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14話 遊園地⑤
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撮影後。
「早乙女君、モデルありがとう。漫画の参考資料としての写真をたくさん撮れたよ。」
「良かったな。じゃあ何かご褒美ちょうだい♡」
「わかった·····〈ガサガサ〉はい!」
「何これ?」
「飴ちゃん·····だけど何か?」
「1時間以上付き合ったのにこれだけ?」
「ご褒美をもらえただけありがたく思ってよ。本当は私も早乙女君の女装写真を撮らされているから、ご褒美をあげる必要はないんだよ。」
「冗談だよ、飴ありがとうな〈ビーコロッ〉んっ···これ何味?」
「チョコミントだよ。苦手?」
「苦手···うわ····歯磨き粉みたいな味がする·····」
「爽やかなミントとチョコレートの濃厚な甘さのハーモニーが最高なのに、美味しさがわからないなんて早乙女君はおこちゃまだね····プッ···w」
「おこちゃまで結構·····うっ····口直しがしたい。」
「わかったよ。苦手な味を舐めさせちゃったから、食べ物か飲み物を1つだけ奢るよ。」
「ラッキー。じゃあお昼もまだだったし、レストランに行くぞ。」
「了解。」
「何にしようかな~美月が奢ってくれるし♪」
「1つだけだよ。」
「じゃあハンバーガーのセットのやつにするわ。」
「うわ···セットとか抜け道ヤラれたわ。」
「セットは1つだからありだろ〈ドヤッ〉」
「いいよ······。でもそのドヤ顔ムカつく~」
「ハハッハ········」
「悔しい~!でも、ちょっと奢るぐらいはお母さんにお昼代をもらっているから屁の河童よ。」
「あっそ····それより美月は何を注文するんだよ?」
「オムライスとアイスティーにする。」
「へぇーオムライスいいじゃん。あとで少しわけてよ。」
「いいけど、早乙女君のもちょうだいよ。」
「フライドポテト1本だけな。」
「それなら私のもオムライス半径1センチだけね。」
「ケチだな。」
「お互い様でしょ。」
「わかった、じゃあフライドポテト4本な。」
「それなら半径3センチね。」
「わかった、それでいいよ。」
「じゃあ注文しようか。」
「おぅ」
それからしばらくして注文したものが来た。
「じゃあブツブツ交換ね·····」
「はい、美月あ~ん」
·····えっ、試されている?
でもこれは照れたら、絶対馬鹿にしてくるから意地でも食べてやる!
「あぁ···········ンカチッ?」
「〈ヒョイ〉パクモグモグ·····や~い美月騙されてやんの~」
「早乙女君!?小学生かよっ!」
·····ムカつく~!そっちのパターンか。
クソ仕返しじゃ~
「冗談冗談····〈ソッ〉皿にのせたぞ。」
「ありがとう〈ス···〉じゃあお礼に···はい、あ~ん」
「何の嫌がらせだよ。」
「プッ···恥ずかしがってんの?意外と早乙女君ってウブ何だね~w」
「〈イラッ〉あ~んパクッモグモグ····食べたけど」
「好きでもない子があ~んしたオムライスの味はどうだった?」
「お店のだから美味しいけど何か?それより美月は俺が口をつけたスプーンでオムライスを食べるの?」
「食べないよ。替えのスプーンはあるから。」
「へぇ~美月もウブなんじゃね~」
「何で?」
「だって俺との間接キスが恥ずかしくてスプーンを替えるんだろ。ウブじゃんw」
「〈ムカッ〉わかった、早乙女君がそこまで言うなら間接キスしてやろうじゃない。」
「えっ?」
「〈ガッ·····〉パクッモグモグモグモグ······あ~美味しい。早乙女君、間接キスしたけどこれで満足?」
「ちょっ!美月·····恥ずかしくないの?」
「別に···鍋料理だと思えば食べれるし。」
「これはオムライスだけど。」
「たとえよ、たとえ。」
「美月には負けたよ。」
「何が?」
「同じ立場だとやらないから。だから美月の負けず嫌いに完敗だ。」
「別に勝ち負けをするつもりはなかったけど·····まぁ食べよう。」
「美月、流石にもうスプーンを替えて欲しいんだけど?」
「何で?もう間接キスしたけど?」
「1回目より回数を重ねられる方が恥ずかしいから。」
「断る。早乙女君が恥ずかしがっているのを見て食べるオムライスは格別だから。〈ガッ〉パクモグモグモグモグ·····美味しい♡」
「ゥ゙ッ·····美月、いい性格しているわ~」
「ありがとう、早乙女君には負けるよ。」
「喧嘩売ってる?」
「そっちこそ?」
「「ハハッハ·······」」
「なんか喧嘩の内容がしょうもないなw」
「こんなしょうもないと犬も食わないねw」
「確かにw」
「まぁ普通に食べよう。せっかくの美味しい食事が台無しにならないように。」
「そうだな。」
その後は昼食を楽しんだ。
「早乙女君、モデルありがとう。漫画の参考資料としての写真をたくさん撮れたよ。」
「良かったな。じゃあ何かご褒美ちょうだい♡」
「わかった·····〈ガサガサ〉はい!」
「何これ?」
「飴ちゃん·····だけど何か?」
「1時間以上付き合ったのにこれだけ?」
「ご褒美をもらえただけありがたく思ってよ。本当は私も早乙女君の女装写真を撮らされているから、ご褒美をあげる必要はないんだよ。」
「冗談だよ、飴ありがとうな〈ビーコロッ〉んっ···これ何味?」
「チョコミントだよ。苦手?」
「苦手···うわ····歯磨き粉みたいな味がする·····」
「爽やかなミントとチョコレートの濃厚な甘さのハーモニーが最高なのに、美味しさがわからないなんて早乙女君はおこちゃまだね····プッ···w」
「おこちゃまで結構·····うっ····口直しがしたい。」
「わかったよ。苦手な味を舐めさせちゃったから、食べ物か飲み物を1つだけ奢るよ。」
「ラッキー。じゃあお昼もまだだったし、レストランに行くぞ。」
「了解。」
「何にしようかな~美月が奢ってくれるし♪」
「1つだけだよ。」
「じゃあハンバーガーのセットのやつにするわ。」
「うわ···セットとか抜け道ヤラれたわ。」
「セットは1つだからありだろ〈ドヤッ〉」
「いいよ······。でもそのドヤ顔ムカつく~」
「ハハッハ········」
「悔しい~!でも、ちょっと奢るぐらいはお母さんにお昼代をもらっているから屁の河童よ。」
「あっそ····それより美月は何を注文するんだよ?」
「オムライスとアイスティーにする。」
「へぇーオムライスいいじゃん。あとで少しわけてよ。」
「いいけど、早乙女君のもちょうだいよ。」
「フライドポテト1本だけな。」
「それなら私のもオムライス半径1センチだけね。」
「ケチだな。」
「お互い様でしょ。」
「わかった、じゃあフライドポテト4本な。」
「それなら半径3センチね。」
「わかった、それでいいよ。」
「じゃあ注文しようか。」
「おぅ」
それからしばらくして注文したものが来た。
「じゃあブツブツ交換ね·····」
「はい、美月あ~ん」
·····えっ、試されている?
でもこれは照れたら、絶対馬鹿にしてくるから意地でも食べてやる!
「あぁ···········ンカチッ?」
「〈ヒョイ〉パクモグモグ·····や~い美月騙されてやんの~」
「早乙女君!?小学生かよっ!」
·····ムカつく~!そっちのパターンか。
クソ仕返しじゃ~
「冗談冗談····〈ソッ〉皿にのせたぞ。」
「ありがとう〈ス···〉じゃあお礼に···はい、あ~ん」
「何の嫌がらせだよ。」
「プッ···恥ずかしがってんの?意外と早乙女君ってウブ何だね~w」
「〈イラッ〉あ~んパクッモグモグ····食べたけど」
「好きでもない子があ~んしたオムライスの味はどうだった?」
「お店のだから美味しいけど何か?それより美月は俺が口をつけたスプーンでオムライスを食べるの?」
「食べないよ。替えのスプーンはあるから。」
「へぇ~美月もウブなんじゃね~」
「何で?」
「だって俺との間接キスが恥ずかしくてスプーンを替えるんだろ。ウブじゃんw」
「〈ムカッ〉わかった、早乙女君がそこまで言うなら間接キスしてやろうじゃない。」
「えっ?」
「〈ガッ·····〉パクッモグモグモグモグ······あ~美味しい。早乙女君、間接キスしたけどこれで満足?」
「ちょっ!美月·····恥ずかしくないの?」
「別に···鍋料理だと思えば食べれるし。」
「これはオムライスだけど。」
「たとえよ、たとえ。」
「美月には負けたよ。」
「何が?」
「同じ立場だとやらないから。だから美月の負けず嫌いに完敗だ。」
「別に勝ち負けをするつもりはなかったけど·····まぁ食べよう。」
「美月、流石にもうスプーンを替えて欲しいんだけど?」
「何で?もう間接キスしたけど?」
「1回目より回数を重ねられる方が恥ずかしいから。」
「断る。早乙女君が恥ずかしがっているのを見て食べるオムライスは格別だから。〈ガッ〉パクモグモグモグモグ·····美味しい♡」
「ゥ゙ッ·····美月、いい性格しているわ~」
「ありがとう、早乙女君には負けるよ。」
「喧嘩売ってる?」
「そっちこそ?」
「「ハハッハ·······」」
「なんか喧嘩の内容がしょうもないなw」
「こんなしょうもないと犬も食わないねw」
「確かにw」
「まぁ普通に食べよう。せっかくの美味しい食事が台無しにならないように。」
「そうだな。」
その後は昼食を楽しんだ。
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