坊だね。そんなに痩せているのに。」
「痩せているなんて·····そんなことないよ~♪」
「いや!そんなウエスト細いのに『痩せていない』は嫌味に聞こえるわ~」
「ごめん····そんなつもりはなかったんだけど。」
「怒ってないよ。でもウエスト測らせろ····えい!〈ギュ~〉」
「ハハッ·····くすぐったい~」
「うわ·····」
「「どうしたん?」」
「美月のウエスト、私の80%ぐらいしかないわ。」
「マジか私も測りたい〈ギュ~〉ホントだ細!内臓何処に入ってるん?」
「失礼な···ちゃんとあるよ。」
「「こんなに痩せてて羨ましい。何かやってるの?」」
「甘い物をガッツリ食べた日とかに筋トレはよくしてるよ。あと出来るだけご飯もおかずも少しずつにしてよく噛んで食べるかな。まぁたまにお母さんが作り過ぎてたくさん食べるときもあるけど。」
「「ストイック過ぎてマネ出来ねぇ~」」
「そう?慣れれば普通だよ。」
「美月の前世····修行僧でしょ。そうでないとあんな生活無理だもん。」
「確かに、それは言えてる。」
「修行僧ってw」
「あっ!そろそろホームルームが始まるから席戻るわ。」
「そっか~」
「じゃあまた後でね。」
·····流石に私が変装してても早乙女君が変装していなかったら目立つか。
次からは早乙女君にも変装してもらおう。
さてホームルーム····
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