28 / 158
28話 騒ぎ
しおりを挟む
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
······今日から授業がみっちりあるから鞄が重い。
今の時代全部タブレットで済むのに紙の教科書って意味あんのかな·····
まぁ頭の中でボヤいても仕方がない、行くか·····
あー歩くのダル····今度から置き勉しよ。
〈ガラガラ〉
「おはよう。」
「「おはよう美月、大ニュース!!」」
「何?教えてよ。」
「学年1の美男····早乙女君が金髪のギャルと学校近くのカフェでカップル限定のパフェを食べていたんだって~。早乙女ファンクラブに所属している子が言ってた。」
「へぇ~マジか!」
·····そのギャル、私だけどねw
「でも意外だよね。あんな少女漫画から飛び出して来たような風貌の早乙女君がギャルと付き合っているなんて。」
「そうだね、黒髪の美人と付き合っているのかと思っていた。例えば今の生徒会長みたいな感じ?」
「わかる~それなら美男美女でお似合いかもね。」
「でも金髪のギャルの子もわりと可愛いらしいよ。」
「それは何処情報で?」
······褒められると悪い気はしないな~
「丁度同じ時間にカフェにいた他のクラスの男子情報。」
「あれ~美月何だかさっきから嬉しそうだけど、どうして?」
「別に····今日のお昼のことを考えていただけだよ。」
「意外と美月って食いしん坊だね。そんなに痩せているのに。」
「痩せているなんて·····そんなことないよ~♪」
「いや!そんなウエスト細いのに『痩せていない』は嫌味に聞こえるわ~」
「ごめん····そんなつもりはなかったんだけど。」
「怒ってないよ。でもウエスト測らせろ····えい!〈ギュ~〉」
「ハハッ·····くすぐったい~」
「うわ·····」
「「どうしたん?」」
「美月のウエスト、私の80%ぐらいしかないわ。」
「マジか私も測りたい〈ギュ~〉ホントだ細!内臓何処に入ってるん?」
「失礼な···ちゃんとあるよ。」
「「こんなに痩せてて羨ましい。何かやってるの?」」
「甘い物をガッツリ食べた日とかに筋トレはよくしてるよ。あと出来るだけご飯もおかずも少しずつにしてよく噛んで食べるかな。まぁたまにお母さんが作り過ぎてたくさん食べるときもあるけど。」
「「ストイック過ぎてマネ出来ねぇ~」」
「そう?慣れれば普通だよ。」
「美月の前世····修行僧でしょ。そうでないとあんな生活無理だもん。」
「確かに、それは言えてる。」
「修行僧ってw」
「あっ!そろそろホームルームが始まるから席戻るわ。」
「そっか~」
「じゃあまた後でね。」
·····流石に私が変装してても早乙女君が変装していなかったら目立つか。
次からは早乙女君にも変装してもらおう。
さてホームルーム····
「行ってらっしゃい。」
······今日から授業がみっちりあるから鞄が重い。
今の時代全部タブレットで済むのに紙の教科書って意味あんのかな·····
まぁ頭の中でボヤいても仕方がない、行くか·····
あー歩くのダル····今度から置き勉しよ。
〈ガラガラ〉
「おはよう。」
「「おはよう美月、大ニュース!!」」
「何?教えてよ。」
「学年1の美男····早乙女君が金髪のギャルと学校近くのカフェでカップル限定のパフェを食べていたんだって~。早乙女ファンクラブに所属している子が言ってた。」
「へぇ~マジか!」
·····そのギャル、私だけどねw
「でも意外だよね。あんな少女漫画から飛び出して来たような風貌の早乙女君がギャルと付き合っているなんて。」
「そうだね、黒髪の美人と付き合っているのかと思っていた。例えば今の生徒会長みたいな感じ?」
「わかる~それなら美男美女でお似合いかもね。」
「でも金髪のギャルの子もわりと可愛いらしいよ。」
「それは何処情報で?」
······褒められると悪い気はしないな~
「丁度同じ時間にカフェにいた他のクラスの男子情報。」
「あれ~美月何だかさっきから嬉しそうだけど、どうして?」
「別に····今日のお昼のことを考えていただけだよ。」
「意外と美月って食いしん坊だね。そんなに痩せているのに。」
「痩せているなんて·····そんなことないよ~♪」
「いや!そんなウエスト細いのに『痩せていない』は嫌味に聞こえるわ~」
「ごめん····そんなつもりはなかったんだけど。」
「怒ってないよ。でもウエスト測らせろ····えい!〈ギュ~〉」
「ハハッ·····くすぐったい~」
「うわ·····」
「「どうしたん?」」
「美月のウエスト、私の80%ぐらいしかないわ。」
「マジか私も測りたい〈ギュ~〉ホントだ細!内臓何処に入ってるん?」
「失礼な···ちゃんとあるよ。」
「「こんなに痩せてて羨ましい。何かやってるの?」」
「甘い物をガッツリ食べた日とかに筋トレはよくしてるよ。あと出来るだけご飯もおかずも少しずつにしてよく噛んで食べるかな。まぁたまにお母さんが作り過ぎてたくさん食べるときもあるけど。」
「「ストイック過ぎてマネ出来ねぇ~」」
「そう?慣れれば普通だよ。」
「美月の前世····修行僧でしょ。そうでないとあんな生活無理だもん。」
「確かに、それは言えてる。」
「修行僧ってw」
「あっ!そろそろホームルームが始まるから席戻るわ。」
「そっか~」
「じゃあまた後でね。」
·····流石に私が変装してても早乙女君が変装していなかったら目立つか。
次からは早乙女君にも変装してもらおう。
さてホームルーム····
10
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる