1 / 3
本編
しおりを挟む
昔々、とある国にアリア女王という女王様がいました。アリア女王は特に服が好きで色んな服を作らせては城まで持って来させました。そして、今回は宴会場でお茶会が開かれるということで、その服を作らせるためレイラとマリアに頼みました。
お茶会当日。レイラとマリアは、早速作った服をアリア女王に見せますが女王の目には何も見えていませんでした。レイラとマリアは、アリア女王に服を着せます。
「この服はいかがですか?素晴らしいでしょう?」
アリア女王は、見えない服を見に纏った気になりクルクル周っていました。
「もちろんです、女王陛下……この布は特別に織り上げられ、非常に美しいものになりました」
マリアは、見えない布という程でアリア女王に服を着せていました。
「この服は見る者の心に響くでしょう……女王陛下がこれを着れば、全ての者がその美しさに魅了されることでしょう」
レイラも、マリアと同じ策略だった。
「素晴らしい!私の国の誇りとなること間違いなしですわ」
アリア女王はとても嬉しそうだった。すると、家来のエミリーが来て
「お茶の時間が迫っております、女王陛下……今から準備を始めた方が良いでしょう……」
と。アリア女王は、見えない特別な布で服を着ていると思い込みそれを披露するためマントを羽織る。
「そうですね、では後でまた来てください……」
そう言って、家来のエミリーは部屋を去った。そろそろ出かける時間になり、待従のアリスとリリアナが来て
「女王陛下、私たちはあなたをサポートします……安心してください」
「そうです、女王陛下……何かお困りのことがあれば、いつでもお知らせください」
と。アリア女王を守備した。
宴会場のお茶会。お茶会が始まり、アリア女王は新しい服をお披露目しますと言って、待従のリリアナにマントを預け、見えない布で作られた服を見せる。宮廷の人々は女王の服の美しさに驚嘆し、その光沢を褒め称えました。
しかし、その中にいた義女王の娘、ソフィーだけは異なりました。彼女は女王の周りを見回し、突然叫びました。
「女王は裸だ!」
その一言が、宮廷を静寂に包みました。そして、その真実が明らかになります。実は、マリアとレイラは服などは作っておらず詐欺師だったのだ。
お茶会当日。レイラとマリアは、早速作った服をアリア女王に見せますが女王の目には何も見えていませんでした。レイラとマリアは、アリア女王に服を着せます。
「この服はいかがですか?素晴らしいでしょう?」
アリア女王は、見えない服を見に纏った気になりクルクル周っていました。
「もちろんです、女王陛下……この布は特別に織り上げられ、非常に美しいものになりました」
マリアは、見えない布という程でアリア女王に服を着せていました。
「この服は見る者の心に響くでしょう……女王陛下がこれを着れば、全ての者がその美しさに魅了されることでしょう」
レイラも、マリアと同じ策略だった。
「素晴らしい!私の国の誇りとなること間違いなしですわ」
アリア女王はとても嬉しそうだった。すると、家来のエミリーが来て
「お茶の時間が迫っております、女王陛下……今から準備を始めた方が良いでしょう……」
と。アリア女王は、見えない特別な布で服を着ていると思い込みそれを披露するためマントを羽織る。
「そうですね、では後でまた来てください……」
そう言って、家来のエミリーは部屋を去った。そろそろ出かける時間になり、待従のアリスとリリアナが来て
「女王陛下、私たちはあなたをサポートします……安心してください」
「そうです、女王陛下……何かお困りのことがあれば、いつでもお知らせください」
と。アリア女王を守備した。
宴会場のお茶会。お茶会が始まり、アリア女王は新しい服をお披露目しますと言って、待従のリリアナにマントを預け、見えない布で作られた服を見せる。宮廷の人々は女王の服の美しさに驚嘆し、その光沢を褒め称えました。
しかし、その中にいた義女王の娘、ソフィーだけは異なりました。彼女は女王の周りを見回し、突然叫びました。
「女王は裸だ!」
その一言が、宮廷を静寂に包みました。そして、その真実が明らかになります。実は、マリアとレイラは服などは作っておらず詐欺師だったのだ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
母から娘へ
はなこ
児童書・童話
最愛なる娘に
贈るつもり。
出産を夫にわかってもらうより。
この素晴らしさ
我が子に伝えたい。
出産が痛い訳ない
そう言わなければ
いたわってもらえない。
それは、母子の危機だから。
痛いだけだったら?
出産は、何かの罪?
おんなと子
その子というのは、
後に、男にもなる訳で。
それは、みんなの秘密。
こんなに衝撃的に
逝くことは
出産以外ないもの。
医学がこれだけ発達した現代でも
おんなは、普通に
命がけで挑む。
絶対に引き返せない。
子と自分。
どちらかたとえ無くなったとしても
産む。
世にも奇妙な日本昔話
佐野絹恵(サノキヌエ)
児童書・童話
昔々ある所に
お爺さんと
お婆さんが住んでいました
お婆さんは川に洗濯物へ
お爺さんは山へ竹取りへ
竹取り?
お婆さんが川で
洗濯物をしていると
巨大な亀が泳いで来ました
???
━━━━━━━━━━━━━━━
貴方の知っている日本昔話とは
異なる話
ミステリーコメディ小説
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
❤️⭐️お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐️して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。
おねしょゆうれい
ケンタシノリ
児童書・童話
べんじょの中にいるゆうれいは、ぼうやをこわがらせておねしょをさせるのが大すきです。今日も、夜中にやってきたのは……。
※この作品で使用する漢字は、小学2年生までに習う漢字を使用しています。

こちら御神楽学園心霊部!
緒方あきら
児童書・童話
取りつかれ体質の主人公、月城灯里が霊に憑かれた事を切っ掛けに心霊部に入部する。そこに数々の心霊体験が舞い込んでくる。事件を解決するごとに部員との絆は深まっていく。けれど、彼らにやってくる心霊事件は身の毛がよだつ恐ろしいものばかりで――。
灯里は取りつかれ体質で、事あるごとに幽霊に取りつかれる。
それがきっかけで学校の心霊部に入部する事になったが、いくつもの事件がやってきて――。
。
部屋に異音がなり、主人公を怯えさせる【トッテさん】。
前世から続く呪いにより死に導かれる生徒を救うが、彼にあげたお札は一週間でボロボロになってしまう【前世の名前】。
通ってはいけない道を通り、自分の影を失い、荒れた祠を修復し祈りを捧げて解決を試みる【竹林の道】。
どこまでもついて来る影が、家まで辿り着いたと安心した主人公の耳元に突然囁きかけてさっていく【楽しかった?】。
封印されていたものを解き放つと、それは江戸時代に封じられた幽霊。彼は門吉と名乗り主人公たちは土地神にするべく扱う【首無し地蔵】。
決して話してはいけない怪談を話してしまい、クラスメイトの背中に危険な影が現れ、咄嗟にこの話は嘘だったと弁明し霊を払う【嘘つき先生】。
事故死してさ迷う亡霊と出くわしてしまう。気付かぬふりをしてやり過ごすがすれ違い様に「見えてるくせに」と囁かれ襲われる【交差点】。
ひたすら振返らせようとする霊、駅まで着いたがトンネルを走る窓が鏡のようになり憑りついた霊の禍々しい姿を見る事になる【うしろ】。
都市伝説の噂を元に、エレベーターで消えてしまった生徒。記憶からさえもその存在を消す神隠し。心霊部は総出で生徒の救出を行った【異世界エレベーター】。
延々と名前を問う不気味な声【名前】。
10の怪異譚からなる心霊ホラー。心霊部の活躍は続いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる